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 デビルHとの試合について、先輩の七海が心配して反対していた。
「幸子、もう一度考え直せ、あの男との対戦はダメだ。ファイトマネーの使い道、試合をしたい気持ちは理解する。それでも、私は反対だ」
 強い眼差しで反対している。
「七海さん、心配してくれてありがとうございます。私は決めたんです。デビルHと試合をやって必ず勝ちます」
 昨日の七海とのやりとりを思い出す。JKマスクガールヒカリも憂鬱だった。格闘技対決は、男は男と、女は女と対戦するのが普通だが、それをファイトマネーの高い男との対戦を所属事務所に願い出た。JKということもあり、反対されたが自分の意見を通し、初めて男と対戦する。しかも、相手は自分がもし負けたらもっと大金を出すと言って、試合を持ちかけてきた評判の悪い選手である。
 JKマスクガールヒカリが育った希望の里は借地で、立ち退きを迫られており、返済を補助する資金がどうしてもほしいのだ。だから、悪い評判の選手でも受け入れた。しかし、JKマスクガールヒカリは男の経験はない。先日、初めて告白を受け入れた程度の免疫しかないのだ。一度も男に触れられたことはなく、力は強いが性的なことには弱いことを自覚している。
 対戦相手の「デビルH」は、男の選手にも試合中レフリーの見えない所で嫌らしいことをしているという話を聞いたことがある。だから、デビルHに何もされないように防衛しながら勝たなければならないのだ。

 学園まで考えごとをしてきたが、校門でデートにも行ったことのないが付き合っている優真が待っていた。爽やかな風にスカートが靡いて優真は山下幸子が、さらに爽やかな先輩に輝いているのだ。
「山下先輩、おはようございます」
「付き合うことになったんだから、そんなに気をつかうな」
「いえ、先輩でもあり、道場では師範です。礼儀はしっかりしながら、大好きな先輩と付き合いたいです。」
「そうか、まあ、その話は後にしよう、待っていてくれたのか、ありがとう」
「はい! 先輩、昨日のJKマスクガールヒカリの試合を見ましたか、試合会場はヒカリコールですごかったです。本物のオーラは違いますね、格好良かったな」
「ああ~、テレビで見た。でも、告白した彼女の前で言うことか」
「すみません! 山下先輩が一番素敵です」
「ふふふっ~わかった、わかった~じゃあ、放課後にテニス部で会おう」
 JKマスクガールヒカリは、帰ってから空手をやっていて目立つので、JKマスクガールヒカリの正体がばれないように放課後はテニス部を適当に休みながらやっていた。
 クラスに入るといつもと雰囲気が違う。新しく入る転校生の山田健太の話でみんなが盛り上がっていた。
 すごいお金持ちで、ITに強く、パソコンで何でも調べてしまう天才といううわさである。それでいて、JKマスクガールオタクでグッズはすべて持っている。大会も見に行ったり、試合はすべてテレビ等で録画するほどのファンという話しだ。
 山田健太は特別扱いで、A組から1時間おきにクラスを変え、気にいったクラスに在籍できる。健太はお父さんに頼んで自分に合ったクラスに入るためとウソをつき、本当は、今回こそ、JKマスクガールヒカリの正体を暴きたいのだ。
 A組に入って普通に挨拶を済ませると、JKマスクガールヒカリがインタビューに答えていたポニーテールなどの情報をもとにJKマスクガールヒカリを探し出す。山下幸子は、空手も習っていて候補の一人として健太はリストアップした。そして、次の時間にはB組へ行き、他のクラスからも候補者をリストあっプして、全員に分からないように頭に粉を振りかける計画を練った。
 これは、髪の毛を洗ってもなかなか落ちず、見た目は何も見えないが暗くなって電気を当てると光る仕組みだ。それぞれ候補者の髪の毛に別々の粉を振り分け、明日の大会で暗くなって入場した時の色でだれがJKマスクガールヒカリなのか、又はいないのかを判断するためだ。

