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あの日のピエロ③
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あの日のピエロ③
登場人物
主人公兼語り。
Ⓜ︎ドナルド(某大手バーガー店の元マスコット)
近所のスーパーの女店員(スーパー山田にいる茶髪のデカい女、ドナルドが勝ってに敵対心を抱いてるが相手にされてない)
18:00
ドナルドは築60年の自宅ボロアパートでキッチンテーブルの上の3つの稲荷寿司を見つめていた、近所の照明が薄暗い潰れそうなスーパー山田で夕方5割引きで買った物である、それに即席の味噌汁が横に添えている
『ぬぬぬぬぬぬぬな、なめ腐りやがってスーパー山田の茶髪女店員め割り箸入れてねよー、確かに家だから箸はあるが普通一応は聞くもんだろう! 俺が稲荷寿司買って、寂しくどこに寄らずに、家にそのままん、帰ると……《くっわ!》 勝手に決め付けヤガって! 恋人の家に寄るかも知れんかもだろうがー 差別のいやらがせだろー クソ野郎が、去年のクリスマスの時も少しでも気分を味わおうと思ってモモの照り焼き買ったら少しニヤけやがって俺が何かやるのが気に入らないのか、あのイカレ女は一回ケツの穴掘ったろうか!』
このスーパーの店員の単純なミスを非人間的扱いに感じたドナルドの我慢の防波堤は遂に溢れた!
『今日はクリスマスだ、なのに俺は何をやってるんだ、クリスマスクリスマスマスマスマス……マスコットはもう用無しだからマスカイてろってことかよー』
たまらず雪の降る外に飛び出した、取り敢えず人の沢山いる駅の方にあてもなく走った……
目の前にかつてのライバル店、通称けんちゃんファックセンター略してKFCが目に入った! 店前にカーネルサンタがいた!
奴は捨てられた俺と違って幸せな奴だ……
恩恵に預かりたかった……今夜くらいは偵察も兼ねて良いだろうと思い、社会勉強と言い訳してソープに初めて行く学生の様にドキドキしながらケンタの中に始めて入った!
店内は時間的にもピークは過ぎて客はいなかった……
俺はレジまで進んだその時、自分の目を疑ったレジに立っていたのは、あのスーパーの茶髪デカ女だった!
女は俺を見て何と! ニッコリした!
あの無愛想女とは思えなかった。
なにともあれセットを注文し財布を開いたら500円玉しか入ってなかった300円足りない……
俺は困って、女の顔を見てチキン1ピースに変更しようとして言葉を発っしようとした、その時
「千円お預かりしまーす」
と女は言った。
「え?」
小声で囁いてきた。
「いいからいいから」
セットのバーガーは後みたいなのでそれ以外を乗っけたトレーを持って二階の飲食スペースに向かった。
程なくして女がバーガーを持って上がって来た。
「お待ちどうさま」
「かたじけない後日返すよ」
「お金はいいわよ」
「何故だ?」
「そうね~いつもあなたの時だけなんか失敗しちゃうのよね、今日も割り箸入って無かったでしょ?、そのお詫びよ」
俺は誤解をしていた……
自分自信で見えない敵を作って居ただけなのかも知れない。
後、男として結果はどうあれ此処は言っとがなければ、いけないと思い、
「この後、時間あるかな?」
「調子に乗るな、ピエロ」
「だな、忘れてくれ」
自分が恥をかくのは職業柄平気であった、その事より純粋に残念に思った、彼女の事を好きに成りつつあるのかも知れない……
彼女は手振りで早く食べろと促してきた。
バーガーにかぶりついた。
彼女はそんな私を見て急に真顔になった。
「言い忘れたけど確かにお金はいらないけど返金の仕方はあなたの身体よ、もう食べちゃったからキャンセルはできないわよ」
「あれ?これお詫びの気持ちじゃ無かったのかな?」
「おバカ!またね」
と言って下の階に降りて行った……
後日、俺は買い物に付き合って荷物を両手に持ち彼女の背を見つめていた。
帰りに年の瀬で慌ただしいバスロータリーの前で
「これでバーガー代は返せたかな?」
と聞いた
「うん、お釣りは200円あるわよ」
「それは取っといて」
「そうはいかないわよ」
とお釣りを別の形でその日の夜に受け取った[終]2022・12・10✍🏻
※内容はフィックションです、実在する個人、法人、団体名と一致しても偶然であり本作とは無関係です。
登場人物
主人公兼語り。
Ⓜ︎ドナルド(某大手バーガー店の元マスコット)
近所のスーパーの女店員(スーパー山田にいる茶髪のデカい女、ドナルドが勝ってに敵対心を抱いてるが相手にされてない)
18:00
ドナルドは築60年の自宅ボロアパートでキッチンテーブルの上の3つの稲荷寿司を見つめていた、近所の照明が薄暗い潰れそうなスーパー山田で夕方5割引きで買った物である、それに即席の味噌汁が横に添えている
『ぬぬぬぬぬぬぬな、なめ腐りやがってスーパー山田の茶髪女店員め割り箸入れてねよー、確かに家だから箸はあるが普通一応は聞くもんだろう! 俺が稲荷寿司買って、寂しくどこに寄らずに、家にそのままん、帰ると……《くっわ!》 勝手に決め付けヤガって! 恋人の家に寄るかも知れんかもだろうがー 差別のいやらがせだろー クソ野郎が、去年のクリスマスの時も少しでも気分を味わおうと思ってモモの照り焼き買ったら少しニヤけやがって俺が何かやるのが気に入らないのか、あのイカレ女は一回ケツの穴掘ったろうか!』
このスーパーの店員の単純なミスを非人間的扱いに感じたドナルドの我慢の防波堤は遂に溢れた!
『今日はクリスマスだ、なのに俺は何をやってるんだ、クリスマスクリスマスマスマスマス……マスコットはもう用無しだからマスカイてろってことかよー』
たまらず雪の降る外に飛び出した、取り敢えず人の沢山いる駅の方にあてもなく走った……
目の前にかつてのライバル店、通称けんちゃんファックセンター略してKFCが目に入った! 店前にカーネルサンタがいた!
奴は捨てられた俺と違って幸せな奴だ……
恩恵に預かりたかった……今夜くらいは偵察も兼ねて良いだろうと思い、社会勉強と言い訳してソープに初めて行く学生の様にドキドキしながらケンタの中に始めて入った!
店内は時間的にもピークは過ぎて客はいなかった……
俺はレジまで進んだその時、自分の目を疑ったレジに立っていたのは、あのスーパーの茶髪デカ女だった!
女は俺を見て何と! ニッコリした!
あの無愛想女とは思えなかった。
なにともあれセットを注文し財布を開いたら500円玉しか入ってなかった300円足りない……
俺は困って、女の顔を見てチキン1ピースに変更しようとして言葉を発っしようとした、その時
「千円お預かりしまーす」
と女は言った。
「え?」
小声で囁いてきた。
「いいからいいから」
セットのバーガーは後みたいなのでそれ以外を乗っけたトレーを持って二階の飲食スペースに向かった。
程なくして女がバーガーを持って上がって来た。
「お待ちどうさま」
「かたじけない後日返すよ」
「お金はいいわよ」
「何故だ?」
「そうね~いつもあなたの時だけなんか失敗しちゃうのよね、今日も割り箸入って無かったでしょ?、そのお詫びよ」
俺は誤解をしていた……
自分自信で見えない敵を作って居ただけなのかも知れない。
後、男として結果はどうあれ此処は言っとがなければ、いけないと思い、
「この後、時間あるかな?」
「調子に乗るな、ピエロ」
「だな、忘れてくれ」
自分が恥をかくのは職業柄平気であった、その事より純粋に残念に思った、彼女の事を好きに成りつつあるのかも知れない……
彼女は手振りで早く食べろと促してきた。
バーガーにかぶりついた。
彼女はそんな私を見て急に真顔になった。
「言い忘れたけど確かにお金はいらないけど返金の仕方はあなたの身体よ、もう食べちゃったからキャンセルはできないわよ」
「あれ?これお詫びの気持ちじゃ無かったのかな?」
「おバカ!またね」
と言って下の階に降りて行った……
後日、俺は買い物に付き合って荷物を両手に持ち彼女の背を見つめていた。
帰りに年の瀬で慌ただしいバスロータリーの前で
「これでバーガー代は返せたかな?」
と聞いた
「うん、お釣りは200円あるわよ」
「それは取っといて」
「そうはいかないわよ」
とお釣りを別の形でその日の夜に受け取った[終]2022・12・10✍🏻
※内容はフィックションです、実在する個人、法人、団体名と一致しても偶然であり本作とは無関係です。
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