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第3章 王座争奪戦
41話 先輩の想い
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セトル・ブルーオーシャンに到着した。
なんと、あの青月館以上に豪華だ。
小雲さんが入り口のドアを開けると、ピカピカのロビーが。案内地図には高級レストラン、地下にバーと喫茶店の写真が乗せられている。娯楽施設も充実していて、なんといっても地図に果てしなく広がる、温泉。
こんな潤滑な資金があるなら赤砂寮にも少し回しておくれ……。
「あ、ごめん。タオルとか取りに行くために私の部屋寄っていいと?」
「はい、もちろんです」
小雲先輩の部屋である107号室に到着。
ガチャ
小雲先輩はカードキーで部屋を開ける。
「……お邪魔します」
なんかいい匂いがする。
それに中はとても広くて、綺麗に片付いている。
俺の部屋なんて軽く10個は入りそうだ。
「はい、二人のタオル。ほな温泉いこか」
「あ、そうだ。下着買ってこなくちゃ」
「いや、瞬間洗濯機あるから大丈夫よ」
瞬間洗濯機とは、【時間の次元】を取り入れたすぐに洗濯・乾燥してくれる洗濯機らしい。
ちゃぽーん
男湯。周りには誰もいない。
まずはシャワーで体を流し、屋内温泉の湯に浸かる。
屋内には、ぼこぼこ泡が出るやつ、背中にジェットが噴射するやつ、水風呂、電気風呂、炭酸風呂など、たくさんの種類の湯があった。もちろん、サウナもついていた。
屋内温泉を満喫したあとは、屋外へ続くドアをガラガラと開け、露天風呂にいく。
石の道、周りに松の木が生えていて、周りには色んな湯があった。
ヒノキの香りがする温泉、お肌がすべすべになる効能がある温泉、ツボ型の温泉。まるで森の中を探検するかのように、色んな湯に浸かっては進み、浸かっては進む。
さらに進むと、一番奥地には、まるで湖のようにめちゃくちゃ大きな温泉と、崖のように高いところから眺められる大自然の景色があった。
「うわあ……すご……。一面の星空の下で、崖から見える迫力ある大自然……。もう赤砂寮に帰りたくないんだけど……」
「いいえ、お子様は早く帰りたまえ」
「だ、誰だ!?」
声のする方にはなんと……! 知らない裸の男がいた。
「マジで誰だ!」
「やれやれ。能力者ランキング11位、4年Aクラスの羽バッジをもつこの【蒸川 虫彦】を知らないとは、学の低さが思い知れる」
七三分けで、なぜか温泉でサングラスをかけている男はドヤ顔で話し始めた。ちなみに、そのサングラスは湯気で曇っている。
「小僧、先ほど能力者ランキング7位の七道先輩と一緒にいるところを見かけたが、チーム27の一味かね?」
「ええ、そうですが何か」
「はっはっは、七道先輩も可哀そうだ、このような何の戦力にもならない小僧と同じチームだなんてな。我々はチーム19、貴様らとはBブロックの準決勝で当たるはずだが……思ったほど大したこともなさそうだ」
「何ぃ!」
「残念ながらBブロックから決勝へ進むのは我々チーム19だ。ま、せいぜい楽しい勝負をしてくれることを祈っていますよ、はっはっは!!」
蒸川はフルチンで屋内へと戻っていった。
「なんだあいつー! 超むかつく!」
俺は俄然やる気が出てきた。
◇◇◇
俺はお風呂をあがり、瞬間洗濯機に入れていた下着を履き、制服を着る。外に出ると自動販売機前で小雲先輩と菊音さんがフルーツ牛乳を飲んで待っていた。
「糸くん、結構長風呂派なんやね」
「すみません、温泉の種類が多くて堪能しすぎちゃいました」
「ふふ、楽しんでもらえたんやったら良かったわ。じゃ、奢ったるから、レストランいこか」
「レストランまで!? いいんですか!?」
「うん。青月館のレストランは住人以外みんな普通の値段やけど、セトル・ブルーオーシャンはお連れ様は半額なんよ」
神すぎる。
小雲先輩と同じチームで良かった……。
展望レストラン。
北側の窓に映る星空は宝石のように輝いている。
