17 / 28
伯備線と八雲 その2
しおりを挟む
新見駅に着くと乗り換えの電車ではなく、私が乗った電車を途中で追い抜いて行った八雲が止まっている。車内アナウンスがなかったため駅員さんに状況を聞きたいのだが、人が殺到委しておりなかなか話を聞けない。駅員さんは一人一人、丁寧に対応されておりベテラン感がある。
状況を確認すると40センチほどの落石があり、「石は取り除いたがどの部分からの落石なのか原因を調査中とのこと。復旧までは1時間以上は見てほしい」とのことであった。
復旧後は停車中の八雲が出発後、普通電車の出発となるし、岡山止まりの様子でもあった。
遠回りであるが1時間後に出発の姫新線を使い津山線経由で帰ることも検討したが、それだと大阪に着くのが23時過ぎになり、もし遅延が発生すると姫路あたりで宿泊ということになるリスクがあった。どれを選んでも岡山、姫路宿泊がチラチラとする。
駅員の方も「大阪まで帰る」と伝えると「あー」という表情になってしまった。
駅員の方が、「寒いから待合室が暖かいのでそちらで待っててください」と声をかけていただき待合室で待つことにした。
待合室には先ほどの高齢男性が待合室窓にぬいぐるみを3体並べて座っていた。その隣に腰掛けて待っていたが、少し退屈になり新見駅周辺をブラブラしてみることにした。時間があれば駅前の喫茶店でコーヒーと和菓子をいただきたいと思ったが、いつ出発するかもわからず、落ち着かなかった。待合室に戻ってみると高齢男性はおらず荷物もない。代わりに先ほどのにいぐるみが3体窓枠に並んでいた。
置いて行ってしまった様子である。おじいさんはどこへ行ってしまったのか。。。
しばらく待ってみたが戻ってこない。私自身、どうやって大阪へ帰ろうか考え、結局「八雲」で帰ることにした。青春18きっぷでは特急には乗れないため、乗車券と特急券を購入し八雲の自由席に乗り込む。
車内放送で何度か発車時刻のアナウンスはあるのだが30分ずつ伸びていき、最終的に新見駅到着から3時間半後にやっと出発した。
私は安堵し八雲にしてよかった、他の電車にしていたら今日中に自宅に帰れなかったかもしれないと思った。隣の席のお兄さんが、八雲に乗ってから発車までの2時間、ずーとビールを飲み続けてかなり酔っばらっているのが気になったが。
八雲は順調に進み、岡山に到着。岡山から姫路まで普通電車に乗り込む。
姫路について次の衝撃が待っていた。
乗る予定の快速電車が京都駅での線路立ち入りの影響により運転取りやめとなっていた。
ガーン!!!最終電車があるため大阪までは帰れるのだが、青春18きっぷは23時59分(59秒)までしか使えない。それを過ぎると、過ぎた時点からの乗車賃を支払うか、青春18きっぷをもう一回分使うかになる。
どの時点で午前0時を過ぎるかドキドキしながら無事大阪についた。23時52分着。ギリギリであった。自宅までの電車も最終にギリギリ間に合い大阪で宿泊も免れ、なんとか自宅に帰れた。今回もハラハラドキドキな旅であった。
状況を確認すると40センチほどの落石があり、「石は取り除いたがどの部分からの落石なのか原因を調査中とのこと。復旧までは1時間以上は見てほしい」とのことであった。
復旧後は停車中の八雲が出発後、普通電車の出発となるし、岡山止まりの様子でもあった。
遠回りであるが1時間後に出発の姫新線を使い津山線経由で帰ることも検討したが、それだと大阪に着くのが23時過ぎになり、もし遅延が発生すると姫路あたりで宿泊ということになるリスクがあった。どれを選んでも岡山、姫路宿泊がチラチラとする。
駅員の方も「大阪まで帰る」と伝えると「あー」という表情になってしまった。
駅員の方が、「寒いから待合室が暖かいのでそちらで待っててください」と声をかけていただき待合室で待つことにした。
待合室には先ほどの高齢男性が待合室窓にぬいぐるみを3体並べて座っていた。その隣に腰掛けて待っていたが、少し退屈になり新見駅周辺をブラブラしてみることにした。時間があれば駅前の喫茶店でコーヒーと和菓子をいただきたいと思ったが、いつ出発するかもわからず、落ち着かなかった。待合室に戻ってみると高齢男性はおらず荷物もない。代わりに先ほどのにいぐるみが3体窓枠に並んでいた。
置いて行ってしまった様子である。おじいさんはどこへ行ってしまったのか。。。
しばらく待ってみたが戻ってこない。私自身、どうやって大阪へ帰ろうか考え、結局「八雲」で帰ることにした。青春18きっぷでは特急には乗れないため、乗車券と特急券を購入し八雲の自由席に乗り込む。
車内放送で何度か発車時刻のアナウンスはあるのだが30分ずつ伸びていき、最終的に新見駅到着から3時間半後にやっと出発した。
私は安堵し八雲にしてよかった、他の電車にしていたら今日中に自宅に帰れなかったかもしれないと思った。隣の席のお兄さんが、八雲に乗ってから発車までの2時間、ずーとビールを飲み続けてかなり酔っばらっているのが気になったが。
八雲は順調に進み、岡山に到着。岡山から姫路まで普通電車に乗り込む。
姫路について次の衝撃が待っていた。
乗る予定の快速電車が京都駅での線路立ち入りの影響により運転取りやめとなっていた。
ガーン!!!最終電車があるため大阪までは帰れるのだが、青春18きっぷは23時59分(59秒)までしか使えない。それを過ぎると、過ぎた時点からの乗車賃を支払うか、青春18きっぷをもう一回分使うかになる。
どの時点で午前0時を過ぎるかドキドキしながら無事大阪についた。23時52分着。ギリギリであった。自宅までの電車も最終にギリギリ間に合い大阪で宿泊も免れ、なんとか自宅に帰れた。今回もハラハラドキドキな旅であった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる