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68.牛と馬 Cow&Horse!
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モスゲイルさんは同じ場所で待っていた。
「おやおや?話は終わったようですね。そちらにメアリー様が訪れたと思うのですが・・・」
「あぁ、メアリーは来ました。まだ散歩を続けるそうです」
メアリーさんは、俺達より先に滝の裏の洞窟から出ていった。
散歩の続きをすると言っていたな。
「さようでございますか。承知しました」
今気づいたけど、モスゲイルさん流暢に喋れるようになってる。
この短時間で言葉を完全に習得したのか?
すごいな。
ふよふよとフェイ、テイルがモスゲイルさんに近寄っていく。
(モスゲイルの旦那。私達にティアを紹介してくれてどうもありがと)
(あぁ!ボクもテイルと言う名前を貰えたし。ほんとにありがとう)
ブレイブもモスゲイルさんの頭の上をくるくる周って鳴き声を上げている。
スノーも咽を鳴らして、身体を擦りつけている。
感謝の表現か?
(あたしはそこのモスマン族知らなーい)
「ライは知らないんだ。俺はてっきりモスゲイルさんはここら辺を治めてるか管理しているもんだと思ってたんだけどな」
「えぇ。ワタクシはここら一体を管理しております。しかしこちらに移動してきてから蓄電モモンガの一族には出会っておりません」
なんだ。単にあったことないだけか。
(あたし以外はまだ神園にいると思う)
「そうなのですか。ワタクシの一族も一部は故郷である神園から離れたくないと言う者も少なからずいました」
「え、それって大丈夫なんですか?」
「無論、危険を承知で残っております」
危険でも残るって考えは俺からしたら理解はできない。
俺は土地より民のが重要だと思うけどなぁ。
「まぁ本人達が了承してるのに私達がなにを心配しても仕方あるまい。それに我々もアメリカと戦争中なんだ。自分達の心配をしよう」
祐樹達は説得で解決した。
でも戦争でそんな甘いことが続くはずもない。
それにモルフェさんが言ってたイヴさんより膨大なエネルギーの持ち主も気になる。
「まぁルナトの言うとおりだな」
「さてまぁ、目的は達したことだし一旦戻るか?」
「そうだな。モスゲイルさんもよければ来ますか?」
モスゲイルさんは考え込む。
「いえ、ワタクシはここの森の長です。何かあったら困ります故」
「そうですか。ふと思ったのですけど、この森って肉食はいるんですか?」
「いませんよ。ライ様もそうですが、我々は基本的に自分たちと同じ属性を纏った物を食べます故」
マジか。じゃあここは普通の動物はいないんだな。
あの家の近くにいた鳥とかは何を食べているんだろうか。
「まぁそういうことなら仕方ないですね」
「私から代表して、今日はありがとうございましたモスゲイル殿」
ルナトが代表して御礼を述べ、俺達はそれに合わせて頭を下げる。
「いえいえ。イヴ様のお弟子様ならまた会う機会はございましょう。またの機会によろしくお願いします」
モスゲイルさんは頭を下げると、翼を広げて飛んで行った。
「モスマンってあんなに高く飛べるんだな-」
「名前的に蛾なんだし、あれくらいはできるだろう。さぁ我々も帰ろう。ヨシュア達がどんな生き物をパートナーにしたか気になるしな」
たしかに。神格得そうな獣は、フェイとテイル。ブレイヴとスノーの三匹だけっぽいしな。
◇◆◇◆◇
俺達は家に着いたが、兄さんとカナンさんは先に戻っていた。
「わー。ヨシュ兄すごいね。でっかい牛」
ミナがはしゃいでいる。
スノーはやきもちをやいてるのか、ずっとミナの足下で身体を押しつけている。
「すごいだろぅ!ベヒーモスって種族らしいぞ」
兄さんが自慢しているこのでかい牛は、ベヒーモスらしい。
ゲームとかでもよくボスモンスターとして登場していたが・・・
(ヨシュア様から、名前をいただきました。マリと申します。よろしくお願い致します)
「よろしく。てかテレパシーが使えるのか!?」
「そうだぞカズ。なんか名前を付けたら使えるようになったとか言っててなー」
(パートナー契約により、テレパシーを使えるようになったのです)
じゃあライと同じケースか。
俺の頭の上からミナの肩に飛び乗るライ。
(あたしと同じー!あたしはライ。よろしく)
前足を上げて自己紹介をするライ。
(蓄電モモンガとは珍しい。ライちゃん、よろしくお願いしますね)
(ベヒーモスのが希少種族でしょ?)
あ、やっぱベヒーモスって希少なんだ。
(ふふっ。それもそうですね。ここに来てから一度も見てなかったのでつい)
(あたし以外は神園に来てないからね!)
ベヒーモスは蓄電モモンガは群れで行動する珍しい獣なのにと言った。
歩いてるときに聞いた話だが、ライは俺の電気を仲間がいると勘違いして俺の所に来たらしい。
なんだかんだ寂しかったのだろう。
「こっちも紹介するわー。この子はジウンよ」
上から声がする。
「カ、カナンさん!?あれはペガサス!?」
「ヒヒーン」
白い毛に翼の生えた馬。
間違いなくペガサスだ。
ていうか、当たり前だけど飛んでるな。
「ほら、ペガサスいただろ?」
「いやモスゲイルさんがいた時点で疑ってねーよ」
すごいどや顔をしくる。
あ、ライがジウンの所に飛んでく。
あいつあんなに高く飛べたんだな。
ジャンプして滑空できる程度だと思ってたよ。
「ところで兄さん。ベヒーモスって何を食べるの?」
「いや知らん。マリ、お前何を食べるんだ?」
(そこは知っておいて下さい。負の感情が主食です)
負の感情を食べるって・・・悪魔みたいだな。
「もしかして、悪魔なのか?」
(そういったものはよくわかりません)
素直に聞いちゃうあたり、兄さんさすがだぁ。
カナンさんとジウンが地上に降り立つ。
あ、ライが頭に乗ってる。
俺の頭に飛び移った。
(やっぱここが落ち着く)
「かわいいわねその子?それでなんの話をしてるのかしら?」
「あーカナンさん。このマリって子が何を食べるかって話です」
「あら、そういう話ね。ちなみにこの子は光を食べるみたいよ。ほら」
カナンさんが光を作り出す。そしてジウンが口を開いたかと思うと光が消えた。
「光って美味しいのかな?」
(電気は美味しいから安心しなよご主人)
ありがとうライ。
頬袋をいっぱいにしてるけどその中電気が詰まってるのだろうか?
「お前、俺電気作ってないけど何を食べてるんだ?」
「あーわたしが持ってきてたクッキーあげたのよ」
(ありがとカナン)
ライのやつ。別に食べるの電気じゃ無くてもいいのか?
「ライって電気以外も食べれたんだな」
(アタシ達は主食がそれぞれ違うだけで、食べ物でもエネルギーを取れるよ)
へぇ、マジか。じゃあご飯は電気じゃ無くても・・・
(あ、でも電気は毎日作って欲しい・・・ここはこの前の雷雲ができて以来、全然なくて飢えるとこだった・・・)
そんなこと言われたら毎日作るしかないじゃないか!
ていうかその雷雲、イヴさんの鳴神じゃないか?
ここが悪天候なの見たことないし。
俺はライの頭を撫でて電気を作り出す。
これはブレードはもう俺が持っておいた方がいいか?
「あーミナ。ライが電気を毎日食べたいらしいから、俺がブレード持っといてもいいか?」
「大丈夫だよ。当面はワーゼちゃんから借りた弓のブレードの解析だし」
そういうことならよかった。
俺は電気を作り出して、それを掴んで食べ始めるライ。
電気を掴むって感覚がイマイチわからないが、食べれてるのだからいいだろう。
「お、和澄達は先に戻ってたんだね」
「あぁ、モルフェさん、それに祐樹達。おかえり」
「どうやらパートナーは作れたみたいだね。そのフェンリルがミナのパートナーで、フェニックスがルナトか。玄武はソルティアね。あれ和澄は?」
「俺はこいつです。ライ、自己紹介を」
(アタシはラ・・・イ)
「どうしたライ?」
(どうしたじゃないよご主人!神族様じゃないの!)
「あー。そうだよ。こちらモルフェさん」
「よろしくねライちゃん?」
(よ、よろしくお願いします、モルフェ様)
モルフェさんはライの頭を撫でる。
祐樹達を見ると落胆した顔をしていた。
「なんだ?祐樹達はパートナー見つけられなかったのか?」
「あぁ。見つけられなかったぜ。モスマンみたいのは見たんだが、他は全然見当たらなくてな」
「あー。モスゲイルさんかその仲間かな?」
でもこれだけの赤髪集団がいたら、人間でもびっくりするなー。
(あたしライ。よろしく!)
ライは挨拶が好きだな。
フェイとテイルなんてめんどいとかいって、ずっと寝てるぞ。
「こんなかわいい生き物パートナーにできていいな、和澄は」
「だろう?別にまだまだ時間はいっぱいあるんだ。明日にでもパートナー探しに行けばいいじゃないか。ここは安全だしな」
今言ってて思いだしたけど、ここには泊まるのだったな。
俺は着替えとか持ってきてない。
「兄さん。今日は遅いからいいんだけどさ。明日、着替え取ってきてもいいかな?」
「あぁ忘れてた!そうだな。とりにいくか。女性陣はどうする?」
「わたしとカナンちゃんとソルティアは寝泊まりすると思ったから持ってきてるよ」
「アタイ達も大丈夫さね。元々着替えなんてないし」
ミナとカナンさんとソルティアは持ってきてたんだ。
ちゃっかりしてるな。
まぁベロニカ達は襲撃しにきたんだしな。着替えなんて持ってるはずない。
「女性陣はイヴの着替えを使うといいよ。あ、僕は神族だから着替えは要らないし待っとくよ」
モルフェさんと女性陣は戻らないんだな。
「じゃあ俺達だけで行くか。ルナト様はどうしますか?」
「私も行こう。どうせなら自分の服を着たいしな」
「あ、俺もついていっていいか?前、拠点にしてた家に服があるんだ」
「拠点って、潜入時代か?」
「そうだぜ。一月前だからな。多分あるだろう」
そういうわけで明日の朝家に戻るのは、俺、ヨシュア兄さん、ルナト、祐樹の四人となった。
「おやおや?話は終わったようですね。そちらにメアリー様が訪れたと思うのですが・・・」
「あぁ、メアリーは来ました。まだ散歩を続けるそうです」
メアリーさんは、俺達より先に滝の裏の洞窟から出ていった。
散歩の続きをすると言っていたな。
「さようでございますか。承知しました」
今気づいたけど、モスゲイルさん流暢に喋れるようになってる。
この短時間で言葉を完全に習得したのか?
すごいな。
ふよふよとフェイ、テイルがモスゲイルさんに近寄っていく。
(モスゲイルの旦那。私達にティアを紹介してくれてどうもありがと)
(あぁ!ボクもテイルと言う名前を貰えたし。ほんとにありがとう)
ブレイブもモスゲイルさんの頭の上をくるくる周って鳴き声を上げている。
スノーも咽を鳴らして、身体を擦りつけている。
感謝の表現か?
(あたしはそこのモスマン族知らなーい)
「ライは知らないんだ。俺はてっきりモスゲイルさんはここら辺を治めてるか管理しているもんだと思ってたんだけどな」
「えぇ。ワタクシはここら一体を管理しております。しかしこちらに移動してきてから蓄電モモンガの一族には出会っておりません」
なんだ。単にあったことないだけか。
(あたし以外はまだ神園にいると思う)
「そうなのですか。ワタクシの一族も一部は故郷である神園から離れたくないと言う者も少なからずいました」
「え、それって大丈夫なんですか?」
「無論、危険を承知で残っております」
危険でも残るって考えは俺からしたら理解はできない。
俺は土地より民のが重要だと思うけどなぁ。
「まぁ本人達が了承してるのに私達がなにを心配しても仕方あるまい。それに我々もアメリカと戦争中なんだ。自分達の心配をしよう」
祐樹達は説得で解決した。
でも戦争でそんな甘いことが続くはずもない。
それにモルフェさんが言ってたイヴさんより膨大なエネルギーの持ち主も気になる。
「まぁルナトの言うとおりだな」
「さてまぁ、目的は達したことだし一旦戻るか?」
「そうだな。モスゲイルさんもよければ来ますか?」
モスゲイルさんは考え込む。
「いえ、ワタクシはここの森の長です。何かあったら困ります故」
「そうですか。ふと思ったのですけど、この森って肉食はいるんですか?」
「いませんよ。ライ様もそうですが、我々は基本的に自分たちと同じ属性を纏った物を食べます故」
マジか。じゃあここは普通の動物はいないんだな。
あの家の近くにいた鳥とかは何を食べているんだろうか。
「まぁそういうことなら仕方ないですね」
「私から代表して、今日はありがとうございましたモスゲイル殿」
ルナトが代表して御礼を述べ、俺達はそれに合わせて頭を下げる。
「いえいえ。イヴ様のお弟子様ならまた会う機会はございましょう。またの機会によろしくお願いします」
モスゲイルさんは頭を下げると、翼を広げて飛んで行った。
「モスマンってあんなに高く飛べるんだな-」
「名前的に蛾なんだし、あれくらいはできるだろう。さぁ我々も帰ろう。ヨシュア達がどんな生き物をパートナーにしたか気になるしな」
たしかに。神格得そうな獣は、フェイとテイル。ブレイヴとスノーの三匹だけっぽいしな。
◇◆◇◆◇
俺達は家に着いたが、兄さんとカナンさんは先に戻っていた。
「わー。ヨシュ兄すごいね。でっかい牛」
ミナがはしゃいでいる。
スノーはやきもちをやいてるのか、ずっとミナの足下で身体を押しつけている。
「すごいだろぅ!ベヒーモスって種族らしいぞ」
兄さんが自慢しているこのでかい牛は、ベヒーモスらしい。
ゲームとかでもよくボスモンスターとして登場していたが・・・
(ヨシュア様から、名前をいただきました。マリと申します。よろしくお願い致します)
「よろしく。てかテレパシーが使えるのか!?」
「そうだぞカズ。なんか名前を付けたら使えるようになったとか言っててなー」
(パートナー契約により、テレパシーを使えるようになったのです)
じゃあライと同じケースか。
俺の頭の上からミナの肩に飛び乗るライ。
(あたしと同じー!あたしはライ。よろしく)
前足を上げて自己紹介をするライ。
(蓄電モモンガとは珍しい。ライちゃん、よろしくお願いしますね)
(ベヒーモスのが希少種族でしょ?)
あ、やっぱベヒーモスって希少なんだ。
(ふふっ。それもそうですね。ここに来てから一度も見てなかったのでつい)
(あたし以外は神園に来てないからね!)
ベヒーモスは蓄電モモンガは群れで行動する珍しい獣なのにと言った。
歩いてるときに聞いた話だが、ライは俺の電気を仲間がいると勘違いして俺の所に来たらしい。
なんだかんだ寂しかったのだろう。
「こっちも紹介するわー。この子はジウンよ」
上から声がする。
「カ、カナンさん!?あれはペガサス!?」
「ヒヒーン」
白い毛に翼の生えた馬。
間違いなくペガサスだ。
ていうか、当たり前だけど飛んでるな。
「ほら、ペガサスいただろ?」
「いやモスゲイルさんがいた時点で疑ってねーよ」
すごいどや顔をしくる。
あ、ライがジウンの所に飛んでく。
あいつあんなに高く飛べたんだな。
ジャンプして滑空できる程度だと思ってたよ。
「ところで兄さん。ベヒーモスって何を食べるの?」
「いや知らん。マリ、お前何を食べるんだ?」
(そこは知っておいて下さい。負の感情が主食です)
負の感情を食べるって・・・悪魔みたいだな。
「もしかして、悪魔なのか?」
(そういったものはよくわかりません)
素直に聞いちゃうあたり、兄さんさすがだぁ。
カナンさんとジウンが地上に降り立つ。
あ、ライが頭に乗ってる。
俺の頭に飛び移った。
(やっぱここが落ち着く)
「かわいいわねその子?それでなんの話をしてるのかしら?」
「あーカナンさん。このマリって子が何を食べるかって話です」
「あら、そういう話ね。ちなみにこの子は光を食べるみたいよ。ほら」
カナンさんが光を作り出す。そしてジウンが口を開いたかと思うと光が消えた。
「光って美味しいのかな?」
(電気は美味しいから安心しなよご主人)
ありがとうライ。
頬袋をいっぱいにしてるけどその中電気が詰まってるのだろうか?
「お前、俺電気作ってないけど何を食べてるんだ?」
「あーわたしが持ってきてたクッキーあげたのよ」
(ありがとカナン)
ライのやつ。別に食べるの電気じゃ無くてもいいのか?
「ライって電気以外も食べれたんだな」
(アタシ達は主食がそれぞれ違うだけで、食べ物でもエネルギーを取れるよ)
へぇ、マジか。じゃあご飯は電気じゃ無くても・・・
(あ、でも電気は毎日作って欲しい・・・ここはこの前の雷雲ができて以来、全然なくて飢えるとこだった・・・)
そんなこと言われたら毎日作るしかないじゃないか!
ていうかその雷雲、イヴさんの鳴神じゃないか?
ここが悪天候なの見たことないし。
俺はライの頭を撫でて電気を作り出す。
これはブレードはもう俺が持っておいた方がいいか?
「あーミナ。ライが電気を毎日食べたいらしいから、俺がブレード持っといてもいいか?」
「大丈夫だよ。当面はワーゼちゃんから借りた弓のブレードの解析だし」
そういうことならよかった。
俺は電気を作り出して、それを掴んで食べ始めるライ。
電気を掴むって感覚がイマイチわからないが、食べれてるのだからいいだろう。
「お、和澄達は先に戻ってたんだね」
「あぁ、モルフェさん、それに祐樹達。おかえり」
「どうやらパートナーは作れたみたいだね。そのフェンリルがミナのパートナーで、フェニックスがルナトか。玄武はソルティアね。あれ和澄は?」
「俺はこいつです。ライ、自己紹介を」
(アタシはラ・・・イ)
「どうしたライ?」
(どうしたじゃないよご主人!神族様じゃないの!)
「あー。そうだよ。こちらモルフェさん」
「よろしくねライちゃん?」
(よ、よろしくお願いします、モルフェ様)
モルフェさんはライの頭を撫でる。
祐樹達を見ると落胆した顔をしていた。
「なんだ?祐樹達はパートナー見つけられなかったのか?」
「あぁ。見つけられなかったぜ。モスマンみたいのは見たんだが、他は全然見当たらなくてな」
「あー。モスゲイルさんかその仲間かな?」
でもこれだけの赤髪集団がいたら、人間でもびっくりするなー。
(あたしライ。よろしく!)
ライは挨拶が好きだな。
フェイとテイルなんてめんどいとかいって、ずっと寝てるぞ。
「こんなかわいい生き物パートナーにできていいな、和澄は」
「だろう?別にまだまだ時間はいっぱいあるんだ。明日にでもパートナー探しに行けばいいじゃないか。ここは安全だしな」
今言ってて思いだしたけど、ここには泊まるのだったな。
俺は着替えとか持ってきてない。
「兄さん。今日は遅いからいいんだけどさ。明日、着替え取ってきてもいいかな?」
「あぁ忘れてた!そうだな。とりにいくか。女性陣はどうする?」
「わたしとカナンちゃんとソルティアは寝泊まりすると思ったから持ってきてるよ」
「アタイ達も大丈夫さね。元々着替えなんてないし」
ミナとカナンさんとソルティアは持ってきてたんだ。
ちゃっかりしてるな。
まぁベロニカ達は襲撃しにきたんだしな。着替えなんて持ってるはずない。
「女性陣はイヴの着替えを使うといいよ。あ、僕は神族だから着替えは要らないし待っとくよ」
モルフェさんと女性陣は戻らないんだな。
「じゃあ俺達だけで行くか。ルナト様はどうしますか?」
「私も行こう。どうせなら自分の服を着たいしな」
「あ、俺もついていっていいか?前、拠点にしてた家に服があるんだ」
「拠点って、潜入時代か?」
「そうだぜ。一月前だからな。多分あるだろう」
そういうわけで明日の朝家に戻るのは、俺、ヨシュア兄さん、ルナト、祐樹の四人となった。
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