28 / 147
一章 ――王家の使命――
ロキ11 『破壊』
しおりを挟む
③
あの日、つばさが倒れ、俺も傷つき死にかけた時、俺は円い宝石を握り締めていた。
それは石碑にはめ込むためのもので、ビル内に落ちていた右腕から拾った物だった。
ファティと俺の前に浮かぶ石碑にも、それははめ込まれている。
拳大の丸い宝石が赤い光を放っていた。
「転移石と宝玉《オーブ》の管理。エスタール王朝の王族には、代々その責務が任されているんだって」
ファティが普段の天真爛漫な表情を捨て、別人のような顔つきで語り出す。
「私も十二の誕生日の後に聞かされた事。パパはもう少し後で話すつもりだったみたいだけど……あのことがあったから。私たちがこの聖堂を見つけてしまったから」
俺は黙ってファティマの言葉に耳を傾ける。
考えがまとまらなかった。目の前の出来事に、思考が追いつかなかった。
「教会聖堂の地下には、大抵、似たような装置が置いてあるんだよ。目的は、聖堂と聖堂を繋ぐため。その装置の力を使えば、遠く離れた聖堂にも一瞬で辿り着くみたい」
ワープ装置のような物か?
「でもそれは、宝玉《オーブ》も付いていないまがい物。行けるところは限られている。……でも、この転移石は違う」
転移石を見つめていたファティマが振り返り俺を見つめる。
「これは『魔界』への扉。この転移石を使えば、私たちは『魔界』に移動できる」
「『魔界』……」
魔族達が跋扈《ばっこ》する世界。人間が足を踏み入れてはならない禁断の場所。
「宝玉《オーブ》は魔界に行くために必要不可欠なもの。これが無ければ、この転移石は力を発揮しない。だから私たちは、宝玉《オーブ》を家宝にして、転移石と合わせて管理してきた。これが全て」
「じゃあ……さっきお前が言った……行き止まりだけど、逃げ道がある。それはつまり――」
「……ロキ、あなたは『魔界』に逃げて」
ファティからの言葉。それを理解し頭に血が上る。
『魔界』に逃げる事ではない。ファティが言った“あなたは”という台詞に激高した。
それはつまり――
「ファティ、お前は――」
「私は残って、宝玉《オーブ》を破壊する。そうしたら追って来ることは出来ないし、宝玉《オーブ》を奪われることもない」
「駄目だ。そんなことは、……許さない!」
「……許してよ。あたし、これでもエスタールの姫だよ。役目を果たさないと」
「王族の役目か? それは自分の命よりも大事なものなのか!? そんなものに縛られるな。奪いたいなら奪わせればいいんだ。後で俺が奪い返してやるから!」
「ロキには分からないだろうけど、私らにとっては本当に、何より大事なんだよ。……もういいから、ほら、ここに立って」
「駄目だ。駄目だ! 駄目だ!! 却下だ!!!」
「わがまま言わないでよ、王子様」
「わがままなのはどっちだ! 俺は認めない。自分が犠牲になるから俺だけ生きろだ? そんなわがままは絶対に認めない。……ファティ、お前は大事な存在だ。家族だ! 俺は家族を見捨てない!」
そうさ、俺達は……俺達は家族だろ。
「ロキ……」
パチパチと軽やかな音が響き渡った。
「いやはや……素晴らしい。とても素晴らしい」
しゃがれた声が空間を反響する。
絹の擦れる音に続いて、甲が擦れる金属音が響き渡る。
「王子と姫の命をかけた物語。まるで歌劇を見ているようでしたわ」
俺達の降りてきた階段の方角見ると、まるで枯れ木がそのまま擬人化したような老人が、手を叩いていた。
その周りにはターンブル兵が続々と集まってきている。
「追い詰めれば、ここに向かうだろうと思ってましたよ。姫様。それも、転移石だけでなく、宝玉《オーブ》も付いた状態とは……嬉しいね」
腰に刺した剣を抜き、ファティを庇うように前に立つ。
「ああ、王子様。ご挨拶が遅れましたな。私はモルドットと申します。……帝国領の僻地で細々とやっている者です」
コイツが、ファティを得ようとしていた男か。
「さて、ご挨拶も済んだことですし――」
老人が、集まった三十人余りの兵達を見わたす。
「死んでもらおうか」
兵達が次々と剣を引き抜いた。
④
三十人余りの兵達がその腰に携えた剣を、次々に引き抜く。
それを見つめながら、俺は頭を高速に回転させていた。
男達の動きがスローモーションに映し出される。
敵は三十人以上。
この場の味方はファティのみ。ガラハドは間に合っていない。
