ソシャゲの相棒(♂)は異世界転移したら美少女(♀︎)だった!?

雨夜☆ドリー

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~第二章~

初めてのクエスト!【五】

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 凄まじい轟音とフレッグ達の鳴き声の後、砂埃が視界を妨げる……。

ㅤ暫くして、砂埃が視界から消える。
 「お、やっと砂埃落ち着いてきたな」

 目の前に広がる無数の穴堀………。
 「えーっと、フレッグのフの字も残ってないわよ、マーチンさん」
 「はは、だな」
 「これは……封印だな」
 「うむ。才器は極力使うのは控えた方が良かろう」

 そんなこんなで僕らは武器屋で仕入れた武器でフレッグと対峙する事にしたのだった……。

 「そっちに一匹行ったわよ!リョウマ!」
 「おぅ!任せろ!」
 「ってマーチンさん!何してんの?今戦闘中!」
 フレッグの攻撃を交わしながらぶつぶつと喋っているマーチンさんに声をかける。
 「あぁ、すまない。今ブッフォンくん達から念話が来てな」
 「なんて?」
 「お使いクエストの素材集めの為にモンスターを狩ってもいいか?とな」
 僕はフレッグの攻撃を交わしながら
 「才器の話もした?」
 「あぁ、使うな!とな」
 「良かった……」
 「二人とも喋ってないで片ずけるわよ!」
 「了解!」
 「了解した!」

 
 フレッグ討伐の報告をしに、ギルド本店に戻る。
 その後も何個かの討伐クエストをこなす。

 全てのクエストをこなしたあと、僕は一つの事に気づいた。
 「マーチンさん、この世界のモンスターってEIとぜんぜん違うよね?知らないモンスターばかりだ」
 「あぁ、その様だな…世界観はEIそのものだが……モンスターなど、あと料理もか、全然別物だな…」
 「それってどういう事?」
 レインが首をかしげて僕らに聞く。
 「まぁ、今はあんまり考えても仕方なかろう、この世界を知ることが先決だ」
 「だねー、とりあえずはチート能力でどうにかなりそうだし…」
 「そうねー、まぁ楽しみましょ」
 「だね」

 僕達はそんな会話をしながらギルドホームの鍵を開ける。

 部屋に入るといい匂いが部屋中に充満している。
 「あ、リョウちゃん達おかえりー」
 エプロン姿のすずめが僕達を出迎える。

 「テーブルに座って待っててね!すぐご飯にするから」
 「おぉ!仕事が終わったお父さんの気持ちがわかるな」
 意味不明なマーチンさんを残しレインと二人自室に戻る。

 「おわっ!部屋が荷物でいっぱいだ!」
 僕は慌ててリビングに舞い戻る。
 「部屋の荷物ってなに?」
 「それは今日の戦利品だよ、お兄ちゃん」
 「とりあえず部屋に必要そうな物だけしか買ってないからねー」
 キッチンからすずめの声が飛んでくる。
 「二人ともありがとう」
 「どういたしまして、お兄ちゃん」

 部屋にある荷物を開けるとベッドにクローゼットなど、生活に必要な物が大体は揃っていた。

 「ご飯出来たよー!みんなリビングに集まってねー」
 すずめの号令が掛かる。
 普段のすずめよりも今のすずめは何だか楽しそうだ。声のトーンが違う。僕は少し嬉しくなっていた。
 なんだかんだで一番この世界に馴染んでいるすずめに安心したのだった。
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