 事前調査からお金で言うことを何でも聞き、敏感で感じやすい美雪を放送室に誘った。美雪はテニス部なので白いユニフォームで入ってきた。
 健太は美雪がドアを閉めて入ると背後から美雪の胸を下から上に持ち上げるように円を描きながら揉み始めた。
「えっ、なに? ぁあ~ん、ぅう~、あっ~・・・」
 健太に持たされたお金をちらっと見てから、美雪は驚きながらもすぐに感じ始め、あごが上を向き、吐息が漏れる。
「はぅ~ん、はぁ~、ぅっ、はぁ~、ああっ~、ア~ン、はぁはぁ~・・・」
「乳首も感じやすいはず、美雪ちゃん、いや、美雪、下はどうなっている」
 下を触られないように逃げようとする美雪を膝の上に乗せて、左手で胸を揉み、右手でアンダースコートごしに股を上下させて二本指で擦った。
「アッ!」
「いい具合に濡れている・・」
 美雪は顔を赤らめて、
「アウ~ン、アア~ン、何をするの・・そこ、そこ、擦らないで、ぁあ~ぁあ~ぁあああ~ダメッ! やめて!」
「お金を握っていて説得力ないな、イキそうなのか、人にやられるのが嫌なら、自分でオナニーしろ、ほら、美雪、こっち向け!」
「イヤッ! 恥ずかしい~~」
「お金をもらう、それとやらなかったら映像をネットに流す、どうする」
「わかった! やるからお金は頂戴!」
 美雪は、左手で胸を揉んで、右手でアンダースコートごしにオナニーを始めた。
「ぅう~ん、ぁあ~、はう~ん、ぅっ、うっ、はは~ん、あ~ん、はぁはぁはぁ~~」
「イキそうだな、本気でやれ!」
「あっ、あっ、アア~ン・・・」
 美雪は絶頂をして、腰がガクガクと震えている。
 健太は白のテニスウェアスカートを捲った。股の所がアンダースコートまで濡れている。中で潮を噴いたのだ。
「次は右手をパンツの中に手を入れて、左手は僕のイチモツをしごくんだ、ほら~」
 美雪は速く部活に戻りたいので、仕方なく言われた通りに右手をパンツの中に手を入れておマ×コを触り、左手は健太の肉棒をこすった。
「おマ×コに指を入れろ!」
 美雪は健太の言う通りに指を差し入れた。
「アゥン、中がヌルヌル、アッ、はあっ~はあっ~はあっ~、アアッ~、ゥウ~、んん~、あ~ん、アツ、ああっ、ぁああああ~~~」
 美雪は快感がとまらなかった。
「イクときはイクって言わないとだめだ!」
 恥ずかしそうに目を閉じた。
「アアッ~、アアッ~もう、イッちゃうよ~あああっ、イク~イクイク~ァアッ!」
 美雪は、痙攣した後、ぐったりとして、全身の力が抜けていた。健太は、美雪のパンツの中に手を入れておマ×コを触ると、笑みを浮かべた。
「ああ~ん、はぁはぁはぁ~」
 美雪がお金に困っていること以外にもHが好きなことも調べてある。洪水のように中は愛液で濡れていた。
 健太は座ったままズボンを降ろして肉棒を出した。
「大きい~、健太、すごいサイズ!」
 美雪は健太のチ×ポから目が離せない。
「美雪、ここにまたがれ!」
「ぃや! こんな所で!」
 美雪は言葉とは裏腹に極太チ×ポを見つめる。
「ほら、これ」
 健太はさらにお金をチラつかせた。
「お金のためだからね」
 美雪に理由付けをしてやった。
「ああ~お金のためにやれ!」
 美雪は、白いテニスウェア姿で健太に跨がって自らおマ×コに極太チ×ポを入れた。
「ァアアッ、太・・い・・~んん~ん」
 半開きの口元が緩んでいる
「イク時はイクと言え!」
 命令されて健太を潤んだ目で睨んだ。
「ぁあ~ん、分かったから腰を振ってよ」
 もっと、気持ち良くなりたいのはばればれだった。
「自分で振るんだ!」
 白いスコートがヒラヒラ揺れる。
「ぁあ~ぁあ~ぁあ~あっ、あっ、あっ・・・、アアッ、アアッ、アアッ、イク・・イク、イッちゃぅうう」
 美雪は腰を前後に振って高まってきた。
「いいぞ! イケ! ビッチ美雪!」
 美雪は手を健太の太腿に置いて激しく跳ねた。
「ァア~ン、アア~ン、ゥア~ン、アア~ン、ぃい~ぃい~~・・・イクイク、イッちゃうよ~」
 美雪に限界が近づいた。
「淫乱な美雪、イケ、ほら、イクんだ!」
 健太が下から突き上げた。
「ァアッ! ァアアアアアアアッ~~イクイクイク・・イグゥ!~気持ちぃいい~あっーッ!」
 腰がガクガクと震え、口もパクパクとし、白いテニスウェア姿で声を抑えて絶頂した。
 健太は美雪の絶頂を見て、JKマスクガールヒカリの姿に置き換えていた。JKマスクガールヒカリを同じように必ず絶頂させてやる。
  美雪は健太からふらふらしながら降りて、
「ぁ~、ねえ、もう許して~、部活の時間にこんなに抜けていたら怒られちゃうよ」
「許してあげるよ、でも条件がある、山下幸子の頭全体に粉をかけるんだ。このビンの量、全部だ、そしたら、君はぼくの大切な友達だから悪いようにはしない」
「えっ、これ、なあに~、やばいやつだったら困るから教えてくれなければやらない」
「人間の体には絶対に悪影響はない! 法にも触れない安全な物だ。僕を信じてやるんだ美雪。大切な友達の映像はネットに流さないから」
 美雪はまだ不振に思っていたが、不良生にも毅然と立ち向かい正義ぶっている幸子が嫌いだった。だから、承諾した。
 テニス部に帰ると後ろから気付かれないように幸子の頭に全部粉をかけて、適当に話してごまかした。健太はその様子を望遠鏡で確認した。こうして健太は全員の候補者に暗闇でも色がわかる粉を振り終わったのを確認した。
 後は、明日の大会にライトで確認すれば、だれが、JKマスクガールヒカリなのかがわかる。

 放課後のテニス部終了後、山下幸子の所に彼氏の優真が来た。
「山下先輩、どうしたんですか」
  どこか不機嫌だ。
「おお、優真か、だれかに頭へ変な物をかけられたから機嫌が悪いんだ!」
 一生懸命に髪の毛を手で拭いていた。
「山下先輩は笑顔が一番似合っています。笑って下さい」
 優しい優真の言葉に癒やされた。
「こうか、どうだ」
 にこっと笑顔を優真に見せた。
「山下先輩、とっても好きです」
 優真が愛おしく感じた。
「優真、その素直な心、うれしいぞ、ありがとう、二人きりの時は、幸子って呼び捨てでもいいぞ、おまえの彼女なんだからな」
「じゃあ、先輩が卒業したら、さっちゃんって呼んでもいいですか」
「卒業まで待たなくても、二人きりの時はいいぞ」
「いえ、卒業まで待ちます」
「そうか、上下関係を守りたい気持ちもわかるから、それでいい、卒業したら、ちゃんで呼んでくれ」
「はい」
 優真は、にっこりと笑って癒やしをくれたのだった。
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