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第2巻 親友との誓い
第3章 他国の事務次官 No.4
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カルロスは“キョロキョロ”と見渡す。
ここ『王室』はトゥリオ王の希望で“プライベートだから、防音をしっかり!”とのことで、大規模な工事が行われた。だが、大きな声を出す実験で小さな声が、わずかながら聞こえた。
それに激昂したトゥリオ王は責任監督である、貴族を処刑し、その貴族もろとも一家追放した。
それでも部屋の音が聞こえるのが気になり、王室半径50メートルもしくは、一部信頼をおける貴族のみとなった。
「誰にもいないようなので、話をしても良いですよ」
カルロスは誰にもいないことに安心したのか、トゥリオのことに集中して、ゴマすりをし始めた。
「いや~ガストンの相方の……なんだったかなぁ?たしか……そう、ガルシア!ガルシアって本当にムカつきますよね!?」
カルロスは“ニコニコ”しながら、またもや両手でスリスリしていた。まるで、典型的なゴマすり小僧だ。
「本当、そうじゃ!アレは本当にムカつく。人が平等と思って…我のことを平等に思っておるのか?王と騎手じゃぁ、天と地の差があるぞよ!全く、それが分かっていない!」
トゥリオ王は苛立ちでイスの肘掛けに置いてある指を“トントン”とし始めた。
「ですよね~その根本が分かっていない!本当のアホですよ。あ~早く◯ねば良いのに…ねぇ、トゥリオ様!」
カルロスは両手で指を差し笑顔でトゥリオを差して見せた。
「……なんじゃ?それって、バカしとるのか?」
トゥリオ王は白い目でカルロスの方に向いた。
「イヤイヤ、そんなことはないですよ⁉︎
ホラ、昔、よく流行ったじゃないですか。その名残ですよ!」
トゥリオ王もまだ、疑いの目で見ていた。そしてカルロスは又、その弁明に必死になって言い訳をしていた。
「まぁ、良い。とにかく、ガルシアはここで殺すのが確定した。ただ、どう死ぬか?すぐに殺すのも味気ない…カルロス。何かいい案はないか?」
カルロスはガルシアの殺害事項が決定した。
“そもそも、初めっからガルシアは気にくわはない。だから、王になる前にどこかウィークポイントを突いて、この世からいなくなってやろう”とカルロスが心に秘めていた。
「そうですね……」
カルロスは考えているフリをしていた。
そもそも、ガルシアの確定事態はカルロスの確定事項なので凄く嬉しいが、騎手のトップである騎士隊長、ガストが共倒れをしてくれればと思い、ここ半年この案を練りに練って考えていた。それが、ここで発揮するのだ。
だが、すぐにこの案を発表したらすぐに却下になるだろう。なぜなら、トゥリオは自分が目立ちたいだけだからである。
トゥリオが“もうこれ以上、いい案が浮かばん”となったらゴーサインだ。
「あっ!町中、ガルシアを監視して弱み脅して殺すとかはどうですかね?」
カルロスは目を輝いているフリをしながら“僕って凄い⁉︎”という顔をした。
「却下じゃな」
勿論、第一案はどんないい案があったとしても、却下なのは分かりきっていた。むしろ、ハードが低ければ、低いほどこの案が確定する確率も上がってくる。
「う~ん、何かいい案がないかなぁ…」
カルロスは考えているフリをして腕組みをし、目を瞑る。
「カルロスはこんなピンチに限っていい案が浮かんでくるからのう。ほれ、早く出さんか」
トゥリオ王はカルロスに対して期待するイメージで“何かいい案がないのか?”を求めた。そしてカルロスも“ここだ!”という最高のタイミングで出してくる。
「では、ガストンの指示でガルシアを殺すっていうのはどうでしょうか?」
カルロスは不気味な顔でこの提案を出してきた。いわゆる、将棋でいう“王手”である。だが、トゥリオ王はあまり良い顔をしなかった。
「凄く良い案じゃのう…だが、この案は一歩間違えたら、最後じゃからのう」
“仕方がない。ここは奥の手で使うとするか”とカルロスはその提案を奥の手として出してきた。
「そう思いますよね。しかし、まだこの案の続きがあります。トゥリオ様、少しお耳を貸して頂けないでしょうか?」
「なんじゃ?」
カルロスが最後の一撃を差すべく、トゥリオの耳に囁く。最初は険しい顔だったが、徐々に顔が笑顔になり、最後は高揚感に達した。
「カルロス、お前凄いのう!あと、お前に任せる!いいか、どんな素晴らしい案でも途中で気づかれたら、全部おじゃんじゃ。気を抜くでないぞ」
「はっ、承知しました!」
“これでガストン、ガルシアの殺害することの提案が通った!”