武器は手に持つただの長剣のみ。
策は何も無い。
間違いなく、二度目の人生の中で、最大の危機だった。
どうする? どうすれば、俺もファティも助かることができる。
この局面を乗り切るため、俺は自分の持つエネルギーを全て脳に流し入れる。
様々な経験と、記憶が流れ込み濁流のように流れていく。
それは過去の、俺がまだ日本人だった頃の記憶も含まれる。
クラスメートとの何気ない会話、映画のワンシーン、漫画の一コマ。
様々な情景が高速で過ぎ去っていく。
そして、一つの策が浮かび上がった。
俺は、それを迷わず決断した。
「動くな! 動くと切るぞ!」
ファティの首筋に剣を充て、兵達に向け叫ぶ。
皆、唖然として俺を見つめている。それはモルドットも同じだった。
「……お前は馬鹿か? 今更その女に、価値があるとでも思っているのか?」
「……ま、そう反応するだろうな。俺もファティもひっくるめて討つ気満々だったもんな。俺だって、通用するなんて、思っちゃいない。だが……」
ほんの僅かだけ、隙を作れれば良かったんだ。
ほんの僅かだけ、近づければ良かったんだ。
この手に握る、この『宝玉《オーブ》』に。
「だったら、こっちなら、どうかな?」
転移石から取り外した宝玉《オーブ》を高々と掲げる。
モルドットの顔色が瞬時に切り替わる。
「貴様……それを、お前が……お前の汚い手で触るな!」
明らかに狼狽していた。その姿が周りの兵にも伝染していく。下手な動きが許されない状況に変わっていく。
「俺は剣が下手だが、この剣の切れ味はそれなりに良い。石ころ程度ならば切れるだろう。……それとも、床に叩きつけてもいいな」
「そんな脅しなど……や、やめろ!」
思いっきり床に叩きつける素振りを見せると、両手を広げ叫びだした。
……分かりやすいな。一体何をこの男は宝玉《オーブ》に求めているんだ。
「いいか、俺はルスランの王族だ。エスタールとは関係ない。この石ころに思い入れも責務も何一つない! いつでも、躊躇無く壊せるんだ」
モルドットの口からギリギリと歯軋りが聞こえてくる。
今の発言は嘘だ。俺だって、前世界からの共通点が突如現れたのだ。
簡単に壊せるものではない。
「分かったら、そこを開けろ。この石の交換条件は、俺と姫の命だ。命が保証されるまで、これは俺が預かる」
枯れ木のようなジジイの顔面が歪み、更に多くの皺が刻まれる。
「卑怯者め……」
「卑怯? 俺が卑怯ならば、俺達を男三十人で取り囲むお前達はどうなんだ? ……お互い様だ!」
卑怯であれなんであれ、切り抜けられればそれでいい。
それにこれは生き残る為の手段だ。卑怯だとも思わない。
じりじりと動く俺達を苦渋の顔で見つめるモルドット。襲うべきか、逃すべきか、決めかねている様子だった。
ターンブル兵達も主の命令が無ければ動けない。
一触即発の空気が広がっていく。
だが、その均衡はほどなく破られた。
一人の男が、教会聖堂とここを繋ぐ階段から降りてきたのだ。
その男は肩で切り揃えた金髪を掻きむしり、ブツブツと何かを呟いている。
身体は揺れ、手に持った長剣を腕が動くまま空で遊ばせていた。
「アイツは……」
縁談を持ちかけてきた帝国に断りを入れる際、会見した男だ。
高慢な態度で、千人隊長とか言っていたボブカットの男。
何故、アイツがここに――。
あの日、つばさが倒れ、俺も傷つき死にかけた時、俺は円い宝石を握り締めていた。
それは石碑にはめ込むためのもので、ビル内に落ちていた右腕から拾った物だった。
ファティと俺の前に浮かぶ石碑にも、それははめ込まれている。
拳大の丸い宝石が赤い光を放っていた。
「転移石と宝玉《オーブ》の管理。エスタール王朝の王族には、代々その責務が任されているんだって」
ファティが普段の天真爛漫な表情を捨て、別人のような顔つきで語り出す。
「私も十二の誕生日の後に聞かされた事。パパはもう少し後で話すつもりだったみたいだけど……あのことがあったから。私たちがこの聖堂を見つけてしまったから」
俺は黙ってファティマの言葉に耳を傾ける。
考えがまとまらなかった。目の前の出来事に、思考が追いつかなかった。
「教会聖堂の地下には、大抵、似たような装置が置いてあるんだよ。目的は、聖堂と聖堂を繋ぐため。その装置の力を使えば、遠く離れた聖堂にも一瞬で辿り着くみたい」
ワープ装置のような物か?
