群像転生物語 ――幸せになり損ねたサキュバスと王子のお話――

宮島更紗/三良坂光輝

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三章  ――白色の王子と透明な少女――

    ④<二人4> 『回想①』

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⑨【ナルヴィ】
 安らぎが魔族を包み込む。暗闇が、一人の魔族を照らす。
 魔族の意識は闇の波に揺られ、浮かんでいる。尽きることのない闇夜の風に吹かれ続ける。

 不意に、光が魔族の身体に差し込んできた。微睡みに身を委ねていた魔族はその光から逃げるように身をよじるが、動かす身体がないことに気がつき、ただ光のされるがまま、刻が過ぎるのを待っていた。

 魔族の意識が覚醒していく。夢から、目覚める。

        *****

 小鳥のさえずりが聞こえてきた。
 風が、草木のざわめきを連れてくる。
 差し込む太陽の光に照らされ、目覚めた私は重い瞼を擦りながら、起き上がる。

「ああ、やっと、目を覚ましたな。……おはよう、ナルヴィ」
 そこは見わたす限りの草原の真ん中だった。
 あてもない散歩の後、草原に横たわった私は、そよ風に身を委ね眠ってしまっていた。
 半分以上眠ったままの意識を無理矢理覚醒させ見上げる。そこには見慣れた背の高い男が立っていた。

 長い黒髪を後ろ頭で縛り、腰には私の背丈ほどはある長剣を差している。
 整った顔立ちで、彫りの深い目と筋の通った長い鼻が印象的な男だ。

「最悪な気分だ。……あなたの顔を見て目覚めるなんて」
「そんなに嫌そうな顔をするな。これでも傷つく心はあるんだ」
「あなたの心は、とうにエルデナ様に飲み込まれているでしょう?」
「そう。私の君主はエルデナ様だ。……ああ、今日もあの方は美しく、汚れなき瞳で私を見つめてくれた。なんという素晴らしい一日。なんという輝かしい人生。神よ。この世にエルデナ様を作り出したあなたはなんという罪深い存在なんだ。あぁ、こうしてエルデナ様を思う私こそが、私を虜にするエルデナ様こそが、神の目からするならば罪深い存在なのかもしれない。だが! しかし――」
 まぁた始まったよ。と心の中で舌打ちする。

 目の前でつらつらとエルデナ様への愛を語り続ける男の名は、モルドットという。
 私の君主でもあるエルデナ様から『あなたのお世話係連れてきたわよ~』と突然言われ、連れて来られた男だ。
 この男は散らかし放題だった自室を半日で見違えるように蘇らせ、花まで飾ってくれた。
 伸ばし放題だった私の髪の毛も今やきれいに整えられ、男の手で結われている。
 今着ている服も、モルドットが選んだものだ。服なんて着られればなんでもよいという私に、それはもう嫌というほど嫌味を言われ、どれだけ帝都の女性たちが綺麗に着飾っていたかを夜通し聞かされ、毎日のように山ほど服を届けられ、ついに折れてしまってからは着るものを毎日選んでくれるようになった。

 腹が減ったといえば、手を叩いて間食を出してくるし、化粧をしたいといえばどこからともなく化粧箱を取り出し一流の腕前で私の顔を整えてくれる。

 本人自体も、細身の体ながら武芸を嗜んでいて、いざ戦えば下手な戦士では太刀打ちできない強さを持っている。
 どうやら風のうわさによると、人間界で最も美しいとされる美皇帝の遠い親戚とのことだ。
 確かに美皇帝には遠く及ばないながらも、きれいな顔立ちをしていた。

 若く、品があり、美しい。

「これで、エルデナ様の僕《しもべ》でなければ……」
「なにか言ったか?」
「……なんでもない」
 エルデナ様への想いを語るのは、この男の唯一の短所と言えるだろう。
 もともと、エルデナ様が惑わした男なのだから仕方のないことだが、毎日毎日エルデナ様への想いを聞かされる私の身にもなってみろと言いたいものだ。
 使えるからいいものの、昔の私であれば、この男の首はとうに地の深くへと眠っていたことだろう。
「エルデナ様が呼んでる。定例会すっぽかしただろう。私が怒られたんだ」
「あぁ……しまった」
 そういえば、朝この男が言っていたな。つまらない会議になりそうだと思っていたらいつの間にか頭の片隅から抜け落ちていた。
「エルデナ様、怒ってた?」
「仕方ない子ねぇ、とそれはもう、受け取りたくなるほどの深いため息をつかれていた。……なるべく早く行っておいたほうがいい」
 ため息で済んでいるのならば、まだ大丈夫そうだ。
 魔族には甘いエルデナ様だけれど、他の眷属相手に、何度か怒りを露わにしたことがある。
 その後は……それはもう考えるのもおぞましいほどの大惨事になった。
 急ぐ必要もなさそうだ。だったら――

「……だるい、おんぶしろ」
 目の前に立つ男に両手を差し出す。男は目を瞬かせ、その後微笑みを浮かべた。

「……はいはい。ほんとうにもう、あなたは……」
 私に背を向けしゃがみこむ。そして私は、男の背に身体を委ねる。
 男の大きな背に顔を埋める。匂いを嗅ぎながら微睡みの残りと戦う。
 いつもの安らぎ。私の居場所だ。

「モルドット、戻ったら菓子が食いたい」
「エルデナ様のところは?」
「その前に食いたい」
「……駄目だ。エルデナ様の命令を優先する」
「またそうやって、エルデナ様エルデナ様。……なら、私はあなたにとってなんなの?」
 少しだけ高鳴る鼓動を押さえながら、なんでもないことのように口にする。
 この男の心にはエルデナ様だけがいる。
 だから、分かりきっていることだった。

 男は何も答えずに、私を背負ったまま歩き続ける。
 問いかけたことを忘れたころに、男が口を開いた。

「あなたは――」

⑩【ナルヴィ】
「戦争の気配?」
「ああ、かなり大きなものになりそうだ」
 大浴場で身体を温めた私は、寝間着に着替え床につこうとしていた。
 私の後ろでは、モルドットが長く伸ばした私の髪を櫛でといている。

「人間達もあきらめが悪い。いい加減、エルデナ様どころか私たち眷属にも勝てないと理解すればよいのに」
「人の本質は、戦うことだからな。仕方がないことさ」
「好きにすればいいけれど、どこか遠くでやってね。帝都《ここ》が戦場になるのは面倒だ」
「それを決めるのは私ではない。あなた達だ」
 モルドットの言う事にも一理あった。最早美皇帝は見る影もないし、ターンブル帝国の実権は実質エルデナ様と眷属達で掌握していた。
 私はエルデナ様の護衛係だからそうでもないけれど、他の眷属は、作戦会議にいそしんだり、帝都から離れることも多く、忙しそうにしている。

「そういえば、また会議をすっぽかしたな? いい加減、エルデナ様を怒らせるのはやめてもらいたいんだが」
「私が行ってもしょうがないだろう。私の仕事は、エルデナ様の身を守ることだ。国のことはそれに詳しいものがやればいい」
「そうやって人間をなめてかかっていたら、手痛いことがかえってくるかもしれない」
「手痛いこととは?」
 手痛いこともなにも、人間など弱すぎて話にならない。他の眷属からしてみてもそうだろう。
 肩と腕を揉まれながら考える。いくら考えても、私たちが負ける光景は浮かんでこなかった。
「ちょっと、痛い」
「あ、ああ。すまん」
 足を揉まれる力が強すぎて文句を言う。眠る前のもみほぐし。最近のお気に入りだ。
 懸命に私の足を揉むモルドットをぼうっと見つめる。
 会議などにうつつを抜かすよりも、モルドットと話をしていたかった。
 モルドットは博識で、人間界の様々な事象や物事を深くナルヴィに伝えてくれた。
 話すモルドットの声も、ナルヴィに安心を与えてくれていた。

「ほんと、エルデナ様の僕《しもべ》でなければ……」
「何か言ったか?」
「……なんでもない!」
 私にも昔は心を一つにする相手がいた。一緒に生まれた私のツガイだ。
 物心ついたころから、生涯ともに暮らしていく相手だという意識があった。

 それはお互い、当たり前のように生まれていた感情で、それを疑いもしていなかった。

 不幸だったのは、私も、私のツガイも好奇心旺盛だったことだった。

 私とツガイは、人の意識ヒトノイの心に興味を覚えてしまった。

 お互い当たり前に生まれていた、生まれのツガイの感情。それを離れてみてもお互いに愛することができるのか。
 そんな疑問が生まれてしまい、行動してしまった。
 結果は、一組のツガイから、二羽の魔族《ニンゲン》が生まれてしまった。

「終わったら、盤上競技《リラ》の相手をしろ」
「……寝るんじゃなかったのか?」
「いいや、私が勝つまでやる」
「いつも負けてばかりなのに?」
「今日こそ勝つ!」
 それでも、寿命の短い人を愛するなど考えもしていなかった。
 今、こうしてモルドットと出会うまでは。


⑪【ナルヴィ】

「一体、何を考えているんだ、エルデナ様は!」
 皇居の長い廊下を歩きながら、私は憤慨する。隣を歩く、アラウネ種のミューズに怒りをぶつける。
 下半身は大きな蜘蛛、上半身は女の姿をした眷属の一羽だ。

「しっ、声が大きいよ。聞こえたらどうするんだい」
「聞こえても構わない! モルドットを戦争に!? 何を勝手なことを! あの男は私のものだ!」
「アレはエルデナ様の僕《しもべ》だよ。私らは与えられただけさ」
「与えたのならば、奴の命は私が預かっているのではないのか!」
「いいじゃないか。新しい人間《しもべ》もくれるって言うんだし」
「今更、新しいものなどいらん! 私は、モルドットで十分満足しているんだから――」
 ふいにガサガサといった足音が止まり、文句をぶつけていたミューズが動きを止める。
「……どうした?」
「いい加減にしな、ナルヴィ。アンタ、あの男が来てから変わったよ」
「私は変わってなどいない」
「いいや、変わったね。最近会議にもろくに参加しないじゃないか。毎日毎日あの男と遊んでばかり。エルデナ様も心配していたよ」
「それは、私が参加しなくても……」
「アタイらは魔族。人間は下僕さ。それ以上の存在になるようなら、奪われておしまいさ。……アンタの恋は実らない。諦めるんだね」
 全てを見透かしていたミューズの宣言に、心が締め付けられる。
「……なんで? なんで……私、なにも悪いことしていないのに」
「……もしかすると、魔族が人の意識ヒトノイでいること自体が、罪なのかもしれないね」
 生まれてはいけない感情が、勝手に生まれる。
 いつの間にか、自然に、心が誰かに奪われてしまう。

 人はなんて、不便な心を持っているんだろう。


⑫【ナルヴィ】
 風が、草木のざわめきを連れてくる。
 落ち行く太陽の光が、男の身体を赤く彩る。

「そこにいたの。……モルドット」
 過去に、私が眠っていた草原の真ん中に、背の高い男が寝そべっている。
 瞼は閉じられ、草原と一体化したかのように動きを止めている。

 私が何も言わずに立っていると、瞼を開き、私を見つめてきた。
「……お別れだな。あなたとも」
 私の表情だけで、全てを察したのだろう。起き上がり、呟くように言う。

「……モルドット、ごめん、ごめんなさい」
 モルドットを戦争前線に向かわせる。その決定を聞いてから、私はずっとエルデナ様を説得した。
 会議にも全て参加し、何度も何度も訴えかけた。
 それでも、エルデナ様は首を縦に振ってくれなかった。

 モルドットは戦争に行ってしまう。
 私から、離れてしまう。

「……死ぬのは怖くない。だが、エルデナ様から離れてしまうことが、……辛い。もう私を必要としていないのかと考えると、……心が壊れてしまいそうだ」
「……私は、お前を必要としている」
 それは私の、精一杯の告白だった。
 ずっと一緒にいたい気持ちを込め、伝えたつもりだった。

 だが、その思いは、男に届かなかった。

「あなたはエルデナ様ではない。私の希望は、エルデナ様の近くにいることだ。それだけを生きがいにして、私は生きてきた」
「……私では駄目なのか?」
 分かりきった質問だった。
 この男は、エルデナ様に魅了された男。それでなくても、エルデナ様の魅力に敵う存在などどこにもない。眷属であるからこそ、十分に理解できていることだった。

「……私は、十分に尽くしてきた、エルデナ様の期待に応えようと、努力してきた。それなのに、なぜ、エルデナ様は私を引き離そうと……」
 男の顔は焦燥しきっていた。私の愛した彫りの深い目にはくっきりとくまが浮かび、頬は痩せこけていた。
 男にとって、もはや私は佇む樹木と変わらない存在なのだろう。

「……死にたくない。……私は、まだ、エルデナ様と――」
 モルドットは気品に溢れていた過去とは比べものにならない姿をしている。
 目を閉じ、楽しかった過去に思いをはせ巡らせる。

 これまでありがとう、モルドット。
 さようなら。私の愛した、人間。

 一つの思いに区切りをつけ、目を開いた。

 そして――

「……生まれよ、『白の燈』!」
 私の背に暖かい力が生まれ広がる。エルデナ様が禁じた、私の影魔法が発動する。

「ナルヴィ……一体、何を」
 背後にあった白の炎が伸び、影となって人の形に変わっていく。白の光に照らされ、モルドットの影も長く伸びる。
 その影を、白の影が掴み上げた。
 立ち尽くすモルドットの姿に反し、暴れる影を伸ばし、足元から引きちぎる。

 そして、白の影がモルドットの影を飲み込んだ。
 満足した白の影が、咀嚼音を立てながら、消えていく。

「……お前に朽ちぬ身体を与えた。これで幾度かは死から免れよう」
 それは影を切り取り、保存する影魔法だった。切り取られた存在は、生からも死からも切り離される。過去、自分自身にかけた魔法だった。
 切り取る際に込めた魔力が途絶えるか、白の炎を消さない限り、死は訪れない。
 今の私の力ならば、三百度は死なないだろう。

 どれだけ身体が欠損しようと、元の姿に戻ろうとする。
 どれだけ身体が衰弱しようとも、それを補うように強くなろうとする。

 モルドットは最早、人からも、魔族からもかけ離れた存在へと変わってしまった。
 
「私は……生きられるのですか?」
「全てが終わったら、エルデナ様のもとに戻りなさい。私も、口添えしよう」
「ありがとう……ありがとうございます! ナルヴィ様・・・・!」
 モルドットは私にすがりつき、泣きわめく。
 これで良かったのだろう。

 私は、愛する男を殺してしまった。
 どれだけ死を望んでも、それが訪れない身体を与えてしまった。
 その代償は……服従の心だ。

 本来『白の燈』は、自分の僕《しもべ》を作り出す影魔法だ。
 人間に使おうとも、魔族に使おうとも、影を食われた存在は私にたいして、服従する。例外は、自分自身だけだ。

 別に、変わらない。そう言ってしまえばそうなのだろう。

 これまでも、私はモルドットを上手いように使ってきた。使える人間だと様々なわがままを通してきた。
 それが、当たり前のことになっただけ。

「モルドット……」
「はっ!」
 背の高い男が、膝を立てて頭を下げる。

「……歩きたくない。おんぶしろ」
 私の言葉が終わる前に、モルドットが背を見せる。いつでも乗ってくれといわんばかりに待ち構えている。

「……いい」
「は?」
「自分で歩く。……行こう」
 
 落ち行く太陽の光が、辺りを赤く染める。

 風が、草木のざわめきを連れてきて、私の居場所を連れ去っていった。

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