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7話 必要な嘘
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医務室へ立涌を連れて行くと、医療部隊も不思議そうな表情をしながらも、開いているベッドに連れて行くと、処置を始めてくれた。
他の兵隊の処置を終えた杉原が出てくると、無造作にカゴに放り投げられた制服の肩章に驚いたようにそれを凝視してから、連れてきたであろう牧野へ目をやった。
「バカなんですか!? 中尉ですよ!? 外勤になってるような奴とはいえ、中尉ですよ!?」
中に聞こえないように廊下で事情を聞いた杉原は、ありえないとばかりに顔を真っ青にしながら牧野へ迫っていた。
「う゛ーん……それは、まぁ、うん……うん……」
人間同士であっても大問題だが、これがもっとデリケートな問題であるヴェノリュシオンたちが起こしてしまったというのは、もっと問題だった。
いっそのこと、その辺の変異種の餌にしてしまった方が早々に片付きそうなくらいには。
「だったら、せめてP03が」
「ヤダ」
「即っ……!! まぁ、そりゃ、そうですね」
どう考えても、先程の爆発音の原因は立涌だ。彼女たちにとって、立涌は自分たちを襲ってきたような敵だ。そんな相手を助ける気など起きるわけがない。
むしろ、そうまでしても助けようとしたのなら、心配になる。
「チューイってそんなに大変なの?」
「俺が知るわけないだろ」
「なんか偉いらしいよ。この前のオッサンより偉いんだって」
「肉になったら変わらないだろ」
「量はいっぱい取れそうだね」
物騒な会話になっているヴェノリュシオンたちから顔を逸らし、小さく深呼吸をすると、今までの会話を全て聞かなかったことにした。
自分はあくまで怪我人を治療する医療部隊。駐屯地内のいざこざには関わらない。
「いい性格してんな……お前」
「処世術を学んだと言ってください」
「お医者様は頭が良いようで羨ましい限りです」
精一杯の皮肉を込めて返す牧野に、杉原は笑顔だけを返すと、処置室に戻っていった。
処置室のベッドはそのほとんどが埋まっており、どうやら例の変異種に襲われた部隊が怪我をしながらも戻ってきているようだった。
詳しい死傷者数を確認したわけではないが、少しでも助かったのならよかったと、目をやっていれば、ふと目に入ったそれら。
「…………」
足に包帯を巻いている者が多い。
地面を這う巨大な変異種だ。怪我は下半身に多いのだろう。だとすれば、例え生きていても、動けない兵士の方が多いはず。つまり、自力で歩いて帰って来られるはずがない。
だが、実際は、この部屋に運び込まれている。駐屯地の周りには変異種の侵入を防ぐ柵があり、有刺鉄線が張り巡らされ、正式な出口には監視が立っている。
そこから森に出る部隊は確認されているし、そもそも現在、彼らを助けるために外へ出ることが許されている部隊はない。
もし、命令を無視した数人が柵を乗り越えたのなら、周囲を見張っている兵士から報告が入る。なにより、武器もない少人数が動けない人間を抱えて、それらの柵を越えられることは難しい。
だが、ここには、それらの可能な者が存在する。
「!」
牧野の視線に気が付いた部隊の隊長が、目を見開き、慌てて姿勢を正すと、声を上げた。
「牧野軍曹!! 帰還報告が遅れてしまい、申し訳ありません!!」
「構わない。それより、お前たち――」
「自力で帰還致しました!!」
牧野の言葉を遮るように答えた部隊長に、周りにいた兵士たちも、慌てたように頷く。
「そ、そうです! 我々が肩を貸して、運び込みました!!」
その上、廊下の外にいた兵士までも、体を乗り出すように答え、勢いだけで矢継ぎ早に牧野迫る。
その様子に、その言葉が真実だと思う指揮官はいないだろう。
勢いだけで頷かせてしまおうという強引な説得。隠すつもりすらあるかが怪しい。
だが、便宜上の真実の報告に、牧野は一度目を閉じると、ゆっくりと口を開いた。
「全員で同じ報告をしなくていい」
確かに、まだヴェノリュシオンたちに怯える兵士はいる。
「怪我人は大人しく寝てろ」
だが、受け入れてくれる兵士たちもいる。
「お前たちも、とっとと持ち場に戻れ」
逃げるように小走りに廊下を走る兵士たちは、心配そうにヴェノリュシオンたちを振り返りながら足を止めようとする彼らへもう一度戻れと命じれば、ようやくその場を離れて行った。
背中に感じる視線は、静かに閉じた扉と共に消える。残ったのは、こちらを見上げる五つの視線。
「お、俺たちはなにもしてないよ!」
G45が少しだけ上擦った声で、聞いてもいないことを答える様子に、三人が呆れたように視線を逸らし、ひとりは苦笑を零した。
緊張した面持ちで、牧野の言葉を待つG45の前に屈むと、小さく口を開きかけては、一度口を閉じ、眉を下げた。
