54 / 74
三章 天使VSサイコパス編
殺人鬼であろうと恋をする。人間である限り
しおりを挟む
「全員。覚悟決めろ!脅威はまだ去ってない!」
佐川の言葉の通りだわ。
あれは人間が闘ってはいけない相手。
名前もAlertって、危険なやつじゃないの。
「全員わた――――――」
「バカスカイ!しゃがめ!」
――――――ビューン!
咄嗟に避けたが、髪がパラパラと落ちる。
見えなかった。
「「外した。まずは厄介な瞬間移動使いを殺す」」
声が二重に聞こえる。
まるでバカの格闘家とチビの戦闘民族の合体した姿みたいだわ。
でもそんなことよりも、あの強さが問題。
しかも彼らと違って彼女たちは戦闘狂でもなければ、油断もしてない。
「聖剣は一緒に転移させてるのよ!」
近くに落ちている聖剣を持ち、わたしは構え直す。
勝てるかな?
無理だろう。
所詮ステータスが上がろうとも、動体視力まではどうしよもないんだ。
「でも諦めない!光はわたしを信じたんだから!」
光ならこの状況を打破してくれるって信じてる。
だったら光が目を覚ます時間を稼がないと。
「「その心意気は結構。でもセバスとジンタンを殺した佐川隆二と明石光。そしてその妻と恋人と友は、絶対に殺す」」
それにしても理不尽よね。
勇者ってどうして、仲間が死んだり追い詰められたりすると覚醒するのかしら。
最初からその力を使えれば・・・
使えれば?
「「考え事とは余裕だな、キャロライン・スカイ。明石光の恋人」」
「何やってんだキャロライン!」
青谷が巨大拳で防いでくれた。
「「青谷大連!邪魔だぁぁぁ!!!」」
「あああああぁあ」
そんな!
手が吹き飛ばされた。
切れたことによりスキルが解けて、元の大きさに戻る。
「ごめん、青谷」
「大丈夫だ。全員考えは一緒みたいだぜ」
佐川とパピヨンが光にバリアを張ってる。
何も無いよりまし程度だけど、それだけでも大きい。
みんな光に賭けてるんだ。
希望。
唯一、月屯にダメージを与えることができたんだから当然よね。
「「明石光・・・そうだな。一番の危険人物だ。彼を一番最初に殺すべきだった」」
くっ!
光にターゲットが向いた。
どうにかして守らないと。
でもどうやって?
身を挺してでもに決まってる!
「させない!」
「スカイ!バカなことをするな!」
光とアラートの前に立ちはだかる。
あ、死んだかしら?
こんなのわたくしに防げっこない。
「ゴボッ・・・」
鉄の味がする。
もろ心臓を貫かれた。
この感じはあと数分保てば・・・良い方・・・
「光・・・」
光の方に手を伸ばす。
彼の子を産みたかった。
わたくしが死んでも、悲しみを乗り越えて、数年経って別の人と光は結婚するのかな?
いやだな。
死にたくないな。
「「手間が省けた。死ね」」
これで等々終わりだ。
そうだよね。
AACという組織に属する人間はほとんどろくな死に方をしない。
ワタクシもその一人だっただけの話。
光、愛してる。
*
ここはどこだ?
たしかキャリーが、首を掴まれていたのは覚えている。
俺は怒りのまま拳を振るった。
「でも一体どういうことだ」
目の前には、髭の生えた爺さんがいた。
誰だこいつ?
「虚無の長を身につけたのが、まさかこんな少年とはのぉ」
「あんた誰だよおっさん」
おっさんは髭を撫でるだけで何も答えない。
キャリー達はどうなったのか!
