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第6巻 巨大、メビオス王国
第2章 メリオス決戦No.8
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「えぇい!頭が高い!!誰だと思っておるのか!!」
「おい!待て!そいつはヤバい!」
私は慌てて、オババの側に駆け寄って制した。それでもオババは力強く“もう高齢者のでは?”と思えるほどである。
「ったく、王様も王様じゃ!!王様の威厳がないから舐められるんじゃ!!」
「もういいから!」
俺は焦っていた…いくら魔族に知識がなかったとしても“魔族は人間の上”ということは分かっているはずだ…どうしたんだ?
と、その時突然、オババが私の胸に飛びかかってきた。オババは大声で発狂し出すと同時に小さな声でボソボソと喋り出す。
「(このオババが発狂的な声をしていたのであれば“領域”は解けるはず、そのうちに早く逃げて下され)」
私は思わずビックリして、オババの顔を見る。オババも覚悟の顔を決めたのか軽く頷く。
だが、私は逆で“どうしたら一緒に生き残れるのか?”を必死にフル回転していた……今、思えばそれは甘い考えなのだが…。
「なに言って……グフッ」
オババは私に向かった直後に、銃みたいなものが胸に突き刺さる。“えっ?”と思った瞬間、銃が辿ったのと逆方向…つまり、ジョゼの方へ銃の形をした姿がそこにはあった。
私は怒りの感情を湧き起こる前に、走ってオババの元へ走った…急いで、全速力で走った!
「オババ!なにしているんだよ!お前はそんな所で死ぬはずではないぞ!」
私は無意識に大きな声で叫んでいた。敵であるジョゼのことを忘れるぐらいに…。
「…お、おぉ、ダビド王よ。最後の最後まで失敗してしもうた……ホントに申し訳ない」
オババはか細い声で謝罪した…謝罪してしまった。私も“そんなことはない!そんなことはない!”と言って、自然と涙が溢れ落ちる。
「ほ、ホントに申し訳ないがのぅ…ジョゼの元へ連れていってくれんかのう」
それを聞いた私は大きく頷き、ジョゼの元へは歩き始める。それはまるで死ぬ寸前に“何でも叶えてあげたい!”という親心みたい感覚であった。
そして、ジョゼはニヤニヤとコチラの方へ向いている。本当は憎たらしかったが“オババの想いを踏みにじってはいけない…”と思い、無言でジョゼの元へ歩く。
「ジョゼというたかのう……ホントに申し訳ないが、見逃してくれん……」
そう言って直後、ジョゼが指先の光線が解き放たれる…その光線はオババの頭部に命中し、頭が吹っ飛んでしまった。
いわゆる絶命である。
「なんで、ババのことを聞かないといけないのかよ!あっ、ババは死んだか?
あはは!!!あはは!!!」
私は呆然と立っていた…怒りも悲しみもない。ただ、呆然と…。
他の王では、血飛沫が飛び散ってご遺体から離れるかもしれない…だが、オババのことはそうでもなかった。ただ、両手を強く握り締めて膝を崩れ落ちてしまうのであった。
「あれ?悲しいの?悲しまなくて良いよ。だって、私に殺されるんですから!
あはは!!あはは!!」
悲しみに打ちの召された時には悲惨になっていたが、それ聞いた直後から段々と腹が立ち“一太刀でもいいから対決しよう!”と思い、剣を構えている…しかも、涙が出ているのを隠さずに両手で…。
「おや?得意の剣ですか?では、その得意な剣で楽しませて下さいね。最後まで立っているのは私ですけどね」
“あはは!!”と盛大に笑ってみせる。その反面、私は真剣に集中を研ぎ澄ましていた。
「素晴らしい!その構えなんて“並大抵の覚悟”を決めたものではないんです!楽しませて下さいね!」
ーー数分後、
“カキン!カキン!”
とこだまする。ジョゼの顔には“つまらん!”という顔が見て取れる。
だが私は焦っていた。何故なら“一太刀でも”という気持ちで戦闘に入ったのだが、掠りもしないという感じだったからだ。
「もういいでしょう?飽きてしまったから終わりにしますよ」
そう言うとジョゼは素早く切り裂き、鎧は真っ二つになってしまった…私は血飛沫が大量に出血しその場で倒れてしまう。
「……ガルシア、お願いだ。助けてくれ」
今思うと、無意識に口走っていたのかもしれない。だが、無意識でも心の底から想ってしまったのだ。
“カキン…ピキピキ…”
まるで魔法が壊れるような錯覚を陥っている、その時だった!ガルシアとシルバードラゴンが姿を表したのだ。
「コレは夢か?」
「夢じゃねーよ……頑張ったなぁ。ゆっくり休め」
そう言うとガルシアはジョゼの方へ向かいこう言った。
「“魔族協定”はオマエの違反により破棄になった!ゆっくり味わって殺すから。覚悟しとけ!」
ガルシアは鋭い目線でジョゼの方へ向いていた。
「おい!待て!そいつはヤバい!」
私は慌てて、オババの側に駆け寄って制した。それでもオババは力強く“もう高齢者のでは?”と思えるほどである。
「ったく、王様も王様じゃ!!王様の威厳がないから舐められるんじゃ!!」
「もういいから!」
俺は焦っていた…いくら魔族に知識がなかったとしても“魔族は人間の上”ということは分かっているはずだ…どうしたんだ?
と、その時突然、オババが私の胸に飛びかかってきた。オババは大声で発狂し出すと同時に小さな声でボソボソと喋り出す。
「(このオババが発狂的な声をしていたのであれば“領域”は解けるはず、そのうちに早く逃げて下され)」
私は思わずビックリして、オババの顔を見る。オババも覚悟の顔を決めたのか軽く頷く。
だが、私は逆で“どうしたら一緒に生き残れるのか?”を必死にフル回転していた……今、思えばそれは甘い考えなのだが…。
「なに言って……グフッ」
オババは私に向かった直後に、銃みたいなものが胸に突き刺さる。“えっ?”と思った瞬間、銃が辿ったのと逆方向…つまり、ジョゼの方へ銃の形をした姿がそこにはあった。
私は怒りの感情を湧き起こる前に、走ってオババの元へ走った…急いで、全速力で走った!
「オババ!なにしているんだよ!お前はそんな所で死ぬはずではないぞ!」
私は無意識に大きな声で叫んでいた。敵であるジョゼのことを忘れるぐらいに…。
「…お、おぉ、ダビド王よ。最後の最後まで失敗してしもうた……ホントに申し訳ない」
オババはか細い声で謝罪した…謝罪してしまった。私も“そんなことはない!そんなことはない!”と言って、自然と涙が溢れ落ちる。
「ほ、ホントに申し訳ないがのぅ…ジョゼの元へ連れていってくれんかのう」
それを聞いた私は大きく頷き、ジョゼの元へは歩き始める。それはまるで死ぬ寸前に“何でも叶えてあげたい!”という親心みたい感覚であった。
そして、ジョゼはニヤニヤとコチラの方へ向いている。本当は憎たらしかったが“オババの想いを踏みにじってはいけない…”と思い、無言でジョゼの元へ歩く。
「ジョゼというたかのう……ホントに申し訳ないが、見逃してくれん……」
そう言って直後、ジョゼが指先の光線が解き放たれる…その光線はオババの頭部に命中し、頭が吹っ飛んでしまった。
いわゆる絶命である。
「なんで、ババのことを聞かないといけないのかよ!あっ、ババは死んだか?
あはは!!!あはは!!!」
私は呆然と立っていた…怒りも悲しみもない。ただ、呆然と…。
他の王では、血飛沫が飛び散ってご遺体から離れるかもしれない…だが、オババのことはそうでもなかった。ただ、両手を強く握り締めて膝を崩れ落ちてしまうのであった。
「あれ?悲しいの?悲しまなくて良いよ。だって、私に殺されるんですから!
あはは!!あはは!!」
悲しみに打ちの召された時には悲惨になっていたが、それ聞いた直後から段々と腹が立ち“一太刀でもいいから対決しよう!”と思い、剣を構えている…しかも、涙が出ているのを隠さずに両手で…。
「おや?得意の剣ですか?では、その得意な剣で楽しませて下さいね。最後まで立っているのは私ですけどね」
“あはは!!”と盛大に笑ってみせる。その反面、私は真剣に集中を研ぎ澄ましていた。
「素晴らしい!その構えなんて“並大抵の覚悟”を決めたものではないんです!楽しませて下さいね!」
ーー数分後、
“カキン!カキン!”
とこだまする。ジョゼの顔には“つまらん!”という顔が見て取れる。
だが私は焦っていた。何故なら“一太刀でも”という気持ちで戦闘に入ったのだが、掠りもしないという感じだったからだ。
「もういいでしょう?飽きてしまったから終わりにしますよ」
そう言うとジョゼは素早く切り裂き、鎧は真っ二つになってしまった…私は血飛沫が大量に出血しその場で倒れてしまう。
「……ガルシア、お願いだ。助けてくれ」
今思うと、無意識に口走っていたのかもしれない。だが、無意識でも心の底から想ってしまったのだ。
“カキン…ピキピキ…”
まるで魔法が壊れるような錯覚を陥っている、その時だった!ガルシアとシルバードラゴンが姿を表したのだ。
「コレは夢か?」
「夢じゃねーよ……頑張ったなぁ。ゆっくり休め」
そう言うとガルシアはジョゼの方へ向かいこう言った。
「“魔族協定”はオマエの違反により破棄になった!ゆっくり味わって殺すから。覚悟しとけ!」
ガルシアは鋭い目線でジョゼの方へ向いていた。
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