「でもそれは、宝玉《オーブ》も付いていないまがい物。行けるところは限られている。……でも、この転移石は違う」
転移石を見つめていたファティマが振り返り俺を見つめる。
「これは『魔界』への扉。この転移石を使えば、私たちは『魔界』に移動できる」
「『魔界』……」
魔族達が跋扈《ばっこ》する世界。人間が足を踏み入れてはならない禁断の場所。
「宝玉《オーブ》は魔界に行くために必要不可欠なもの。これが無ければ、この転移石は力を発揮しない。だから私たちは、宝玉《オーブ》を家宝にして、転移石と合わせて管理してきた。これが全て」
「じゃあ……さっきお前が言った……行き止まりだけど、逃げ道がある。それはつまり――」
「……ロキ、あなたは『魔界』に逃げて」
ファティからの言葉。それを理解し頭に血が上る。
『魔界』に逃げる事ではない。ファティが言った“あなたは”という台詞に激高した。
それはつまり――
「ファティ、お前は――」
「私は残って、宝玉《オーブ》を破壊する。そうしたら追って来ることは出来ないし、宝玉《オーブ》を奪われることもない」
「駄目だ。そんなことは、……許さない!」
「……許してよ。あたし、これでもエスタールの姫だよ。役目を果たさないと」
「王族の役目か? それは自分の命よりも大事なものなのか!? そんなものに縛られるな。奪いたいなら奪わせればいいんだ。後で俺が奪い返してやるから!」
「ロキには分からないだろうけど、私らにとっては本当に、何より大事なんだよ。……もういいから、ほら、ここに立って」
「駄目だ。駄目だ! 駄目だ!! 却下だ!!!」
「わがまま言わないでよ、王子様」
「わがままなのはどっちだ! 俺は認めない。自分が犠牲になるから俺だけ生きろだ? そんなわがままは絶対に認めない。……ファティ、お前は大事な存在だ。家族だ! 俺は家族を見捨てない!」
そうさ、俺達は……俺達は家族だろ。
「ロキ……」
パチパチと軽やかな音が響き渡った。
「いやはや……素晴らしい。とても素晴らしい」
しゃがれた声が空間を反響する。
絹の擦れる音に続いて、甲が擦れる金属音が響き渡る。
「王子と姫の命をかけた物語。まるで歌劇を見ているようでしたわ」
俺達の降りてきた階段の方角見ると、まるで枯れ木がそのまま擬人化したような老人が、手を叩いていた。
その周りにはターンブル兵が続々と集まってきている。
「追い詰めれば、ここに向かうだろうと思ってましたよ。姫様。それも、転移石だけでなく、宝玉《オーブ》も付いた状態とは……嬉しいね」
腰に刺した剣を抜き、ファティを庇うように前に立つ。
「ああ、王子様。ご挨拶が遅れましたな。私はモルドットと申します。……帝国領の僻地で細々とやっている者です」
コイツが、ファティを得ようとしていた男か。
「さて、ご挨拶も済んだことですし――」
老人が、集まった三十人余りの兵達を見わたす。
「死んでもらおうか」
兵達が次々と剣を引き抜いた。
④
三十人余りの兵達がその腰に携えた剣を、次々に引き抜く。
それを見つめながら、俺は頭を高速に回転させていた。
男達の動きがスローモーションに映し出される。
敵は三十人以上。
この場の味方はファティのみ。ガラハドは間に合っていない。
武器は手に持つただの長剣のみ。
策は何も無い。
間違いなく、二度目の人生の中で、最大の危機だった。
どうする? どうすれば、俺もファティも助かることができる。
この局面を乗り切るため、俺は自分の持つエネルギーを全て脳に流し入れる。
様々な経験と、記憶が流れ込み濁流のように流れていく。
それは過去の、俺がまだ日本人だった頃の記憶も含まれる。
クラスメートとの何気ない会話、映画のワンシーン、漫画の一コマ。
様々な情景が高速で過ぎ去っていく。
そして、一つの策が浮かび上がった。
俺は、それを迷わず決断した。
「動くな! 動くと切るぞ!」
ファティの首筋に剣を充て、兵達に向け叫ぶ。
皆、唖然として俺を見つめている。それはモルドットも同じだった。
「……お前は馬鹿か? 今更その女に、価値があるとでも思っているのか?」