俺はこんなところに居るわけにはいかない。
「お主の記憶は読み取らせてもらったぞ」
「だからあんたは何モンだ!」
「虚無の長の管理をする者じゃ」
虚無の長ってのは新しく俺が得たスキルだ。
たしかに発動はした。
でもスキルを一つ奪えるだけで、そこから鼻血が大量に出てきた。
しかも定着するわけじゃなく、数分で戻ってしまう。
それが俺の切り札であり、一瞬でもステータスが低下すれば良いって所だ。
ジンタンはスキルをすべてなくしたから使えなかったけどな。
「お主。無慈悲にも勇者達を殺しておるようじゃな」
「何か問題でも?人間の法律上で、俺はあいつらを殺して良いことになってる」
「尊厳を無くすようなことまでしてよいわけではあるまい」
たしかにな。
尊厳を無くすような行為は、俺が好き好んでやっていたことだ。
「虚無の長と言うのは、生と死の間際、愛する人を全く疑わず背中を預けた、筋力と俊敏と技量の平均が3桁以下の人物にのみ宿る」
たしかに恭哉を相手にしたとき、死ぬ可能性があったが、キャリーがいてくれて安心して闘うことができた。
まさかそれが発現条件とはな。
「そんな人間があんな非道なことをしているのは、例外中の例外じゃ」
「例外か?よく考えてもみろ。そんな完璧な人間はいない。殺さないことが果たして正しいことか?」
「というと?」
「人殺しが間違っているのはそもそも何故だ?法律で人殺しはダメだってことが決まっているからじゃないか?」
人殺しがダメって言うのが論理的に問題があるというが、じゃあ殺さないことが正しいかと言われるとそうでも無いと思っている。
「人間を人間が殺すことは間違っているのか?」
「そうじゃろ。何事も同じ種族の生き物を嬲り殺すことは間違っている」
「俺は嬲り殺しにはしないがな。殺すときは即死以外はしないさ」
それはあくまで俺の美学なだけだけど。
AACに所属する人間の中には、そう言ったことをする奴らだっている。
「死刑囚は刑を執行している人間がいる」
「それは、死刑囚の自業自得じゃ」
「じゃあ俺とその死刑執行人達がやってることの違いってなんだ?まさか全員が全員刑を執行しているとき、いやな気持ちになってるとか言わないよな?」
そう言われたらしょうがない。
たしかに俺は間違っていることになる。
「それは――――――」
「即答できないってことはそういうことだ。俺達もそいつらも何も変わらない。犯罪者なんだ仕方ないとかはなしなら、勇者達は間違いなく犯罪者で関係ないからな」
「だからって他人を殺して心が痛まないのか?」
前にも同じ事言われたな。
「答えは是。痛みやしない。他人がいくら死んでもどうでもいい。仕事に楽しみを見つけて何が悪い?」
「相手の気持ちを考えないんか!」
相手の気持ちを考える?
それこそ日本人に言うのはお門違いだ、
日本の電車の中をみればよくわかる。
「自殺者が電車を遅延させれば、そのことを思いやらずに、人の迷惑のかからないところでしろよとか言う奴ら。その人間の苦悩を知ろうともしない」
それ普段席を譲ったりしてる奴らでさえいうのだ。
「相手の気持ちなんか考えてるやつがいないとは言わない。でもそれはごく少数だ。良いことをしたら自分が良い気分になる。ただそれだけ」
現に口では信頼している人間に肩を預けるのすら躊躇う人間だっている。
それを俺は躊躇わなかった。
だからスキルを修得できた。
それだけの話だろ。
現にスキルを修得したんだ。
それだけの話だ。
「そんなのは屁理屈じゃ」
「屁理屈だろうとなんだろうと、俺は日本の法律に則っているだけだ。俺の記憶を見たならわかるだろ。俺は花野フミや大貫楓の様に、無関係な人間を殺したことは一度も無い」
言ってしまえば、害虫駆除と同じだ。
蚊は血を吸って痒くするから殺す。
スズメバチは猛毒を持ってるから殺す。
それより人間に害を及びそうな勇者を殺すことも駆除と同じ。
「というよりか、ご託はいいんだよ。ここに連れてきたと言うことはスキルの使い方を教えてくれんだろ?キャリーが心配ださっさとしろ」
「全くお主。儂が主を殺せる可能性も考慮してないのか?」
「だったら最初からここには呼ばねぇだろ?」
確信があるわけじゃないけどな。
でも殺されない可能性が非常に高い。
「儂が偽の情報を渡すとは思わないんだのぉ」
「そもそもスキルなんて物は最初から使い方なんて自分から覚えるもんだ」
それで使い勝手が悪かったら使わないし、使い勝手がよければ使う。
その使い方のヒントにでもなればと思っただけだ。
「まぁよいわ。主の恋人があと少しで殺されそうじゃし、おしえ――――――」
「どういうことだごらぁ!」
俺はおっさんの胸ぐらを掴み罹る。
「どうもこうも、あと少しで殺されそうじゃ」
「それじゃわかんねぇっつってんだろ!」
「全く、それを他人にも向けれればいいのにのぉ」
知るか!
他人がどうなろうと知ったこっちゃない。
キャリーの方が百億倍重要だ。
「まぁよいわ。主の恋人は、あの天使達に殺されそうじゃのぉ」
「もういい!さっさと目を覚まさせろ」
ここに居たってどうしよもねぇ。
誰に殺されるかじゃなく、どうやって殺されそうかが問題だ。
自分でなんとかするさ。
「全く、主みたいのが虚無の長を修得したとすると、世も末じゃのぉ」
そう言うと前に俺の顔の前に手を翳すおっさん。
すると俺は眠気が来る。
「虚無の長の使い方は主の頭の中にインプットしといた。目覚めたら行動を起こすといい。但し、虚無の長を使った1分後、24時間主のスキルすべてが封印される。それをゆめゆめ忘れるな」
1分がチャンスか。
十分だ。
「感謝する。お前名前は?」
「虚無の長。それ以上でもないんじゃよ」
「そうか」
それ以上は何も言わない。
キャリー待ってろよ。
今行くぞ。
そして俺は意識を落とした。
佐川の言葉の通りだわ。
あれは人間が闘ってはいけない相手。
名前もAlertって、危険なやつじゃないの。
「全員わた――――――」
「バカスカイ!しゃがめ!」
――――――ビューン!
咄嗟に避けたが、髪がパラパラと落ちる。
見えなかった。
「「外した。まずは厄介な瞬間移動使いを殺す」」
声が二重に聞こえる。
まるでバカの格闘家とチビの戦闘民族の合体した姿みたいだわ。
でもそんなことよりも、あの強さが問題。
しかも彼らと違って彼女たちは戦闘狂でもなければ、油断もしてない。
「聖剣は一緒に転移させてるのよ!」
近くに落ちている聖剣を持ち、わたしは構え直す。
勝てるかな?
無理だろう。
所詮ステータスが上がろうとも、動体視力まではどうしよもないんだ。
「でも諦めない!光はわたしを信じたんだから!」
光ならこの状況を打破してくれるって信じてる。
だったら光が目を覚ます時間を稼がないと。
「「その心意気は結構。でもセバスとジンタンを殺した佐川隆二と明石光。そしてその妻と恋人と友は、絶対に殺す」」
それにしても理不尽よね。
勇者ってどうして、仲間が死んだり追い詰められたりすると覚醒するのかしら。
最初からその力を使えれば・・・
使えれば?
「「考え事とは余裕だな、キャロライン・スカイ。明石光の恋人」」
「何やってんだキャロライン!」
青谷が巨大拳で防いでくれた。
「「青谷大連!邪魔だぁぁぁ!!!」」
「あああああぁあ」
そんな!