カルロスは内心、心を踊りたい気分になってしまった。だが、トゥリオが言うように、ここで気を引き締めなければ、全て水の泡だ。
カルロスは心踊りつつ、最後のピースまで気を引き締めなければならなかった。
ここ『王室』はトゥリオ王の希望で“プライベートだから、防音をしっかり!”とのことで、大規模な工事が行われた。だが、大きな声を出す実験で小さな声が、わずかながら聞こえた。
それに激昂したトゥリオ王は責任監督である、貴族を処刑し、その貴族もろとも一家追放した。
それでも部屋の音が聞こえるのが気になり、王室半径50メートルもしくは、一部信頼をおける貴族のみとなった。
「誰にもいないようなので、話をしても良いですよ」
カルロスは誰にもいないことに安心したのか、トゥリオのことに集中して、ゴマすりをし始めた。
「いや~ガストンの相方の……なんだったかなぁ?たしか……そう、ガルシア!ガルシアって本当にムカつきますよね!?」
カルロスは“ニコニコ”しながら、またもや両手でスリスリしていた。まるで、典型的なゴマすり小僧だ。
「本当、そうじゃ!アレは本当にムカつく。人が平等と思って…我のことを平等に思っておるのか?王と騎手じゃぁ、天と地の差があるぞよ!全く、それが分かっていない!」
トゥリオ王は苛立ちでイスの肘掛けに置いてある指を“トントン”とし始めた。
「ですよね~その根本が分かっていない!本当のアホですよ。あ~早く◯ねば良いのに…ねぇ、トゥリオ様!」
カルロスは両手で指を差し笑顔でトゥリオを差して見せた。
「……なんじゃ?それって、バカしとるのか?」
トゥリオ王は白い目でカルロスの方に向いた。
「イヤイヤ、そんなことはないですよ⁉︎
ホラ、昔、よく流行ったじゃないですか。その名残ですよ!」
トゥリオ王もまだ、疑いの目で見ていた。そしてカルロスは又、その弁明に必死になって言い訳をしていた。
「まぁ、良い。とにかく、ガルシアはここで殺すのが確定した。ただ、どう死ぬか?すぐに殺すのも味気ない…カルロス。何かいい案はないか?」
カルロスはガルシアの殺害事項が決定した。
“そもそも、初めっからガルシアは気にくわはない。だから、王になる前にどこかウィークポイントを突いて、この世からいなくなってやろう”とカルロスが心に秘めていた。
「そうですね……」
カルロスは考えているフリをしていた。
そもそも、ガルシアの確定事態はカルロスの確定事項なので凄く嬉しいが、騎手のトップである騎士隊長、ガストが共倒れをしてくれればと思い、ここ半年この案を練りに練って考えていた。それが、ここで発揮するのだ。
だが、すぐにこの案を発表したらすぐに却下になるだろう。なぜなら、トゥリオは自分が目立ちたいだけだからである。
トゥリオが“もうこれ以上、いい案が浮かばん”となったらゴーサインだ。
「あっ!町中、ガルシアを監視して弱み脅して殺すとかはどうですかね?」
カルロスは目を輝いているフリをしながら“僕って凄い⁉︎”という顔をした。
「却下じゃな」
勿論、第一案はどんないい案があったとしても、却下なのは分かりきっていた。むしろ、ハードが低ければ、低いほどこの案が確定する確率も上がってくる。
「う~ん、何かいい案がないかなぁ…」
カルロスは考えているフリをして腕組みをし、目を瞑る。
「カルロスはこんなピンチに限っていい案が浮かんでくるからのう。ほれ、早く出さんか」
トゥリオ王はカルロスに対して期待するイメージで“何かいい案がないのか?”を求めた。そしてカルロスも“ここだ!”という最高のタイミングで出してくる。
「では、ガストンの指示でガルシアを殺すっていうのはどうでしょうか?」
カルロスは不気味な顔でこの提案を出してきた。いわゆる、将棋でいう“王手”である。だが、トゥリオ王はあまり良い顔をしなかった。
「凄く良い案じゃのう…だが、この案は一歩間違えたら、最後じゃからのう」
“仕方がない。ここは奥の手で使うとするか”とカルロスはその提案を奥の手として出してきた。
「そう思いますよね。しかし、まだこの案の続きがあります。トゥリオ様、少しお耳を貸して頂けないでしょうか?」
「なんじゃ?」
カルロスが最後の一撃を差すべく、トゥリオの耳に囁く。最初は険しい顔だったが、徐々に顔が笑顔になり、最後は高揚感に達した。
「カルロス、お前凄いのう!あと、お前に任せる!いいか、どんな素晴らしい案でも途中で気づかれたら、全部おじゃんじゃ。気を抜くでないぞ」
「はっ、承知しました!」
“これでガストン、ガルシアの殺害することの提案が通った!”
カルロスは内心、心を踊りたい気分になってしまった。だが、トゥリオが言うように、ここで気を引き締めなければ、全て水の泡だ。
カルロスは心踊りつつ、最後のピースまで気を引き締めなければならなかった。
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