208 / 211
第208話 【閑話】サラッと告白? ★アメリア SIDE
しおりを挟む
カミル殿下に贈る指輪が完成した事で、リオが魔導師団の本部まで来る事が減ってしまったわ。わたくしとしてはデューク様と御一緒出来る機会や時間が増えたので嬉しくはあるのだけれど……
デューク様の妹で、リオの補佐官であるニーナさんがかなり頻繁にデューク様の執務室を訪れる様になっていた。大好きなお兄様をわたくしに取られたくないから?そんな可愛らしい理由なら良いのだけどと思いつつ、今日も魔導師団の本部へ足を踏み入れたわ。
「こ、困ります!お約束の無い方はお通し出来かねます」
「どうしてよ!他所の国の姫なんて入り浸っているのでしょう!?なんで私は駄目なのよ!」
物凄い剣幕で魔導師団の入り口を守る騎士を怒鳴る御令嬢と付き人が2人居る様ね。わたくしの話しが話題に上がるなんて、少し驚いたけれど……どうして入りたいのかしらね?もう少し話しを聞いてみようかしら。
「貴方じゃ埒が開かないわ。デューク様を呼んでいらしてくださる?」
「団長は会議中ですので、会議が終わるまでは言伝すら難しいのですよ」
「じゃあリュカ様を呼んで!」
「団長が会議中なのですから、当然副団長も会議中ですよ……」
騎士の返答に、苛ついている事を隠そうともしていないわね。地団太を踏みながら、大声で騒いでいるわ。
「どうして私は入る事すら出来ないの?あの女は入れるのに!」
「いえ、隣国の姫様は……」
「違うわよ!聖女とか呼ばれて偉そうにしてる女よ!」
え?聖女ってリオの事かしら?未だにリオが王妃になる事を拒んでいる頭の悪い者達が居るの?この国を守りたいのであれば、リオが王太子妃になれば良いだけなのに。たったのそれだけで、この国は安全に暮らせるって何故分からないのかしらね。
「不敬だぞ!」
「はぁ?まだ王太子妃でも無いでしょ。偉人と血の繋がりの無い、ただの平民に頭下げる気なんて無いわよ」
「あら、大聖女様は偉人と血の繋がりがあるわよ?」
リオを馬鹿にされるのがとても嫌で、つい口を出してしまったわ……リオは大聖女では無くても素晴らしい女性なのにと、声を大にして言いたいぐらいだわ。
「は?あ、その、り、隣国の姫様……申し訳ありません」
「何に対して謝っているのかしら?」
「いえ、その、魔導師団の入り口で揉めてしまった事に対してです……」
「大聖女様の事については悪く無いと仰っているのかしら」
変な感じね。わたくしに敬意を示している様にも感じるけれど、ハッキリとものを言うし何だか攻撃的よね。戦場で覚悟を決めた騎士の様な、余裕の無い人間みたいな態度だわ。
「異世界から来たってだけで王太子妃になるなんてズルいじゃありませんか!」
「王国には3人の召喚者がいらしたと聞いたわ。異世界から来ただけが理由では無いのではなくて?」
「偶々カミル殿下の婚約者だったから王太子妃になれるだけじゃ無い!」
うーん。まだ、何がしたくて魔導師団に来たのか分からないわね?このまま会話を続けて、何かボロを出してくれる事を祈りましょうか。デューク様が会議から戻られるまではどうせ暇ですものね。
「それの何が悪いのか分からないけれど、大聖女様は他にも数々の功績を残されているじゃない?それについてはどの様なお考えでいらっしゃるの?」
「ええ?それはカミル殿下の功績を譲られたのでしょう?平民の女が、そんな功績を残せる訳が無いじゃないですか。普通に考えたら誰にでも分かる事でしょう?」
この子の父親がそういう考えで教育をしたからなのでしょうけど、女性でも働いている人はたくさんいるのにね。王城で働く女性なんて、王族に仕える人はエリートばかりだし、身の周りのお世話をする他の人達もスペシャリストばかり。この子が一般人の感覚だからそんな事が言えるのでしょうね。
「あぁ、なるほどね。貴女は大聖女様と直接お話しなさった事が無いのですね」
「え?スタンピードのパーティーではご令嬢方に嵌められている所を拝見させていただきましたわよ?ふふふ、間抜けですわよね。その聖女様のせいで、第1陣に駆り出されてしまわれたのですから。おかしいでしょう?ふふふっ」
この令嬢、わたくしを煽ろうとしているのかしらね?わたくし、その程度では全く動じませんわよ?これでも帝国の皇女を長年務めておりますのでね?ふふっ。
「あぁ、それはカミル殿下がそうなる様に調整なさったそうですわ」
「それは後付けではなくて?そうする必要性ってありましたか?」
「その功績によって、カミル殿下が王太子に任命されたじゃないの。露払いなさっていなければ、カミル殿下は王太子になっていらっしゃらないかも知れませんわね?」
「えぇ?でも、お父様が……」
なぜ父親の話しが出て来るのかしらね?そろそろ彼女の身分を証明して貰おうかしら?このままじゃ埒が明かないわね。
「貴女はどこの御令嬢でいらっしゃるの?何か、魔導師団に用があっていらっしゃったのよね?誰に会いにいらしたのかしら?」
「あ、えっと……エミリー=オリバーと申します。オリバー侯爵家の者です。あの、ご挨拶が遅れて申し訳ありません……」
最低限の礼儀は知っている様ね?ちゃんと扱えはしないみたいだけど。
「それは構わないのだけど、誰に会いにいらしたの?」
「カミル殿下に会うために、デューク様に話しを聞いて頂きたくて……」
「え?デューク様に会いたいのでは無くて、カミル殿下に会うためにですって?」
「は、はい。お父様がどこにいるのか分からないのです。お母様も実家に戻ってしまって、私は何も聞かされていなくて……」
それは大変だろうと思うけれど、何だか言ってる事がおかしいわよね?
「え……それは困ったわね?それで、どうしてカミル殿下に繋がるのかしら?わざわざ王族にお目通りしなくても、行政が請け負って探してくれるでしょう?」
「その、お父様がいなくなる前に、「カミル殿下とお前がお話しする事が出来れば」と言っていた事を思い出したのです。カミル殿下ならご存じなのだろうと思って参りました」
「それは嘘ね。貴女、大聖女様を亡き者にしようとここへ来たのではなくて?」
「え……?そ、そんな訳ありません!今では聖女様が王太子妃になる事は王妃様も大賛成だと聞き及んでおります」
「ふぅん?言ってる事がちぐはぐだって気づいてる?さっきはカミル殿下の婚約者だったから王太子妃になれてラッキーだったと言っていたわよね?功績もカミル殿下のものだと」
「あっ……」
「貴女は父親に、大聖女様か王妃様に接触して何かしらの攻撃をするように言われたのではないかしら?」
「そんな事はありません。どんな証拠があって、そうおっしゃっているのやら……」
「貴女の父親は捕まって地下牢にいるオリバー侯爵でしょう?父親がいなくなって3日間ぐらい経っているはずよね?探すのが遅すぎるし、家に国からの使いが来て説明されているはずだわ」
「うっ……貴女様は姫様でしょう?どうして行政の事について詳しいのです?この王国の内部の事にまで……」
「それはリアが私の婚約者だからですよ」
「「デューク様!」」