手が吹き飛ばされた。
切れたことによりスキルが解けて、元の大きさに戻る。
「ごめん、青谷」
「大丈夫だ。全員考えは一緒みたいだぜ」
佐川とパピヨンが光にバリアを張ってる。
何も無いよりまし程度だけど、それだけでも大きい。
みんな光に賭けてるんだ。
希望。
唯一、月屯にダメージを与えることができたんだから当然よね。
「「明石光・・・そうだな。一番の危険人物だ。彼を一番最初に殺すべきだった」」
くっ!
光にターゲットが向いた。
どうにかして守らないと。
でもどうやって?
身を挺してでもに決まってる!
「させない!」
「スカイ!バカなことをするな!」
光とアラートの前に立ちはだかる。
あ、死んだかしら?
こんなのわたくしに防げっこない。
「ゴボッ・・・」
鉄の味がする。
もろ心臓を貫かれた。
この感じはあと数分保てば・・・良い方・・・
「光・・・」
光の方に手を伸ばす。
彼の子を産みたかった。
わたくしが死んでも、悲しみを乗り越えて、数年経って別の人と光は結婚するのかな?
いやだな。
死にたくないな。
「「手間が省けた。死ね」」
これで等々終わりだ。
そうだよね。
AACという組織に属する人間はほとんどろくな死に方をしない。
ワタクシもその一人だっただけの話。
光、愛してる。
*
ここはどこだ?
たしかキャリーが、首を掴まれていたのは覚えている。
俺は怒りのまま拳を振るった。
「でも一体どういうことだ」
目の前には、髭の生えた爺さんがいた。
誰だこいつ?
「虚無の長を身につけたのが、まさかこんな少年とはのぉ」
「あんた誰だよおっさん」
おっさんは髭を撫でるだけで何も答えない。
キャリー達はどうなったのか!
俺はこんなところに居るわけにはいかない。
「お主の記憶は読み取らせてもらったぞ」
「だからあんたは何モンだ!」
「虚無の長の管理をする者じゃ」
虚無の長ってのは新しく俺が得たスキルだ。
たしかに発動はした。
でもスキルを一つ奪えるだけで、そこから鼻血が大量に出てきた。
しかも定着するわけじゃなく、数分で戻ってしまう。
それが俺の切り札であり、一瞬でもステータスが低下すれば良いって所だ。
ジンタンはスキルをすべてなくしたから使えなかったけどな。
「お主。無慈悲にも勇者達を殺しておるようじゃな」
「何か問題でも?人間の法律上で、俺はあいつらを殺して良いことになってる」
「尊厳を無くすようなことまでしてよいわけではあるまい」
たしかにな。
尊厳を無くすような行為は、俺が好き好んでやっていたことだ。
「虚無の長と言うのは、生と死の間際、愛する人を全く疑わず背中を預けた、筋力と俊敏と技量の平均が3桁以下の人物にのみ宿る」
たしかに恭哉を相手にしたとき、死ぬ可能性があったが、キャリーがいてくれて安心して闘うことができた。
まさかそれが発現条件とはな。
「そんな人間があんな非道なことをしているのは、例外中の例外じゃ」
「例外か?よく考えてもみろ。そんな完璧な人間はいない。殺さないことが果たして正しいことか?」
「というと?」
「人殺しが間違っているのはそもそも何故だ?法律で人殺しはダメだってことが決まっているからじゃないか?」
人殺しがダメって言うのが論理的に問題があるというが、じゃあ殺さないことが正しいかと言われるとそうでも無いと思っている。
「人間を人間が殺すことは間違っているのか?」
「そうじゃろ。何事も同じ種族の生き物を嬲り殺すことは間違っている」
「俺は嬲り殺しにはしないがな。殺すときは即死以外はしないさ」
それはあくまで俺の美学なだけだけど。
AACに所属する人間の中には、そう言ったことをする奴らだっている。
「死刑囚は刑を執行している人間がいる」
「それは、死刑囚の自業自得じゃ」
「じゃあ俺とその死刑執行人達がやってることの違いってなんだ?まさか全員が全員刑を執行しているとき、いやな気持ちになってるとか言わないよな?」
そう言われたらしょうがない。
たしかに俺は間違っていることになる。
「それは――――――」
「即答できないってことはそういうことだ。俺達もそいつらも何も変わらない。犯罪者なんだ仕方ないとかはなしなら、勇者達は間違いなく犯罪者で関係ないからな」
「だからって他人を殺して心が痛まないのか?」
前にも同じ事言われたな。
「答えは是。痛みやしない。他人がいくら死んでもどうでもいい。仕事に楽しみを見つけて何が悪い?」
「相手の気持ちを考えないんか!」
相手の気持ちを考える?
それこそ日本人に言うのはお門違いだ、
日本の電車の中をみればよくわかる。
「自殺者が電車を遅延させれば、そのことを思いやらずに、人の迷惑のかからないところでしろよとか言う奴ら。その人間の苦悩を知ろうともしない」
それ普段席を譲ったりしてる奴らでさえいうのだ。
「相手の気持ちなんか考えてるやつがいないとは言わない。でもそれはごく少数だ。良いことをしたら自分が良い気分になる。ただそれだけ」
現に口では信頼している人間に肩を預けるのすら躊躇う人間だっている。
それを俺は躊躇わなかった。
だからスキルを修得できた。
それだけの話だろ。
現にスキルを修得したんだ。
それだけの話だ。
「そんなのは屁理屈じゃ」
「屁理屈だろうとなんだろうと、俺は日本の法律に則っているだけだ。俺の記憶を見たならわかるだろ。俺は花野フミや大貫楓の様に、無関係な人間を殺したことは一度も無い」
言ってしまえば、害虫駆除と同じだ。
蚊は血を吸って痒くするから殺す。
スズメバチは猛毒を持ってるから殺す。
それより人間に害を及びそうな勇者を殺すことも駆除と同じ。
「というよりか、ご託はいいんだよ。ここに連れてきたと言うことはスキルの使い方を教えてくれんだろ?キャリーが心配ださっさとしろ」
「全くお主。儂が主を殺せる可能性も考慮してないのか?」
「だったら最初からここには呼ばねぇだろ?」
確信があるわけじゃないけどな。
でも殺されない可能性が非常に高い。
「儂が偽の情報を渡すとは思わないんだのぉ」
「そもそもスキルなんて物は最初から使い方なんて自分から覚えるもんだ」
それで使い勝手が悪かったら使わないし、使い勝手がよければ使う。
その使い方のヒントにでもなればと思っただけだ。
「まぁよいわ。主の恋人があと少しで殺されそうじゃし、おしえ――――――」
「どういうことだごらぁ!」
俺はおっさんの胸ぐらを掴み罹る。
「どうもこうも、あと少しで殺されそうじゃ」
「それじゃわかんねぇっつってんだろ!」
「全く、それを他人にも向けれればいいのにのぉ」
知るか!
他人がどうなろうと知ったこっちゃない。
キャリーの方が百億倍重要だ。
「まぁよいわ。主の恋人は、あの天使達に殺されそうじゃのぉ」
「もういい!さっさと目を覚まさせろ」
ここに居たってどうしよもねぇ。
誰に殺されるかじゃなく、どうやって殺されそうかが問題だ。
自分でなんとかするさ。
「全く、主みたいのが虚無の長を修得したとすると、世も末じゃのぉ」
そう言うと前に俺の顔の前に手を翳すおっさん。
すると俺は眠気が来る。
「虚無の長の使い方は主の頭の中にインプットしといた。目覚めたら行動を起こすといい。但し、虚無の長を使った1分後、24時間主のスキルすべてが封印される。それをゆめゆめ忘れるな」
1分がチャンスか。
十分だ。
「感謝する。お前名前は?」
「虚無の長。それ以上でもないんじゃよ」
「そうか」
それ以上は何も言わない。
キャリー待ってろよ。
今行くぞ。
そして俺は意識を落とした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
58
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる