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四章 ―― 夢と空の遺跡 ――
空 6 『作戦会議』
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⑦
「す、凄い凄い! テトラ、凄い!」
青空の下、空を飛びながら私はテトラに声をかける。
「ふふっもう振り落とされないでね」
ブルシャンに歩みを向け、空を駆けるユニコーンが答える。
送っていく、と言い張るテトラに根負けし、お願いしたところテトラは洞窟の外で馬の姿に変化した。
体中が輝いたと思ったら、突然身体がうにょんと大きくなっていくからびっくりしたよ。
一本の大きな角を持った白馬。うん、文句なしにユニコーンだ。
魔族には幻獣化という能力がある。
普段は人間に近い姿をしている魔族も幻獣化すると身体の大きな獣に近い姿に変わることができる。
街の人達のほとんどはできないし、ある程度人生経験積まないと駄目みたいなので、私やフィリーは当然できない。
じゃあ、なんでそれを私が知っているのかというと……
お父さんだ。
私やフィリーがまだ小さい頃、たまに大きなグリフォンの姿に変化して私たちを喜ばせようと頑張っていた。
フィリーは無邪気に喜んでいたけど、私は回数が増えるにつれ、またか、と冷めた目で見ていた記憶がある。
幻獣化してるときはまだしも、変化した姿から戻ったお父さんが繰り出すドヤ顔を私は忘れない。
自分の親のドヤ顔ってあまり良い気分で見られないよね。
私の家庭環境の話は置いといて、テトラの幻獣化は私も手放しで喜んだ。
だって、すっごい綺麗だから。
真っ白な毛並みは初雪のようだし、薄い青のたてがみが光を反射してキラキラ輝いている。
得意魔法は『空』。
空魔法って聞いたことなかったんだけど、テトラが言うには地面を空に変えることができるし、空を地面に変えることもできるらしい。
……。
う、うん。説明を聞いてもよく分からないけど、とにかくそういう魔法。
テトラのうながしに従って背中に跨がると、彼女の長い角から薄紫色の光がビームみたいに空に打ち出され、それが線になり輝く光の道を作り出した。
その道を颯爽と駆け上がりながら新しい道を作り出すテトラ。
薄紫の光る道は走り終わった後から消えていくらしく、魔力が空で分解されきらめきながら虹になっている。
なんか、めっちゃファンタジー。魔族の街に住んでる私が言うのもなんだけどさ。
「この辺りで大丈夫?」
防壁近くまで辿り着いたところでテトラが尋ねてきた。
「うん! ありがと」
ホントはもっと堪能したいけど!
いつかの迷惑エアとは大違いの空の旅だ。
テトラはらせん状に下降を続け、防壁近くの大地に降り立った。
「じゃあもし、テトラのツガイっぽい魔族見つけたら、またあの洞窟に行くね」
「ええ……でも無理しなくても大丈夫。私ももう半分諦めているんだから」
少しうなだれるテトラに向かい、私は胸を叩く。
そして、言った。
「大丈夫、きっとすぐに見つかるよ!」
⑧
「いや、無理でしょ」
事情を聞いたリレフが冷めた目を向け首を振る。
「えぇ……なんでそんなこと言うの? だって、片一羽《カタワレ》を探せばいいんでしょ?」
街に戻ってきた私は、早速とばかりにエアとリレフ、それにフィリーを集めてテトラの事情を説明した。
壁の一部が焦げた私の部屋で、エアのお兄さん、ケットシー種のリレフが腕を組んでいる。
私の横ではフィリーが難しい顔をしていて、向かいに座るエアは困ったような表情になっている。
「ノエル……片一羽《カタワレ》はともかく、人の意識はねーそう簡単に見つからないと思うよー」
「エアちゃん……なんで?」
エアの発言をフィリーが引き継ぐ。
「魔族はツガイでいるのが当たり前だからだよ。誰が好き好んで自分から自分は人の意識ですだなんて答えるかよ」
「フィリーまで……でも人の意識じゃないかもしれないでしょ」
「なら会いに行くだろ。ちっとは頭使え」
「フィリーに言われたくない!」
「まーまー。喧嘩しない。でもフィリーの言う事はもっともだよ。この街にも色んな事情で片一羽《カタワレ》の魔族は居るけれど、近くに未来のツガイが来てるんなら、多分会いに行くと思う。それをしないって事は、やっぱりテトラのツガイは人の意識なんだろうね」
私たちの頭脳担当リレフがまとめてくれる。
「やっぱりそうなんだ……」
「それで、人の意識の魔族は、普通それを隠す。片一羽《カタワレ》のふりをするって事ね。ツガイがいない魔族なんて、怖がられるだけだしね。だからそれを探すのは大変だよ」
魔族にとって当たり前のものが当たり前じゃない存在。だからこそ、怖がられてしまうのだろう。
「なんでわざわざ人の意識になったんだろうねー」
エアが伸びをしながら、魔族にとって当たり前の感想を口にする。
「その魔族にどんな事情があったのかは分からないけれど、わざわざ人の意識になるくらいだから、未来のツガイを求めてないんだと思う」
「……う、でもさぁ……そんなのってないよ。テトラはずっとツガイのこと考えて生活してるんだよ。……会うこともできないなんて可哀想だよ」
「ボクもそこは同感かなぁ。人の意識になるにしても、未来のツガイを放っておくのは良くない」
「つーか、ツガイの片方が人の意識になったんなら、もう片方は片一羽《カタワレ》になるんじゃねーのか?」
フィリーが言っているのは、人の意識になった相手の事を忘れて、新しい相手を好きになるということだ。前にエアちゃんがそんな感じの事を言っていたのを思いだす。
案の定、エアちゃんもうなずく
「そーそー。私もそう思ってた!」
「ボクもそう思ってたけど、そう簡単じゃないみたいだね。……これは推測だけど、テトラがまだ片一羽《カタワレ》だったから、片方が人の意識になった時に本来起こるはずの変化が起こらなかった可能性があるよ」
本来起こるはずの変化……?
片方が人の意識になったら、もう片方は片一羽《カタワレ》になる。これが本来起こる変化のはず。
でもテトラはもとから片一羽《カタワレ》だった。
「あー、なるほど……片一羽《カタワレ》は片一羽《カタワレ》に変化しないってこと?」
だとしたら、当然テトラの好きな相手も変化しないことになる。
「そういうこと。未来のツガイと出会えていない状態で、相手が人の意識になってしまったから本来、ツガイでいる時に起こる変化が起こらなかった……とか?」
ツガイの時に人の意識になったら、相手は片一羽《カタワレ》になる。
でも片一羽《カタワレ》の時に人の意識になったら、相手の好きな相手は変化しない。
リレフが出した推論はこういうこと。ただ、出した本人も納得しきってないようで、首を傾げている。
「人の意識のことなんて、魔族は誰も正確なこと分からないんだからここで議論しててもしょうがないと思う。それで、テトラの件だけど、ノエルはどうするつもりだったの?」
「どうするって……片一羽《カタワレ》探して、テトラが探してるって伝えるとか?」
え、なんで皆頭抱えてるの?
「片一羽《カタワレ》は一定数いるよ。仕事に追われてたり、街を離れることに抵抗があったり。でも全員の場所とかまとめられているわけじゃないから、会わせるにしても結構時間がかかると思う。それに会いたくなくてテトラと会ってないんだから、会おうとしないんじゃないかな」
「やるんだったら、テトラちゃん連れてくるとかかなー?」
「まー、一目みりゃ、自分のツガイは分かるだろうしな」
フィリーが私の頭に手を置き、私はそれをはたき落とす。
「うーん……テトラ本人は見つけてもらいたいと思ってるんでしょ?だったら、先ずは地道に街の片一羽《カタワレ》達を探して、話を聞いてみることかなぁ。事情とか、未来のツガイがどの辺りに居るのかとか。うまくいけば、人の意識が見つかるかもしれないし」
「なんか先が長そうな話だね」
「だから言ってるじゃん。大変だって」
「大変でも、やるっきゃねーだろ。困ってる奴がいるなら、放っとけねー。片一羽《カタワレ》のツガイ探し。上等じゃねーか」
「だねー。みんな、頑張ろー」
エアが大きく羽を広げて檄を飛ばす。
困っている魔族がいたら、ほっとけないよ。
みんなだって同じ気持ちだ。
