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おばさん
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子供の頃、おそらく小学生低学年の頃、公園の砂浜で遊んでいると同じ学校でもクラスが違う男の子が寄って来ては、私の近くにいた、そしてもうひとり、その子の後ろには、おばさんがいた、そしてその子の背中を叩いたり、グーで頭の両側面をグリグリしたり、肩を掴んで揺らしたり、耳を引っ張ったり、腕を引っ張ったり、足を踏んだり蹴ったり、そんなその子はとても体調が悪そうだった、そしてたまに顔色が良くて元気な時がある、その時はそのおばさんいない時、でも少しするとまたその子に付き纏い、その子に意地悪をしていた。
私は見えないふりをする。
その理由は、そうしなければいけないと感じていたから。
そのおばさんはたまに変な迷彩柄の手さげ袋を持っていた、一回その中身をチラ見すると、沢山の封筒と中身を取り出し後の空の薬のプラ板が沢山入っていた、それはなんか不気味だった。
そんな日々を繰り返していると、ある日に母にスーパーへお使いを頼まれたその帰りの日暮れ時に、その子とその手を引っ張るおばさんと道ですれ違った、その子の目は虚だった、そして私に気づかずにそのまますれ違いフラフラと歩いて行く。
それが私がその子を見た最後だった……
[終]
私は見えないふりをする。
その理由は、そうしなければいけないと感じていたから。
そのおばさんはたまに変な迷彩柄の手さげ袋を持っていた、一回その中身をチラ見すると、沢山の封筒と中身を取り出し後の空の薬のプラ板が沢山入っていた、それはなんか不気味だった。
そんな日々を繰り返していると、ある日に母にスーパーへお使いを頼まれたその帰りの日暮れ時に、その子とその手を引っ張るおばさんと道ですれ違った、その子の目は虚だった、そして私に気づかずにそのまますれ違いフラフラと歩いて行く。
それが私がその子を見た最後だった……
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