悪魔と契約~処女の好奇心は危険と隣り合わせ~

ぴぴみ

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夢の終わり

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 そこからは正にめくるめく愛欲の世界だった。マリーは何度、もうやめて、もう無理と言ったか分からない。

 もちろん悪魔も使い魔くん(人型)も聞いてはくれなかったが。

 気怠い身体は、もうとても動かせそうになくベッドの上でマリーが微睡んでいると、髪を優しくすいてくれる手の感触を感じた。

 うっすらと眼を開けると、悪魔が優しい瞳でこちらを見ている。微笑む顔ですら、いつもの馬鹿にしたような感じではなくて。

 マリーは勘違いしそうになってしまう。愛されていたのではないかと。

(…!っそんなの反則…!)

 マリーは思わず手で顔を覆った。

「どうかしたか?」

 悪魔が不思議そうに言う。

「何でもない…!」

 マリーはそう言って枕にぼすんと顔を押し付けた。

 悪魔がおかしそうに笑う。

「変な奴だな…。…まあ夢の中だっていうのにバテてるのも笑えるが」

「精神的に疲れたの…!」

 マリーは思わず言い返した。

「ほぉー?まだそれだけ言えるなら大丈夫そうだな?」

 悪魔が愉しそうに笑う。

(─火をつけてしまった…!)

 そう気づいてももう遅い。悪魔は止まりそうに無かったのだから。

***
 
 マリーは外から丸見えのバスルームの中で、悪魔の命令を聞いていた。
 
 どうしても抗えなかったために。

 ギリギリまで追いたてられ、身体は後一歩で絶頂を迎えそうなのに悪魔は何もしない。思わず、蜜を垂れ流す秘部に手を伸ばそうとした。
 そんな彼女の手を掴み、彼は言った。

「どうせなら、あそこでやれよ」

 そして今、マリーは悪魔が見守る中、指を抜き差しし必死で快感を拾おうとしていた。
彼女の指の長さではどうしても、良いところに届かず悔しい思いをする。

「う…んぅう……はぁあ…ぅん」
 
 足にも力が入らなくなってきた。両足が痙攣する。

 今にも床に崩れ落ちようとしている身体を寸でのところで受け止めて悪魔は言った。


「よく頑張ったな。気持ちよくさせてやる」


 それからは悪魔の思うがままに、なかされるだけだった。


***

 眠るマリーの額に軽く悪魔はキスをした。

「…幸せにな」

 様々な思いを押し込めて、それだけ言い、悪魔は去っていった。

 彼が再び戻ってくることはない。

 何も知らないマリーは未だ夢の中。

 起きてからどうするのか、それは全て彼女次第。

─会うも会わないも、それはマリーの選択なのだから。
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