暑い日の昼下がり、ベッドで熱くなる二人

トルマ・フラーナ

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「汗、早く拭いてよ」
 と、彼のお姫さまからのお達しだ。
「はいはい。ただいまっと」
 無事ウエットティッシュを入手した彼は、彼女の姫肌をぬぐっていく。

「ふぅ……わたし喉乾いた……ねーぇー? お水、届かないよぉ」
「はいはい」
 とグラスを渡すと彼女は、
「ぬるい……」
 文句を言いながら、しっかり全部飲み干してしまった。激しい運動をした後だ。さすがに喉が乾いている。
 
 そこで彼女はようやくひと心地ついたらしく、「ん~っ」と伸びをした。
 まだ結合状態の下腹部をちらちらと見ていたが……。
 
「ニ回戦は……ムリ。暑すぎ」
「だな」
 二人とも「もうちょっとシたい」と思っているのはわかっている。体のどこかに「まだできる」という感覚が残っているからだ。

 彼は思う。もう一回彼女に射精したい。けれど再ピストンからの激しいヤツは、さらに暑くなりそうでやりたくない。
 ではどうする? てっとり早いのは口でするアレだが……。どうだろう? 彼女はフェラチオしてくれるだろうか? 期待を込めて、じぃっと見つめてみる。

「……んもぅ! しょうがないにゃあ~~?」
 彼女はしぶしぶな感じを装っているが、語尾がネコ化している。内心では乗り気なことがバレバレだった。さらに、
 
「はーい、抜いて抜いて! さっさと抜く! わたしのココは、タダじゃないんだから!」
 とタダ穴から肉棒を抜くよう要求してきた。
 
「いや、タダだろ?」
「もーっ。そんなこというと有料にするよ? 1回100イェン!」
 イェンは通貨単位だ。昔はペ◯ってやつだったらしいが、切り替わったのはかなり前と聞く。
「安っ」
 彼女のおまんこ、安すぎでは!?
 
「んー……? でも案外いいかも。有料にしたら1年で4万イェン以上はたまるわけだし……」
 1年は365日である。毎日シたとして3万6千5百イェンにしかならないはずなのだが……。

 あれ? すると1年のうち2回以上膣内射精する日がそれなりにあることが確定している!? しかも有料なのは穴だけで、口内とかぶっかけは勘定にいれないとすると!? 結局全部で何発必要になるんだ……?
 と彼がアホなことを考えているうちに、彼女は体をよじるようにして自身の下半身に突き刺さっていた大好きな肉釘を抜き去った。

「んん……っ」
 陰部を軽くこすった刺激だけで、ほんのりと甘声をお漏らししてしまう彼女を、彼は愛おしく思う。
 同時に外気に解放された肉棒は、それなりの硬度を保ったままブルンと勃ち上がった。あれほど膣内にナマ中出ししたのに、ずいぶんと元気なヤツである。
 
 しかも屹立きつりつした肉棒の先端と、彼女の性器との間には、やや白く濁りつつも透明感もあるトロトロの橋がかかっていた。もちろんそれは彼の液と彼女の液を混合した、精愛・・の結晶である。

 そして肉栓がなくなり穴の開いた膣口からは、コポリ、コポリと白濁液があふれ出てきた。今現在の彼女の姿勢は、後ろ手でのM字開脚。無防備にお股を開いている姿には、なかなかにソソるものがある。そのなよやかな裸を見ているだけで、情欲をいくらでも煽られて、たまらなくて、彼の体は芯から勃ち上がっていく。

「ふふふふふ…………」
 彼のそぞろな心持ちをもてあそぶかのように、彼女の目が獲物を狙うそれになった。
 四つん這いになって迫っていく彼女の裸体はネコのようにしなやかにくねり、淫靡いんびな色香をまとっていく。
 そしてこれみよがしに出した舌をチロチロとしながら、白濁まみれで赤黒く照り輝いている肉塔に挑みかかり、れろ……れろ……と舐め行為を開始した。

 舌の表面を広げ、肉塔の土台付近にねっとりと這わせる。塔の周囲に絡みついているドロドロの粘液を舐め取り、精子の名残りを舌の上にのせ、愛おしそうに飲み込んだあと、ぺろりと舌なめずりして余韻をたのしんでいる。
 
 カリの段差にきたあたりで彼女は口唇を付け、すすり、チュウチュウと、残りの精液かすを吸い尽くしていった。

「ちゅ……っ、ちゅっ……」
 亀頭にまでのぼってくるとキスの雨を降らし、肉棒の曲線にそって、じっっっとりとよごれをこそげ取る。

 肉塔のてっぺんに至るまでに丹念な愛舐めをした効果だろうか。射精後はたいてい過敏になりすぎる亀頭周辺にも、ふつうに快感が走る。
 いや、彼の腰はちょっと刺激を受けるだけで甘切ない震えがきて肉棒ごと大きく揺れはじめた。あっという間に新たな肉欲を励起させられ、欲棒と化したペニスがビクビクと身震いし、先端口から精液まじりのカウパーをだらだらと垂れ流し始めた。

「やーんっ。せーし、もったいない……」
 尿道口をペロっと舐められて――
 
「うっ……」
 今度は甘鋭い性感触だ。思わず腰を引いてしまうくらいに鋭く、そして甘美な響きがじぃんと広がる。すると彼女の腕ががっつり彼の腰を捉えた。そして……、
 
「あ~んっ」
 飛び出ている肉槍の先端亀頭を躊躇ちゅうちょなく咥え込んだ。
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