ソシャゲの相棒(♂)は異世界転移したら美少女(♀︎)だった!?

雨夜☆ドリー

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~第四章~

いざバルトロ領へ!【一】

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 ギルドホームに帰って来て、カヴァルはサクラを呼び止める。

 「サクラちゃん、ちょっと良いかな?」
 「カヴァルさん、どうしました?」
 「ちょっと調べ物したいんだけど、手伝ってくれないかな?」
 「良いですよ?お兄ちゃんみたいに疲れてもないんで」
 「リョウマはすぐに寝ちゃったみたいだね」
 「それで、何を手伝えばいいですか?私に頼むって事は………さてはやばい事ですか?」
 カヴァルは慌てて。
 「いやいや、リョウマの妹にやばい事なんか頼めないよ。そんな事頼んだらリョウマに殺される」
 慌てて否定するカヴァルを見てクスッと笑いながら、そんな事ないですよー!とカヴァルの肩を叩くサクラ。

 「それで頼みたい事なんだけど、サクラちゃん隠密特化してるでしょ?バルトロ領について調べて欲しいんだ?」
 「……つまり、王宮に忍びこめと?」
 「…………そんな、感じ?」
 「やばい話じゃないですか!…………まぁ、見つからない自信ありますけど」
 満面の笑みを浮かべVサインをするサクラ。
 「ごめん、サクラちゃんにしか頼めなくて」
 「なら今度美味しいものご馳走して下さい、例えば駅前のチー………じゃなくて!楽しみにしていますね!」
 「も、もちろん!」
 
 (しめしめ、これで最近話題の行列が出来る苺タルトが食べれる。お兄ちゃんといいカヴァルさんもチョロいし優しいなぁー)

 「じゃあ、行って来ますね!」
 「あぁ、よろしく」

 サクラがギルドホームから出ていくのを見送って。
 「さぁ、もう一つの調べ物するか……」

 
 ギルドホームを出て、ギルド会館でアニマさんを探す。
 周りを見回してもアニマさんは見つからず窓口でアニマさんの所在を聞く。
 「すみません、アニマさんは居ますかね?」
 「アニマですか?少々お待ち下さい…」
 そう言うと窓口にいた職員は奥に消える。
 暫くすると、窓口にいた職員は、ショートカットの職員を連れてきた。
 「アニマは現在会議中ですので、この者がお話を聞きます」
 「あ、そうなんですか……ならお願いします」
 「どうぞ、こちらへ」
 ショートカットの職員に連れられ小さな相談室に通された。
 椅子に座るとカヴァルは自己紹介をする。自己紹介をされたショートカットの職員もカヴァルに続いて自己紹介をする。
 「はじめまして、ギルド職員のユーリと申します。ギルド《大鴉の尻尾レイヴンテイル》のギルドランクSSおめでとうございます」
 「あ、うん。ありがとうございます。それで相談……いや、相談と言うか質問かな?いいですか?」
 「もちろんですよ。何でしょう?聞きたい事と言うのは…」
 「いろいろ聞きたい事は有るんだけど、とりあえず最優先で聞きたい事は、二つ名についてかな?」
 あぁ、なるほどね。みたいな顔でカヴァルの顔を見るユーリさん。
 「二つ名……とは国王陛下自らが与えられる冒険者最高の栄誉の一つです。二つ名は冒険者様、自ら名乗る事は許されていませんので、二つ名を頂いたとは即ち国王陛下に認められた……と言う事になります」
 「なるほどね、つまり二つ名を貰えると、その冒険者は他者からも認められた存在となる訳だね」
 「そうです。いろいろ利便性は高まりますね。また二つ名を頂いた冒険者様は二つ名によってステータスがアップします」
 「え?ステータスアップ?」
 「はい。頂いた二つ名にもよりますが……メリットはあってもデメリットは有り得ませんね」
 「そっか……二つ名すげーな。ユーリさんありがとう。ちょっと確かめたい事もあるから、今日はこれで失礼します」
 「はい。カヴァル様またのお越しをお待ちしています」


 ユーリさんと別れたカヴァルはギルドホームに帰りレインの部屋を訪ねた。
 「どうしたの?カヴァルくん」
 「ちょっと確かめて欲しい事があるんだけど……」
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