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10話、主役切り替え
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「繋ぐって?その待受ってなんなの?」
「この待受の【眼】はな、言ってしまえば俺が【読者】使って【裏路地のリーダー】になる為の変身グッズだぞ」
「ふぅん?」
「まぁまぁ、詳しくは言えないぜ。少し大人しく待っててくれ」
「俺様の考えだとさ、お前らは3人か4人で組んでいるんじゃって思うのさー」
「どういうことかしら」
「会長のアンタと【裏路地のリーダー】、鳥手の姉弟だ」
「ん、……鳥手姉?」
「そうだ。鳥手に聞いてもどこにいるのか知らないという。名前も教えてくれないし年齢だって教えてくれない。今、俺様の中では警戒度の高い人物さー」
俺とミクに紙袋を渡したマリアは、そのまま公園へ向かう。
以前、俺とリョウタがおしゃべりをしていた公園だ。
そこにいたのはつまるところリョウタの訳なのだが、なんでマリアとリョウタが?
「つまり、【裏路地のリーダー】が人ではなく能力名なら3人、もしくは鳥手姉が【裏路地のリーダー】でも3人、別なら4人さー」
「鳥手に言ってた【裏路地のリーダー】が能力名説の話、私はおもしろいとおもうわ。だけどね、別に答えを教えるために来たわけじゃないのよ」
マリアポケットからカードを一枚取り出し、リョウタへ投げる。
「あんた、幼馴染である鳥手を助けたいのよね?どうも私が無理やり鳥手を使役してると思ってるそうじゃない」
「そうさー。俺様の読みでは鳥手姉が【裏路地のリーダー】だが、鳥手だけでなくお前も【裏路地のリーダー】になれると俺様は思っている。だったら、鳥手が会長の従者として付き従わず自分で動けばいいのさ」
「その件には誤解があるの。私が従えてるわけじゃない。鳥手は【 裏路地のリーダー】に使役されているのよ。私が何かをすることで、鳥手が【裏路地のリーダー】から解放されるわけではないわ。そこで、交渉よ」
何でここで嘘を言うんだマリアは。
俺が何回お前に無茶を言われてるのか、リョウタだって知ってんだろ。
「俺様があんたと交渉するとでも思ってんのか」
「あんたには何もリスクはない。あるのは少しばかり鳥手が【裏路地のリーダー】から解放されること。それと【裏路地のリーダー】自身の評判を落とし、都市伝説から犯罪者へ昇華させることができる。どうかしら?」
「ふむ。具体的にはなんなのさー?」
「ヘルメットとライダースーツ。【裏路地のリーダー】と同じもの、同じサイズを8点用意したわ。それを着てあなたの手下が悪いことをすれば、【裏路地のリーダー】はどうしようもなくなる。ヒーロー気取りではいられなくなる。どうかしら?」
「……いや、どうだろうさ?俺様にはメリットがないし、だったら一人一人お前が頭を下げて回ればいいだろう」
「メリットならあるわ。ライダースーツは今、どこにあると思う?」
「あ?このカードが関係するのか?」
リョウタは先ほど受け取ったカードを見る。
裏側に、とあるホテルの名前が書いてあった。
「そのラブホテルに運び込んどいたわ。ラブホテルってのは、カメラもないセキュリティの万全なところ。こーゆー怪しい話をするには最適じゃないかしら?」
「お前、大丈夫さー?生徒会長が不良のトップとラブホに行くなんて、中で何かをするわけじゃなくても、中が見えないからこそやばいだろうが。今日なんかおかしいぞお前」
「あらあら。あなたが鳥手を【助けてくれる】って聞いて私も頑張ってるのにひどい言い草じゃない?私だって鳥手に悪いと思ってるの。【裏路地のリーダー】の呪縛にとらわれるのは、私だけで構わない。それにね?」
マリアは言う。
ちょっと頰を染めながら。
「ラブホに行くとは言ったけど、ラブホで何もしないとは、私一言も言ってないわよ?」
「この待受の【眼】はな、言ってしまえば俺が【読者】使って【裏路地のリーダー】になる為の変身グッズだぞ」
「ふぅん?」
「まぁまぁ、詳しくは言えないぜ。少し大人しく待っててくれ」
「俺様の考えだとさ、お前らは3人か4人で組んでいるんじゃって思うのさー」
「どういうことかしら」
「会長のアンタと【裏路地のリーダー】、鳥手の姉弟だ」
「ん、……鳥手姉?」
「そうだ。鳥手に聞いてもどこにいるのか知らないという。名前も教えてくれないし年齢だって教えてくれない。今、俺様の中では警戒度の高い人物さー」
俺とミクに紙袋を渡したマリアは、そのまま公園へ向かう。
以前、俺とリョウタがおしゃべりをしていた公園だ。
そこにいたのはつまるところリョウタの訳なのだが、なんでマリアとリョウタが?
「つまり、【裏路地のリーダー】が人ではなく能力名なら3人、もしくは鳥手姉が【裏路地のリーダー】でも3人、別なら4人さー」
「鳥手に言ってた【裏路地のリーダー】が能力名説の話、私はおもしろいとおもうわ。だけどね、別に答えを教えるために来たわけじゃないのよ」
マリアポケットからカードを一枚取り出し、リョウタへ投げる。
「あんた、幼馴染である鳥手を助けたいのよね?どうも私が無理やり鳥手を使役してると思ってるそうじゃない」
「そうさー。俺様の読みでは鳥手姉が【裏路地のリーダー】だが、鳥手だけでなくお前も【裏路地のリーダー】になれると俺様は思っている。だったら、鳥手が会長の従者として付き従わず自分で動けばいいのさ」
「その件には誤解があるの。私が従えてるわけじゃない。鳥手は【 裏路地のリーダー】に使役されているのよ。私が何かをすることで、鳥手が【裏路地のリーダー】から解放されるわけではないわ。そこで、交渉よ」
何でここで嘘を言うんだマリアは。
俺が何回お前に無茶を言われてるのか、リョウタだって知ってんだろ。
「俺様があんたと交渉するとでも思ってんのか」
「あんたには何もリスクはない。あるのは少しばかり鳥手が【裏路地のリーダー】から解放されること。それと【裏路地のリーダー】自身の評判を落とし、都市伝説から犯罪者へ昇華させることができる。どうかしら?」
「ふむ。具体的にはなんなのさー?」
「ヘルメットとライダースーツ。【裏路地のリーダー】と同じもの、同じサイズを8点用意したわ。それを着てあなたの手下が悪いことをすれば、【裏路地のリーダー】はどうしようもなくなる。ヒーロー気取りではいられなくなる。どうかしら?」
「……いや、どうだろうさ?俺様にはメリットがないし、だったら一人一人お前が頭を下げて回ればいいだろう」
「メリットならあるわ。ライダースーツは今、どこにあると思う?」
「あ?このカードが関係するのか?」
リョウタは先ほど受け取ったカードを見る。
裏側に、とあるホテルの名前が書いてあった。
「そのラブホテルに運び込んどいたわ。ラブホテルってのは、カメラもないセキュリティの万全なところ。こーゆー怪しい話をするには最適じゃないかしら?」
「お前、大丈夫さー?生徒会長が不良のトップとラブホに行くなんて、中で何かをするわけじゃなくても、中が見えないからこそやばいだろうが。今日なんかおかしいぞお前」
「あらあら。あなたが鳥手を【助けてくれる】って聞いて私も頑張ってるのにひどい言い草じゃない?私だって鳥手に悪いと思ってるの。【裏路地のリーダー】の呪縛にとらわれるのは、私だけで構わない。それにね?」
マリアは言う。
ちょっと頰を染めながら。
「ラブホに行くとは言ったけど、ラブホで何もしないとは、私一言も言ってないわよ?」
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