大変かもしれないけれど、みんなで探せばなんとかなるはず。
絶対、テトラのツガイを見つけてやる。
「す、凄い凄い! テトラ、凄い!」
青空の下、空を飛びながら私はテトラに声をかける。
「ふふっもう振り落とされないでね」
ブルシャンに歩みを向け、空を駆けるユニコーンが答える。
送っていく、と言い張るテトラに根負けし、お願いしたところテトラは洞窟の外で馬の姿に変化した。
体中が輝いたと思ったら、突然身体がうにょんと大きくなっていくからびっくりしたよ。
一本の大きな角を持った白馬。うん、文句なしにユニコーンだ。
魔族には幻獣化という能力がある。
普段は人間に近い姿をしている魔族も幻獣化すると身体の大きな獣に近い姿に変わることができる。
街の人達のほとんどはできないし、ある程度人生経験積まないと駄目みたいなので、私やフィリーは当然できない。
じゃあ、なんでそれを私が知っているのかというと……
お父さんだ。
私やフィリーがまだ小さい頃、たまに大きなグリフォンの姿に変化して私たちを喜ばせようと頑張っていた。
フィリーは無邪気に喜んでいたけど、私は回数が増えるにつれ、またか、と冷めた目で見ていた記憶がある。
幻獣化してるときはまだしも、変化した姿から戻ったお父さんが繰り出すドヤ顔を私は忘れない。
自分の親のドヤ顔ってあまり良い気分で見られないよね。
私の家庭環境の話は置いといて、テトラの幻獣化は私も手放しで喜んだ。
だって、すっごい綺麗だから。
真っ白な毛並みは初雪のようだし、薄い青のたてがみが光を反射してキラキラ輝いている。
得意魔法は『空』。
空魔法って聞いたことなかったんだけど、テトラが言うには地面を空に変えることができるし、空を地面に変えることもできるらしい。
……。
う、うん。説明を聞いてもよく分からないけど、とにかくそういう魔法。
テトラのうながしに従って背中に跨がると、彼女の長い角から薄紫色の光がビームみたいに空に打ち出され、それが線になり輝く光の道を作り出した。
その道を颯爽と駆け上がりながら新しい道を作り出すテトラ。
薄紫の光る道は走り終わった後から消えていくらしく、魔力が空で分解されきらめきながら虹になっている。
なんか、めっちゃファンタジー。魔族の街に住んでる私が言うのもなんだけどさ。
「この辺りで大丈夫?」
防壁近くまで辿り着いたところでテトラが尋ねてきた。
「うん! ありがと」
ホントはもっと堪能したいけど!
いつかの迷惑エアとは大違いの空の旅だ。
テトラはらせん状に下降を続け、防壁近くの大地に降り立った。
「じゃあもし、テトラのツガイっぽい魔族見つけたら、またあの洞窟に行くね」
「ええ……でも無理しなくても大丈夫。私ももう半分諦めているんだから」
少しうなだれるテトラに向かい、私は胸を叩く。
そして、言った。
「大丈夫、きっとすぐに見つかるよ!」
⑧
「いや、無理でしょ」
事情を聞いたリレフが冷めた目を向け首を振る。
「えぇ……なんでそんなこと言うの? だって、片一羽《カタワレ》を探せばいいんでしょ?」
街に戻ってきた私は、早速とばかりにエアとリレフ、それにフィリーを集めてテトラの事情を説明した。
壁の一部が焦げた私の部屋で、エアのお兄さん、ケットシー種のリレフが腕を組んでいる。
私の横ではフィリーが難しい顔をしていて、向かいに座るエアは困ったような表情になっている。
「ノエル……片一羽《カタワレ》はともかく、人の意識はねーそう簡単に見つからないと思うよー」
「エアちゃん……なんで?」
エアの発言をフィリーが引き継ぐ。
「魔族はツガイでいるのが当たり前だからだよ。誰が好き好んで自分から自分は人の意識ですだなんて答えるかよ」
「フィリーまで……でも人の意識じゃないかもしれないでしょ」
「なら会いに行くだろ。ちっとは頭使え」
「フィリーに言われたくない!」
「まーまー。喧嘩しない。でもフィリーの言う事はもっともだよ。この街にも色んな事情で片一羽《カタワレ》の魔族は居るけれど、近くに未来のツガイが来てるんなら、多分会いに行くと思う。それをしないって事は、やっぱりテトラのツガイは人の意識なんだろうね」
私たちの頭脳担当リレフがまとめてくれる。
「やっぱりそうなんだ……」
「それで、人の意識の魔族は、普通それを隠す。片一羽《カタワレ》のふりをするって事ね。ツガイがいない魔族なんて、怖がられるだけだしね。だからそれを探すのは大変だよ」
魔族にとって当たり前のものが当たり前じゃない存在。だからこそ、怖がられてしまうのだろう。
「なんでわざわざ人の意識になったんだろうねー」
エアが伸びをしながら、魔族にとって当たり前の感想を口にする。
「その魔族にどんな事情があったのかは分からないけれど、わざわざ人の意識になるくらいだから、未来のツガイを求めてないんだと思う」
「……う、でもさぁ……そんなのってないよ。テトラはずっとツガイのこと考えて生活してるんだよ。……会うこともできないなんて可哀想だよ」
「ボクもそこは同感かなぁ。人の意識になるにしても、未来のツガイを放っておくのは良くない」
「つーか、ツガイの片方が人の意識になったんなら、もう片方は片一羽《カタワレ》になるんじゃねーのか?」
フィリーが言っているのは、人の意識になった相手の事を忘れて、新しい相手を好きになるということだ。前にエアちゃんがそんな感じの事を言っていたのを思いだす。
案の定、エアちゃんもうなずく
「そーそー。私もそう思ってた!」
「ボクもそう思ってたけど、そう簡単じゃないみたいだね。……これは推測だけど、テトラがまだ片一羽《カタワレ》だったから、片方が人の意識になった時に本来起こるはずの変化が起こらなかった可能性があるよ」
本来起こるはずの変化……?
片方が人の意識になったら、もう片方は片一羽《カタワレ》になる。これが本来起こる変化のはず。
でもテトラはもとから片一羽《カタワレ》だった。
「あー、なるほど……片一羽《カタワレ》は片一羽《カタワレ》に変化しないってこと?」
だとしたら、当然テトラの好きな相手も変化しないことになる。
「そういうこと。未来のツガイと出会えていない状態で、相手が人の意識になってしまったから本来、ツガイでいる時に起こる変化が起こらなかった……とか?」
ツガイの時に人の意識になったら、相手は片一羽《カタワレ》になる。
でも片一羽《カタワレ》の時に人の意識になったら、相手の好きな相手は変化しない。
リレフが出した推論はこういうこと。ただ、出した本人も納得しきってないようで、首を傾げている。
「人の意識のことなんて、魔族は誰も正確なこと分からないんだからここで議論しててもしょうがないと思う。それで、テトラの件だけど、ノエルはどうするつもりだったの?」
「どうするって……片一羽《カタワレ》探して、テトラが探してるって伝えるとか?」
え、なんで皆頭抱えてるの?
「片一羽《カタワレ》は一定数いるよ。仕事に追われてたり、街を離れることに抵抗があったり。でも全員の場所とかまとめられているわけじゃないから、会わせるにしても結構時間がかかると思う。それに会いたくなくてテトラと会ってないんだから、会おうとしないんじゃないかな」
「やるんだったら、テトラちゃん連れてくるとかかなー?」
「まー、一目みりゃ、自分のツガイは分かるだろうしな」
フィリーが私の頭に手を置き、私はそれをはたき落とす。
「うーん……テトラ本人は見つけてもらいたいと思ってるんでしょ?だったら、先ずは地道に街の片一羽《カタワレ》達を探して、話を聞いてみることかなぁ。事情とか、未来のツガイがどの辺りに居るのかとか。うまくいけば、人の意識が見つかるかもしれないし」
「なんか先が長そうな話だね」
「だから言ってるじゃん。大変だって」
「大変でも、やるっきゃねーだろ。困ってる奴がいるなら、放っとけねー。片一羽《カタワレ》のツガイ探し。上等じゃねーか」
「だねー。みんな、頑張ろー」
エアが大きく羽を広げて檄を飛ばす。
困っている魔族がいたら、ほっとけないよ。
みんなだって同じ気持ちだ。
大変かもしれないけれど、みんなで探せばなんとかなるはず。
絶対、テトラのツガイを見つけてやる。
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