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第6巻 巨大、メビオス王国
第2章 メリオス決戦No.4
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メリオス城、中庭、展望台。
メリオ城から1番見渡しが良く、ダビド王がよく見える。反対を返せば緊張した顔がよく見えて誤魔化しが効かないのだ。
“ウォーーーー!!!”
“ピューピュー!!!”
今から戦ってくる兵士達はおよそ3千。普通一般的には“3千”というのは少ないのだが、ここは歴戦を戦ってきた兵士達。
3千という兵士達は十分すぎる戦力なのだ。だが、未知数のスペニア国となると話は別。
“やってやるぞ!”と興奮する部分と“この戦い、全滅するかもしれない…”と不安な部分が入り混じっていた。
そして俺はというと、ダビドが展望台の前で“ガチガチ”固まってしまっていた……。
“なんでだよ……”
さっきから“一緒に行こうぜ【キラン★】”と言って余裕シャクシャクの雰囲気だったけど、
いさ、目の前の兵士達になれば“ガチガチ”になってしまう……。
「……あのさ、さっきの勢いはどこに行ったんだよ?」
俺はダビドに対し白い目で“ジーーーーッ”と見つめていた。
“こんなトップがみんなを束ねているなんて……”呆れてしまうしかないと思うのだが、今は目の前が最優先!!
ダビドがトップとして担ぎ出さないといけない!
「さぁ!ダビド王!すぐに対戦だ!一丁かましたれ」
「……ちょっと、待って!あと10分だけ……」
“ダメだこりゃ……”
もうすぐ対戦が始まるのに……ここで士気を下げると全てがパァになってしまう。
俺は思いっきり背中を叩いた……というよりは、無意識に思いっきり叩いてしまったのだ。
“バシーーーーッ!!!”
城内に響き渡る……そしてダビドは勢いに任せて大きく吹っ飛び展望台から落ちそうになっていた。
「あ、ゴメン……」
俺は悪意はなかったが、ダビドの背中を思いっきり叩いたことについて反省して謝ってしまう…だが、聡明なダビド王である(…と信じたい)
“許してやろう…”と笑顔で発言することを予想して願望しつつダビド王を見る。
……まだ、無言である。しかも、片手に剣を構えようとしている。
「ま、まて!説明してくれ!」
俺は慌てて両手を上げて降伏のポーズをする。ダビドはあいわらずの殺意のオーラであるポーズだ❤︎
「……ほぅ、面白い言い訳をしてくれるんだよなぁ、聞かせてもらおうか」
ダビドは完全に剣を構える。俺も口任せで言ったものの、何を言えば良いのかが分からない。
「…そ、それは」
「それは?」
“ゴクリッ”
と俺の唾を飲み込む音が聞こえた。そして俺はお決まりのポーズの構えをする。
「ゴメンね」
“ブンッ”
俺は咄嗟に避ける…よく見たら、あと数センチ避けたら…あと数秒避けらたらこの世とはオサラバだったに違いない。
「あぶねー……」
「あぁ?◯すよ?」
“あぁ……コレはキレてらっしゃる”
俺はダビドの剣さばきを避けつつも、上手い言い訳を考えていた…と、その時“プッ”という音が響き渡った。そして次々とクスクスし始め、やがて大爆笑と大喝采になっていた。
「な、なんだ……?」
「さぁ……?」
ダビドは俺に対してキレていることを忘れ、聞いている。
「ダビド王、アンタは最高だよ!」
1人だけでは無い……次々と口々に言いながら大喝采をしている。やがて展望台の中心に立ち、静まり返るのを待った。
「みんながいるのに、キレてしまってゴメン!」
ダビドは謝りつつも一礼をした。展望台に率いる兵達は拍手喝采でどんな大きな声でも掻き消されるぐらい歓声になった。
「今からスペニア国と戦争する……正直、どうなるか分からないのが現状だ」
“シーーーン”
と展望台、その周辺は静まる。なんだか重くるしい空気の雰囲気だ。
「ただ、俺に預けて欲しい!俺が先導になって戦って欲しい!未来の子供に笑顔が見せれるよ、誇り高き戦士でいられるよう誓わせて欲しい!行くぞ!!!」
ダビドの剣を高く高く突き上げた。展望台の周囲に集まる兵士達は一斉に大歓声の声で叫び出し、いつまで鳴り響くことはなかった。
メリオ城から1番見渡しが良く、ダビド王がよく見える。反対を返せば緊張した顔がよく見えて誤魔化しが効かないのだ。
“ウォーーーー!!!”
“ピューピュー!!!”
今から戦ってくる兵士達はおよそ3千。普通一般的には“3千”というのは少ないのだが、ここは歴戦を戦ってきた兵士達。
3千という兵士達は十分すぎる戦力なのだ。だが、未知数のスペニア国となると話は別。
“やってやるぞ!”と興奮する部分と“この戦い、全滅するかもしれない…”と不安な部分が入り混じっていた。
そして俺はというと、ダビドが展望台の前で“ガチガチ”固まってしまっていた……。
“なんでだよ……”
さっきから“一緒に行こうぜ【キラン★】”と言って余裕シャクシャクの雰囲気だったけど、
いさ、目の前の兵士達になれば“ガチガチ”になってしまう……。
「……あのさ、さっきの勢いはどこに行ったんだよ?」
俺はダビドに対し白い目で“ジーーーーッ”と見つめていた。
“こんなトップがみんなを束ねているなんて……”呆れてしまうしかないと思うのだが、今は目の前が最優先!!
ダビドがトップとして担ぎ出さないといけない!
「さぁ!ダビド王!すぐに対戦だ!一丁かましたれ」
「……ちょっと、待って!あと10分だけ……」
“ダメだこりゃ……”
もうすぐ対戦が始まるのに……ここで士気を下げると全てがパァになってしまう。
俺は思いっきり背中を叩いた……というよりは、無意識に思いっきり叩いてしまったのだ。
“バシーーーーッ!!!”
城内に響き渡る……そしてダビドは勢いに任せて大きく吹っ飛び展望台から落ちそうになっていた。
「あ、ゴメン……」
俺は悪意はなかったが、ダビドの背中を思いっきり叩いたことについて反省して謝ってしまう…だが、聡明なダビド王である(…と信じたい)
“許してやろう…”と笑顔で発言することを予想して願望しつつダビド王を見る。
……まだ、無言である。しかも、片手に剣を構えようとしている。
「ま、まて!説明してくれ!」
俺は慌てて両手を上げて降伏のポーズをする。ダビドはあいわらずの殺意のオーラであるポーズだ❤︎
「……ほぅ、面白い言い訳をしてくれるんだよなぁ、聞かせてもらおうか」
ダビドは完全に剣を構える。俺も口任せで言ったものの、何を言えば良いのかが分からない。
「…そ、それは」
「それは?」
“ゴクリッ”
と俺の唾を飲み込む音が聞こえた。そして俺はお決まりのポーズの構えをする。
「ゴメンね」
“ブンッ”
俺は咄嗟に避ける…よく見たら、あと数センチ避けたら…あと数秒避けらたらこの世とはオサラバだったに違いない。
「あぶねー……」
「あぁ?◯すよ?」
“あぁ……コレはキレてらっしゃる”
俺はダビドの剣さばきを避けつつも、上手い言い訳を考えていた…と、その時“プッ”という音が響き渡った。そして次々とクスクスし始め、やがて大爆笑と大喝采になっていた。
「な、なんだ……?」
「さぁ……?」
ダビドは俺に対してキレていることを忘れ、聞いている。
「ダビド王、アンタは最高だよ!」
1人だけでは無い……次々と口々に言いながら大喝采をしている。やがて展望台の中心に立ち、静まり返るのを待った。
「みんながいるのに、キレてしまってゴメン!」
ダビドは謝りつつも一礼をした。展望台に率いる兵達は拍手喝采でどんな大きな声でも掻き消されるぐらい歓声になった。
「今からスペニア国と戦争する……正直、どうなるか分からないのが現状だ」
“シーーーン”
と展望台、その周辺は静まる。なんだか重くるしい空気の雰囲気だ。
「ただ、俺に預けて欲しい!俺が先導になって戦って欲しい!未来の子供に笑顔が見せれるよ、誇り高き戦士でいられるよう誓わせて欲しい!行くぞ!!!」
ダビドの剣を高く高く突き上げた。展望台の周囲に集まる兵士達は一斉に大歓声の声で叫び出し、いつまで鳴り響くことはなかった。
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