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CLOSEDの札がかかった自動ドアは簡単に開いた。震える体を叱咤して店に足を踏み入れる。さぁ、何か言って。僕はただ、洸の言葉を待った。
「…悠…」泣くな、怯むな。前を向いて、しっかり立っていろ。洸が僕に近づく。何か言って、お願い、言って。
洸が僕の頬に触れた。何も言わずに。僕も何も言わずに、ただ洸の顔を見ていた。
「…悠が好きや」
洸が言った。謝罪でも言い訳でもない。“会いたかった”でもない。ただ僕がずっと求めていた、その言葉を。
「…洸…」言いたいことも言わなきゃならないこともたくさんあるはずなのに、言葉が出てこない。ただ洸の名前を呼ぶ僕を、洸が静かに抱きしめた。「悠」ただ僕の名前を呼ぶ洸の温度に、堪えていた涙が溢れた。
次の日、北斗が言った。「やっぱり2つ嵌めてんの、カッコ悪かったよ。あるべきところにあってこその指輪だろ」
僕は笑って応える。「北斗、大好き!2番目だけど」北斗も笑う。「俺だって、すぐに1番見つけてくるし。…悠、今のお前が1番可愛い。今まででイチバン。今だったら一晩中できそう」「…残念だったね」「あー!ちくしょう、もったいねえことしたわー!」
北斗がいたからだよ。洸を失った僕が幸せでいられたのは北斗がいたから。「北斗、ありがと」「ん」僕達はちょっと見つめ合って…そしていつものベッドみたいに大声で笑った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
お読みいただきありがとうございました。
北斗エンドと迷ったのですが、こうなりました。
次の話もよろしくお願いします。
長編です。明日から投稿します。
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「…悠…」泣くな、怯むな。前を向いて、しっかり立っていろ。洸が僕に近づく。何か言って、お願い、言って。
洸が僕の頬に触れた。何も言わずに。僕も何も言わずに、ただ洸の顔を見ていた。
「…悠が好きや」
洸が言った。謝罪でも言い訳でもない。“会いたかった”でもない。ただ僕がずっと求めていた、その言葉を。
「…洸…」言いたいことも言わなきゃならないこともたくさんあるはずなのに、言葉が出てこない。ただ洸の名前を呼ぶ僕を、洸が静かに抱きしめた。「悠」ただ僕の名前を呼ぶ洸の温度に、堪えていた涙が溢れた。
次の日、北斗が言った。「やっぱり2つ嵌めてんの、カッコ悪かったよ。あるべきところにあってこその指輪だろ」
僕は笑って応える。「北斗、大好き!2番目だけど」北斗も笑う。「俺だって、すぐに1番見つけてくるし。…悠、今のお前が1番可愛い。今まででイチバン。今だったら一晩中できそう」「…残念だったね」「あー!ちくしょう、もったいねえことしたわー!」
北斗がいたからだよ。洸を失った僕が幸せでいられたのは北斗がいたから。「北斗、ありがと」「ん」僕達はちょっと見つめ合って…そしていつものベッドみたいに大声で笑った。
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お読みいただきありがとうございました。
北斗エンドと迷ったのですが、こうなりました。
次の話もよろしくお願いします。
長編です。明日から投稿します。
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Coco様
感想ありがとうございます。
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とっても面白かったです✨
北斗君推しなので、北斗エンド熱望です!!!
ステキな作品✨ありがとうございましたm(_ _)m
にいな様
嬉しいお言葉、ありがとうございます❤
自分で言うのもなんですが、北斗、いいですよねぇ。いつか書けたらいいな、と、思っています。