死神さんはふじみちゃんを殺したい

ポチの助

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おはようございます。死んでください

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前回のあらすじ

死神が襲いにかかってきたのでアッパーをお見舞した


━━━━━━━━━


私は検査入院を終え

実家に帰ることになった


不治の病で余命いくばもないと言われた私が

今ではピンピンしてて病気も何も無い


これには看護師と医者も目を見開いて驚いた


そして退院し

父の運転する車で実家に帰ると、父と母が私の退院祝いをしてくれた


とても楽しい1日で

健康って本当に素晴らしいと私は心からそう思った


あれから3日後

私は自宅学習をしている


今更私が学校に行っても浮くだけで馴染むわけが無い

みんなに気を使わせるだけだし

第一居心地が悪く勉強に集中なんて出来る筈がない


両親も私に気を使って

自宅学習を認めてくれた





私は軽く勉強をした後、床に就く事にした


そういえばあの死神あれから現れてないな

まぁ出てこない方が私にとっては有難いけど


私はそんな事考えてベッドに入ると

いつの間にか眠ってしまった


ガサ ...ガサ....


ん?なんだろう音が...?


私は真夜中に謎の音で目が覚めて

自分の部屋を見渡すと.....


あの死神がいた!!


不二見「なに....やってるんですか?ここ私の家ですけど...」


死神「あひぃ!!び、びっくりしたァ!!」


不二見「いや、びっくりしたのは私の方ですけど!」


死神「え、えっとぉ...じゃじゃーん!寝起きドッキリ!!どうです?驚いた!?」


不二見「嘘つけ!それに仕掛ける側が1番驚いてたでしょうが!」


死神「あーくそぉ!!まさか起きるとは!!寝込みを襲い殺すという私の計画がお釈迦じゃないですか!...こういう時はお釈迦じゃなくて死神って言った方がいいんですかね?」


不二見「そんなこと知るかああ!!!」


死神「ぐへぇ!!!」


私は思いっきり死神の顔面にグーパンをぶち込んだ


死神「ごふぅ...!はぁはぁ...まさか死神の私に2度も攻撃を当てるとは...!不二見さん、貴女は死神を殺す死神と言った所ですか..!!おええええ」


不二見「なんですかそんな変な異名!ヘンテコなあだ名つけないでください!そして吐くなああ!」


不二見「とりあえず帰ってください!迷惑ですから!」


死神「はい分かりました。という訳にはいかないんですよ!」


死神「不二見さんを殺して、八つ裂きにして、3日前の恨みを晴らして、火葬されて骨になってその骨を粉々にするまで帰れないんです!」


不二見「私への殺意高すぎませんか!??」


死神「とりあえず死んでください!!」


不二見「とりあえずで死ねるか!」


不二見「それに前に私を殺そうとした時、私に傷1つ付ける事が出来なかったのを忘れたんですか!?」


死神「くくっ...確かにあの時は失敗しました...!しかし!!私は考えました!」


死神「私の攻撃が届かなかったのは不二見さん!貴女が私の殺意を感じとっていたからでは無いからかと!」


死神「ならば寝ている時、無防備になっている時なら不二見さんを殺せる!という答えを導き出しました!」


死神「って言うことで不二見さん寝てください!夜更かしは美容の天敵ですよ!寝ましょう!寝ろ!!サービスで子守唄も歌いますよ!ねんねんころり~なんちゃら~」


不二見「寝れるか!!私を殺そうとしてる殺人鬼が目の前に居るのに寝られるか!」


死神「殺人鬼じゃありません!私は死神!死神デス!苦しまずに殺すと言ってるので殺人鬼より私優しいですよ」


不二見「そんな優しさいらねえええ!」


死神「ええい!こうなったら強硬手段!」


そういうと死神はボディバッグからスタンガンを取りだした


死神「ふふふ...!これなんだと思いますか?」


不二見「スタンガン?」


死神「そう!スタンガン!大正解!!」


見ればわかるよ!


死神「でもこれただのスタンガンじゃないんですよ!当たれば痛みも無く即あの世いき!死神スタンガンです!」


不二見「普通のスタンガンも当たり所が悪ければ死んじゃうような....」


死神「このスタンガンは手にあたっても死んじゃうんです!」


不二見「っていうかさっき寝ろとか言ってたのはどうしたんですか!?」


死神「いや、私不二見さんを寝むらせる道具とか持ってないんで。もうこうなったらヤケクソで殺そうかなぁと思いまして」


不二見「ヤケで殺そうとしないでください!人の命なんだと思ってるんですか!?」


死神「まぁまぁ...さて!スタンガンだと正解した不二見さんにはご褒美をあげないっと!!!」


そういうと死神はスタンガンを構えたまま

私目掛けて突っ込んできた


しかし、案の定私に触れる前に

目に見えないバリアの様なものがバチバチと音を立てながら私とスタンガンを隔てていた。


死神「ちっ!やっぱり当たりませんか...!」


そう言うと死神は後ろに軽くジャンプをし


死神「分かってはいましたよ...!なら!当たるまでやってやります!!」


そういうとボディバッグからもうひとつスタンガンを取りだした


不二見「スタンガンが2つ!?」


死神「ふふふ!これぞ私の真の実力!!覚悟の準備はいいですね...!行きますおおおお!」


そう言って再度私に向かって走ってきたが


死神「届けぇぇぇぇ!!....えっ!??」


死神「アババババ!!!!」ビリビリビリ!


....よく分からないけど死神が私に近付いた時

目に見えないバリアみたいな物から電気が流れ、死神が感電して倒れた


不二見「えーっと....生きてます?」


私は生死を確認するため

死神をつついてみた


死神「うぇぇ....星が回ってるぅ....」


うん、呼吸もしてるし生きてるみたいだ

大丈夫そうだし、そのままにして寝よう


━━━━━━━━━━━━━





死神「はっ!!!さっきまでお花畑にいたような気が!?」


死神「...ってここはあれ、これ毛布..?」


死神には毛布がかけてあった


不二見「目が覚めたんですね。もう朝ですよ」


死神「えーっと...そうだ!不二見さんを殺そうとしたら何故か電流が私に流れてそれで私...気絶して...!」


死神(まさかあのバリア、私のスタンガンの電流を吸って逆に攻撃に転化してきた!?)


死神「....まさかこの毛布不二見さんがかけたんですか!?」


不二見「えぇ、風邪ひいたら可哀想と思ったので」


死神「ぬううう!まさか殺そうとした相手から情けをかけられるとは!死神失格ですよ!!」


不二見「私に殴られてる時点で失格では....?」


死神「ぐっ..!!と、とにかく毛布有難ございます!でもこんな事しても殺すのはやめませんけどね!」


不二見「死神って恩を仇で返すのが礼儀なんですか?」


死神「ぐぉぉ!!!言わないでくださいいい!!」


不二見「それより、なんで私をそんなに殺したいんですか!?理由を聞かせてください」


死神「不二見さんを...殺したい理由...?」


そういうと死神の目は鋭くなり

声も低くなり、雰囲気がまるで別人のように変わった


死神「私が不二見さんを殺したい理由は簡単ですよ。」


不二見「...ゴクッ」


死神「不二見さん。貴女という存在が人を殺す事になるからです。」


不二見「私が....人を殺す..!?」


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