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三章 ――白色の王子と透明な少女――
⑫<少女5> 『ワイバーン戦②』
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⑮【ソフィア】
「どどどど、どうしよう! どうしようメフィス!?」
『く、苦しいっ! 苦しいよ!』
あまりの衝撃についメフィスを抱える力が強くなる。
森の町ノカの上空に、巨大な翼竜、ワイバーンが羽ばたいている。
甲高い嘶《いなな》きがノカの町を包み込み恐怖に陥れる。
もう町に居た人達のほとんどが家の中に隠れているけれど、この鳴き声と翼が風を切る音は聞こえている筈だ。
ワイバーンは時に古木にぶつかり、太い枝をへし折りながら飛び回っている。優雅にはほど遠く、怒気に包まれていた。
「あんなの勝てるはずがないじゃない! 空にいるのにどうやって攻撃するのよ! 出すならもうちょっと倒せそうなヤツ出しなさいよ!」
『僕にそれ言ってもどうしようもないよ!?』
まだ見ぬ敵に怒りがふつふつと沸いてくる。
あんな化け物、十三歳の女の子に倒せるわけがない。もう尻尾を巻いて逃げるしかない。
けどね……けどね、
さっきまでこの町を駆け巡って、影の子供を倒してきたから分かる。
今、この町で戦えるのは私だけだ。
ここで私が逃げたら、森の町の人達は全滅しちゃう!
「……やるしかないよね。やってやろうじゃない!」
『やっちゃうの!? キミ馬鹿なの!?』
てっきり逃げるつもりだと思ったのだろう。メフィスが驚愕の声を上げる。
「メフィス、夢魔法って何が出せるの? アイツよりおっきなドラゴンとか出せたりする?」
『キミがアイツよりおっきなドラゴンを見たことがあるならね』
「そんなのあるわけないじゃない!」
『キミが言い出したんだよ!?』
融通の効かない魔法だ。
『それに夢の中と違って、現実の世界で出す夢魔法の幻影は大きくなればなるほど、出せる時間が短くなる。あの大きさってなると、出せて瞬き一回分くらいかな』
「じゃあ、あのワイバーンを出して倒すってのもできないんだ」
『ワイバーンの動きさえ覚えれば、出せるだろうけどすぐに消えると思うよ』
時間制限があるんだ。ほんと、使えない。
「さっきは生き物……っていうか私を出したけど、物は出せるの?」
『キミが触った事がある物ならば出せる。けれど、気をつけて。今の僕の力だと……物でも生き物でも、同時に出せるのは一個だけだ』
「制限だらけじゃない! もう少し頑張りなさいよ!」
『文句言わないでよ! これでも頑張ってるんだよ』
確かに、魔法の力を借りといて文句も言えない。言ったけど。
大体分かってきたし、今ある力だけで、あのワイバーンをなんとかしなくちゃ。
*****
『大丈夫? これってホント大丈夫なの!?』
今の私の姿を見て、メフィスが頭の上から騒ぎ出す。
うるさい、私だって心配だけど他に思いつかないからしょうがないじゃない。
私の背中で大きな白い鳥、大白鳩《シェバト》が間の抜けた鳴き声を上げている。
その大きな足で私の脇を抱え翼を大きく広げている。
人間の子供くらいなら抱えられそうとか思ってたけど、まさか私が抱えられるとは思ってなかった。
だ、大丈夫だよね。ほら、私って結構細身だし。自分では軽い方だと思ってるし!
「まずはアイツに近づかなきゃ何もできない。……いくよ!」
目標はワイバーンだ。細剣《レイピア》の先を空飛ぶ翼竜に合わせる。
私の号令に会わせ、大白鳩《シェバト》が大きく羽ばたき私の身体は浮かび上がった。
「凄い凄い! ……い、痛い痛い! 怖い怖い!」
『あぁ! もう! うるさいよ!』
誰のせいだと思ってるんだ。両手使えるようにメフィスを頭に乗っけたけど、首に付けている首飾りの宝石が頭にガンガンあたる。
そして、やばい。思っている以上に抱えられている脇が痛い。それに高い、怖い。
え、なに、鳥っていつもこんな視点で物事見てるの? 馬鹿なんじゃないの?
