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1ーS⑥
しおりを挟む「………ざみ、あざみ、薊。起きろー」
「ぬぅ………?」
眩しい。けれど愛しい人が呼んでいる。ならば、起きなければ!!
カッ!!!!っと目を開けば、そこは楽園でした!!はぁい!ありがとうございまぁすっっ!!!!ごちそうさまでぇす!!!!マジで周り花畑だし、後光差してるし、いい匂いだし寝起き最高ですッッッッッッ!!!!!!!!!!!
「おい、起きて……るのか?」
思わず抱きつくと、寝ぼけているのかと思ったのか困惑した声が聞こえた。ちゃーんす!
俺は兄ちゃんの首もとに自然に見えるように口を持っていき、パクッと喰べた。うまうま。吸うとほんのり血の味がして甘い。おいしい。もっと、もっとたべたい。
ゴツンッ
「いっっっ………!!!!」
「目は覚めたか?((((圧」
「ひゃい。ゴメンナサイ。」
舌かんだ。痛い。ゲンコツで頭も痛い。ううぅ。でもいい。それも良い。それでこそ兄ちゃん。ナイス兄ちゃん。
「ふぅ…………ひとまず、クラスへ行くぞ。」
「へ?あ、はい。」
「お前が寝ている時、一人教員が来て、教室へ移動しろって。」
「ん……。了解。」
兄ちゃんから手を離し、ベンチから立つ。チラっと見ると、兄ちゃんの首元には、赤いしるしあった。それを見て、頰を吊り上げた薊は、上機嫌に歩き出した。
△▲△▲△▲△▲△▲△▲
てくてく
「……ここかな?」
塵一つすらない豪華な廊下を歩いていくと、寮の入り口に下がっていた『1ーS』とは別のデザインで出来た看板が吊り下がっていた。
「……は、入るぞ、薊。」
「うん。引く方だからね?」
「…………やかましいっ!!!!!!」
バシッッッッッ!!!!!!
「ぐへぇ………ふへへへぇぇ///」
きっっっっっも………………………
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