34 / 75
【R15】Episode7 中は嫌、外に出して
【お急ぎの方へ☆サクッとネタバレ】Episode7 中は嫌、外に出して
しおりを挟む
エピソードタイトルの”中”とは”船の中”という、多重人格者の心の中の世界を指している。船での”あてのない航海”は、極めて不安定な人生という旅を表している。
本作の主人公・ナホ(女・27才)も、主人格(核となる本来の人格)の中で誕生した人格の1人であった。
だが、ナホは恋愛妄想症(エロトマニア)のストーカーであり、このナホを”外に出す”と絶対に他人に危害を加える(殺人を犯す可能性がある)ということで、他の人格たちはナホを船の中の一室に押し留め、外には出さないようにしていた。
しかし、不安定な状態が続いたことでナホへの制御が不完全となったり、ナホ自身が作り出した新たな人格・ボンラレクのアドバイスやらなんやかんやで、多数の人格たちが共存している心の中の世界は”ナホ無双”となってしまう。
ナホとボンラレクにより複数の人格が殺害され、主人格や他の人格たちは皆、ナホによって船ごと荒ぶる海の底に沈められる。
そのうえ、ナホは「”私”は1人だけでいい」と自分に協力してくれたボンラレクすら、渦巻く海へと放り投げた。
約数カ月ぶりに外に出ることができたナホは、ウェディングドレスのような白いワンピースへと着替えて、自身の思い人である康人が”待っている”空港へと向かう。
空港の前には、これから”新婚旅行に行く”康人と康人の妻の姿があった。
※ おそらく、ナホが船の中にいた数カ月の間に康人たちの入籍&挙式は終わっていたのだろう。
康人の妻の左手薬指に”自分が康人からもらうはずであった指輪”を見たナホは、彼女の喉元を包丁で一直線に裂いて殺害。
無事に”自分の指輪を取り返したナホ”であったが、その血まみれの指輪はナホの左手薬指の第2関節までしか入らなかった。
それもそのはず、その指輪はナホの物ではないだけでなく、ナホの主人格は男であった。
つまり、ナホがやっと外に出ることができたその体は中年男性の体だったのだから……
以下、主な人格たちの紹介である。
※ ナホ以外の人格は皆、他の人格に呼びかける時はそれぞれの名前を読んでいる。別人格であることを確認しあっているのかもしれない。
※ 全員で約10人ほどの人格。主人格は男ではあるも、全体として女の人格の割合が多い。
〇ナホ(27才・女)
主人格が清掃のアルバイトとして勤めていた会社で、康人に一目惚れしてしまったことで生まれた人格。
※ 27才という年齢設定は、ルノルマンカードの「28 紳士」と「1 騎手(騎士)」の番号28-1=27から。
当時の康人の恋人(後に妻となる)であった女性の名前が「ナホ」という名前もあったため、自分も同一の存在となりたいと思ったことが名前の由来であると思われる。
人を好きになることは誰にも止められないが、このナホは性質の悪い恋愛妄想症(エロトマニア)のストーカーであった。康人と彼の恋人のテーマパークでのデートを尾行したり、合鍵を作って康人の家に不法侵入したりで、他の人格たちからも相当に危険視されていた人格。
アメリカの海外ドラマが好きであり、物語の最後に犯罪者(殺人犯)となることを暗示するかのように、”オレンジ色のつなぎ”(アメリカの囚人服)を船の中では身に着けていた。
〇ボンラレク(?才・男)
人気テーマパーク・マルチプルランドのマスコットキャラクターであるピンク色のネズミのぬいぐるみの姿をしている人格。
一人称は、オイラ。笑い声は、チュチュチュ。
名前の由来は「クレランボー症候群」。後ろから読むと”ボンラレク”。
※ ちなみにテーマパーク名のマルチプルも、Multiple (多重)から作者は名付けた。
ナホが康人のこと以外は全て、自分が人格の1つであることや船の中で他の人格たちとの諍いを綺麗さっぱり忘れている描写が作中にある。
