=短編集=

仙 岳美

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夜釣り

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小説投稿提供お題[釣り]に沿って制作
 
 僕は最近、夜に出かける、夜の方が綺麗な大物が釣れる確率と餌の食いが良いのである、昼間はやはり食いは悪い、連れてもメリハリのないダライしないイマイチなのばかりである、やはり夜が一番、やる気なる時間なのであろう、僕の自慢の竿は長くて太いどんな大物でも対処できる。

生き餌の香りも良い……今日も秘密の釣り場(BAR)で大物が釣れた!モデル級のおねいさんである。

怪しい雑誌の裏に載ってた少し高かったがモテモテ香水に変えたのが功を奏したようだ!
(基本なんでも偏見を持たず試すのが良いのである、目的達成の為に金は惜しんではいけない、失敗も糧である)

今宵の獲物はちょっと気が強そうな
おねいさんだな、僕が童顔だから油断してるみたいだ、何か子供扱いしている……わからせなくてはいけないイジメっぽく〆て捌くかな……
今宵も僕はモテモテナイトである。

また職場でドヤ顔でタバコを吸いながら自慢できる、後輩が
『先輩マジっすか! モテモテじゃないスッカ!』
『まぁな』(ドヤ顔)
と僕の事を尊敬するであろう、たまにハメ撮りした獲物写真を見せてあげる。
皆んな僕の武勇伝を聞きたがる(ドヤ顔)。
心配しなくて良い、僕は獲物を一人締めするほどセコクは無い、セコイ男は基本モテないのである。
今日は特別に君達に僕の秘密のTURI・BARの連絡先を教えてあげよう。
武運を祈る。
(5◯1ー84ー9◯06)【完】

※全て作り話です。
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