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カタツムリ🐌
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お題・紫
=カタツムリ=
私は雨の日、素麺を茹でた……食べようとしたけど食欲が全く出なかった……一口食べて止めた。
混ざってた一本の赤素麺が私の心をチクリと刺した……
焦点のあわない虚な目で庭に裸足で出た、
紫色の紫陽花の葉に付いてる
カタツムリを見つけた……
ゆーっくり進む、
粘膜で葉を汚しながら
ユックリ、
自由にマイペースで生きる、
カタツムリ君……葉を舐めながら粘膜の体液で葉を汚す……
「……君……なんで?」
紫陽花の葉を自分の体液で汚すカタツムリが彼と重なった……
私の身体を汚した……
私は両手を前でクロスさせる様に両肩を掴んだ……
私は汚された……
今も彼はマイペースできっと生きている。
紫陽花は私なの?
遊んであげようと思って
カタツムリを掴んで見た、
やらしく伸び縮みする目を
掴もうとした中々掴ませてくれない……
しつこくしたら
そのうち殻の中に閉じこもちゃった
この子も私は要らないみたい……
殻の渦を見続けた ……
目が少し回った……
渦みたいにグルグル思考も回り出した。
私は溜まらず雨の庭で発狂した!
「うーはぎゃッおぎゃー」
髪先から雨水がやらしく垂れて
鼻筋から口に入った……end
=カタツムリ=
私は雨の日、素麺を茹でた……食べようとしたけど食欲が全く出なかった……一口食べて止めた。
混ざってた一本の赤素麺が私の心をチクリと刺した……
焦点のあわない虚な目で庭に裸足で出た、
紫色の紫陽花の葉に付いてる
カタツムリを見つけた……
ゆーっくり進む、
粘膜で葉を汚しながら
ユックリ、
自由にマイペースで生きる、
カタツムリ君……葉を舐めながら粘膜の体液で葉を汚す……
「……君……なんで?」
紫陽花の葉を自分の体液で汚すカタツムリが彼と重なった……
私の身体を汚した……
私は両手を前でクロスさせる様に両肩を掴んだ……
私は汚された……
今も彼はマイペースできっと生きている。
紫陽花は私なの?
遊んであげようと思って
カタツムリを掴んで見た、
やらしく伸び縮みする目を
掴もうとした中々掴ませてくれない……
しつこくしたら
そのうち殻の中に閉じこもちゃった
この子も私は要らないみたい……
殻の渦を見続けた ……
目が少し回った……
渦みたいにグルグル思考も回り出した。
私は溜まらず雨の庭で発狂した!
「うーはぎゃッおぎゃー」
髪先から雨水がやらしく垂れて
鼻筋から口に入った……end
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