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☆第3章終了時点における登場人物紹介(ファーストネームでの昇順)☆ネタバレ含む

レイナ(河瀬レイナ) ★本作品の主人公

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【名前】
 河瀬レイナ
【性別】
 女
【年齢】
 15才 享年も15才 → 現在はマリア王女の肉体にいるため、見た目は17才
【身長】
 158cm → 現在はマリア王女の肉体にいるため、168cm
【職業ならび身分】
 高校1年生 → この上ない高貴な王女の肉体の中にいる平民の魂
【家族】
 父 作中での名前の記載はなし
 母 作中での名前の記載はなし
 兄 河瀬政明(レイナの4才年上)


 第一志望校に落ちたショックで欝々とした日々のなかに、わずかな光(その光を差し込んでくれたのは川野留美というクラスメート)を感じ始めていた、その矢先に不慮の事故で死亡した少女。
 
 受験に失敗するまでは、学力には自信を持っていたが、その他のスペックは平均的とみられる。外見も可愛いや美人などといったポジションにはおらず、また作中でも詳細な記載がないことから見ると、ほんとうに平凡な少女であっただろう。

 そのため、今、絶世級の美貌を持つマリア王女の肉体にいることで、周りの人の注目を否が応でも集めてしまうことにまだ慣れていない。マリアがあんな人物であったにせよ、他人のものであった肉体で自分の魂の物語を紡いでいることに罪悪感も感じている。酒の席でも”未成年だから”断るなど非常に真面目。男性経験ももちろんなかった。

 アンバーの手により、この異世界に誘われた当初は泣いてばかりであった彼女であったが、その後のフランシスとの戦いにおいてはアンバーをかばおうとするなど芯の強さを見せた。
 アンバーの死後、ルーク、ディラン、トレヴァーとともに行動することを自らの意志で決意する。そして、第3章の終盤ではアポストルからの使いを待つ一同に助言できるなどの活躍を見せた。

 彼女本人は、自分は何もできないと思っているが、環境への適応能力は優れていると思われる。また、アンバーの形見ともいえる重厚なノートに、この世界で自分が遭遇したこと、出会った人物の特徴などを記していくことを続けている。
 ノートに彼女が出来事を詳細に記していくというこの行為は、これからの物語の展開において、非常に重大な意味を持つこととなる。
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