あの日のピエロ

仙 岳美

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あの日のピエロ②

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あの日のピエロ2

 ハロウィンの日、ドナルドはボロアパートで水道水で簡単に作った安焼酎割(氷無し)を飲みながらTVを観てイラついていた…

「クソー 何で俺のコスプレしてる奴は、いねーんだ!! 俺の事、皆んな忘れてやがる、コスプレの先駆者は俺だろよー 看護婦、暗殺者、ポケモンの格好ばかりしやがって、それに、あのジョーカーって奴はなんなんだ! 俺のマネしやがって許さん!」

ドナルドは、かつての衣装に着替え出撃した!
小田急線に飛び乗り! 新宿駅から山手線に乗り変え、渋谷に着いた!

人の気持ちも知らないで皆んな楽しそうに騒いでやがる……

そこの辺の奴らに辺り構わず絡んだ。

「何で、俺のコスプレー皆んなしねえんだーーー マックソに、リストラされてCM降ろされた、俺に!俺に、対しての集団イジメか、これはーー 俺に死ねってんか!」

懐からの包丁取り出そうとした時、djポリに言われた、

「本家が来ると、思ったから皆んな遠慮したんですよ」

その言葉で俺の怒り治った。

丁度近くにTVがハロウィン風景を撮影してたので、強引にカメラの前に立ち、俺は、弱者を追い込み追撃し、殺す社会に対して警告した!

「いいか🫵皆んなポリに免じて、今回は許す🫵来年わかってんな🫵皆んな絶対だぞ🫵
さて…せっかく来たから少しブラツクかな!」【終】

※作者の勝手な妄想です。
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