ナホが知らずと作り出したこのボンラレクこそが、ナホの失った記憶を保持し、人格たちのバランスが不安定になった時に”外に出て”いたのだ。康人の新婚旅行の出発日時を調べ上げ、現実世界のボンラレクのぬいぐるみの下に隠しておいたのも彼である。
ナホのためにアイディールを殺害したり、脱出のためのアドバイスをしたり相当に協力していたにも関わらず、最後は自己中で恩知らずのナホによって濁流の中に放り投げられ殺されるという最期を迎える。
〇アイディール(27才・男)
ナホの暴走を止めんとする他の人格たちが生み出した人格。
名前の由来は、ideal(理想)から。
康人の面影をしっかりと残したまま、康人よりも顔の彫りが深く、身長も高く、体つきもしっかりとし髪色は明るくなりと、外国人要素をかなり混ぜ込んでおり、”アメリカ版の康人”といった感じの外見。ナホの海外ドラマ好きを他の人格たちは見込んでいたのだろう。
一人称は、僕。少女漫画の王子様キャラのような非常に穏やかな物言い。
囚人服を着ているナホと対になっているのか、アメリカの刑務官の服を着ている。
ボンラレクに喉笛に噛みつかれ瀕死の状態に陥っても、ナホをこの船の中に留めんとする懸命な行動を見せていた。
〇ネズミ船長(?才・男)
主人格が幼い頃に、父親に折檻されて物置に閉じ込められ、真っ暗な物置で自分の足元を這いまわる鼠に怯えていた時に生まれた人格。主人格は父を恐れながらも、そんな父であっても愛されたいと願っていたのだ。
彼はその名の通り船の船長ではあるも、操舵室にいるのが主であり、”外に出る”ことは滅多にないらしい。
一人称は、わし。厳ついゴリラ系の風貌をした中年男性。おそらく主人格の父の姿。
なぜ、彼が「ネズミ船長」と呼ばれているかは、筋肉ムッキムキの人間大のネズミに変身できる特技を持っているからである。
アイディールを殺害された彼は、ナホとボンラレクに制裁を加えるため、ネズミへと変身し、歯を剥いて殺意とともに飛び掛かっていった。しかし、ナホの操る海水鉄砲(?)によってミンチにされ、殺害された。
〇士騎子(しきこ)(?才・女)
主人格が人の世の規律や倫理にそって、道を外すことなく、真っ当に生きていきたいという思いより生まれた人格。
名前の由来は、時折ネズミ船長に変わって人格たちの「指揮」を取ることから。
※ それと、ルノルマン・カードの「1 騎手(騎士)」から。
一人称は、私。洒落っ気のない地味なビジネススーツを着用した中年女性。
性格も相当にきつそうなお局様気質であることが顔から見て取れるも、人間味はしっかりとありアイディールの死には涙を流していたり、ネズミ船長を殺したナホに自分の命すらいとわずに掴みかかっていっていた。
ナホと揉み合いとなった末、首の骨を折って死亡。
超問題児であるナホを生かしておくことに反対していた描写が見られる。
彼女の言う通り人格たちが内々で早い段階でナホを処刑していたなら、康人の妻が殺されることはなかったであろう。
〇美輪(みわ)(?才・女)
主人格が日々の生活に疲れながらも、日々の小さな幸せを噛みしめて生きていきたいという思いから生まれた人格。
色の抜けているうえパサッパサの髪を腰までだらしなく伸ばし、いかにも生活疲れしていることが見て取れる痩せぎすの年増女。年に合わぬキンキン声で、語尾を伸ばして喋る癖あり。
※ 名前の由来は、ルノルマン・カードの「25 指輪」から。
それほど目立った台詞や行動はない。
最期は、ナホによって他の生き残った人格もろとも船ごと荒れ狂う海の底へと沈められ殺害される。
〇主人格(?才・男)
本編中、最後まで姿を現すこともなく、自分の船室に閉じこもったままだった。
ネズミ船長が言うには、臆病で厭世的な性質らしい。
士騎子がせっかく見つけてきた清掃の仕事も、ナホの行動(会社の休憩室で寝ていた康人の唇を奪った)によって、解雇されてしまっていた。
物語後半のナホ無双の展開によって、美輪など他の人格たちとともに船ごと海に沈められ殺害されたものだと思われる。
本作の主人公・ナホ(女・27才)も、主人格(核となる本来の人格)の中で誕生した人格の1人であった。
だが、ナホは恋愛妄想症(エロトマニア)のストーカーであり、このナホを”外に出す”と絶対に他人に危害を加える(殺人を犯す可能性がある)ということで、他の人格たちはナホを船の中の一室に押し留め、外には出さないようにしていた。
しかし、不安定な状態が続いたことでナホへの制御が不完全となったり、ナホ自身が作り出した新たな人格・ボンラレクのアドバイスやらなんやかんやで、多数の人格たちが共存している心の中の世界は”ナホ無双”となってしまう。
ナホとボンラレクにより複数の人格が殺害され、主人格や他の人格たちは皆、ナホによって船ごと荒ぶる海の底に沈められる。
そのうえ、ナホは「”私”は1人だけでいい」と自分に協力してくれたボンラレクすら、渦巻く海へと放り投げた。
約数カ月ぶりに外に出ることができたナホは、ウェディングドレスのような白いワンピースへと着替えて、自身の思い人である康人が”待っている”空港へと向かう。
空港の前には、これから”新婚旅行に行く”康人と康人の妻の姿があった。
※ おそらく、ナホが船の中にいた数カ月の間に康人たちの入籍&挙式は終わっていたのだろう。
康人の妻の左手薬指に”自分が康人からもらうはずであった指輪”を見たナホは、彼女の喉元を包丁で一直線に裂いて殺害。
無事に”自分の指輪を取り返したナホ”であったが、その血まみれの指輪はナホの左手薬指の第2関節までしか入らなかった。
それもそのはず、その指輪はナホの物ではないだけでなく、ナホの主人格は男であった。
つまり、ナホがやっと外に出ることができたその体は中年男性の体だったのだから……
以下、主な人格たちの紹介である。
※ ナホ以外の人格は皆、他の人格に呼びかける時はそれぞれの名前を読んでいる。別人格であることを確認しあっているのかもしれない。
※ 全員で約10人ほどの人格。主人格は男ではあるも、全体として女の人格の割合が多い。
〇ナホ(27才・女)
主人格が清掃のアルバイトとして勤めていた会社で、康人に一目惚れしてしまったことで生まれた人格。
※ 27才という年齢設定は、ルノルマンカードの「28 紳士」と「1 騎手(騎士)」の番号28-1=27から。
当時の康人の恋人(後に妻となる)であった女性の名前が「ナホ」という名前もあったため、自分も同一の存在となりたいと思ったことが名前の由来であると思われる。
人を好きになることは誰にも止められないが、このナホは性質の悪い恋愛妄想症(エロトマニア)のストーカーであった。康人と彼の恋人のテーマパークでのデートを尾行したり、合鍵を作って康人の家に不法侵入したりで、他の人格たちからも相当に危険視されていた人格。
アメリカの海外ドラマが好きであり、物語の最後に犯罪者(殺人犯)となることを暗示するかのように、”オレンジ色のつなぎ”(アメリカの囚人服)を船の中では身に着けていた。
〇ボンラレク(?才・男)
人気テーマパーク・マルチプルランドのマスコットキャラクターであるピンク色のネズミのぬいぐるみの姿をしている人格。
一人称は、オイラ。笑い声は、チュチュチュ。
名前の由来は「クレランボー症候群」。後ろから読むと”ボンラレク”。
※ ちなみにテーマパーク名のマルチプルも、Multiple (多重)から作者は名付けた。
ナホが康人のこと以外は全て、自分が人格の1つであることや船の中で他の人格たちとの諍いを綺麗さっぱり忘れている描写が作中にある。
ナホが知らずと作り出したこのボンラレクこそが、ナホの失った記憶を保持し、人格たちのバランスが不安定になった時に”外に出て”いたのだ。康人の新婚旅行の出発日時を調べ上げ、現実世界のボンラレクのぬいぐるみの下に隠しておいたのも彼である。
