運命の相手 〜 確率は100 if story 〜

春夏

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10. お仕事いろいろ

10-5 チョコレートの食べ方※

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side シキ

俺とヒカリが恋人になって初めてのバレンタイン。運よく日曜日、昨日のうちからいろいろとメシを仕込み、朝のうちにヒカリを連れてきた。

「あのね、男同士でもチョコあげるのかなって悩んだんだけど…やっぱりシキくんにあげたくて!」「ホンマ?嬉しいわ。ありがとう」「美味しそうなやつ選んだんだよ」「味見したいんやろ?」赤い顔で上目遣い、これがたまらんのよ。「…でもシキくんに食べてほしいから…」渡されたチョコの包みを解いて「あーんしてや」お揃いの指輪が光る指でヒカリがチョコを摘み「あーん」と口に入れてくれよる。あーん、やないやろ、ヒカリの唇を奪い舌を絡める。「ぁん…」「美味いやろ」6粒入りのチョコ全部、ヒカリとともに味わう。ヒカリが甘いのかチョコが甘いのか…満足して唇を離せば蕩けた瞳で俺を見つめるヒカリ。「…こんな食べ方したら…シたくなっちゃう…」下半身を直撃する呟きにヒカリを抱きかかえて寝室に運んだ。

ヒカリの手がファスナーを降ろす。「俺…舐める…」なんやのこの子、えらい積極的やねんけど…ん?まさかさっきのチョコ…酔うとる?俺を咥えこんだ口内は熱い。…たいした量やない、こないな状況、楽しまなもったいないわ!「…ん…シキくんもして…」ヒカリの腰を引き寄せ舌を這わし、同時に指を差し込む。「あぅん…ん、もっとぉ…」「う…そない煽ったら出てまうよ」「んンッ、ハッ、ぁン…」喘ぎながら上下されてホンマにヤバい。「ナカでイカせてや…」ヒカリを組み敷けば「んっ!あ…シキくぅん…挿れて…」自分から膝を抱えて俺を求める。たまらん、こんなんあかんやろ、充分解れたヒカリのナカに一気にぶちこんだ。「んあっ!急におっきいの…ンッ!あ、あっ、ぅあんっ!」熱いナカがうねって俺を絞る。「…ええよ…ホンマええわ」ヒカリを引き起こし座位にもちこみキスを交わす。突き上げるたびに収縮を増し、甘い喘ぎが俺の耳を犯す。「あぅんっ!アッあんっ…や、イヤ…出ちゃう…なんか出ちゃ、アァんっ!」いっそうキツく絞られてたまらず果てた俺の腹に生暖かいしぶきが降り掛かった。
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