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「じゅぶ、じゅぶっ……れろ、れろ……」
ルシアは、口内であふれているヨダレを陰茎に塗りたくっていった。まるで卵の白身で下ごしらえするかのように、とろとろの透明液をまんべんなく塗り付けていく。
棒がぬるぬるになったところで——
「じゅこじゅこ、ぢゅこぢゅこ……! じゅぶじゅぶ、じゅごじゅこっ!」
高速ピストンフェラだ。
しかも鈴口からカリのでっぱりまでを重点的に狙った、短距離の反復である。
やられている方の彼は、得も言われぬ快感が下半身の奥の方からゾワゾワと動き、硬棒の尖端に集中していくのを感じていた。
かすかに悶えるような、それでいて込み上げてくるような悦楽に酔いしれ、天井を見上げる。
「あー……」
ため息が勝手に出てしまう。
「んー? ふふふ……」
その声を聞いた彼女は顔を傾け、彼の反応をつぶさに確かめ、頬張った亀頭を頬の内粘膜にくっつけ、丸め込むようにして、ぐりぐり擦りつけ、快い刺激をたっぷりと提供していく。
そして彼は、どんどん余裕がなくなってきた……。悶えるような切なさが泉のようにコンコンと湧き上がってきて、それがどんどん腰の内奥に溜まり、広がっていく。
彼の感度の高まりに応じて、彼女の手つきも変わっていった。
片方の手指は輪っかをつくり、サオをシュコシュコと扱く。肉幹をがっちり握りしめるのではなく、サオの表面――皮部分を狙った、一見すると軽く感じる手コキだ。
ところがこれがうまいこと裏スジを引っ張って刺激してくる。
亀頭がクイクイとおじぎするほど裏スジを引っ張られて、彼は欲求がさらに昂まって、焦燥のようなたまらなさが湧き上がってきて、仕方がない。
彼女のもう片方の手もするすると伸びて、玉袋をそっと握りしめる。
さわさわ……さわさわ……と薄皮袋をからかうようにもてあそびながら、ときには彼女の指先は内部のボールの形状にそって、陰嚢の深いところまでもぐり込んでいく。
彼は、股間を支配され、精巣の形を完全に捕らえられ、彼女の指の支配下に置かれ、つままれ、クニクニといじられ、コロコロ転がされ――結果として精子の製造が活性化され、性欲がどんどん上昇していった。
そうしているうちに、睾丸が陰茎の根元にぴたりとくっついた。
それを見た彼女は、
「ん? タマタマ……上がってきた?」
「あ……あぁ……」
弾丸が身体にピタリと設置された。射精準備が整った証拠である。
「それじゃあ……ね? ふふふ……」
今日は妙にいたずらっ気が強いな……と彼が思ったのもつかの間、
「はぁ~~~~んっ」
彼女は大きく口を開け、たっぷりと息を吸い込むと、ずぶずぶと淫茎を飲み込んでいった。
普段のフェラだったら、このあたりまでくると、あとはカリの段差に口唇をひっかけたり、手指でのシュコシュコ扱きをやって、フィニッシュまで一気に抜き去ってくれることが多いのだが――
(もっと奥まで、咥えてくれてる……だと?)
今日の彼女は、さらに喉の奥まで飲み込んでいた。亀頭、カリ首はおろか、肉幹のはじまり……中ほど……そしてとうとう根元まで咥えこんでしまった。ディープなスロートだ。
「ん゙~っ、んっ……んん゙っ」
やや苦しげながらも、彼女の口愛からは、慈しみの思いがたっぷり伝わってくる。
(出して? ねえ、出して……? いっぱい射精……して?)
彼は思う。
射精したい……。
精子が欲しくてたまらない様子で、うっとりとした目でフェラチオしてくれる愛しい恋人に、思いっきり射精したい……。
彼女の動きはゆっくりだった。
スローペースでじっくりと前後する。
ねっとりとした口唇が、舌が、味蕾が、喉の入り口が、のどちんこが、その奥の喉粘膜が、陰茎のすべてを繭のように包んで引き抜こうと、いやらしくうごめく。
タメがつくられていった。
高跳びで跳躍する直前の、あの筋肉の膨らみ。
ギリギリ限界まで引き絞った弓の、あの漲る緊張感。
水道ホースの口を指で塞ぎ、蛇口を全開にしたときにかかってくる、あの圧迫感。
彼女の口内をすべて満たすほど、肉棒が膨らんでいた。
精液矢を放つための準備はすべて整っていた。皮弓弦はキリキリと限界まで引き絞られている。
尿道口のギリギリまで精子が充填されている。おあずけをくらった精子たちが、早く射精させろ! 射精させろ! と暴れ回っているのがわかる。
彼女は、そんな快楽の苦悶に飲まれている彼の様子を嬉しそうに眺めていたが、
「さ、だして……?」
彼女の声帯が美しく戦慄した。
喉の震え。
彼女の首筋から伝わってきた性の波紋が、最後のトリガーとなった。彼女の声が、口の中、喉の中で広がり、声の振動がねっとりといやらしく肉棒を愛撫する。
そして彼の――白濁とした思いの丈が一気に吹き出した。
――ビューーーーッという、高圧水鉄砲のような射精が起こった。
彼女の腹の中に、すべての精子がものすごい勢いで注ぎ込まれていく。
「お゙!? お゙っ……。ごぉ゙ぁ!? ふゅっ゙っ……!?」
喉中で暴れる肉暴君に、彼女の華奢な喉が卑鳴をあげた。
そしてとうとう息が切れたらしく、
「ちゅ…………ぽんっ! ぷはっ! はぁ……はぁ、はぁ! ははっ……あはははっ!」
最後は笑いだした。ちょっとやばい笑い方だ。酸欠になって頭がおかしくなった?
「な……なんでこんなに出るの? 2回目でしょ?」
お、おぅ……としか彼は返せない。
「それに、今朝というか明け方? あんなに出したのに……」
そうだなぁ……。
「それに、昨日の日付変わるころだったっけ? あれだけ出したのに……」
そうだった……。
「それに、昨日の晩ごはんの後もシたのに」
「おまえがかわいすぎて、エロすぎるからだよ!」
「……っ! も、もう! そんなこと言って! はむっ……ちゅるる……っ」
最後に尿道内に残った精液を残らず吸い上げて、ようやく彼女のお掃除フェラが終わった。
ルシアは、口内であふれているヨダレを陰茎に塗りたくっていった。まるで卵の白身で下ごしらえするかのように、とろとろの透明液をまんべんなく塗り付けていく。
棒がぬるぬるになったところで——
「じゅこじゅこ、ぢゅこぢゅこ……! じゅぶじゅぶ、じゅごじゅこっ!」
高速ピストンフェラだ。
しかも鈴口からカリのでっぱりまでを重点的に狙った、短距離の反復である。
やられている方の彼は、得も言われぬ快感が下半身の奥の方からゾワゾワと動き、硬棒の尖端に集中していくのを感じていた。
かすかに悶えるような、それでいて込み上げてくるような悦楽に酔いしれ、天井を見上げる。
「あー……」
ため息が勝手に出てしまう。
「んー? ふふふ……」
その声を聞いた彼女は顔を傾け、彼の反応をつぶさに確かめ、頬張った亀頭を頬の内粘膜にくっつけ、丸め込むようにして、ぐりぐり擦りつけ、快い刺激をたっぷりと提供していく。
そして彼は、どんどん余裕がなくなってきた……。悶えるような切なさが泉のようにコンコンと湧き上がってきて、それがどんどん腰の内奥に溜まり、広がっていく。
彼の感度の高まりに応じて、彼女の手つきも変わっていった。
片方の手指は輪っかをつくり、サオをシュコシュコと扱く。肉幹をがっちり握りしめるのではなく、サオの表面――皮部分を狙った、一見すると軽く感じる手コキだ。
ところがこれがうまいこと裏スジを引っ張って刺激してくる。
亀頭がクイクイとおじぎするほど裏スジを引っ張られて、彼は欲求がさらに昂まって、焦燥のようなたまらなさが湧き上がってきて、仕方がない。
彼女のもう片方の手もするすると伸びて、玉袋をそっと握りしめる。
さわさわ……さわさわ……と薄皮袋をからかうようにもてあそびながら、ときには彼女の指先は内部のボールの形状にそって、陰嚢の深いところまでもぐり込んでいく。
彼は、股間を支配され、精巣の形を完全に捕らえられ、彼女の指の支配下に置かれ、つままれ、クニクニといじられ、コロコロ転がされ――結果として精子の製造が活性化され、性欲がどんどん上昇していった。
そうしているうちに、睾丸が陰茎の根元にぴたりとくっついた。
それを見た彼女は、
「ん? タマタマ……上がってきた?」
「あ……あぁ……」
弾丸が身体にピタリと設置された。射精準備が整った証拠である。
「それじゃあ……ね? ふふふ……」
今日は妙にいたずらっ気が強いな……と彼が思ったのもつかの間、
「はぁ~~~~んっ」
彼女は大きく口を開け、たっぷりと息を吸い込むと、ずぶずぶと淫茎を飲み込んでいった。
普段のフェラだったら、このあたりまでくると、あとはカリの段差に口唇をひっかけたり、手指でのシュコシュコ扱きをやって、フィニッシュまで一気に抜き去ってくれることが多いのだが――
(もっと奥まで、咥えてくれてる……だと?)
今日の彼女は、さらに喉の奥まで飲み込んでいた。亀頭、カリ首はおろか、肉幹のはじまり……中ほど……そしてとうとう根元まで咥えこんでしまった。ディープなスロートだ。
「ん゙~っ、んっ……んん゙っ」
やや苦しげながらも、彼女の口愛からは、慈しみの思いがたっぷり伝わってくる。
(出して? ねえ、出して……? いっぱい射精……して?)
彼は思う。
射精したい……。
精子が欲しくてたまらない様子で、うっとりとした目でフェラチオしてくれる愛しい恋人に、思いっきり射精したい……。
彼女の動きはゆっくりだった。
スローペースでじっくりと前後する。
ねっとりとした口唇が、舌が、味蕾が、喉の入り口が、のどちんこが、その奥の喉粘膜が、陰茎のすべてを繭のように包んで引き抜こうと、いやらしくうごめく。
タメがつくられていった。
高跳びで跳躍する直前の、あの筋肉の膨らみ。
ギリギリ限界まで引き絞った弓の、あの漲る緊張感。
水道ホースの口を指で塞ぎ、蛇口を全開にしたときにかかってくる、あの圧迫感。
彼女の口内をすべて満たすほど、肉棒が膨らんでいた。
精液矢を放つための準備はすべて整っていた。皮弓弦はキリキリと限界まで引き絞られている。
尿道口のギリギリまで精子が充填されている。おあずけをくらった精子たちが、早く射精させろ! 射精させろ! と暴れ回っているのがわかる。
彼女は、そんな快楽の苦悶に飲まれている彼の様子を嬉しそうに眺めていたが、
「さ、だして……?」
彼女の声帯が美しく戦慄した。
喉の震え。
彼女の首筋から伝わってきた性の波紋が、最後のトリガーとなった。彼女の声が、口の中、喉の中で広がり、声の振動がねっとりといやらしく肉棒を愛撫する。
そして彼の――白濁とした思いの丈が一気に吹き出した。
――ビューーーーッという、高圧水鉄砲のような射精が起こった。
彼女の腹の中に、すべての精子がものすごい勢いで注ぎ込まれていく。
「お゙!? お゙っ……。ごぉ゙ぁ!? ふゅっ゙っ……!?」
喉中で暴れる肉暴君に、彼女の華奢な喉が卑鳴をあげた。
そしてとうとう息が切れたらしく、
「ちゅ…………ぽんっ! ぷはっ! はぁ……はぁ、はぁ! ははっ……あはははっ!」
最後は笑いだした。ちょっとやばい笑い方だ。酸欠になって頭がおかしくなった?
「な……なんでこんなに出るの? 2回目でしょ?」
お、おぅ……としか彼は返せない。
「それに、今朝というか明け方? あんなに出したのに……」
そうだなぁ……。
「それに、昨日の日付変わるころだったっけ? あれだけ出したのに……」
そうだった……。
「それに、昨日の晩ごはんの後もシたのに」
「おまえがかわいすぎて、エロすぎるからだよ!」
「……っ! も、もう! そんなこと言って! はむっ……ちゅるる……っ」
最後に尿道内に残った精液を残らず吸い上げて、ようやく彼女のお掃除フェラが終わった。
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