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シーズン1
第十二話
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泉堂から「浅香さん、メニュー見ないの?」と声をかけられた。
「私はいつも、さば塩焼き定食に決めているので」
蓮水監査部長が「おすすめなら、私もそれにしよう」と言い出した。結構熱心にメニューを眺めていたのに、本当に良いのかと心配になった。
「他もいろいろ食べましたけど、どれも美味しかったですよ」
泉堂まで「いろいろ食べた上で落ち着いたのなら、間違いないはず」と言い出した。結局三人とも同じ物を頼むことになった。
注文をして、料理が来るのを待っている間に、蓮水監査部長から話しかけられた。
「これまで本社への出勤が少なかったから、毎回同じ場所で昼食を摂っていたんだ。さすがに三日連続もどうかとなって、泉堂に相談をしたというわけだ」
凡子は、気の利いた言葉も思いつかず、「そうなんですね」と、相づちをうった。蓮水監査部長の顔は眩しすぎて、ちらちらとしか見ることができない。蓮水監査部長は、挙動不審な凡子にでも、普通に接してくれる。クールな印象が強かったが、完璧なまでに大人の男性だ。泉堂ほどではないが、思っていたよりは、ずっと人当たりが良い。
「僕はいつも、ふらりと入ってすますんだけどね。ここ二回、浅香さんについて行ったら、かなりの当たりだったからさ」
凡子は、泉堂の言葉がひっかかった。今の言い方だと、フレンチレストランも凡子についてきたことになる。目を向けると、泉堂が舌を出した。
「二人は、いつから?」
蓮水監査部長が妙な聞き方をしてきた。
「初めてしゃべったのは、先週だよね。受付の人たちって、本社に来る度、顔を見てるから、知り合いみたいな気になるんだよね」
泉堂の言い分はわかる。
「浅香さんも、目立つからって蓮水のことを知ってたしね。僕のことは、蓮水のおまけとして、知ってくれてたみたいだけど」
凡子は、どう反応したら良いのかわからなかった。事実、そうかもしれないが、本人に『おまけ』だと伝えた覚えはない。
「私は目立ってるのか? 本社にはだいたい週一しか顔をださないのに」
「かえってレアキャラ感が、あるんじゃないか?」
「そんなもんなのか」
このまま、二人だけで会話してくれれば良いのにと、凡子は思った。顔は、ちらちらとしか見ることができないが、声をたくさん聞けるだけで、至福を味わえる。
「浅香さんが蓮水のことをなんか言ってたよ。眉目秀麗だったっけ?」
凡子は驚いて泉堂の顔を見た。泉堂から微笑みかけられた。蓮水監査部長の顔は、怖くて見ることができない。凡子は、とにかく「申し訳ございません」と、謝った。
「えっ、どうして謝るの?」
泉堂は悪びれずに言う。泉堂が、凡子に対し勝手に親しみを抱いているだけで、蓮水監査部長にとっては、ただの関連会社社員なのだ。
おまけに蓮水監査部長は、本社社員の中でも、エリートコースを異例の早さで駆け上がっている特別な存在だ。決して、気安く話せる存在ではない。
「自分のいないところで容姿についてあれこれ言われていたと知れば、不快になるかと。私が、軽率でした」
凡子は机に額がつきそうなくらい頭をさげた。
蓮水監査部長が「浅香さん、大丈夫、顔をあげて」と声をかけてきたので、凡子は顔をあげた。
「慣れてるから、まったく、気にしていない」
「慣れていらっしゃる……」
「そう、子供の頃から、容姿を褒められ続けているから」
凡子は「さようでございましたか」と、頷いた。
「たしかに、それだけ美しければ、幼少の頃より、常に賛美の言葉をかけられてきたことでしょう」
泉堂がふきだした。
「笑ってもらわないと、かなり恥ずかしい状態になってしまうんだが」
凡子は自分が冗談を真に受けてしまったと気づいて、また「申し訳ございません」と、頭を下げた。
「泉堂、お前が揶揄うのが悪い」
蓮水監査部長が泉堂を窘めた。
「だって、浅香さん、反応が面白いから」
「それをやめろって言ってるんだ」
蓮水監査部長が泉堂を叱りつけた。古くからの友人といっても、こんな場面では、上司と部下に見える。
凡子は、美形の二人が、並んで仲良く話しているのを眺めながら「なんか良いな」と思った。瑠璃が二人をカップルに仕立て上げたくなる気持ちも、少し理解できた。
料理が運ばれてきた。全員、さば塩焼き定食なので、奥にいる凡子から配膳された。
焼きさばの香りと、赤だしの香りが鼻腔をくすぐる。
「肉厚で、脂ものっている。美味そう」
泉堂の言葉に、蓮水監査部長も同調した。
凡子が、蓮水監査部長の前で料理の写真を撮るのを躊躇っていると、泉堂が「写真、撮らないの?」と声を掛けてくれた。
「それじゃ、失礼します」と、凡子は自分の料理だけを真上から写した。
「蓮水では『匂わせ』しないんだ」
「はい、いたしません」
凡子が強めに言ったので、泉堂もそれ以上何も言わなかった。
凡子は手を合わせたあと、箸を手に取った。味噌汁を一口すすった。青ネギの風味が良い。
ふと、蓮水監査部長の手元が、視界に入った。箸の持ち方に気品を感じる。手指の造形も、泉堂に引けを取らない美しさだ。凡子がつい見蕩れていると、泉堂の声が聞こえて我に返った。
「皮がパリッパリ」と、喜んでいる。
「お魚を炭火で焼いているんです」
蓮水監査部長が「なるほど」と頷いた。
「浅香さんに店を紹介してもらって、正解だっただろう」
泉堂が、自分の手柄のように言う。
さば塩焼きには大根おろしが添えられている。醤油を数滴垂らすと、白い山肌が茶色く染まっていく。それから、皮にレモンを搾る。
さばの身の中央を箸でほぐし、口に運ぶ。さばの旨みがたまらない。次は、大根おろしをのせる。
凡子はしばらくこの店に来なかったことを、後悔した。
SNSに写真を投稿するのに彩りが鮮やかな洋食の方が、映える。そのせいで和食から足が遠のいていた。これからは、他にも和食の店を開拓して、ヘルシーランチを提案するのも悪くない。
食事代は、蓮水監査部長が出してくれた。一応は、自分で払うと訴えかけてみたが、蓮水監査部長相手には強くも言えず、すぐに、受け入れた。
凡子は、最後にもう一度お礼を言って「休憩時間が終わるので」と、本社ビルに一人で先に向かった。地下入り口にたどり着いたところで、泉堂から声を掛けられた。
二人は普段、一階のゲートからビル内に入る。凡子は、泉堂がついてきているとは思っていなかったので、驚いた。
「忘れ物でもしていましたか?」
泉堂が、顔を左右に振った。
「連絡先を訊こうと思って」
凡子はすぐに「誰のですか?」と、返した。
泉堂が眉間にしわを寄せた。
「この状況で、浅香さん以外の連絡先を訊いている可能性って考えられる?」
「そうかもしれませんが、泉堂さんが私の連絡先を必要としているとは思えませんので」
泉堂がため息をついた。
「浅香さんって、僕になんか冷たいよね。蓮水が訊いてきて、そういう返しする? しないでしょう」
凡子は少し考えて「蓮水監査部長は、私に連絡先を訊いたりしません」と、答えた。
「教えてくれないなら、毎日、受付までお店を教えてもらいに行くよ。他の人が居ても構わずにね」
凡子は「困ります」と、顔を何度も左右に動かした。瑠璃にも優香にも泉堂と話しているところを見られるのはまずい。
「もう、昼休みが終わるんでしょう。歩きながら話そう」と、促された。
仕方なく、並んで階段を下りていく。話そうと言った割に、泉堂は何も言わない。
地下まで下りきって、凡子は失敗したと気づいた。昼間は、夜間出入口を使用する人がほとんどいない。
泉堂が「そんなに怯えなくてもいいよ」と言った。
「時々、僕と蓮水で行くための、美味しいランチを教えてくれればいいだけだよ」
