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覚醒
目覚めたチカラ
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僕は思わず手を擦り合わせ、合否を待つ受験生のように目を輝かせた
…!!!!
ユウの水晶玉は5つの色に輝いた
これは女神さまの言っていた基本ステータスの5色だろうか
それとも特性とやらなのか?
なにより、さすがはユウだ
数多くの才能に恵まれたユウは異世界でもその頭角を現したというわけだ
「素晴らしいです!さすがは勇者様方だ…! 先程の方の輝きも素晴らしいものでしたがあなたの光も美しい…!」
女神は高らかに賞賛した。
さて、僕の組の番だ、
待ちわびたこの時がやってきた
僕の適性はなんだろう、王道の魔法や剣術?それとも弓術?僧侶や盾術も魅力的だ
武者震いが止まならない、未来が楽しみで仕方ない
待ちに待った僕の番がやってきたというのだ
「おや、この組は6人で1組なのですね」
「1人、5人の後から検査することになりますが、」
女神はそう言った
まぁここは僕が1人になるだろう
致し方ない、それよりも早く適性検査をしたくてウズウズしてやまない。
「俺が…」
「僕がその1人になるよ、皆は先に受けるといい」
リュウジの声を遮って僕が言った
リュウジは自分が1人になろうとしていたのか、どこまで気配りが出来るのだリュウジは
「いや、俺が…」
リュウジの声をまたしても遮る
「僕が1人になったほうが皆も納得するんじゃないのか?きみも知ってるだろ僕に友達が居ないことは」
「そうだとしても、、、」
リュウジは言った
否定をしろ否定を、、事実なので構わないが 嘘でも庇って欲しかったな…
「魔王を倒すんだろう?時間を無駄にしたくない、早く検査を受けるんだ」
すると、リュウジは潔く水晶玉の前に行く
青白く光ったリュウジの水晶玉は羽柴ソウガに引けを取らないほどに輝いた
眩しく光り目が痛い
この光の適性はなんだろうか
羽柴ソウガが燃え上がる炎の光だとしたら
リュウジの光は、氷の洞窟に射す
一筋の光芒のようだ
美しく眩い光に僕もクラスメートも思わず見とれてしまっていた
リュウジが手を離すと水晶玉は輝きを止め
その姿は
燃え尽きた炭のようだった
そして
僕の番がやってきた
これから待ち受ける未来に期待する
水晶玉がそれに応える。
僕は息を飲み、震える体を落ち着かせ水晶玉に手をかざした
…!!!!
…!!!!
ユウの水晶玉は5つの色に輝いた
これは女神さまの言っていた基本ステータスの5色だろうか
それとも特性とやらなのか?
なにより、さすがはユウだ
数多くの才能に恵まれたユウは異世界でもその頭角を現したというわけだ
「素晴らしいです!さすがは勇者様方だ…! 先程の方の輝きも素晴らしいものでしたがあなたの光も美しい…!」
女神は高らかに賞賛した。
さて、僕の組の番だ、
待ちわびたこの時がやってきた
僕の適性はなんだろう、王道の魔法や剣術?それとも弓術?僧侶や盾術も魅力的だ
武者震いが止まならない、未来が楽しみで仕方ない
待ちに待った僕の番がやってきたというのだ
「おや、この組は6人で1組なのですね」
「1人、5人の後から検査することになりますが、」
女神はそう言った
まぁここは僕が1人になるだろう
致し方ない、それよりも早く適性検査をしたくてウズウズしてやまない。
「俺が…」
「僕がその1人になるよ、皆は先に受けるといい」
リュウジの声を遮って僕が言った
リュウジは自分が1人になろうとしていたのか、どこまで気配りが出来るのだリュウジは
「いや、俺が…」
リュウジの声をまたしても遮る
「僕が1人になったほうが皆も納得するんじゃないのか?きみも知ってるだろ僕に友達が居ないことは」
「そうだとしても、、、」
リュウジは言った
否定をしろ否定を、、事実なので構わないが 嘘でも庇って欲しかったな…
「魔王を倒すんだろう?時間を無駄にしたくない、早く検査を受けるんだ」
すると、リュウジは潔く水晶玉の前に行く
青白く光ったリュウジの水晶玉は羽柴ソウガに引けを取らないほどに輝いた
眩しく光り目が痛い
この光の適性はなんだろうか
羽柴ソウガが燃え上がる炎の光だとしたら
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一筋の光芒のようだ
美しく眩い光に僕もクラスメートも思わず見とれてしまっていた
リュウジが手を離すと水晶玉は輝きを止め
その姿は
燃え尽きた炭のようだった
そして
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これから待ち受ける未来に期待する
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僕は息を飲み、震える体を落ち着かせ水晶玉に手をかざした
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