勢いよく浮かび上がった私は蛇行を繰り返しながらぐんぐんワイバーンに近づいていく。
翼竜の方も、近づく私に気がついた。そして、すぐに敵だと察したらしい。
口の中から炎が噴き上がる。
「マズっ! 大白鳩《シェバト》――!」
上に飛んで。そんな私の思いが通じたのか、命令を発する前に私の身体が更に上空に浮かび上がる。
私の足元を巨大な火球が通り過ぎていった。
『ひやっとしたよ。なかなか上手だね』
頭の上に乗っけたメフィスが言う。
「うん、なんとなく……動かし方が分かってきた!」
この夢魔法、結構便利だ。
私が意識を傾ければ、思った事をしてくれるし、放っておいても自動で動いてくれる。
「結構私、魔法の才能あるかも!……って、ぅぁあああ!?」
火球が次々に私に襲いかかる。それをすんでのところで避けながら、ワイバーンに近づいていく。
『ほらほら、調子乗るからー。また来たよ!』
紅蓮の業火を飛び越え、ワイバーンの上空に辿り着いたところで大白鳩《シェバト》を消し、その大きな背の上に乗る。
「出てこい! 私!」
細剣《レイピア》の先から生まれ出たもう一人の“私”と一緒になって、ワイバーンの頭を目指して走り出す。
突風が私の身体を突き抜ける。身をかがめた瞬間それは起こった。
「ちょ、ちょ、ちょ!! 待って、待って!」
背に乗った私たちを嫌がったのか、ワイバーンが回転を始めたのだ。
上下に移り変わる景色の中、振り落とされないよう、ワイバーンの鱗に必死にしがみつく。
そんな中、私は見た。
森の上空に吹き飛ばされ、宙を舞う“私”の姿を。
「わ、私ぃいいいーーー!!!!」
くそう。自分のことに精一杯で意識を向けてなかった。ごめんね“私”。この仇は絶対討ってあげるから。
気を取り直してワイバーンだ。なんとか首筋あたりまで来たけれど、身動きが取れなくなっちゃった。
別に何も考えていないわけじゃない。
鱗が固すぎて細剣《レイピア》なんて絶対に入らない。やるとしたら目か口だ。だからこそ、頭を目指していたんだけど――
「ぉおう!?」
ごおう、と轟音を響かせ、紫色の一撃が私の身体を横切る。
ワイバーンの尾の一撃だ。
ぎりっぎり、ギリギリ、すんでで気がついた私は、腕の力だけでその一撃をなんとか避けきった。
心臓がバクバク言っている。
『尾の一撃に気をつけて。強力な毒があるから、かすっただけでも体中が溶けてなくなるよ』
「やめてやめて! 不安あおってくんなぁ!!」
メフィスの空気を読めない発言に冷や汗が吹き出る。
「き、来た来た来た来た!!」
丸太のように太い尾が唸りを上げ、先に付いた鋭い棘を振るってくる。私を突き刺そうと動き回る。
腕の力が緩んだ瞬間、尾が私の身体に迫ってくる。
まずい、避け、きれ――
「で、出ろぉ! 私!」
細剣《レイピア》の先から“私”が生まれ、その瞬間、胸に鋭い尾の棘が突き刺さった。
ぼんっと音を立て、散り散りになる“私”。穴が空いた服だけが風を受けて飛んで行く。
「わ、私ぃいいいーーー!!!!」
『……うん、キミはちょっと頭がアレなんだね』
メフィスの失礼な言葉を受け流し、翼竜の首を伝って少しずつ頭に近づく。
ごめんね“私”。後で一緒に美味しいもの食べようね。
ワイバーンが首を振って嫌がっている。尾の先もここまでは届かないようだ。
「く、口は怖いから目をくり抜こうと思うんだ。何かいい方法無い?」
『僕はその発言の方が怖いけど、方法が無いわけじゃない。身体が小さくて、身軽そうで、そこそこ強くて攻撃手段もある、そんな存在をキミは知っているじゃないか』
「そ、そんな都合の良いの知らな――知ってるぅう!」
メフィスの助言を受けて、頭の中を“アレ”が横切っていった。
ワイバーンの登場のせいですっかり“アレ”の存在を忘れていたよ。
「で、出ろぉ! 『影の子供』!」
細剣《レイピア》の先から赤い電が生まれ、形が整っていく。
真っ黒な子供の影が、ワイバーンの首にしがみついた。
「どどどど、どうしよう! どうしようメフィス!?」
『く、苦しいっ! 苦しいよ!』
あまりの衝撃についメフィスを抱える力が強くなる。
森の町ノカの上空に、巨大な翼竜、ワイバーンが羽ばたいている。
甲高い嘶《いなな》きがノカの町を包み込み恐怖に陥れる。
もう町に居た人達のほとんどが家の中に隠れているけれど、この鳴き声と翼が風を切る音は聞こえている筈だ。
ワイバーンは時に古木にぶつかり、太い枝をへし折りながら飛び回っている。優雅にはほど遠く、怒気に包まれていた。
「あんなの勝てるはずがないじゃない! 空にいるのにどうやって攻撃するのよ! 出すならもうちょっと倒せそうなヤツ出しなさいよ!」
『僕にそれ言ってもどうしようもないよ!?』
まだ見ぬ敵に怒りがふつふつと沸いてくる。
あんな化け物、十三歳の女の子に倒せるわけがない。もう尻尾を巻いて逃げるしかない。
けどね……けどね、
さっきまでこの町を駆け巡って、影の子供を倒してきたから分かる。
今、この町で戦えるのは私だけだ。
ここで私が逃げたら、森の町の人達は全滅しちゃう!
「……やるしかないよね。やってやろうじゃない!」
『やっちゃうの!? キミ馬鹿なの!?』
てっきり逃げるつもりだと思ったのだろう。メフィスが驚愕の声を上げる。
「メフィス、夢魔法って何が出せるの? アイツよりおっきなドラゴンとか出せたりする?」
『キミがアイツよりおっきなドラゴンを見たことがあるならね』
「そんなのあるわけないじゃない!」
『キミが言い出したんだよ!?』
融通の効かない魔法だ。
『それに夢の中と違って、現実の世界で出す夢魔法の幻影は大きくなればなるほど、出せる時間が短くなる。あの大きさってなると、出せて瞬き一回分くらいかな』
「じゃあ、あのワイバーンを出して倒すってのもできないんだ」
『ワイバーンの動きさえ覚えれば、出せるだろうけどすぐに消えると思うよ』
時間制限があるんだ。ほんと、使えない。
「さっきは生き物……っていうか私を出したけど、物は出せるの?」
『キミが触った事がある物ならば出せる。けれど、気をつけて。今の僕の力だと……物でも生き物でも、同時に出せるのは一個だけだ』
「制限だらけじゃない! もう少し頑張りなさいよ!」
『文句言わないでよ! これでも頑張ってるんだよ』
確かに、魔法の力を借りといて文句も言えない。言ったけど。
大体分かってきたし、今ある力だけで、あのワイバーンをなんとかしなくちゃ。
*****
『大丈夫? これってホント大丈夫なの!?』
今の私の姿を見て、メフィスが頭の上から騒ぎ出す。
うるさい、私だって心配だけど他に思いつかないからしょうがないじゃない。
私の背中で大きな白い鳥、大白鳩《シェバト》が間の抜けた鳴き声を上げている。
その大きな足で私の脇を抱え翼を大きく広げている。
人間の子供くらいなら抱えられそうとか思ってたけど、まさか私が抱えられるとは思ってなかった。
だ、大丈夫だよね。ほら、私って結構細身だし。自分では軽い方だと思ってるし!
「まずはアイツに近づかなきゃ何もできない。……いくよ!」
目標はワイバーンだ。細剣《レイピア》の先を空飛ぶ翼竜に合わせる。
私の号令に会わせ、大白鳩《シェバト》が大きく羽ばたき私の身体は浮かび上がった。
「凄い凄い! ……い、痛い痛い! 怖い怖い!」
『あぁ! もう! うるさいよ!』
誰のせいだと思ってるんだ。両手使えるようにメフィスを頭に乗っけたけど、首に付けている首飾りの宝石が頭にガンガンあたる。
そして、やばい。思っている以上に抱えられている脇が痛い。それに高い、怖い。
え、なに、鳥っていつもこんな視点で物事見てるの? 馬鹿なんじゃないの?
勢いよく浮かび上がった私は蛇行を繰り返しながらぐんぐんワイバーンに近づいていく。
翼竜の方も、近づく私に気がついた。そして、すぐに敵だと察したらしい。
口の中から炎が噴き上がる。
「マズっ! 大白鳩《シェバト》――!」
上に飛んで。そんな私の思いが通じたのか、命令を発する前に私の身体が更に上空に浮かび上がる。
私の足元を巨大な火球が通り過ぎていった。
『ひやっとしたよ。なかなか上手だね』
頭の上に乗っけたメフィスが言う。
「うん、なんとなく……動かし方が分かってきた!」
この夢魔法、結構便利だ。
私が意識を傾ければ、思った事をしてくれるし、放っておいても自動で動いてくれる。
「結構私、魔法の才能あるかも!……って、ぅぁあああ!?」
火球が次々に私に襲いかかる。それをすんでのところで避けながら、ワイバーンに近づいていく。
『ほらほら、調子乗るからー。また来たよ!』
紅蓮の業火を飛び越え、ワイバーンの上空に辿り着いたところで大白鳩《シェバト》を消し、その大きな背の上に乗る。
「出てこい! 私!」
細剣《レイピア》の先から生まれ出たもう一人の“私”と一緒になって、ワイバーンの頭を目指して走り出す。
突風が私の身体を突き抜ける。身をかがめた瞬間それは起こった。
「ちょ、ちょ、ちょ!! 待って、待って!」
背に乗った私たちを嫌がったのか、ワイバーンが回転を始めたのだ。
上下に移り変わる景色の中、振り落とされないよう、ワイバーンの鱗に必死にしがみつく。
そんな中、私は見た。
森の上空に吹き飛ばされ、宙を舞う“私”の姿を。
「わ、私ぃいいいーーー!!!!」
くそう。自分のことに精一杯で意識を向けてなかった。ごめんね“私”。この仇は絶対討ってあげるから。
気を取り直してワイバーンだ。なんとか首筋あたりまで来たけれど、身動きが取れなくなっちゃった。
別に何も考えていないわけじゃない。
鱗が固すぎて細剣《レイピア》なんて絶対に入らない。やるとしたら目か口だ。だからこそ、頭を目指していたんだけど――
「ぉおう!?」
ごおう、と轟音を響かせ、紫色の一撃が私の身体を横切る。
ワイバーンの尾の一撃だ。
ぎりっぎり、ギリギリ、すんでで気がついた私は、腕の力だけでその一撃をなんとか避けきった。
心臓がバクバク言っている。
『尾の一撃に気をつけて。強力な毒があるから、かすっただけでも体中が溶けてなくなるよ』
「やめてやめて! 不安あおってくんなぁ!!」
メフィスの空気を読めない発言に冷や汗が吹き出る。
「き、来た来た来た来た!!」
丸太のように太い尾が唸りを上げ、先に付いた鋭い棘を振るってくる。私を突き刺そうと動き回る。
腕の力が緩んだ瞬間、尾が私の身体に迫ってくる。
まずい、避け、きれ――
「で、出ろぉ! 私!」
細剣《レイピア》の先から“私”が生まれ、その瞬間、胸に鋭い尾の棘が突き刺さった。
ぼんっと音を立て、散り散りになる“私”。穴が空いた服だけが風を受けて飛んで行く。
「わ、私ぃいいいーーー!!!!」
『……うん、キミはちょっと頭がアレなんだね』
メフィスの失礼な言葉を受け流し、翼竜の首を伝って少しずつ頭に近づく。
ごめんね“私”。後で一緒に美味しいもの食べようね。
ワイバーンが首を振って嫌がっている。尾の先もここまでは届かないようだ。
「く、口は怖いから目をくり抜こうと思うんだ。何かいい方法無い?」
『僕はその発言の方が怖いけど、方法が無いわけじゃない。身体が小さくて、身軽そうで、そこそこ強くて攻撃手段もある、そんな存在をキミは知っているじゃないか』
「そ、そんな都合の良いの知らな――知ってるぅう!」
メフィスの助言を受けて、頭の中を“アレ”が横切っていった。
ワイバーンの登場のせいですっかり“アレ”の存在を忘れていたよ。
「で、出ろぉ! 『影の子供』!」
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