恐る恐る泉堂の顔を見上げると、冷たい目をして、笑っていた。
「私はいつも、さば塩焼き定食に決めているので」
蓮水監査部長が「おすすめなら、私もそれにしよう」と言い出した。結構熱心にメニューを眺めていたのに、本当に良いのかと心配になった。
「他もいろいろ食べましたけど、どれも美味しかったですよ」
泉堂まで「いろいろ食べた上で落ち着いたのなら、間違いないはず」と言い出した。結局三人とも同じ物を頼むことになった。
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「これまで本社への出勤が少なかったから、毎回同じ場所で昼食を摂っていたんだ。さすがに三日連続もどうかとなって、泉堂に相談をしたというわけだ」
凡子は、気の利いた言葉も思いつかず、「そうなんですね」と、相づちをうった。蓮水監査部長の顔は眩しすぎて、ちらちらとしか見ることができない。蓮水監査部長は、挙動不審な凡子にでも、普通に接してくれる。クールな印象が強かったが、完璧なまでに大人の男性だ。泉堂ほどではないが、思っていたよりは、ずっと人当たりが良い。
「僕はいつも、ふらりと入ってすますんだけどね。ここ二回、浅香さんについて行ったら、かなりの当たりだったからさ」
凡子は、泉堂の言葉がひっかかった。今の言い方だと、フレンチレストランも凡子についてきたことになる。目を向けると、泉堂が舌を出した。
「二人は、いつから?」
蓮水監査部長が妙な聞き方をしてきた。
「初めてしゃべったのは、先週だよね。受付の人たちって、本社に来る度、顔を見てるから、知り合いみたいな気になるんだよね」
泉堂の言い分はわかる。
「浅香さんも、目立つからって蓮水のことを知ってたしね。僕のことは、蓮水のおまけとして、知ってくれてたみたいだけど」
凡子は、どう反応したら良いのかわからなかった。事実、そうかもしれないが、本人に『おまけ』だと伝えた覚えはない。
「私は目立ってるのか? 本社にはだいたい週一しか顔をださないのに」
「かえってレアキャラ感が、あるんじゃないか?」
「そんなもんなのか」
このまま、二人だけで会話してくれれば良いのにと、凡子は思った。顔は、ちらちらとしか見ることができないが、声をたくさん聞けるだけで、至福を味わえる。
「浅香さんが蓮水のことをなんか言ってたよ。眉目秀麗だったっけ?」
凡子は驚いて泉堂の顔を見た。泉堂から微笑みかけられた。蓮水監査部長の顔は、怖くて見ることができない。凡子は、とにかく「申し訳ございません」と、謝った。
「えっ、どうして謝るの?」
泉堂は悪びれずに言う。泉堂が、凡子に対し勝手に親しみを抱いているだけで、蓮水監査部長にとっては、ただの関連会社社員なのだ。
おまけに蓮水監査部長は、本社社員の中でも、エリートコースを異例の早さで駆け上がっている特別な存在だ。決して、気安く話せる存在ではない。
「自分のいないところで容姿についてあれこれ言われていたと知れば、不快になるかと。私が、軽率でした」
凡子は机に額がつきそうなくらい頭をさげた。
蓮水監査部長が「浅香さん、大丈夫、顔をあげて」と声をかけてきたので、凡子は顔をあげた。
「慣れてるから、まったく、気にしていない」
「慣れていらっしゃる……」
「そう、子供の頃から、容姿を褒められ続けているから」
凡子は「さようでございましたか」と、頷いた。
「たしかに、それだけ美しければ、幼少の頃より、常に賛美の言葉をかけられてきたことでしょう」
泉堂がふきだした。
「笑ってもらわないと、かなり恥ずかしい状態になってしまうんだが」
凡子は自分が冗談を真に受けてしまったと気づいて、また「申し訳ございません」と、頭を下げた。
「泉堂、お前が揶揄うのが悪い」
蓮水監査部長が泉堂を窘めた。
「だって、浅香さん、反応が面白いから」
「それをやめろって言ってるんだ」
蓮水監査部長が泉堂を叱りつけた。古くからの友人といっても、こんな場面では、上司と部下に見える。
凡子は、美形の二人が、並んで仲良く話しているのを眺めながら「なんか良いな」と思った。瑠璃が二人をカップルに仕立て上げたくなる気持ちも、少し理解できた。
料理が運ばれてきた。全員、さば塩焼き定食なので、奥にいる凡子から配膳された。
焼きさばの香りと、赤だしの香りが鼻腔をくすぐる。
「肉厚で、脂ものっている。美味そう」
泉堂の言葉に、蓮水監査部長も同調した。
凡子が、蓮水監査部長の前で料理の写真を撮るのを躊躇っていると、泉堂が「写真、撮らないの?」と声を掛けてくれた。
「それじゃ、失礼します」と、凡子は自分の料理だけを真上から写した。
「蓮水では『匂わせ』しないんだ」
「はい、いたしません」
凡子が強めに言ったので、泉堂もそれ以上何も言わなかった。
凡子は手を合わせたあと、箸を手に取った。味噌汁を一口すすった。青ネギの風味が良い。
ふと、蓮水監査部長の手元が、視界に入った。箸の持ち方に気品を感じる。手指の造形も、泉堂に引けを取らない美しさだ。凡子がつい見蕩れていると、泉堂の声が聞こえて我に返った。
「皮がパリッパリ」と、喜んでいる。
「お魚を炭火で焼いているんです」
蓮水監査部長が「なるほど」と頷いた。
「浅香さんに店を紹介してもらって、正解だっただろう」
泉堂が、自分の手柄のように言う。
さば塩焼きには大根おろしが添えられている。醤油を数滴垂らすと、白い山肌が茶色く染まっていく。それから、皮にレモンを搾る。
さばの身の中央を箸でほぐし、口に運ぶ。さばの旨みがたまらない。次は、大根おろしをのせる。
凡子はしばらくこの店に来なかったことを、後悔した。
SNSに写真を投稿するのに彩りが鮮やかな洋食の方が、映える。そのせいで和食から足が遠のいていた。これからは、他にも和食の店を開拓して、ヘルシーランチを提案するのも悪くない。
食事代は、蓮水監査部長が出してくれた。一応は、自分で払うと訴えかけてみたが、蓮水監査部長相手には強くも言えず、すぐに、受け入れた。
凡子は、最後にもう一度お礼を言って「休憩時間が終わるので」と、本社ビルに一人で先に向かった。地下入り口にたどり着いたところで、泉堂から声を掛けられた。
二人は普段、一階のゲートからビル内に入る。凡子は、泉堂がついてきているとは思っていなかったので、驚いた。
「忘れ物でもしていましたか?」
泉堂が、顔を左右に振った。
「連絡先を訊こうと思って」
凡子はすぐに「誰のですか?」と、返した。
泉堂が眉間にしわを寄せた。
「この状況で、浅香さん以外の連絡先を訊いている可能性って考えられる?」
「そうかもしれませんが、泉堂さんが私の連絡先を必要としているとは思えませんので」
泉堂がため息をついた。
「浅香さんって、僕になんか冷たいよね。蓮水が訊いてきて、そういう返しする? しないでしょう」
凡子は少し考えて「蓮水監査部長は、私に連絡先を訊いたりしません」と、答えた。
「教えてくれないなら、毎日、受付までお店を教えてもらいに行くよ。他の人が居ても構わずにね」
凡子は「困ります」と、顔を何度も左右に動かした。瑠璃にも優香にも泉堂と話しているところを見られるのはまずい。
「もう、昼休みが終わるんでしょう。歩きながら話そう」と、促された。
仕方なく、並んで階段を下りていく。話そうと言った割に、泉堂は何も言わない。
地下まで下りきって、凡子は失敗したと気づいた。昼間は、夜間出入口を使用する人がほとんどいない。
泉堂が「そんなに怯えなくてもいいよ」と言った。
「時々、僕と蓮水で行くための、美味しいランチを教えてくれればいいだけだよ」
恐る恐る泉堂の顔を見上げると、冷たい目をして、笑っていた。
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