「……ま、そう反応するだろうな。俺もファティもひっくるめて討つ気満々だったもんな。俺だって、通用するなんて、思っちゃいない。だが……」
ほんの僅かだけ、隙を作れれば良かったんだ。
ほんの僅かだけ、近づければ良かったんだ。
この手に握る、この『宝玉《オーブ》』に。
「だったら、こっちなら、どうかな?」
転移石から取り外した宝玉《オーブ》を高々と掲げる。
モルドットの顔色が瞬時に切り替わる。
「貴様……それを、お前が……お前の汚い手で触るな!」
明らかに狼狽していた。その姿が周りの兵にも伝染していく。下手な動きが許されない状況に変わっていく。
「俺は剣が下手だが、この剣の切れ味はそれなりに良い。石ころ程度ならば切れるだろう。……それとも、床に叩きつけてもいいな」
「そんな脅しなど……や、やめろ!」
思いっきり床に叩きつける素振りを見せると、両手を広げ叫びだした。
……分かりやすいな。一体何をこの男は宝玉《オーブ》に求めているんだ。
「いいか、俺はルスランの王族だ。エスタールとは関係ない。この石ころに思い入れも責務も何一つない! いつでも、躊躇無く壊せるんだ」
モルドットの口からギリギリと歯軋りが聞こえてくる。
今の発言は嘘だ。俺だって、前世界からの共通点が突如現れたのだ。
簡単に壊せるものではない。
「分かったら、そこを開けろ。この石の交換条件は、俺と姫の命だ。命が保証されるまで、これは俺が預かる」
枯れ木のようなジジイの顔面が歪み、更に多くの皺が刻まれる。
「卑怯者め……」
「卑怯? 俺が卑怯ならば、俺達を男三十人で取り囲むお前達はどうなんだ? ……お互い様だ!」
卑怯であれなんであれ、切り抜けられればそれでいい。
それにこれは生き残る為の手段だ。卑怯だとも思わない。
じりじりと動く俺達を苦渋の顔で見つめるモルドット。襲うべきか、逃すべきか、決めかねている様子だった。
ターンブル兵達も主の命令が無ければ動けない。
一触即発の空気が広がっていく。
だが、その均衡はほどなく破られた。
一人の男が、教会聖堂とここを繋ぐ階段から降りてきたのだ。
その男は肩で切り揃えた金髪を掻きむしり、ブツブツと何かを呟いている。
身体は揺れ、手に持った長剣を腕が動くまま空で遊ばせていた。
「アイツは……」
縁談を持ちかけてきた帝国に断りを入れる際、会見した男だ。
高慢な態度で、千人隊長とか言っていたボブカットの男。
何故、アイツがここに――。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
SSS級の絶世の超絶美少女達がやたらと俺にだけ見え見えな好意を寄せてくる件について。〜絶対に俺を攻略したいSSS級の美少女たちの攻防戦〜
沢田美
恋愛
「ごめんね、八杉くん」
中学三年の夏祭り。一途な初恋は、花火と共に儚く散った。
それ以来、八杉裕一(やすぎ・ゆういち)は誓った。「高校では恋愛なんて面倒なものとは無縁の、平穏なオタク生活を送る」と。
だが、入学した紫水高校には《楽園の世代》と呼ばれる四人のSSS級美少女――通称《四皇》が君臨していた。
• 距離感バグり気味の金髪幼馴染・神行胱。
• 圧倒的カリスマで「恋の沼」に突き落とす銀髪美少女・銀咲明日香。
• 無自覚に男たちの初恋を奪う、おっとりした「女神」・足立模。
• オタクにも優しい一万年に一人の最高ギャル・川瀬優里。
恋愛から距離を置きたい裕一の願いも虚しく、彼女たちはなぜか彼にだけ、見え見えな好意を寄せ始める。
教室での「あーん」に、放課後のアニメイトでの遭遇、さらには女神からの「一緒にホラー漫画を買いに行かない?」というお誘いまで。
「俺の身にもなれ! 荷が重すぎるんだよ!」
鋼の意志でスルーしようとする裕一だが、彼女たちの純粋で猛烈なアプローチは止まらない。
恋愛拒否気味な少年と、彼を絶対に攻略したい最強美少女たちの、ちょっと面倒で、でも最高に心地よい「激推し」ラブコメ、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる