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連載
さわこさんと、春の使者 その1
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今日のお昼に、いつものようにお手拭きを洗濯した私です。
魔石洗濯機があるのですが、お店で皆さんにご使用いただくものですから毎回自分の手で1枚1枚手洗いしております。
これは、以前私の世界で営業しておりました居酒屋酒話の頃から続けている習慣でございます。
2階にありますお風呂場で、タライと洗濯板を使用してせっせと手洗いしたお手拭き。
それを洗濯カゴにつめて屋上へと移動していきます。
ここ、辺境都市トツノコンベには、あまり高い建物はございません。
これは、毎年冬の期間に大雪が降り積もるものですから、その重みで倒壊しないよう配慮されているそうなんです。
そのため、巨木の中をくり抜く格好で建築されていますバテアさんの巨木の家は、このトツノコンベで一番高い建物と言えます。
その屋上から周囲を見渡しますと、一面の銀世界が広がっております。
建物の屋根の上の雪は、毎朝バテアさんが魔法で溶かしてまわっておられますので、綺麗になくなっているのですが、城壁のすぐ向こうから遙か遠くに見えております山脈までの間は、真っ白な雪で覆い尽くされているんです。
「今日も、綺麗な長めですねぇ」
その光景に見入りながら、私はお手拭きを干していきました。
いつもと同じ光景……のはずなのですが……
よく見ると少し違和感を覚えました。
よくよく見ますと、遙か彼方に見えております山脈のところどころに岩肌らしきものが見えているのです。
それだけ、雪が薄くなってきているのかもしれませんね。
私の世界でも春一番の季節ですし、ゆっくりと春の足音がここトツノコンベにもやってきているのかもしれません。
「……あら?」
そんな山々をよこ目にみながら手ぬぐいを干していた私なのですが、そんな私の目の端に何かが見えた気がいたしました。
改めてそちら、山の方へ視線を向けますと……なんでしょう、極彩色の綺麗な輝きを放っている何かが空を舞っているような感じです。
今は雪も止み、青空が広がっている空の下を、その極彩色の何かは陽光を浴びながらどこか気持ちよさそうに舞い続けているような感じがいたします。
その自由気ままな姿を拝見しておりますと、私まで楽しくなってきてしまいます。
「なんだか綺麗でいいですね……少し特をした気がいたします」
思わず笑顔を浮かべていた私なのですが……
その極彩色の輝きが、気のせいかこちらに向かって1直線に向かってきた気がしないでもないといいますか……
思わず手を止めてそちらへ視線を向けておりますと、その輝きはどんどん大きくなってまいりまして……やがて私の目の前に着地したのでございます。
「あ、あれ……え、えっと……」
思わず言葉に詰まってしまう私。
そんな私の前には、1匹の……いえ、羽根の生えた女の子が立っています。
その女の子の背中から生えている毛が、まるで孔雀を思わせるような極彩色をしておりまして、この羽根が陽光を浴びて光り輝いていたのでしょうね。
背格好が、ちょうどベルやエンジェさんと同じくらいのこの女の子なのですが……
しばらく私のことをジッと見つめていたのですが、おもむろに私の方へ歩み寄ってきました。
「ここは、どのあたりプピィ?」
「あ、はい。ここは辺境都市トツノコンベですよ」
「トツノ……コンベ?……プピィ?」
そう言うと、その女の子は首をかしげてしまいました。
……ひょっとして……迷子だったりするのでしょうか?
そう思った私は、女の子を連れて2階のリビングへと移動していきました。
そこでは、寒さゆえにお布団の中でまだ丸くなっているベルを筆頭に、
雪溶かしから帰宅なさったバテアさんと、掃除をしているエンジェさんの姿がありました。
リンシンさんは、シロや白銀狐さん達と一緒に狩りに、
ミリーネアさんは冒険者組合へ出かけた後でございます。
そんな中、私が連れて来た女の子を見たバテアさんは、思わず目を丸くなさっておいでです。
「ちょっとさわこ!? その極楽鳥人(パラダイスバードピープル)はどうしたの?」
「はい? 極楽鳥人(パラダイスバードピープル)?」
「そう、その女の子のことよ!」
そう言うと、先ほどまでコタツに入って背中まで丸くなさっていたバテアさんが、すごい勢いで私の隣の女の子の元に駆け寄ってこられました。
その剣幕にびっくりしたのか、女の子は私の背後に隠れてしまいました。
それと同時に、
ぐぅ……
と、女の子のお腹がなったのでございます。
「ひょっとして……お腹が空いているのですか?」
私が、女の子にそう尋ねますと、その女の子は少し恥ずかしそうにうつむきながら、一度コクンと頷きました。
◇◇
そんなわけで……
私は、その女の子のために少し早めのお昼ご飯を作成してあげることにいたしました。
極楽鳥人(パラダイスバードピープル)ということですので、クッカドゥウドルなどの鳥系のお肉は避けた方がいいかもしれませんね。
「何か食べたいものはありますか?」
居酒屋さわこさんの店内を、物珍しそうに見回しているその女の子に私が笑顔で尋ねますと、その女の子は
「お、お肉……プピィ」
恥ずかしそうにそう言いました。
そうですね……では……
その言葉を聞いた私は、早速調理に取りかかりました。
いきなりお肉を焼いたものを出してあげてもいいのですが、ここは一工夫いたしましょう。
まず、俵方のおにぎりを握っていきます。
それを、私の世界で購入してまいりました豚の薄切り肉で巻いていきます。
それを魔石コンロにかけたフライパンで焼いていき、そこに水・お酒・醤油・水飴・みりんを加えてさらに焼いていきます。
その際に、この調味料がおにぎりにしっかり絡むようにいたします。
厨房から、お肉の焼けていくいい匂いが立ち上っていきます。
その匂いを、女の子は満面の笑みを浮かべながらクンクン匂っていました。
その口の端から若干涎が垂れているような……
そんな女の子の口元を、隣に座っているバテアさんがハンカチで拭いてあげています。
どこかバテアさんにおびえていた感じがあった女の子ですが、今は意識が私の手元に集中しているからでしょうか、そんな様子はまったく見受けられません。
そんな中……
「はい、出来ましたよ」
私は、フライパンの中身をお皿に移していきました。
はい、肉巻きおにぎりの完成です。
これは、出来たて熱々を食べるのが一番美味しい料理なんですよね。
それを女の子の前に置きますと、その女の子は
「た、食べてもいいプピィ?」
そう言いながら私の顔を見上げてきました。
「はい、遠慮無く食べてくださいな。ここでお会いしたのも何かのご縁ですし」
そんな女の子ににっこり微笑みますと、その女の子は
「いただきますプピィ!」
そう言うと同時に、肉巻きおにぎりにかぶりついていきました。
モグモグモグ
頬一杯におにぎりを頬張っているその女の子は、満面の笑顔をその顔に浮かべながらおにぎりを食べ続けていました。
その笑顔がすべてを物語っていますね。
「さぁ、バテアさんもいかがですか?」
「そうね、頂こうかしら」
そう言ったバテアさんは、一度ご自分の左隣を確認なさいました。
「……そうよね、いつもより結界を厳重にしてるし……あいつが入ってこれるわけが……」
安堵のため息を漏らしながらそう言ったバテアさんなのですが……
「アタシにもよろしくね!」
その方は、バテアさんの右隣、女の子の隣にすでに座っていらしたのでございます。
……はい、美味しい物の匂いを即座に嗅ぎつけては、どこからともなく店内に姿を現されます、お隣のツカーサさんです。
そのお姿を見つめながら、バテアさんは
「……あんた、今日はどこから入って来たのさ」
そう言いながら苦笑なさっておいでです。
しかし、今のツカーサさんは、私の手元に夢中で、その言葉は耳に入っていないご様子です。
そんなツカーサさんに苦笑しながら、私はツカーサさんの肉巻きおにぎりを取り分けていきました。
ーつづく
魔石洗濯機があるのですが、お店で皆さんにご使用いただくものですから毎回自分の手で1枚1枚手洗いしております。
これは、以前私の世界で営業しておりました居酒屋酒話の頃から続けている習慣でございます。
2階にありますお風呂場で、タライと洗濯板を使用してせっせと手洗いしたお手拭き。
それを洗濯カゴにつめて屋上へと移動していきます。
ここ、辺境都市トツノコンベには、あまり高い建物はございません。
これは、毎年冬の期間に大雪が降り積もるものですから、その重みで倒壊しないよう配慮されているそうなんです。
そのため、巨木の中をくり抜く格好で建築されていますバテアさんの巨木の家は、このトツノコンベで一番高い建物と言えます。
その屋上から周囲を見渡しますと、一面の銀世界が広がっております。
建物の屋根の上の雪は、毎朝バテアさんが魔法で溶かしてまわっておられますので、綺麗になくなっているのですが、城壁のすぐ向こうから遙か遠くに見えております山脈までの間は、真っ白な雪で覆い尽くされているんです。
「今日も、綺麗な長めですねぇ」
その光景に見入りながら、私はお手拭きを干していきました。
いつもと同じ光景……のはずなのですが……
よく見ると少し違和感を覚えました。
よくよく見ますと、遙か彼方に見えております山脈のところどころに岩肌らしきものが見えているのです。
それだけ、雪が薄くなってきているのかもしれませんね。
私の世界でも春一番の季節ですし、ゆっくりと春の足音がここトツノコンベにもやってきているのかもしれません。
「……あら?」
そんな山々をよこ目にみながら手ぬぐいを干していた私なのですが、そんな私の目の端に何かが見えた気がいたしました。
改めてそちら、山の方へ視線を向けますと……なんでしょう、極彩色の綺麗な輝きを放っている何かが空を舞っているような感じです。
今は雪も止み、青空が広がっている空の下を、その極彩色の何かは陽光を浴びながらどこか気持ちよさそうに舞い続けているような感じがいたします。
その自由気ままな姿を拝見しておりますと、私まで楽しくなってきてしまいます。
「なんだか綺麗でいいですね……少し特をした気がいたします」
思わず笑顔を浮かべていた私なのですが……
その極彩色の輝きが、気のせいかこちらに向かって1直線に向かってきた気がしないでもないといいますか……
思わず手を止めてそちらへ視線を向けておりますと、その輝きはどんどん大きくなってまいりまして……やがて私の目の前に着地したのでございます。
「あ、あれ……え、えっと……」
思わず言葉に詰まってしまう私。
そんな私の前には、1匹の……いえ、羽根の生えた女の子が立っています。
その女の子の背中から生えている毛が、まるで孔雀を思わせるような極彩色をしておりまして、この羽根が陽光を浴びて光り輝いていたのでしょうね。
背格好が、ちょうどベルやエンジェさんと同じくらいのこの女の子なのですが……
しばらく私のことをジッと見つめていたのですが、おもむろに私の方へ歩み寄ってきました。
「ここは、どのあたりプピィ?」
「あ、はい。ここは辺境都市トツノコンベですよ」
「トツノ……コンベ?……プピィ?」
そう言うと、その女の子は首をかしげてしまいました。
……ひょっとして……迷子だったりするのでしょうか?
そう思った私は、女の子を連れて2階のリビングへと移動していきました。
そこでは、寒さゆえにお布団の中でまだ丸くなっているベルを筆頭に、
雪溶かしから帰宅なさったバテアさんと、掃除をしているエンジェさんの姿がありました。
リンシンさんは、シロや白銀狐さん達と一緒に狩りに、
ミリーネアさんは冒険者組合へ出かけた後でございます。
そんな中、私が連れて来た女の子を見たバテアさんは、思わず目を丸くなさっておいでです。
「ちょっとさわこ!? その極楽鳥人(パラダイスバードピープル)はどうしたの?」
「はい? 極楽鳥人(パラダイスバードピープル)?」
「そう、その女の子のことよ!」
そう言うと、先ほどまでコタツに入って背中まで丸くなさっていたバテアさんが、すごい勢いで私の隣の女の子の元に駆け寄ってこられました。
その剣幕にびっくりしたのか、女の子は私の背後に隠れてしまいました。
それと同時に、
ぐぅ……
と、女の子のお腹がなったのでございます。
「ひょっとして……お腹が空いているのですか?」
私が、女の子にそう尋ねますと、その女の子は少し恥ずかしそうにうつむきながら、一度コクンと頷きました。
◇◇
そんなわけで……
私は、その女の子のために少し早めのお昼ご飯を作成してあげることにいたしました。
極楽鳥人(パラダイスバードピープル)ということですので、クッカドゥウドルなどの鳥系のお肉は避けた方がいいかもしれませんね。
「何か食べたいものはありますか?」
居酒屋さわこさんの店内を、物珍しそうに見回しているその女の子に私が笑顔で尋ねますと、その女の子は
「お、お肉……プピィ」
恥ずかしそうにそう言いました。
そうですね……では……
その言葉を聞いた私は、早速調理に取りかかりました。
いきなりお肉を焼いたものを出してあげてもいいのですが、ここは一工夫いたしましょう。
まず、俵方のおにぎりを握っていきます。
それを、私の世界で購入してまいりました豚の薄切り肉で巻いていきます。
それを魔石コンロにかけたフライパンで焼いていき、そこに水・お酒・醤油・水飴・みりんを加えてさらに焼いていきます。
その際に、この調味料がおにぎりにしっかり絡むようにいたします。
厨房から、お肉の焼けていくいい匂いが立ち上っていきます。
その匂いを、女の子は満面の笑みを浮かべながらクンクン匂っていました。
その口の端から若干涎が垂れているような……
そんな女の子の口元を、隣に座っているバテアさんがハンカチで拭いてあげています。
どこかバテアさんにおびえていた感じがあった女の子ですが、今は意識が私の手元に集中しているからでしょうか、そんな様子はまったく見受けられません。
そんな中……
「はい、出来ましたよ」
私は、フライパンの中身をお皿に移していきました。
はい、肉巻きおにぎりの完成です。
これは、出来たて熱々を食べるのが一番美味しい料理なんですよね。
それを女の子の前に置きますと、その女の子は
「た、食べてもいいプピィ?」
そう言いながら私の顔を見上げてきました。
「はい、遠慮無く食べてくださいな。ここでお会いしたのも何かのご縁ですし」
そんな女の子ににっこり微笑みますと、その女の子は
「いただきますプピィ!」
そう言うと同時に、肉巻きおにぎりにかぶりついていきました。
モグモグモグ
頬一杯におにぎりを頬張っているその女の子は、満面の笑顔をその顔に浮かべながらおにぎりを食べ続けていました。
その笑顔がすべてを物語っていますね。
「さぁ、バテアさんもいかがですか?」
「そうね、頂こうかしら」
そう言ったバテアさんは、一度ご自分の左隣を確認なさいました。
「……そうよね、いつもより結界を厳重にしてるし……あいつが入ってこれるわけが……」
安堵のため息を漏らしながらそう言ったバテアさんなのですが……
「アタシにもよろしくね!」
その方は、バテアさんの右隣、女の子の隣にすでに座っていらしたのでございます。
……はい、美味しい物の匂いを即座に嗅ぎつけては、どこからともなく店内に姿を現されます、お隣のツカーサさんです。
そのお姿を見つめながら、バテアさんは
「……あんた、今日はどこから入って来たのさ」
そう言いながら苦笑なさっておいでです。
しかし、今のツカーサさんは、私の手元に夢中で、その言葉は耳に入っていないご様子です。
そんなツカーサさんに苦笑しながら、私はツカーサさんの肉巻きおにぎりを取り分けていきました。
ーつづく
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