「何にする? このステーキコースとかおすすめやけど」
「お……おまかせします……」
注文すると、ステーキコースが始まった。
まずはオードブル。おしゃれに盛り付けられたサラダが出てくる。
「すごすぎて、近くにコンビニすらない赤砂寮とは天と地ほどちがいますよ……」
「ふふふ、いつでも来てええとよ。私も赤砂寮経験してるからよくわかるし」
「え!? 小雲先輩も赤砂寮出身なんですか!?」
「そうやで。クラスが変わるたびに引っ越しやったから大変やったばい。意外と黄泉荘とか普通の感じで居心地よかったりしたかな。でもほんまに全然ちゃうよね。私なんか全然やけど、それだけセトル・ブルーオーシャンに住む超能力者に価値があるってことやろな」
「黄金世代の超能力者が高次元世界を発展させたって言うくらいですものね」
「表向きには空原の手柄がほとんどやろな。バスとかに埋め込まれてる【逆空間の次元】を実世界に活用する技術は空原が作ったとよ。他にもレシスぺとかも全部空原ばい」
「他の方々はあまりそういうのはされていないんですか?」
「うーん、千陽は産業界の裏社会で活躍してるって噂は聞いたことあるな。心乃ちゃんに関しては最近超能力者になったわけやし。時谷は全く聞かんな。研究者が時谷を一生懸命研究して、瞬間洗濯機とかジゲンザクラとか生み出したらしいけど、本人はそういうのに興味ないらしいわ。まあ、空原が発明の才能がありすぎるんよ」
空間以上の席に座れる乗り物とか、小さいのになんでも入れられる箱とか、体に害はないのにただ気持ちよくなれるお酒とか。確かにその発明を考えればこれくらい贅沢できるくらいの利益は余裕でありそうだ。
セトル・ブルーオーシャンへの支出は、そういった人材を輩出するための投資と考えると納得できる。
「それにしても、明日はみんな来てくれるかな」
小雲先輩が少し寂しげにつぶやく。
ジョニー先輩、五条先輩、三橋さんは今日の練習に顔を出さなかった。
「じ、実は明日は俺達も……」
菊音さんと目を合わせる。
明日は木曜日、異探サークルの日。
「あ、そうなんや。いや、気にせんでええんよ。というか、気遣わしちゃってごめんな」
小雲先輩は無理やり笑顔を作る。
「小雲先輩、何か、王座戦を勝ち抜きたい特別な理由があるんですか? 今朝のミーティングの時から、どこか並々ならない王座への執着を感じます」
俺もどこか感じていたことを、菊音さんがズバっと聞いてくれた。
「王座戦を勝ち抜きたい理由か……。私な、一年生の時に凄い先輩とチーム組んだんよ。私達が入学する前は能力者ランキング1位やったこともあるような凄い先輩。でも、なにかと運が悪くて、王座を取ったことはなかったらしい。だから選手として最後の年、先輩は人一倍王座を欲していたし、努力してた。そして、決勝まで進んだ。先鋒、中堅と順当に進み、1位で迎えた大将戦。先輩と私のどっちかが2位以上になれば優勝やった。先輩は無能力者の私を守りながら戦ってくれて、2人とも残り4人まで残った。でも、そこに立ちふさがったんが時谷や。時谷はその桁違いの能力で私と先輩を瞬殺。結局、私達は3位と4位で準優勝。その時の先輩の悔し泣きがずっと忘れられやんくて……『俺の代わりに絶対に王座を取ってくれ』っていう言葉が頭から離れやんのや」
小雲先輩は1年生の時に何もできなかった自分が悔しくて、【時間の次元】について猛勉強し、努力したらしい。そうしているうちに、いつの間にか【時間の次元】の能力者になっていたそうだ。
それに、小雲先輩は選手として今年が最後のチャンス。
だから人一倍勝ちたいという気持ちが強いという。
小雲先輩がお支払いをしてくれ、俺と菊音さんは寮のある南区域へ向かった。
道の途中、何かを決心したかのように、菊音さんが俺に呟いた。
「……私、明日も練習に出るわ」
「えっ、菊音さん!? 異探サークルは……」
「愛に相談して、しばらくはお休みにしてもらいましょう。私達にとっても、王座に勝つことは大事だもの」
「あの話を聞いてしまうと、力になりたいって思いますよね。……俺もがんばります! 必ず小雲先輩と一緒に王座を取りましょう!」
「ええ!」
小雲先輩に引っ張られ、俺達の意識は変わった。
しかし、残りの三人の意識はどうだろうか。
なんと、あの青月館以上に豪華だ。
小雲さんが入り口のドアを開けると、ピカピカのロビーが。案内地図には高級レストラン、地下にバーと喫茶店の写真が乗せられている。娯楽施設も充実していて、なんといっても地図に果てしなく広がる、温泉。
こんな潤滑な資金があるなら赤砂寮にも少し回しておくれ……。
「あ、ごめん。タオルとか取りに行くために私の部屋寄っていいと?」
「はい、もちろんです」
小雲先輩の部屋である107号室に到着。
ガチャ
小雲先輩はカードキーで部屋を開ける。
「……お邪魔します」
なんかいい匂いがする。
それに中はとても広くて、綺麗に片付いている。
俺の部屋なんて軽く10個は入りそうだ。
「はい、二人のタオル。ほな温泉いこか」
「あ、そうだ。下着買ってこなくちゃ」
「いや、瞬間洗濯機あるから大丈夫よ」
瞬間洗濯機とは、【時間の次元】を取り入れたすぐに洗濯・乾燥してくれる洗濯機らしい。
ちゃぽーん
男湯。周りには誰もいない。
まずはシャワーで体を流し、屋内温泉の湯に浸かる。
屋内には、ぼこぼこ泡が出るやつ、背中にジェットが噴射するやつ、水風呂、電気風呂、炭酸風呂など、たくさんの種類の湯があった。もちろん、サウナもついていた。
屋内温泉を満喫したあとは、屋外へ続くドアをガラガラと開け、露天風呂にいく。
石の道、周りに松の木が生えていて、周りには色んな湯があった。
ヒノキの香りがする温泉、お肌がすべすべになる効能がある温泉、ツボ型の温泉。まるで森の中を探検するかのように、色んな湯に浸かっては進み、浸かっては進む。
さらに進むと、一番奥地には、まるで湖のようにめちゃくちゃ大きな温泉と、崖のように高いところから眺められる大自然の景色があった。
「うわあ……すご……。一面の星空の下で、崖から見える迫力ある大自然……。もう赤砂寮に帰りたくないんだけど……」
「いいえ、お子様は早く帰りたまえ」
「だ、誰だ!?」
声のする方にはなんと……! 知らない裸の男がいた。
「マジで誰だ!」
「やれやれ。能力者ランキング11位、4年Aクラスの羽バッジをもつこの【蒸川 虫彦】を知らないとは、学の低さが思い知れる」
七三分けで、なぜか温泉でサングラスをかけている男はドヤ顔で話し始めた。ちなみに、そのサングラスは湯気で曇っている。
「小僧、先ほど能力者ランキング7位の七道先輩と一緒にいるところを見かけたが、チーム27の一味かね?」
「ええ、そうですが何か」
「はっはっは、七道先輩も可哀そうだ、このような何の戦力にもならない小僧と同じチームだなんてな。我々はチーム19、貴様らとはBブロックの準決勝で当たるはずだが……思ったほど大したこともなさそうだ」
「何ぃ!」
「残念ながらBブロックから決勝へ進むのは我々チーム19だ。ま、せいぜい楽しい勝負をしてくれることを祈っていますよ、はっはっは!!」
蒸川はフルチンで屋内へと戻っていった。
「なんだあいつー! 超むかつく!」
俺は俄然やる気が出てきた。
◇◇◇
俺はお風呂をあがり、瞬間洗濯機に入れていた下着を履き、制服を着る。外に出ると自動販売機前で小雲先輩と菊音さんがフルーツ牛乳を飲んで待っていた。
「糸くん、結構長風呂派なんやね」
「すみません、温泉の種類が多くて堪能しすぎちゃいました」
「ふふ、楽しんでもらえたんやったら良かったわ。じゃ、奢ったるから、レストランいこか」
「レストランまで!? いいんですか!?」
「うん。青月館のレストランは住人以外みんな普通の値段やけど、セトル・ブルーオーシャンはお連れ様は半額なんよ」
神すぎる。
小雲先輩と同じチームで良かった……。
展望レストラン。
北側の窓に映る星空は宝石のように輝いている。
「何にする? このステーキコースとかおすすめやけど」
「お……おまかせします……」
注文すると、ステーキコースが始まった。
