新 女子総合格闘家JKマスクガールヒカリ(18禁)

ヒロイン小説研究所

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「どうしてこんなに速く希望の里がなくなるかもしれないんですか」
 施設長にヒカリは納得がいかないので怒りをあらわにする。秘密で七海と一緒に施設に寄付してくれていたことは、施設長は察しがついていたので、ヒカリにもう苦労をかけないように話したのだ。
 経営難だけの問題ではなく、お金を期限までに支払わなかったので、借地と建物をある会社に売られてしまったのだ。だから、子ども達を違う施設に入れるしかないことをヒカリに話した。
 施設長は子ども達を集めて話した。その場にいたヒカリは、子ども達の絆がくずれて、悪の道に走る子が出ることを心配していた。実際に、施設長の話を聞いている最中に、孤独感、自暴自棄の感情を子ども達が口々に言っている。ヒカリは涙を流しながら、子ども達を抱きしめた。
「お姉ちゃんと別れたくない、ずっと、みんなとも一緒にいたいよ」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、なんとかして~~~」
 悲痛の子ども達に、まだ希望はあるからあきらめないように、しっかり生活することを伝えたが、いくらヒカリでも施設を買い取ることはできない。せめて、このまま続けられるようにお願いすることだけだ。
「いったい、何ていう会社が買い取ったですか」
「山田建設だよ、ほら、幸子(JKマスクガールヒカリ)の学園に転校してきた、山田健太のお父さんだよ」
 山田健太からお父さんに話してもらうことはできないだろうか、確か、一人息子で溺愛しているはずだ、この私、女子総合格闘家JKマスクガールヒカリのファンだったはず、少しぐらい自分を犠牲にしても、施設が助かるなら、我慢もできる。でも、正体を話すわけにはいかないから、どうやって話したらいいのだろう。
 山下幸子として健太に話して見よう。私は希望の里出身者、女子総合格闘家JKマスクガールヒカリとは知り合いで連絡がとれる。JKマスクガールヒカリに望みを叶えてあげるようにお願いするからと言って、希望の里の継続をお父さんに頼んでもらおう。一緒に写真を撮ったり、握手したり、肩を組んだり、そのぐらいのことでもファンなら満足するはずだと考えたのだ。

 次の日に山下幸子が健太に話したら大喜びで、次の日曜日にJKマスクガールヒカリが健太のアパートへリングコスチュームで来るよう条件をつけられた。
 最初から条件を言われるのは弱みを見せることとなって嫌だったので、まず、一週間以内の施設取り壊しという条件を延長してくれることをお父さんに承諾させることができたら、健太のアパートにリングコスチュームで絶対に行くようJKマスクガールヒカリに話すと、山下幸子も条件を伝えた。さらに、もう一つ、JKマスクガールヒカリは何もしゃべらず、筆談することも伝えた。話すとばれてしまうかもしれないからだ。
 その日の夜にメールが健太からきた。延長できたので、JKマスクガールヒカリと筆談でいいから来てほしいと連絡がきた。施設の取り壊しが延長された。次に、施設が継続できるように健太を利用して悪いが、進めていく。子ども達のために、出来ることをしてやるんだと心に決めたJKマスクガールヒカリは、この後の人生に最大の危機が来ることを、その時、まったく予想することができずに喜んだ。
 健太は、あこがれのJKマスクガールヒカリと間近で会えるから、興奮が止まらない。作戦を立てて、急がずに希望の里のことを上手に悪用して、JKマスクガールヒカリを追い詰めるのだ。そして、逃げられない状態にしてから、生身のJKマスクガールヒカリを汚してプライドをへし折り、強引に押してセックスし、変態嫁に調教するのだ。
 JKマスクガールヒカリ人形を出してきた。ズボンのチャックを開き、巨根を引き出し、JKマスクガールヒカリのポスターを見ながらJKマスクガールヒカリ人形に擦りつける。JKマスクガールヒカリ人形の両足を大きく開いて突き続ける。これが、現実になる日が近い、とにかく逃げられないように、着実に実行しようと伏線を考えながら計画を練り始めた。

 ピンポーン、ピンポーン

 日曜日の朝がきた、ついにテレビの中や、遠くでしか見られなかったJKマスクガールヒカリに会える! 健太は胸の鼓動を押えて計画を思い出す。
「どうぞ! 入ってください」
 ドアが開くと、ポスターとまったく同じ、テレビでも見た雄姿、この前、見に行ってデカパイに興奮した女子総合格闘家JKマスクガールヒカリが立っていた。
 さあ、ここからが大事、拒否されない程度に条件を段階的に高めて言って、自分の変態嫁にするんだ!
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