逃げる銀狐に追う白竜~いいなずけ竜のアレがあんなに大きいなんて聞いてません!~

【執着年下攻め🐲×逃げる年上受け🦊】
 愚者の森に住む銀狐の一族には、ある掟がある。
──群れの長となる者は必ず真竜を娶って子を成し、真竜の加護を得ること──
 長となる証である紋様を持って生まれてきた皓(こう)は、成竜となった番(つがい)の真竜と、婚儀の相談の為に顔合わせをすることになった。
 番の真竜とは、幼竜の時に幾度か会っている。丸い目が綺羅綺羅していて、とても愛らしい白竜だった。この子が将来自分のお嫁さんになるんだと、胸が高鳴ったことを思い出す。
 どんな美人になっているんだろう。

 だが相談の場に現れたのは、冷たい灰銀の目した、自分よりも体格の良い雄竜で……。


 ──あ、これ、俺が……抱かれる方だ。
 ──あんな体格いいやつのあれ、挿入したら絶対壊れる!
 ──ごめんみんな、俺逃げる!


 逃げる銀狐の行く末は……。
 そして逃げる銀狐に竜は……。

 白竜×銀狐の和風系異世界ファンタジー。
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