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荒療治
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超絶セレブな彼女を持つソラオ。彼は、ある日のデート中に彼女に薬を盛られて眠らされてしまった。
目を覚ましたソラオは、自分が彼女の自家用ジェット機の中にいることを知る。ガクガク震え出したソラオに、彼女は笑顔で言う。
「ソラオくんは、確か高所恐怖症なんだよね?」
「ああ……」
「恥ずかしがることないよ。男の子だって怖いものはあるもんね。でも、私、ソラオくんの恐怖症を一気に治してあげたいって思ったの。恐怖の中に身を置けば、どうってことなくなるよ。ちょっと荒療治かもしれないけど」
「……ふざけんな! 本能的に怖いものは怖いんだよ! それに素人が勝手に判断して、治そうとするんじゃねえよ!」
引き攣った顔で喚くソラオを、彼女は全く意に介さない。
「でも、ここはすでにお空の上だし、ソラオくんは私の治療を受けるしかないんだよ。それにね、ソラオくん……」
彼女の合図を受けた執事が、奥から”ある者”を連れてきた。
”そいつ”を見たソラオは、悲鳴をあげて後ずさった。
「ソラオくんは”ピエロ恐怖症”でもあるんだよね。二つの恐怖症、一気に治しちゃおうよ。今からソラオくんは、このピエロさんとスカイダイビングするんだよ」
――fin――
目を覚ましたソラオは、自分が彼女の自家用ジェット機の中にいることを知る。ガクガク震え出したソラオに、彼女は笑顔で言う。
「ソラオくんは、確か高所恐怖症なんだよね?」
「ああ……」
「恥ずかしがることないよ。男の子だって怖いものはあるもんね。でも、私、ソラオくんの恐怖症を一気に治してあげたいって思ったの。恐怖の中に身を置けば、どうってことなくなるよ。ちょっと荒療治かもしれないけど」
「……ふざけんな! 本能的に怖いものは怖いんだよ! それに素人が勝手に判断して、治そうとするんじゃねえよ!」
引き攣った顔で喚くソラオを、彼女は全く意に介さない。
「でも、ここはすでにお空の上だし、ソラオくんは私の治療を受けるしかないんだよ。それにね、ソラオくん……」
彼女の合図を受けた執事が、奥から”ある者”を連れてきた。
”そいつ”を見たソラオは、悲鳴をあげて後ずさった。
「ソラオくんは”ピエロ恐怖症”でもあるんだよね。二つの恐怖症、一気に治しちゃおうよ。今からソラオくんは、このピエロさんとスカイダイビングするんだよ」
――fin――
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