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18.これからのこと
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俺は斑鳩さんについてを俺自身の考え交えてミナに話した。
「なるほどー。でもそれって全員が捕まっていて斑鳩って人が、カズくんのお父さん達を人質にとられていてアメリカに利用されてる可能性もあるよね?」
「その可能性は限りなく低いんだヒューゲル」
たしかにミナの言うとおりその可能性は考えた。けれどそれはルナトの言うとおりないと思う。
「たしかにミナの考えが当たってたら嬉しいさ。父さんと母さんが生きてる可能性が大きいって事だしな。でも少なくとも斑鳩さん、いや斑鳩は敵だ。チャーリーを殺す理由はないからな」
もし何らかの理由があってアメリカに協力せざるを得ないの状況なら、二人を捕縛させて自分の状況を伝えた方がいい。チャーリーが斑鳩と親しい仲なのは名前を呼んだ時点でわかる。
少なくとも尋問すれば帝国は、斑鳩の情報を幾分か手に入れられるだろう。
その情報が斑鳩にとって不利益を生じるため、窮地にある祐樹を救出し、捕虜になってしまったチャーリーを殺害し情報漏洩を阻止した。
「斑鳩と呼ばれたやつが帝国の味方ならば、少なくとも帝国に片方を情報源として渡すはずなんだ。まぁそいつが和澄の叔父である芦屋斑鳩であるかはどうかの確証はないのだがな」
ルナトのいうとおりだ。斑鳩というのは珍しい名前だが、斑鳩と呼ばれた男が母さんの弟かどうかはわからないのだ。
そしてまだ聞いていなかったが俺たちの容疑はどうなったのだろうか?
「そういえばルナト。俺と叔母さんの疑いは晴れたのか?」
俺はルナトに聞いてみる。殿下であるルナトなら知っているはずだ。
「今のところ保留だな。少なくとも俺は和澄をもう疑ってはいない。これでお前がアメリカの尖兵だったら俺は泣くぞ。なにせ初めてできた友人だからな」
どうやら疑いは晴れてなかったようだ。半ばイラついたので俺は真顔でいう。
「え?友達だったのか?」
少し悲しそうな顔をしてルナトが俺をみてきた。この前の仕返しをしたくなったから言っただけなのだが可哀想に思えた。
「冗談だよ。ルナトは俺の友達だ。ルナトこそ俺を裏切らないでくれよ。つい最近友達だと思っていた二人に裏切られたからな。正直悲しかった」
祐樹とチャーリーとの付き合いは短いから裏切られても敵認定はできた。
しかし悲しくなかったわけではない。友人と思っていた人物の裏切りはかなり堪える。
「そっかー。わたしは交流がクラスメイト程度しかなかったから残念だなー程度だったけど、カズくんは放課後に二人と遊びに行ってたりしてたもんね」
ミナがそう言って頭を撫でてくる。ミナへの好意を隠す気はなくなったがこれはちょっと恥ずかしい。
「ククク。お前達ふたりをみていると安心するよ。みんながみているまえでそこまでできるなんてな」
あ、ミナが恥ずかしがって撫でるのをやめる。恥ずかしいけどやめてほしかったわけじゃないのに!許すまじルナト。
俺はチョップをしようとして構える前にとめられた。こいつこんなことで俺の目を模倣しやがった。
「ゴホン!とりあえず今後について話そうと思う。殿下もお戯れもほどほどにして聞いて下さい」
叔父さんはじゃれ合ってる俺たちを落ち着かせるために咳払いをして話し始める。しかし頬を腫らしてるためにあまり威厳がない。あ、ルナトが笑いをこらえてる。
一人不安だが、とりあえず全員話を聞く姿勢を示す。
「まず和澄とミナちゃんについてだが、これまで通り学校に登校してもらう」
俺たちはまた学校に通うことになった。祐樹を捕縛できなかった以上、<解析>の魔眼を持つミナが狙われる可能性が高い。だからしばらくは雲隠れするものだとおもっていたのだが・・・
俺の疑問に答えるかのように叔父さんがいう。
「二人のクラスは解体してそれぞれ別のクラスに行くそうだ。そこでわたしは学長と相談し、二人を殿下と同じクラスに転入させてもらった」
ルナトが俺たちと同じウェストサンド学園に籍を置いているのは知っていたが、校内で一度もみたことがなかった。
「ミナちゃんを守るには限度があるからな。優秀な逸材とはいえ、一般市民に軍が人員を割いたら、貴族達にミナちゃんが何をされるかわからない。その点殿下と同じクラスにいれば殿下の力もかりれる。殿下の戦闘能力もかなり高いし、和澄と二人で時間稼ぎは余裕でできるだろうということからだ」
陛下は寛容な性格だが、この国の貴族達はそうでもない。元帥である叔父さんが陛下と対等に話しただけで俺たち家族にまで暗殺者を仕掛けてきた者までいた。そいつらは叔母さんが捕縛して、貴族もきっちり罰せられたけどね。
「しかしスパイとは別に問題がある。私のクラスが貴族階級のみが所属するクラスということだな。成績優秀者のみのクラスなのだがおかしな話ではある。まぁ私といれば二人はちょっかいはかけられはしないだろう」
やはりルナトのクラスは貴族だらけなのか。なんとなくそうはおもっていたけれど、絶対不正でクラスに入ったやつもいるだろうな。しかし貴族しかいないクラスならスパイの心配はあまりしなくていいだろう。貴族なら今の地位を捨ててまで裏切る者も多くはないはずだ。
そして叔父さんは話を続けた。そのクラスの担任も変更するらしい。なんでも貴族贔屓で度々問題を起こしていたそうで丁度良いので解雇したそうだ。
次の担任はなんとカナンさんらしい。顔見知りの人物でよかった。これなら問題が起きてもすぐに対処できそうだ。
変更点など色々話されたが、あとは注意事項だけで来週からの登校と言うことだから一週間は自由な時間が過ごせる。
ミナが一度イヴさんに会いたいということで、ルナトを誘い俺達は学園に向かった。
「なるほどー。でもそれって全員が捕まっていて斑鳩って人が、カズくんのお父さん達を人質にとられていてアメリカに利用されてる可能性もあるよね?」
「その可能性は限りなく低いんだヒューゲル」
たしかにミナの言うとおりその可能性は考えた。けれどそれはルナトの言うとおりないと思う。
「たしかにミナの考えが当たってたら嬉しいさ。父さんと母さんが生きてる可能性が大きいって事だしな。でも少なくとも斑鳩さん、いや斑鳩は敵だ。チャーリーを殺す理由はないからな」
もし何らかの理由があってアメリカに協力せざるを得ないの状況なら、二人を捕縛させて自分の状況を伝えた方がいい。チャーリーが斑鳩と親しい仲なのは名前を呼んだ時点でわかる。
少なくとも尋問すれば帝国は、斑鳩の情報を幾分か手に入れられるだろう。
その情報が斑鳩にとって不利益を生じるため、窮地にある祐樹を救出し、捕虜になってしまったチャーリーを殺害し情報漏洩を阻止した。
「斑鳩と呼ばれたやつが帝国の味方ならば、少なくとも帝国に片方を情報源として渡すはずなんだ。まぁそいつが和澄の叔父である芦屋斑鳩であるかはどうかの確証はないのだがな」
ルナトのいうとおりだ。斑鳩というのは珍しい名前だが、斑鳩と呼ばれた男が母さんの弟かどうかはわからないのだ。
そしてまだ聞いていなかったが俺たちの容疑はどうなったのだろうか?
「そういえばルナト。俺と叔母さんの疑いは晴れたのか?」
俺はルナトに聞いてみる。殿下であるルナトなら知っているはずだ。
「今のところ保留だな。少なくとも俺は和澄をもう疑ってはいない。これでお前がアメリカの尖兵だったら俺は泣くぞ。なにせ初めてできた友人だからな」
どうやら疑いは晴れてなかったようだ。半ばイラついたので俺は真顔でいう。
「え?友達だったのか?」
少し悲しそうな顔をしてルナトが俺をみてきた。この前の仕返しをしたくなったから言っただけなのだが可哀想に思えた。
「冗談だよ。ルナトは俺の友達だ。ルナトこそ俺を裏切らないでくれよ。つい最近友達だと思っていた二人に裏切られたからな。正直悲しかった」
祐樹とチャーリーとの付き合いは短いから裏切られても敵認定はできた。
しかし悲しくなかったわけではない。友人と思っていた人物の裏切りはかなり堪える。
「そっかー。わたしは交流がクラスメイト程度しかなかったから残念だなー程度だったけど、カズくんは放課後に二人と遊びに行ってたりしてたもんね」
ミナがそう言って頭を撫でてくる。ミナへの好意を隠す気はなくなったがこれはちょっと恥ずかしい。
「ククク。お前達ふたりをみていると安心するよ。みんながみているまえでそこまでできるなんてな」
あ、ミナが恥ずかしがって撫でるのをやめる。恥ずかしいけどやめてほしかったわけじゃないのに!許すまじルナト。
俺はチョップをしようとして構える前にとめられた。こいつこんなことで俺の目を模倣しやがった。
「ゴホン!とりあえず今後について話そうと思う。殿下もお戯れもほどほどにして聞いて下さい」
叔父さんはじゃれ合ってる俺たちを落ち着かせるために咳払いをして話し始める。しかし頬を腫らしてるためにあまり威厳がない。あ、ルナトが笑いをこらえてる。
一人不安だが、とりあえず全員話を聞く姿勢を示す。
「まず和澄とミナちゃんについてだが、これまで通り学校に登校してもらう」
俺たちはまた学校に通うことになった。祐樹を捕縛できなかった以上、<解析>の魔眼を持つミナが狙われる可能性が高い。だからしばらくは雲隠れするものだとおもっていたのだが・・・
俺の疑問に答えるかのように叔父さんがいう。
「二人のクラスは解体してそれぞれ別のクラスに行くそうだ。そこでわたしは学長と相談し、二人を殿下と同じクラスに転入させてもらった」
ルナトが俺たちと同じウェストサンド学園に籍を置いているのは知っていたが、校内で一度もみたことがなかった。
「ミナちゃんを守るには限度があるからな。優秀な逸材とはいえ、一般市民に軍が人員を割いたら、貴族達にミナちゃんが何をされるかわからない。その点殿下と同じクラスにいれば殿下の力もかりれる。殿下の戦闘能力もかなり高いし、和澄と二人で時間稼ぎは余裕でできるだろうということからだ」
陛下は寛容な性格だが、この国の貴族達はそうでもない。元帥である叔父さんが陛下と対等に話しただけで俺たち家族にまで暗殺者を仕掛けてきた者までいた。そいつらは叔母さんが捕縛して、貴族もきっちり罰せられたけどね。
「しかしスパイとは別に問題がある。私のクラスが貴族階級のみが所属するクラスということだな。成績優秀者のみのクラスなのだがおかしな話ではある。まぁ私といれば二人はちょっかいはかけられはしないだろう」
やはりルナトのクラスは貴族だらけなのか。なんとなくそうはおもっていたけれど、絶対不正でクラスに入ったやつもいるだろうな。しかし貴族しかいないクラスならスパイの心配はあまりしなくていいだろう。貴族なら今の地位を捨ててまで裏切る者も多くはないはずだ。
そして叔父さんは話を続けた。そのクラスの担任も変更するらしい。なんでも貴族贔屓で度々問題を起こしていたそうで丁度良いので解雇したそうだ。
次の担任はなんとカナンさんらしい。顔見知りの人物でよかった。これなら問題が起きてもすぐに対処できそうだ。
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