確率は100

春夏

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9. Aランクになりたい

戦い終わって

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「ヒカリ!」歌い始めるヒカリ。俺を認識しとらん!とにかくヒカリを抱きしめる。ヒカリが紡ぎ出すのは、宥めるような、諭すような…こんな状況やのに、俺は反抗期にオカンに泣かれた時のことを思い出しとった。「減ってきた!収まるぞ!」ギルド長の声に我に返る。湧き出しから光が溢れ、天に還っていく。「…コアはファンドか…」キールさんが呟いたとき、歌い終えたヒカリが意識をなくした。

「ヒカリ、ヒカリ!」「リュー君、ヒカリ君を連れて戻りなさい!帰りは…」「明日でかまわん。あとは俺たちの仕事だ。早く休ませてやれ」「すんません」ヒカリを抱きかかえてテントに戻る。魔力切れとは違う。何度も何度も呼びかける。「ヒカリ、帰ってこい。約束したやろ。ずっと一緒に居る言うたやろ。俺を1人にせんといて。ヒカリの居場所は俺の隣や。わかっとるやろ。早よ帰って…」ヒカリが身じろぐ。「ヒカリ!」「…ん…シキくん……ただいま」…戻ってきてくれた。「おかえり」俺の隣に。

「ヒカリのおかげで収まったみたいやで」「エヘヘ、俺すごい?偉かった?」「もちろん。俺を守ってくれてありがとな」「うん!あ!試験は?帰らなくちゃ!」「ギルド長が明日でええ、て。今日はテントでゆっくりしよな」とりあえずヒカリのこと知らせな。心配してくれとるやろし。伐採が再開されるんやったらちょい手伝うたってもええな。そしたら…シよか。「…シキくん?…なんか…ヤラしい顔してる…」「ん?バレたか」「もう!シキくんのエッチ!」「そんなこという口は塞いでまお」軽くキス。「…続きはあとでな。休んどれ、俺はカミナさんたちに伝えてくるから」
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