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しおりを挟む僕が飛行船に戻る頃には、皆もう星貼りに出掛けていた。
ダイアさんと一緒に過ごしたこの場所に戻ったら、忘れようとしてた僕の涙は、溢れる事を思い出していた。
「あらあら、ボクちゃん?皆と星貼りに行かないの?」
優しくて大好きな声がすると、そこにダイアさんが立っている。
ダイアさんはいつも以上に光り輝いていて、光の塊みたいで顔が良く見えなかったけど、なんだか少し寂しそうだった。
「僕、ダイアさんの事をいっぱい探してたんだよ?」
「ごめんなさいね?……でもちゃんとお約束を思い出してくれたのね?」
「うん!ほら見て?ちゃんと小さな祈りを一つも残さない様に集めて来たよ!」
「まぁ素敵」
「そうだ!これを貼ってきたら、ダイアさんともっともっとお喋りできるかな?」
「ボクちゃん……私にはもう、お別れの時が来るみたいなの」
「……やだよ。お髭もそうやって言ってたけど、僕やっぱり我慢できないよ!―――ダイアさん、僕たちとここでずーっと一緒に暮らそう?」
「ありがとう。ボクちゃん。私もこの飛行船も皆も大好きよ?」
「じゃあ……」
僕の涙はどんどん目から溢れてくるのに、僕はちっとも干からびなかった。
頭を撫でてくれるダイアさんが、涙の素を補充してくれているんだと思った。
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