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さわこさんと、仕入れと その2
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私の世界に仕入れにやって来たわけですが……好奇心が旺盛過ぎるミリーネアさんが一緒なもんですから、
『アタシとさわこの側を離れないように』
と、バテアさんがきつく申し渡してくださったおかげで、常に私の手を握るようになってくれたミリーネアさんなのですが……
「……あ、あれはなんだろう」
「……あ、あれおもしろそう」
と、いった具合にですね……周囲をキョロキョロ見回しながら何か気になったものが目に入るとすぐにそちらへ向かって駆け出していくもんですから、私もその度に手を引っ張られてしまうわけでして……
「あ、ちょ、ちょっとミリーネアさぁん!?」
……ショッピングモールの人混みの中で何度そんな声をあげてしまい、何度周囲の視線を集めてしまったことか……
ミュウも、周囲の様子を興味深そうにキョロキョロ見回してはいるものの、今日は私が事前に
『側を離れないでください』
ってお願いっしていたおかげで、前回のように突然飛んで行ってしまうことはなかったのですが……ミリーネアさんに引っ張られた私が転けそうになるたびに、私の頭の上から放り出されてしまいまして……慌てて羽ばたいて難を逃れている次第なんです……
「ちょっと、ミリーネア! 側を離れないようにっていったでしょ!」
「うん、だからさわこの手をずっと握ってるよ。側を離れないように」
改めて注意するバテアさんに対して、満面の笑顔を浮かべながら握っている私の手を指さしていくミリーネアさん。
「……あんたねぇ……それは側にいるんじゃなくて、さわこを引っ張り回しているだけじゃない」
「でも、こうしておけば、さわこの側に常にいることが出来るからいいんじゃないの?」
「はぁ……ったく……わかったわ、今度はアタシと手をつなぎましょう」
「うん、いいよ。じゃあ、はい」
笑顔で右手をバテアさんに差し出していくミリーネアさん。
ミリーネアさんの場合、まったく悪気がないままにやってしまっているだけに……私とバテアさんも、あまりきつく言いにくいといいますか、とにかくこちらが手を打つしかないといいますか……
「……あ、あれなんだろう」
「って、言った側からぁぁ」
手をつないだ瞬間に駆けだしたミリーネアさん。
ミリーネアさんってば小柄なんですけど、引っ張る力や走る力がすごいもんですから、バテアさんも為す術なく引っ張られてしまいまして……
「あ、ちょ!? ちょっとミリーネアさん、まってぇぇぇ!」
早足で移動していくミリーネアさん。
そんなミリーネアさんに、転んだまま引きづられているバテアさん。
私は、ミュウを抱っこしながらその後を追いかけていきまして……
◇◇
「あはは、そりゃ、大変だったわねぇ」
ようやくたどりついた、パワーストーンのお店の奥にある応接室の中。
私とバテアさんの話を聞いた、私の親友のみはるはお腹を抱えて笑っていました。
その向かいに座っている私達は、ミリーネアさんをまん中にして、私とバテアさんがその左右に陣取っています。
こうしておかないと、また何に興味を持って何時走り出すかわかりませんので。
……ちなみに、今のミリーネアさんはみはるが出してくれたコーヒーを飲みながら、
「これ、不思議な味……面白い……」
カップの中身をマジマジと見つめ続けていますので、しばらくは大丈夫かな? と思うのですが……私とバテアさんが油断することなく、ミリーネアさんの様子に気を配り続けていたのは言うまでもありません。
「とにかく、みはる。今日は早くすませてもらえるかな」
「あはは、もっと話をしていたいけど、そうもいかないみたいだしね」
そう言うとみはるは、パワーストーンとして売れた魔石の代金を渡してくれました。
引き換えに、私もバテアさんから購入させてもらった魔石を、みはるに渡します。
おかげで、こちらの世界のお金を入手出来るわけです。
バテアさんの世界でも、こちらの世界に劣らないお酒や野菜などが出来はじめてはいるのですが、やはりこちらの世界の日本酒には美味しい銘柄が多いですし、バテアさんの世界で酒造りを頑張っている和音もこちらの世界のお酒を飲みたがっていますので、まだ当分の間はこうやってお金を稼いでこちらの世界で仕入れを行わないといけないわけです。
そんなわけで、仕入れが終わった私は、ミリーネアさんがソワソワし始める前に立ちあがろうとしたのですが……
「せっかくなんだし、さわこはみはるともう少しお話してなさいな。アタシは、ミリーネアを連れてショッピングモールの中を回ってくるからさ」
「え? で、でも……」
「こうやって、しっかり回らせてあげておけば、次ぎに来た時にウロウロする度合いが減るかもしれないじゃない。ま、そういうことだから」
ニカッと笑みを浮かべると、バテアさんはミリーネアさんを連れてお店の外へと出ていきました。
「……ああ言ってるけど、私とさわこが話を出来るように気を使ってくれたんだよね」
「うん、きっとそうだと思う」
バテアさんの後ろ姿を見送りながら、私とみはるは笑顔を浮かべていました。
……ちなみに、この時のミュウはといいますと、机の上に置かれていたケーキをですね、私の分までパクパクと……
◇◇
それから半日……
仕入を終えた私とバテアさんは、バテアさんの家に戻っていました。
巨木の家の2階にあるリビングの中、バテアさんはぐったりした様子で椅子に座っておられます。
「……いやぁ……ミリーネアってば、ホント元気だわ」
「本当にお疲れ様でした」
天井を見上げながら声を漏らしておられるバテアさん。
そんなバテアさんの前に、私は飲み物を置きました。
「まさか、あの速度でショッピングモールの中を6週するとはねぇ……さすがのアタシも足が棒になっちゃったわ」
苦笑しながら、飲み物を口に運ぶバテアさん。
「うん? これはお酒? 濃厚でとろみがあるわね」
「はい、今日仕入れたお酒で『どぶの上澄み』っていうお酒なんですけど、濃厚な甘口なんで疲労回復にうってつけって言われているんです」
「へぇ、そうなんだ、アタシは辛口のお酒が好みだけど、今日のこの疲れには、このお酒がしみるわねぇ」
嬉しそうに笑顔を浮かべながら、一気に飲み干していくバテアさん。
「さわこ、もう一杯もらえるかしら?」
「はい、喜んで」
私は、笑顔を浮かべながら一升瓶を取りに、台所へ向かっていきました。
すると、ちょうど同じタイミングでベルをはじめとした子供チームと、狩りに行っていたリンシンさんが戻ってこられました。
「さーちゃん、ただいまニャ! お土産は!?」
「はい、ちゃんとアイスクリームを持ち帰りしていますから」
「ニャ! ありがとさーちゃん! バーちゃんもありがとニャ!」
「……だから、バーちゃんって……はぁ、今日はこのお酒のおかげで良い気分だから、もう好きに言いなさいな」
苦笑しながら、ベルの頭をなで回していくバテアさん。
バテアさんに頭を撫でられながら、ベルは嬉しそうに尻尾をふりふりしています。
そんな二人の様子を肩越しに見つめながら、私はお土産が入っている魔法袋を取りに移動していきました。
1階からは、ミリーネアさんの歌声が聞こえてきます。
おそらく、今日の出来事を歌にしようとしているのでしょうね。
さて、みんなも帰ってきましたし、晩ご飯の準備もしちゃいましょう。
ーつづく
『アタシとさわこの側を離れないように』
と、バテアさんがきつく申し渡してくださったおかげで、常に私の手を握るようになってくれたミリーネアさんなのですが……
「……あ、あれはなんだろう」
「……あ、あれおもしろそう」
と、いった具合にですね……周囲をキョロキョロ見回しながら何か気になったものが目に入るとすぐにそちらへ向かって駆け出していくもんですから、私もその度に手を引っ張られてしまうわけでして……
「あ、ちょ、ちょっとミリーネアさぁん!?」
……ショッピングモールの人混みの中で何度そんな声をあげてしまい、何度周囲の視線を集めてしまったことか……
ミュウも、周囲の様子を興味深そうにキョロキョロ見回してはいるものの、今日は私が事前に
『側を離れないでください』
ってお願いっしていたおかげで、前回のように突然飛んで行ってしまうことはなかったのですが……ミリーネアさんに引っ張られた私が転けそうになるたびに、私の頭の上から放り出されてしまいまして……慌てて羽ばたいて難を逃れている次第なんです……
「ちょっと、ミリーネア! 側を離れないようにっていったでしょ!」
「うん、だからさわこの手をずっと握ってるよ。側を離れないように」
改めて注意するバテアさんに対して、満面の笑顔を浮かべながら握っている私の手を指さしていくミリーネアさん。
「……あんたねぇ……それは側にいるんじゃなくて、さわこを引っ張り回しているだけじゃない」
「でも、こうしておけば、さわこの側に常にいることが出来るからいいんじゃないの?」
「はぁ……ったく……わかったわ、今度はアタシと手をつなぎましょう」
「うん、いいよ。じゃあ、はい」
笑顔で右手をバテアさんに差し出していくミリーネアさん。
ミリーネアさんの場合、まったく悪気がないままにやってしまっているだけに……私とバテアさんも、あまりきつく言いにくいといいますか、とにかくこちらが手を打つしかないといいますか……
「……あ、あれなんだろう」
「って、言った側からぁぁ」
手をつないだ瞬間に駆けだしたミリーネアさん。
ミリーネアさんってば小柄なんですけど、引っ張る力や走る力がすごいもんですから、バテアさんも為す術なく引っ張られてしまいまして……
「あ、ちょ!? ちょっとミリーネアさん、まってぇぇぇ!」
早足で移動していくミリーネアさん。
そんなミリーネアさんに、転んだまま引きづられているバテアさん。
私は、ミュウを抱っこしながらその後を追いかけていきまして……
◇◇
「あはは、そりゃ、大変だったわねぇ」
ようやくたどりついた、パワーストーンのお店の奥にある応接室の中。
私とバテアさんの話を聞いた、私の親友のみはるはお腹を抱えて笑っていました。
その向かいに座っている私達は、ミリーネアさんをまん中にして、私とバテアさんがその左右に陣取っています。
こうしておかないと、また何に興味を持って何時走り出すかわかりませんので。
……ちなみに、今のミリーネアさんはみはるが出してくれたコーヒーを飲みながら、
「これ、不思議な味……面白い……」
カップの中身をマジマジと見つめ続けていますので、しばらくは大丈夫かな? と思うのですが……私とバテアさんが油断することなく、ミリーネアさんの様子に気を配り続けていたのは言うまでもありません。
「とにかく、みはる。今日は早くすませてもらえるかな」
「あはは、もっと話をしていたいけど、そうもいかないみたいだしね」
そう言うとみはるは、パワーストーンとして売れた魔石の代金を渡してくれました。
引き換えに、私もバテアさんから購入させてもらった魔石を、みはるに渡します。
おかげで、こちらの世界のお金を入手出来るわけです。
バテアさんの世界でも、こちらの世界に劣らないお酒や野菜などが出来はじめてはいるのですが、やはりこちらの世界の日本酒には美味しい銘柄が多いですし、バテアさんの世界で酒造りを頑張っている和音もこちらの世界のお酒を飲みたがっていますので、まだ当分の間はこうやってお金を稼いでこちらの世界で仕入れを行わないといけないわけです。
そんなわけで、仕入れが終わった私は、ミリーネアさんがソワソワし始める前に立ちあがろうとしたのですが……
「せっかくなんだし、さわこはみはるともう少しお話してなさいな。アタシは、ミリーネアを連れてショッピングモールの中を回ってくるからさ」
「え? で、でも……」
「こうやって、しっかり回らせてあげておけば、次ぎに来た時にウロウロする度合いが減るかもしれないじゃない。ま、そういうことだから」
ニカッと笑みを浮かべると、バテアさんはミリーネアさんを連れてお店の外へと出ていきました。
「……ああ言ってるけど、私とさわこが話を出来るように気を使ってくれたんだよね」
「うん、きっとそうだと思う」
バテアさんの後ろ姿を見送りながら、私とみはるは笑顔を浮かべていました。
……ちなみに、この時のミュウはといいますと、机の上に置かれていたケーキをですね、私の分までパクパクと……
◇◇
それから半日……
仕入を終えた私とバテアさんは、バテアさんの家に戻っていました。
巨木の家の2階にあるリビングの中、バテアさんはぐったりした様子で椅子に座っておられます。
「……いやぁ……ミリーネアってば、ホント元気だわ」
「本当にお疲れ様でした」
天井を見上げながら声を漏らしておられるバテアさん。
そんなバテアさんの前に、私は飲み物を置きました。
「まさか、あの速度でショッピングモールの中を6週するとはねぇ……さすがのアタシも足が棒になっちゃったわ」
苦笑しながら、飲み物を口に運ぶバテアさん。
「うん? これはお酒? 濃厚でとろみがあるわね」
「はい、今日仕入れたお酒で『どぶの上澄み』っていうお酒なんですけど、濃厚な甘口なんで疲労回復にうってつけって言われているんです」
「へぇ、そうなんだ、アタシは辛口のお酒が好みだけど、今日のこの疲れには、このお酒がしみるわねぇ」
嬉しそうに笑顔を浮かべながら、一気に飲み干していくバテアさん。
「さわこ、もう一杯もらえるかしら?」
「はい、喜んで」
私は、笑顔を浮かべながら一升瓶を取りに、台所へ向かっていきました。
すると、ちょうど同じタイミングでベルをはじめとした子供チームと、狩りに行っていたリンシンさんが戻ってこられました。
「さーちゃん、ただいまニャ! お土産は!?」
「はい、ちゃんとアイスクリームを持ち帰りしていますから」
「ニャ! ありがとさーちゃん! バーちゃんもありがとニャ!」
「……だから、バーちゃんって……はぁ、今日はこのお酒のおかげで良い気分だから、もう好きに言いなさいな」
苦笑しながら、ベルの頭をなで回していくバテアさん。
バテアさんに頭を撫でられながら、ベルは嬉しそうに尻尾をふりふりしています。
そんな二人の様子を肩越しに見つめながら、私はお土産が入っている魔法袋を取りに移動していきました。
1階からは、ミリーネアさんの歌声が聞こえてきます。
おそらく、今日の出来事を歌にしようとしているのでしょうね。
さて、みんなも帰ってきましたし、晩ご飯の準備もしちゃいましょう。
ーつづく
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