ナホのためにアイディールを殺害したり、脱出のためのアドバイスをしたり相当に協力していたにも関わらず、最後は自己中で恩知らずのナホによって濁流の中に放り投げられ殺されるという最期を迎える。
〇アイディール(27才・男)
ナホの暴走を止めんとする他の人格たちが生み出した人格。
名前の由来は、ideal(理想)から。
康人の面影をしっかりと残したまま、康人よりも顔の彫りが深く、身長も高く、体つきもしっかりとし髪色は明るくなりと、外国人要素をかなり混ぜ込んでおり、”アメリカ版の康人”といった感じの外見。ナホの海外ドラマ好きを他の人格たちは見込んでいたのだろう。
一人称は、僕。少女漫画の王子様キャラのような非常に穏やかな物言い。
囚人服を着ているナホと対になっているのか、アメリカの刑務官の服を着ている。
ボンラレクに喉笛に噛みつかれ瀕死の状態に陥っても、ナホをこの船の中に留めんとする懸命な行動を見せていた。
〇ネズミ船長(?才・男)
主人格が幼い頃に、父親に折檻されて物置に閉じ込められ、真っ暗な物置で自分の足元を這いまわる鼠に怯えていた時に生まれた人格。主人格は父を恐れながらも、そんな父であっても愛されたいと願っていたのだ。
彼はその名の通り船の船長ではあるも、操舵室にいるのが主であり、”外に出る”ことは滅多にないらしい。
一人称は、わし。厳ついゴリラ系の風貌をした中年男性。おそらく主人格の父の姿。
なぜ、彼が「ネズミ船長」と呼ばれているかは、筋肉ムッキムキの人間大のネズミに変身できる特技を持っているからである。
アイディールを殺害された彼は、ナホとボンラレクに制裁を加えるため、ネズミへと変身し、歯を剥いて殺意とともに飛び掛かっていった。しかし、ナホの操る海水鉄砲(?)によってミンチにされ、殺害された。
〇士騎子(しきこ)(?才・女)
主人格が人の世の規律や倫理にそって、道を外すことなく、真っ当に生きていきたいという思いより生まれた人格。
名前の由来は、時折ネズミ船長に変わって人格たちの「指揮」を取ることから。
※ それと、ルノルマン・カードの「1 騎手(騎士)」から。
一人称は、私。洒落っ気のない地味なビジネススーツを着用した中年女性。
性格も相当にきつそうなお局様気質であることが顔から見て取れるも、人間味はしっかりとありアイディールの死には涙を流していたり、ネズミ船長を殺したナホに自分の命すらいとわずに掴みかかっていっていた。
ナホと揉み合いとなった末、首の骨を折って死亡。
超問題児であるナホを生かしておくことに反対していた描写が見られる。
彼女の言う通り人格たちが内々で早い段階でナホを処刑していたなら、康人の妻が殺されることはなかったであろう。
〇美輪(みわ)(?才・女)
主人格が日々の生活に疲れながらも、日々の小さな幸せを噛みしめて生きていきたいという思いから生まれた人格。
色の抜けているうえパサッパサの髪を腰までだらしなく伸ばし、いかにも生活疲れしていることが見て取れる痩せぎすの年増女。年に合わぬキンキン声で、語尾を伸ばして喋る癖あり。
※ 名前の由来は、ルノルマン・カードの「25 指輪」から。
それほど目立った台詞や行動はない。
最期は、ナホによって他の生き残った人格もろとも船ごと荒れ狂う海の底へと沈められ殺害される。
〇主人格(?才・男)
本編中、最後まで姿を現すこともなく、自分の船室に閉じこもったままだった。
ネズミ船長が言うには、臆病で厭世的な性質らしい。
士騎子がせっかく見つけてきた清掃の仕事も、ナホの行動(会社の休憩室で寝ていた康人の唇を奪った)によって、解雇されてしまっていた。
物語後半のナホ無双の展開によって、美輪など他の人格たちとともに船ごと海に沈められ殺害されたものだと思われる。
0
あなたにおすすめの小説
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる