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遠呂知という鍛冶神
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ここ天津国には高天原という場所があり、そこに住む神々を天津神という。
この話しはそんな天津神の1柱でもあった製鉄神が処罰されたとされる話しを描いたものである。
製鉄神の1柱で鍛冶が得意であった遠呂知という神がいた。かの神が作る武器、防具、装飾は他の鍛冶神からも一目置かれるほどの腕前あったのだが、あることがきっかけでかの神は処罰されたとされている。
「遠呂知よ、相変わらずいい腕をしておるの」
「御影殿ほどではないですよ。我などまだまだ未熟者です」
遠呂知と御影は鍛冶話に花を咲かせていたのだが、突然ドンという大きな音が扉らしきものがあった所から聞こえて来る。そこにはよくわからない風体をしたものが立っており、なぜか遠呂知を恨むように睨んでいるのだった。
「遠呂知というのはお前か?」
「何の用だ?」
「遠呂知おまえの知り合いか?」
「我がこんな奴と知り合いと言われるのは心外にもほどがあるわ!」
「だよな、いくら遠呂知でも取り巻きくらい選ぶよな?」
「おい、貴様ら私を無視して何を話している!」
「我はお前のような無知の知り合いなどおらんのだが勝手に扉突き破るような奴と話す義理も無いだろう」
「そもそも、アイツ名前すら名乗ってないしな、聞く耳持たなくて当たり前だろうに」
「そんなこと言っていいのか私は・・・」
「「無い!それは無い!」」
遠呂知と御影に完全否定された無知なる者は、なぜ言い切れるのかわからずにいるとそこへ女神らしき者が来て何を騒いでるんですか?という。その女神らしき者が剪定神とは知らずに声をかけて丸め込もうとしていた時どこからか笑い声が聞こえて来た。
「ふぉ、ふぉ、ふぉ、おもしろいことになとるわい」
「笑いごとじゃありません」
「(こやつ迷い人だと思うか?)」
「(姿形だけを見ればそうでしょうね?)」
「(まあ、ワシの顔を見て驚かないのだから純粋な神では無いじゃろうって?)」
「(アレは神なんですか?とてもそうは思えないのですが?それに純粋な神ではないというのはどういう意味でしょうか創造主様)」
「(アレは多分じゃが天翅の分身魂ではと睨んでおる。天翅であればここの鍛冶場に入れてもおかしくはにからの?)」
「(天翅の分身魂ですか?なぜ、それが神になるんですか?創造主様)」
創造主の説明に納得しかねると言わんばかりに責め立てる女神らしき者なのだが天翅が神に昇華した事例を知らないこともなく創造主が何か隠しておられるのか分かりかねると言わんばかりに意図的に表情を作っていた。
「それで我の仕事場を壊してまでなんの用だ!」
「貴様の打った剣をよこせ!私が直々に使ってやるから誇りに思うが良い!」
「おまえに渡すような安い剣は我の工房に置いておらんわ!」
遠呂知が無知なる者と言った相手に対して渡せる剣は無いと言い放ったのだが我が物顔して入って来た無知なる者はまるでここは自分の持ち物のような言い方をしてとにかく剣を寄越せという!これを見ていた女神らしき者はさすがに止めた方が良いのではと創造主に提言するも創造主はこれを聞き入れずやり取りを見守っていた。ところがそこに更なる珍入者が現れて遠呂知に向かって貴様これから連行すると言い出した。ここは神域であって人界ではないので連行される意味がわからないと遠呂知当人と御影は頭を傾げている。
「おい、貴様何を勝手に連れて行こうとしている!そいつは私の奴隷だ!」
「ふむ、こんなところでアホに会うとは思いませんでしたね!ここは神域であり、奴隷など存在しない次元で奴隷発言ですか?無知にもほどがありますね、これほどの無知なる者はそうそう見ないですが聞きづてならないので少し教育してさしあげますね!」
「こうなったら止めようが無いですよ遠呂知殿」
「それはそうなんだが、この無知なる者は何がしたいんだろうな?」
遠呂知の言葉に御影思わず言葉を失っていた。創造主たちも特に止める気もないようで、そのまま見守っているいるだけであった。この無知なる者をアホと言わしめたのは、何を隠そう剪定神の男神らしき者だった。
この話しはそんな天津神の1柱でもあった製鉄神が処罰されたとされる話しを描いたものである。
製鉄神の1柱で鍛冶が得意であった遠呂知という神がいた。かの神が作る武器、防具、装飾は他の鍛冶神からも一目置かれるほどの腕前あったのだが、あることがきっかけでかの神は処罰されたとされている。
「遠呂知よ、相変わらずいい腕をしておるの」
「御影殿ほどではないですよ。我などまだまだ未熟者です」
遠呂知と御影は鍛冶話に花を咲かせていたのだが、突然ドンという大きな音が扉らしきものがあった所から聞こえて来る。そこにはよくわからない風体をしたものが立っており、なぜか遠呂知を恨むように睨んでいるのだった。
「遠呂知というのはお前か?」
「何の用だ?」
「遠呂知おまえの知り合いか?」
「我がこんな奴と知り合いと言われるのは心外にもほどがあるわ!」
「だよな、いくら遠呂知でも取り巻きくらい選ぶよな?」
「おい、貴様ら私を無視して何を話している!」
「我はお前のような無知の知り合いなどおらんのだが勝手に扉突き破るような奴と話す義理も無いだろう」
「そもそも、アイツ名前すら名乗ってないしな、聞く耳持たなくて当たり前だろうに」
「そんなこと言っていいのか私は・・・」
「「無い!それは無い!」」
遠呂知と御影に完全否定された無知なる者は、なぜ言い切れるのかわからずにいるとそこへ女神らしき者が来て何を騒いでるんですか?という。その女神らしき者が剪定神とは知らずに声をかけて丸め込もうとしていた時どこからか笑い声が聞こえて来た。
「ふぉ、ふぉ、ふぉ、おもしろいことになとるわい」
「笑いごとじゃありません」
「(こやつ迷い人だと思うか?)」
「(姿形だけを見ればそうでしょうね?)」
「(まあ、ワシの顔を見て驚かないのだから純粋な神では無いじゃろうって?)」
「(アレは神なんですか?とてもそうは思えないのですが?それに純粋な神ではないというのはどういう意味でしょうか創造主様)」
「(アレは多分じゃが天翅の分身魂ではと睨んでおる。天翅であればここの鍛冶場に入れてもおかしくはにからの?)」
「(天翅の分身魂ですか?なぜ、それが神になるんですか?創造主様)」
創造主の説明に納得しかねると言わんばかりに責め立てる女神らしき者なのだが天翅が神に昇華した事例を知らないこともなく創造主が何か隠しておられるのか分かりかねると言わんばかりに意図的に表情を作っていた。
「それで我の仕事場を壊してまでなんの用だ!」
「貴様の打った剣をよこせ!私が直々に使ってやるから誇りに思うが良い!」
「おまえに渡すような安い剣は我の工房に置いておらんわ!」
遠呂知が無知なる者と言った相手に対して渡せる剣は無いと言い放ったのだが我が物顔して入って来た無知なる者はまるでここは自分の持ち物のような言い方をしてとにかく剣を寄越せという!これを見ていた女神らしき者はさすがに止めた方が良いのではと創造主に提言するも創造主はこれを聞き入れずやり取りを見守っていた。ところがそこに更なる珍入者が現れて遠呂知に向かって貴様これから連行すると言い出した。ここは神域であって人界ではないので連行される意味がわからないと遠呂知当人と御影は頭を傾げている。
「おい、貴様何を勝手に連れて行こうとしている!そいつは私の奴隷だ!」
「ふむ、こんなところでアホに会うとは思いませんでしたね!ここは神域であり、奴隷など存在しない次元で奴隷発言ですか?無知にもほどがありますね、これほどの無知なる者はそうそう見ないですが聞きづてならないので少し教育してさしあげますね!」
「こうなったら止めようが無いですよ遠呂知殿」
「それはそうなんだが、この無知なる者は何がしたいんだろうな?」
遠呂知の言葉に御影思わず言葉を失っていた。創造主たちも特に止める気もないようで、そのまま見守っているいるだけであった。この無知なる者をアホと言わしめたのは、何を隠そう剪定神の男神らしき者だった。
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