美少女仮面とその愉快な仲間たち(一般作)

ヒロイン小説研究所

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③美少女仮面エスポワールは魔少年のことを、美少女仮面エスポワールプチットに伝えたかったが、お互いに正体がわからないので教えることができない。

 プチットのことを心配しながら白鳥希望は学校へ行くと、転校生の流星と写真部の文也が仲良く写真部の部室に向かっていた。何か写真を持っている。

「二人とも美少女仮面エスポワールに興味を持っていて仲がいいのはいいけど、何か胸騒ぎが・・・」

 委員長の健君と仲良しの美咲ちゃん達と一緒に不安な1日を過ごした放課後、気になって写真部を覗きに行くことにした。そして、様子のおかしかった希望の後を希望に気付かれないように美咲が、そっと追いかける。さらに、希望の後を美咲が追いかけるのが気になり、健も二人に気付かれないように追いかけた。

 文也と流星が見ていた写真は、美少女仮面エスポワールが脱いでいる写真だった。話を聞いていると流星に呼ばれて遠くからカメラを覗くと美少女仮面エスポワールが脱いでだれかに、コスチュームを渡していた。文也の角度から魔少年は見えず、だれかに渡しているようだ。パンストを降ろし、下半身が下着の貴重な美少女仮面エスポワール写真だ。それを、どうするのか。

 二人の考えでは、このままみんなに見せるのはまずいから、顔をだれかに入れ替えようと言うのだ。転校生の流星が美少女仮面エスポワールの顔だけを、自分の顔にして、学校に掲示しようということらしい。

 美少女仮面エスポワールである希望は阻止したいので二人の前に出ようとしたら、委員長の健君が飛び出した。

「こら、文也と流星、こんなことはダメだ!」

「わああぁぁぁ~~~・・・」

 転校生の流星は、ごめんなさいと謝りながら走り去った。しかし、文也は写真部のスクープをやめるわけにはいかない。こんなチャンスは、めったにないのだ。

「これは、コスプレ遊び、このぐらいいいじゃないか、本物の美少女仮面エスポワールは、こんなことしないよ、それも、顔を変えるんだからね、諦めないぞ!」

 事件ある所に、なぜかいたずら3人組が臭いをかぎつけてやってくる。今日も、校内に進入してやってきた。希望お姉ちゃんと関わりたい気持があるからだろう。

「ねえ、健お兄ちゃん、写真って何? 美少女仮面エスポワールの何が写っているの?」

 希望は3人組に見られたくない、恥ずかしい、どうしよう・・・・。

 友達の美咲が出てきた。健君だけでなく、美咲ちゃんも私の後を心配で追いかけてきていたんだ。変身しなくてよかった。

「あなたたちが見たらいけない写真なの!」

 美咲は、けっそうを変えて文也に近づき、文也は動けないでいると、文也から写真を奪いとって破り、自分の口の中に入れた。

「美咲ちゃん、な、何、口の中に破いて食べた! 美少女仮面エスポワールの痴態をいたずら3人組にみられないようにするために・・・・・ありがとう~」

「美咲お姉ちゃん、ヤギじゃないんだから、紙を食べたらダメだよ、見せて~」

「もごもごもご~~~~~・・・」

「何、言ってるかわからないよ、吐き出させてみようぜ」

 希望は、美少女仮面エスポワールに変身して美咲と3人組の間に入った。

「希望さん、本当にありがとうございました、さあ、私の両手に吐き出してください」

 美少女仮面エスポワールは、両手を美咲の前に出したが、美咲は口に入れたまま、走り去って行った。

「いったい、何が写っていたの、美少女仮面エスポワール」

「秘密です、ただ、言えるのは美咲さん、健君は私の大事なお友達で、私は大好きです、それでは、みなさん、ごきげんよう~」

 美少女仮面エスポワールは消えて行った。

「ねえ、俺たち3人組は、・・・・・」

 3人組は、自分たちも含めてくれなかったことに不満だった。一方、魔少年は、美少女仮面エスポワールプチットをおびき出していた。 

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