まずはオードブル。おしゃれに盛り付けられたサラダが出てくる。
「すごすぎて、近くにコンビニすらない赤砂寮とは天と地ほどちがいますよ……」
「ふふふ、いつでも来てええとよ。私も赤砂寮経験してるからよくわかるし」
「え!? 小雲先輩も赤砂寮出身なんですか!?」
「そうやで。クラスが変わるたびに引っ越しやったから大変やったばい。意外と黄泉荘とか普通の感じで居心地よかったりしたかな。でもほんまに全然ちゃうよね。私なんか全然やけど、それだけセトル・ブルーオーシャンに住む超能力者に価値があるってことやろな」
「黄金世代の超能力者が高次元世界を発展させたって言うくらいですものね」
「表向きには空原の手柄がほとんどやろな。バスとかに埋め込まれてる【逆空間の次元】を実世界に活用する技術は空原が作ったとよ。他にもレシスぺとかも全部空原ばい」
「他の方々はあまりそういうのはされていないんですか?」
「うーん、千陽は産業界の裏社会で活躍してるって噂は聞いたことあるな。心乃ちゃんに関しては最近超能力者になったわけやし。時谷は全く聞かんな。研究者が時谷を一生懸命研究して、瞬間洗濯機とかジゲンザクラとか生み出したらしいけど、本人はそういうのに興味ないらしいわ。まあ、空原が発明の才能がありすぎるんよ」
空間以上の席に座れる乗り物とか、小さいのになんでも入れられる箱とか、体に害はないのにただ気持ちよくなれるお酒とか。確かにその発明を考えればこれくらい贅沢できるくらいの利益は余裕でありそうだ。
セトル・ブルーオーシャンへの支出は、そういった人材を輩出するための投資と考えると納得できる。
「それにしても、明日はみんな来てくれるかな」
小雲先輩が少し寂しげにつぶやく。
ジョニー先輩、五条先輩、三橋さんは今日の練習に顔を出さなかった。
「じ、実は明日は俺達も……」
菊音さんと目を合わせる。
明日は木曜日、異探サークルの日。
「あ、そうなんや。いや、気にせんでええんよ。というか、気遣わしちゃってごめんな」
小雲先輩は無理やり笑顔を作る。
「小雲先輩、何か、王座戦を勝ち抜きたい特別な理由があるんですか? 今朝のミーティングの時から、どこか並々ならない王座への執着を感じます」
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「王座戦を勝ち抜きたい理由か……。私な、一年生の時に凄い先輩とチーム組んだんよ。私達が入学する前は能力者ランキング1位やったこともあるような凄い先輩。でも、なにかと運が悪くて、王座を取ったことはなかったらしい。だから選手として最後の年、先輩は人一倍王座を欲していたし、努力してた。そして、決勝まで進んだ。先鋒、中堅と順当に進み、1位で迎えた大将戦。先輩と私のどっちかが2位以上になれば優勝やった。先輩は無能力者の私を守りながら戦ってくれて、2人とも残り4人まで残った。でも、そこに立ちふさがったんが時谷や。時谷はその桁違いの能力で私と先輩を瞬殺。結局、私達は3位と4位で準優勝。その時の先輩の悔し泣きがずっと忘れられやんくて……『俺の代わりに絶対に王座を取ってくれ』っていう言葉が頭から離れやんのや」
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それに、小雲先輩は選手として今年が最後のチャンス。
だから人一倍勝ちたいという気持ちが強いという。
小雲先輩がお支払いをしてくれ、俺と菊音さんは寮のある南区域へ向かった。
道の途中、何かを決心したかのように、菊音さんが俺に呟いた。
「……私、明日も練習に出るわ」
「えっ、菊音さん!? 異探サークルは……」
「愛に相談して、しばらくはお休みにしてもらいましょう。私達にとっても、王座に勝つことは大事だもの」
「あの話を聞いてしまうと、力になりたいって思いますよね。……俺もがんばります! 必ず小雲先輩と一緒に王座を取りましょう!」
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