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1話、魔法少女との出会い
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「……ショックウェーブ!」
つみきちゃんが斧を地面に叩きつけると、地面が割れ、トゲトゲとした岩がテントウムシにめがけて飛び出てくる。
「……ストーンエッジ!」
空に飛ぶことで岩を避けたテントウムシに向け、飛び散った石ころを斧でフルスイング!
弾かれた石ころはトゲトゲした岩となってテントウムシに飛んでいきます!
『属性が【土】のアンタじゃ、アタシに攻撃は当たらないね!』
「……じゃあ、降りてきて?」
つみきちゃんは斧の柄の部分を、コンクリートが割れて出てきた岩に突き刺しました。
「……グラビディ・バインド!」
『っ!?』
テントウムシが地面に突き刺さるようなスピードで降りてきます。
そして、空中に現れた魔法の本を片手に、つみきちゃんは叫びます!
「魔道具【月の書】!」
テントウムシは人型から、小さな(それでもサッカーボールくらいはあります)テントウムシになりました。
「……魔道具【月の書】は、霊術を発動させない魔道具。かかってるバフも消えるから、あなたはただの【天道虫】ね」
『ック、ナンナノダ、キサマ』
「……さっき名乗ったでしょ」
とことこ、と近づいていくつみきちゃん。
ひょいとテントウムシをつまみ上げ、斧に向かって投げました!
『ハッ!?ナニヲ!!』
「……ご飯だよ、召し上がれ」
『いただきます!!』
ばくん!
斧から出てきた何かによって、テントウムシは食べられてしまいました!
なんだろう?ビーバー?リス?
唖然としているみやびをよそに、つみきちゃんは斧を引き抜き、肩にリスを乗せ、斧を振ります。
ガタガタになっていたアスファルトは元どおり、気がつけば雨も止み、周りの風景もいつも通りになっていました。
「……大丈夫?」
「大丈夫!つみきちゃんありがとうだよ!!」
笑顔で問いかけてきたつみきちゃんに笑顔で答えます!
名前を呼ばれたつみきちゃんはみやびの顔を改めてみて、すごく嫌そうな顔をしました!
しってるよ!しかめっ面って言うんだよね!
『んおー?どうしたったツミキ?』
「……正体がバレた。帰るよ」
『んぁ?そういや、こいつツミキの学校のやつか』
つみきちゃんの肩に乗っているリスさんは、にっこり笑いながらみやびに話しかけて来ました。
『ようよう、今日は災難だったな。どうだ?ちょっとうち寄ってかないか?』
「……ちょっとアウス!」
『どっちみちほっとけないだろうがよ』
「……そうだけどさ」
「?お茶会のお誘い?それならみやび、つみきちゃんにビスケット持って来たんだよ!食べようよ!」
『だとよツミキ』
「……こういう、何考えてるかわからない子、僕苦手なんだよなぁ」
つみきちゃんが斧を地面に叩きつけると、地面が割れ、トゲトゲとした岩がテントウムシにめがけて飛び出てくる。
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「……じゃあ、降りてきて?」
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『っ!?』
テントウムシが地面に突き刺さるようなスピードで降りてきます。
そして、空中に現れた魔法の本を片手に、つみきちゃんは叫びます!
「魔道具【月の書】!」
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「……魔道具【月の書】は、霊術を発動させない魔道具。かかってるバフも消えるから、あなたはただの【天道虫】ね」
『ック、ナンナノダ、キサマ』
「……さっき名乗ったでしょ」
とことこ、と近づいていくつみきちゃん。
ひょいとテントウムシをつまみ上げ、斧に向かって投げました!
『ハッ!?ナニヲ!!』
「……ご飯だよ、召し上がれ」
『いただきます!!』
ばくん!
斧から出てきた何かによって、テントウムシは食べられてしまいました!
なんだろう?ビーバー?リス?
唖然としているみやびをよそに、つみきちゃんは斧を引き抜き、肩にリスを乗せ、斧を振ります。
ガタガタになっていたアスファルトは元どおり、気がつけば雨も止み、周りの風景もいつも通りになっていました。
「……大丈夫?」
「大丈夫!つみきちゃんありがとうだよ!!」
笑顔で問いかけてきたつみきちゃんに笑顔で答えます!
名前を呼ばれたつみきちゃんはみやびの顔を改めてみて、すごく嫌そうな顔をしました!
しってるよ!しかめっ面って言うんだよね!
『んおー?どうしたったツミキ?』
「……正体がバレた。帰るよ」
『んぁ?そういや、こいつツミキの学校のやつか』
つみきちゃんの肩に乗っているリスさんは、にっこり笑いながらみやびに話しかけて来ました。
『ようよう、今日は災難だったな。どうだ?ちょっとうち寄ってかないか?』
「……ちょっとアウス!」
『どっちみちほっとけないだろうがよ』
「……そうだけどさ」
「?お茶会のお誘い?それならみやび、つみきちゃんにビスケット持って来たんだよ!食べようよ!」
『だとよツミキ』
「……こういう、何考えてるかわからない子、僕苦手なんだよなぁ」
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