「オリバー侯爵令嬢……元侯爵令嬢でしたね。貴女は母親について行くと聞いていましたが?」
「ど、どうしてそれを?」
「貴女の家は監視対象となっていましたからね。貴女の父親の罪も証拠も、全て揃っているのですよ」
「え?お父様が監視対象……?」
「そうでなければ、貴女がここまで入って来られる訳が無いでしょう。監視している者がいるから、逆に安心して泳がせる事が出来るのですよ」
「待って?お父様の手紙には、仇を取って欲しいって……お父様は陥れられたと書いてあったわ!」
「貴女の父親は、王妃様の殺人未遂の容疑で捕まり、刑が確定したので……」
「デューク様!彼女は何かしらの罪に問われますか?」
「リアはどうしたらいいと思う?」
「父親の書いた手紙が本当にあって、筆跡鑑定して本物なら……母親の元に帰しても良いのではないでしょうか?彼女も母親も平民になるのでしょう?」
「あぁ、そうなるだろうね」
「リオはきっと、『恩赦』があっても良いと……言うのではないかしらね?」
「ふふっ、そうだねリア。私と結婚したらリオ殿の側近の1人となる予定だからかな?さすが、リオ殿の考えが良く分かっている様だね」
「まぁ!1番嬉しい誉め言葉ですわ」
キャッキャと喜ぶわたくしの前に、ポンッ!と精霊達が現れたわね。ソラ様とシルビー様ね。
「うわ~、砂糖を吐くニンゲンが増えたね~」
「本当だね~」
「関わらずに報告だけしに行こうか~」
「うん、そうしよ~」
精霊達にまで揶揄われてしまったわね。ちょっと恥ずかしいけど、愛しのデューク様と両想いになれて嬉しいわ。リオの時間が空いたら、リオの執務室で恋バナでもしたいと思っているのだけど、今は『リアが私の婚約者』と言うセリフを思い出しては、ちょっとニマニマしつつ、幸せを噛み締めたいと思っているわ。
デューク様の妹で、リオの補佐官であるニーナさんがかなり頻繁にデューク様の執務室を訪れる様になっていた。大好きなお兄様をわたくしに取られたくないから?そんな可愛らしい理由なら良いのだけどと思いつつ、今日も魔導師団の本部へ足を踏み入れたわ。
「こ、困ります!お約束の無い方はお通し出来かねます」
「どうしてよ!他所の国の姫なんて入り浸っているのでしょう!?なんで私は駄目なのよ!」
物凄い剣幕で魔導師団の入り口を守る騎士を怒鳴る御令嬢と付き人が2人居る様ね。わたくしの話しが話題に上がるなんて、少し驚いたけれど……どうして入りたいのかしらね?もう少し話しを聞いてみようかしら。
「貴方じゃ埒が開かないわ。デューク様を呼んでいらしてくださる?」
「団長は会議中ですので、会議が終わるまでは言伝すら難しいのですよ」
「じゃあリュカ様を呼んで!」
「団長が会議中なのですから、当然副団長も会議中ですよ……」
騎士の返答に、苛ついている事を隠そうともしていないわね。地団太を踏みながら、大声で騒いでいるわ。
「どうして私は入る事すら出来ないの?あの女は入れるのに!」
「いえ、隣国の姫様は……」
「違うわよ!聖女とか呼ばれて偉そうにしてる女よ!」
え?聖女ってリオの事かしら?未だにリオが王妃になる事を拒んでいる頭の悪い者達が居るの?この国を守りたいのであれば、リオが王太子妃になれば良いだけなのに。たったのそれだけで、この国は安全に暮らせるって何故分からないのかしらね。
「不敬だぞ!」
「はぁ?まだ王太子妃でも無いでしょ。偉人と血の繋がりの無い、ただの平民に頭下げる気なんて無いわよ」
「あら、大聖女様は偉人と血の繋がりがあるわよ?」
リオを馬鹿にされるのがとても嫌で、つい口を出してしまったわ……リオは大聖女では無くても素晴らしい女性なのにと、声を大にして言いたいぐらいだわ。
「は?あ、その、り、隣国の姫様……申し訳ありません」
「何に対して謝っているのかしら?」
「いえ、その、魔導師団の入り口で揉めてしまった事に対してです……」
「大聖女様の事については悪く無いと仰っているのかしら」
変な感じね。わたくしに敬意を示している様にも感じるけれど、ハッキリとものを言うし何だか攻撃的よね。戦場で覚悟を決めた騎士の様な、余裕の無い人間みたいな態度だわ。
「異世界から来たってだけで王太子妃になるなんてズルいじゃありませんか!」
「王国には3人の召喚者がいらしたと聞いたわ。異世界から来ただけが理由では無いのではなくて?」
「偶々カミル殿下の婚約者だったから王太子妃になれるだけじゃ無い!」
うーん。まだ、何がしたくて魔導師団に来たのか分からないわね?このまま会話を続けて、何かボロを出してくれる事を祈りましょうか。デューク様が会議から戻られるまではどうせ暇ですものね。
「それの何が悪いのか分からないけれど、大聖女様は他にも数々の功績を残されているじゃない?それについてはどの様なお考えでいらっしゃるの?」
「ええ?それはカミル殿下の功績を譲られたのでしょう?平民の女が、そんな功績を残せる訳が無いじゃないですか。普通に考えたら誰にでも分かる事でしょう?」
この子の父親がそういう考えで教育をしたからなのでしょうけど、女性でも働いている人はたくさんいるのにね。王城で働く女性なんて、王族に仕える人はエリートばかりだし、身の周りのお世話をする他の人達もスペシャリストばかり。この子が一般人の感覚だからそんな事が言えるのでしょうね。
「あぁ、なるほどね。貴女は大聖女様と直接お話しなさった事が無いのですね」
「え?スタンピードのパーティーではご令嬢方に嵌められている所を拝見させていただきましたわよ?ふふふ、間抜けですわよね。その聖女様のせいで、第1陣に駆り出されてしまわれたのですから。おかしいでしょう?ふふふっ」
この令嬢、わたくしを煽ろうとしているのかしらね?わたくし、その程度では全く動じませんわよ?これでも帝国の皇女を長年務めておりますのでね?ふふっ。
「あぁ、それはカミル殿下がそうなる様に調整なさったそうですわ」
「それは後付けではなくて?そうする必要性ってありましたか?」
「その功績によって、カミル殿下が王太子に任命されたじゃないの。露払いなさっていなければ、カミル殿下は王太子になっていらっしゃらないかも知れませんわね?」
「えぇ?でも、お父様が……」
なぜ父親の話しが出て来るのかしらね?そろそろ彼女の身分を証明して貰おうかしら?このままじゃ埒が明かないわね。
「貴女はどこの御令嬢でいらっしゃるの?何か、魔導師団に用があっていらっしゃったのよね?誰に会いにいらしたのかしら?」
「あ、えっと……エミリー=オリバーと申します。オリバー侯爵家の者です。あの、ご挨拶が遅れて申し訳ありません……」
最低限の礼儀は知っている様ね?ちゃんと扱えはしないみたいだけど。
「それは構わないのだけど、誰に会いにいらしたの?」
「カミル殿下に会うために、デューク様に話しを聞いて頂きたくて……」
「え?デューク様に会いたいのでは無くて、カミル殿下に会うためにですって?」
「は、はい。お父様がどこにいるのか分からないのです。お母様も実家に戻ってしまって、私は何も聞かされていなくて……」
それは大変だろうと思うけれど、何だか言ってる事がおかしいわよね?
「え……それは困ったわね?それで、どうしてカミル殿下に繋がるのかしら?わざわざ王族にお目通りしなくても、行政が請け負って探してくれるでしょう?」
「その、お父様がいなくなる前に、「カミル殿下とお前がお話しする事が出来れば」と言っていた事を思い出したのです。カミル殿下ならご存じなのだろうと思って参りました」
「それは嘘ね。貴女、大聖女様を亡き者にしようとここへ来たのではなくて?」
「え……?そ、そんな訳ありません!今では聖女様が王太子妃になる事は王妃様も大賛成だと聞き及んでおります」
「ふぅん?言ってる事がちぐはぐだって気づいてる?さっきはカミル殿下の婚約者だったから王太子妃になれてラッキーだったと言っていたわよね?功績もカミル殿下のものだと」
「あっ……」
「貴女は父親に、大聖女様か王妃様に接触して何かしらの攻撃をするように言われたのではないかしら?」
「そんな事はありません。どんな証拠があって、そうおっしゃっているのやら……」
「貴女の父親は捕まって地下牢にいるオリバー侯爵でしょう?父親がいなくなって3日間ぐらい経っているはずよね?探すのが遅すぎるし、家に国からの使いが来て説明されているはずだわ」
「うっ……貴女様は姫様でしょう?どうして行政の事について詳しいのです?この王国の内部の事にまで……」
「それはリアが私の婚約者だからですよ」
「「デューク様!」」
「オリバー侯爵令嬢……元侯爵令嬢でしたね。貴女は母親について行くと聞いていましたが?」
「ど、どうしてそれを?」
「貴女の家は監視対象となっていましたからね。貴女の父親の罪も証拠も、全て揃っているのですよ」
「え?お父様が監視対象……?」
「そうでなければ、貴女がここまで入って来られる訳が無いでしょう。監視している者がいるから、逆に安心して泳がせる事が出来るのですよ」
「待って?お父様の手紙には、仇を取って欲しいって……お父様は陥れられたと書いてあったわ!」
「貴女の父親は、王妃様の殺人未遂の容疑で捕まり、刑が確定したので……」
「デューク様!彼女は何かしらの罪に問われますか?」
「リアはどうしたらいいと思う?」
「父親の書いた手紙が本当にあって、筆跡鑑定して本物なら……母親の元に帰しても良いのではないでしょうか?彼女も母親も平民になるのでしょう?」
「あぁ、そうなるだろうね」
「リオはきっと、『恩赦』があっても良いと……言うのではないかしらね?」
「ふふっ、そうだねリア。私と結婚したらリオ殿の側近の1人となる予定だからかな?さすが、リオ殿の考えが良く分かっている様だね」
「まぁ!1番嬉しい誉め言葉ですわ」
キャッキャと喜ぶわたくしの前に、ポンッ!と精霊達が現れたわね。ソラ様とシルビー様ね。
「うわ~、砂糖を吐くニンゲンが増えたね~」
「本当だね~」
「関わらずに報告だけしに行こうか~」
「うん、そうしよ~」
精霊達にまで揶揄われてしまったわね。ちょっと恥ずかしいけど、愛しのデューク様と両想いになれて嬉しいわ。リオの時間が空いたら、リオの執務室で恋バナでもしたいと思っているのだけど、今は『リアが私の婚約者』と言うセリフを思い出しては、ちょっとニマニマしつつ、幸せを噛み締めたいと思っているわ。
2
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
【薬師向けスキルで世界最強!】追放された闘神の息子は、戦闘能力マイナスのゴミスキル《植物王》を究極進化させて史上最強の英雄に成り上がる!
こはるんるん
ファンタジー
「アッシュ、お前には完全に失望した。もう俺の跡目を継ぐ資格は無い。追放だ!」
主人公アッシュは、世界最強の冒険者ギルド【神喰らう蛇】のギルドマスターの息子として活躍していた。しかし、筋力のステータスが80%も低下する外れスキル【植物王(ドルイドキング)】に覚醒したことから、理不尽にも父親から追放を宣言される。
しかし、アッシュは襲われていたエルフの王女を助けたことから、史上最強の武器【世界樹の剣】を手に入れる。この剣は天界にある世界樹から作られた武器であり、『植物を支配する神スキル』【植物王】を持つアッシュにしか使いこなすことができなかった。
「エルフの王女コレットは、掟により、こ、これよりアッシュ様のつ、つつつ、妻として、お仕えさせていただきます。どうかエルフ王となり、王家にアッシュ様の血を取り入れる栄誉をお与えください!」
さらにエルフの王女から結婚して欲しい、エルフ王になって欲しいと追いかけまわされ、エルフ王国の内乱を治めることになる。さらには神獣フェンリルから忠誠を誓われる。
そんな彼の前には、父親やかつての仲間が敵として立ちはだかる。(だが【神喰らう蛇】はやがてアッシュに敗れて、あえなく没落する)
かくして、後に闘神と呼ばれることになる少年の戦いが幕を開けた……!
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる