[R18]2度目の人生でスローライフ?ハーレムだっていいじゃないか

白猫 おたこ

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過去の裏話 ある日の話

【王鱗の極光盾】と【王鱗の極光大槌】

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【白銀の誓い、極光の盾を編む】

 深淵の探索が進むにつれ、敵の放つ魔力の質はより苛烈、かつ変則的なものへと変貌していた。

「……結衣、ちょっとこっちへ来てくれ」
 焚き火の傍らで、健太郎が広げた作業机を前に声をかけた。

 机の上には、先ほど採取したばかりの【深淵の霊木】、そして漆黒の輝きを放つ【王鱗】と、淡い虹色の光を放つ【極光綿】が並べられている。

「はい、健太郎さん。……新しい装備の調整ですか?」

 結衣が、少し緊張した面持ちで隣に腰を下ろす。
彼女の腕には、これまでの激戦で細かい傷がついた小手が装着されていた。

「ああ。この先にいる『木の魔物』は、強力な闇魔法を使うと鑑定で出ている。今の装備では、結衣の負担が大きすぎるんだ。だから……これを作る」

 健太郎は、霊木の中心部――最も魔力伝導率が高く、かつ鋼鉄以上の硬度を持つ芯材を手に取った。
 横では、第三形態へと進化したばかりのアイリスが、健太郎の意図を察して甲斐甲斐しく道具を並べている。

「主、火加減はこのくらいでよろしいか? 霊木の繊維をほぐすには、一定の魔力熱が必要じゃからな」

「助かるよ、アイリス。……よし、始めるぞ」

 健太郎の【慈愛の加工】が発動する。
 霊木の芯を薄く、しかし強靭な板状に切り出し、その表面に王鱗を一枚ずつ、魚の鱗が重なるように配置していく。
健太郎の指先が鱗をなぞるたび、霊木と鱗が分子レベルで結合し、漆黒と白銀が混ざり合った独特の光沢が生まれていった。

「……綺麗。これ、ただの盾じゃないんですね」
 結衣が、吸い込まれるように作業を見つめる。

「ああ。裏地にこの極光綿を編み込む。これで、結衣の魔力を盾全体に『膜』として展開させるんだ。……結衣、腕を出してくれ。小手に直接、この盾を統合する」

 健太郎は結衣の右腕を取り、小手の装甲を一部取り外した。
 剥き出しになった結衣の白い肌に、健太郎の温かい指先が触れる。

「ひゃんっ……。あ、あの……健太郎さん?」

「動くな。……ダイブギアの感覚同調を最大にする。結衣の『守りたい』っていう意志が、そのまま盾の強度になるように調整するからな」

 健太郎は結衣の腕を、手首から肘にかけて丹念に【愛撫】し始めた。
 それは単なるマッサージではない。装着者の神経系と、新装備である【王鱗の極光盾】を直結させるための「魂の調律」だ。

「あ……あぁ……っ。健太郎さんの指先から、何かが……流れてくる……っ。腕が、すごく熱くて……痺れるみたい……」

 結衣の瞳が、快感と緊張で潤み始める。
健太郎は彼女の腕を優しく撫で上げながら、盾のジョイント部分を結衣の魔力波形に完璧に合致させていく。
結衣の肌が健太郎の愛撫によってピンク色に上気し、彼女の秘所から溢れ出す「蜜」が魔力の源泉となって、盾へと流れ込んでいく。

「くっ……いいぞ、結衣。お前のその熱い想いが、盾の回路に焼き付いていく……!」

 仕上げに、健太郎は盾の表面に細い金剛糸で幾何学模様を刻んだ。それが、魔法を霧散させる「拡散回路」となる。
 カチリ、という重厚な音と共に、白銀の盾が結衣の小手に完全に固定された。
「……できたぞ。【王鱗の極光盾】だ」

 結衣が恐る恐るその腕を掲げると、盾は彼女の意志に応えるように、眩いばかりの極光を放った。それはまるで、健太郎と結衣の絆を物質化したかのような、美しくも力強い輝きだった。

「健太郎さんの重みを……この盾から感じます。……これがあれば、私は、どんな魔法だって弾き飛ばしてみせます」

 結衣は決意に満ちた瞳で健太郎を見つめ、彼の手を自らの胸元へと引き寄せた。
 この直後、一行はアビス・トレントの待つ地底湖へと進軍し、結衣のあの「魔法無効化」という奇跡の戦果を目にすることになるのだ。

【製作完了アイテム】
• 【王鱗の極光盾(統合型)】
• 素材:王鱗、極光綿、深淵の霊木。
• 特性:【魔力霧散】。展開された障壁に触れた魔法を、魔力粒子に分解して無効化する。装着者(結衣)の献身度が高いほど、防御半径が拡大する。

【震える極光、泥濘の熱き共鳴】

 健太郎が道具を片付けようとすると、隣でずっと作業を見つめていた桃子が、もじもじと落ち着かない様子で自分の巨大なハンマーを引きずりながら歩み寄ってきた。

「……ねぇ、健太郎さん。あの、私も……」

 桃子は、健太郎の膝にちょこんと座る結衣と、その腕を熱く愛でていた健太郎の手を交互に見て、頬を林檎のように赤く染めている。

「桃子? どうしたんだ」

「あの……結衣さんの盾、すごく格好いいし……健太郎さんと『繋がってる』感じがして、羨ましいなって。私の……私のこの子も、同じくらい熱く……健太郎さんの手で、調律してほしいの」

 桃子が差し出したのは、アビス・ラプトル・ロードの鱗を贅沢に使い、健太郎がかつて鍛え上げた【大槌】だ。

 健太郎は苦笑しながらも、その巨大な質量を受け取り、再び作業台へと置いた。

「わかった。アビス・トレントの硬い外殻を砕くには、今のままじゃ出力不足かもしれないしな。桃子のハンマー、再調整(メンテナンス)してやるよ」

 健太郎は、手元に残っていた【深淵の霊木】の端材と、魔力を帯びた【アビス・クッション】の抽出液を取り出した。

「桃子、こっちに来い。このハンマーは、お前の『情動』を振動に変える。……だから、お前が直接触れて、俺の魔力を受け取ってもらう必要があるんだ」

「……っ、うん。健太郎さん、好きにしていいよ……」

 桃子は健太郎の正面に座り、巨大な大槌の柄を二人で握り合う形になった。
健太郎は桃子の柔らかい手を上から包み込み、ゆっくりと魔力を流し込んでいく。

「……いいか、桃子。この大槌の芯には、霊木の柔軟な弾力を組み込む。これで、お前の思うままに『内部』へ響かせる振動と、『外部』を破壊する衝撃を使い分けられるようにする」

 健太郎の【愛撫】が、桃子の手首から二の腕、そしてハンマーの柄へと伝わっていく。
 桃子の『生体泥濘の産着』が健太郎の魔力に反応し、彼女の肌を泥のようにとろとろと柔らかく、そして敏感に変えていく。

「あ……あぁ……っ、健太郎さんの指の動き……ハンマーを通じて、私の中まで……ビリビリ響いてくるよ……っ!」

 健太郎は桃子の手の動きを導きながら、大槌の表面に刻まれた王鱗の隙間に、極光綿の糸を縫い込んでいった。
 桃子の「健太郎さんに甘えたい、すべてを委ねたい」という甘い執着が魔力となって大槌に吸い込まれ、重厚な金属音ではなく、生き物のような「脈動」を奏で始める。

「よし、これで振動の指向性を制御でき
る。桃子、お前が『壊したい』と思えば外を砕き、『震わせたい』と思えば中をドロドロにする。……試しに、俺の魔力に合わせて振ってみろ」

「……はぁ、はぁ……っ。やるね、健太郎さん……っ! えいっ!」

 桃子が軽くハンマーを振ると、空気が「ブゥン」と重低音を立てて震えた。
 それはただの物理現象ではない。健太郎の愛撫によって調律されたその振動は、桃子の快感と同期し、触れたものの分子構造を直接揺さぶる「概念的な破壊」に近いものへと進化していた。

「すごい……っ。ハンマーを握ってるだけなのに、健太郎さんにずっと中を……かき回されてるみたいで……っ。私、これなら……どんなに硬い魔物だって、とろとろにできちゃうよ……!」

 桃子の瞳は潤み、その身体からは健太郎への熱い執着を孕んだ魔力が、オーラとなって立ち昇っていた。
 これで、結衣の「盾」と桃子の「槌」――鉄壁の防御と絶対の破壊が揃った。

「主……二人とも、随分と艶やかな顔をしておるの。これでは、次の魔物の方が可哀想に思えてくるわい」

 アイリスがくすくすと笑いながら、二人の火照った顔を覗き込む。
 健太郎は、新たに生まれ変わった【王鱗の極光大槌】を桃子に託し、力強く頷いた。
「よし。準備は万端だ。……トレントの野郎、根こそぎ粉砕してやる」

【換装・強化アイテム】
• 【王鱗の極光大槌(共鳴型)】
• 特性:【指向性超振動】。
• 外部破壊(衝撃波)と内部破壊(高周波振動)を装着者の意思で切り替える。桃子の興奮度が高いほど、振動の浸透深度が増大する。
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