「そうか」
小さく呟かれた言葉に、G45は嬉しそうに目を輝かせ、口を開きかけたが、直後ふたつの手がその口を塞いだ。
「ん゛ん゛~~っ!?」
「バカはこれ以上口を開くな。バカ」
「墓穴は自分の分だけにしときなよ」
「G、しーっ」
O12とT19はともかく、P03に注意されるのは素直に聞くらしく、大人しくなったG45は、素直に口を閉じている。
本当は、どうして彼らを助けたのか、聞きたかった。人間を許せたのか。
人間を許せているはずがないと思っているのは、自分だけなのか。
だが、もし、人間を助けることに協力してくれるのならば、仲間を助けてほしいと。
この行為は、明らかな命令違反だ。一度目はともかく、二度目も嘘をついてくれるとは限らない。
どれだけ些細であろうと、命令違反をするヴェノリュシオンたちの処分は、殺処分だろう。
『もし、彼らが駐屯地内を闊歩することによる弊害が発生するのであれば、然るべき処置を行う許可をする』
脳裏に過ったのは、先程の久留米の言葉。
牧野は、その真意を察すると、声を上げながら頭を抱えた。
そして、意を決したように顔を上げる。
「頼みがある」
ヴェノリュシオンたちを正面から見つめ、
「あの変異種を倒してほしい」
頭を下げた。
他の兵隊の処置を終えた杉原が出てくると、無造作にカゴに放り投げられた制服の肩章に驚いたようにそれを凝視してから、連れてきたであろう牧野へ目をやった。
「バカなんですか!? 中尉ですよ!? 外勤になってるような奴とはいえ、中尉ですよ!?」
中に聞こえないように廊下で事情を聞いた杉原は、ありえないとばかりに顔を真っ青にしながら牧野へ迫っていた。
「う゛ーん……それは、まぁ、うん……うん……」
人間同士であっても大問題だが、これがもっとデリケートな問題であるヴェノリュシオンたちが起こしてしまったというのは、もっと問題だった。
いっそのこと、その辺の変異種の餌にしてしまった方が早々に片付きそうなくらいには。
「だったら、せめてP03が」
「ヤダ」
「即っ……!! まぁ、そりゃ、そうですね」
どう考えても、先程の爆発音の原因は立涌だ。彼女たちにとって、立涌は自分たちを襲ってきたような敵だ。そんな相手を助ける気など起きるわけがない。
むしろ、そうまでしても助けようとしたのなら、心配になる。
「チューイってそんなに大変なの?」
「俺が知るわけないだろ」
「なんか偉いらしいよ。この前のオッサンより偉いんだって」
「肉になったら変わらないだろ」
「量はいっぱい取れそうだね」
物騒な会話になっているヴェノリュシオンたちから顔を逸らし、小さく深呼吸をすると、今までの会話を全て聞かなかったことにした。
自分はあくまで怪我人を治療する医療部隊。駐屯地内のいざこざには関わらない。
「いい性格してんな……お前」
「処世術を学んだと言ってください」
「お医者様は頭が良いようで羨ましい限りです」
精一杯の皮肉を込めて返す牧野に、杉原は笑顔だけを返すと、処置室に戻っていった。
処置室のベッドはそのほとんどが埋まっており、どうやら例の変異種に襲われた部隊が怪我をしながらも戻ってきているようだった。
詳しい死傷者数を確認したわけではないが、少しでも助かったのならよかったと、目をやっていれば、ふと目に入ったそれら。
「…………」
足に包帯を巻いている者が多い。
地面を這う巨大な変異種だ。怪我は下半身に多いのだろう。だとすれば、例え生きていても、動けない兵士の方が多いはず。つまり、自力で歩いて帰って来られるはずがない。
だが、実際は、この部屋に運び込まれている。駐屯地の周りには変異種の侵入を防ぐ柵があり、有刺鉄線が張り巡らされ、正式な出口には監視が立っている。
そこから森に出る部隊は確認されているし、そもそも現在、彼らを助けるために外へ出ることが許されている部隊はない。
もし、命令を無視した数人が柵を乗り越えたのなら、周囲を見張っている兵士から報告が入る。なにより、武器もない少人数が動けない人間を抱えて、それらの柵を越えられることは難しい。
だが、ここには、それらの可能な者が存在する。
「!」
牧野の視線に気が付いた部隊の隊長が、目を見開き、慌てて姿勢を正すと、声を上げた。
「牧野軍曹!! 帰還報告が遅れてしまい、申し訳ありません!!」
「構わない。それより、お前たち――」
「自力で帰還致しました!!」
牧野の言葉を遮るように答えた部隊長に、周りにいた兵士たちも、慌てたように頷く。
「そ、そうです! 我々が肩を貸して、運び込みました!!」
その上、廊下の外にいた兵士までも、体を乗り出すように答え、勢いだけで矢継ぎ早に牧野迫る。
その様子に、その言葉が真実だと思う指揮官はいないだろう。
勢いだけで頷かせてしまおうという強引な説得。隠すつもりすらあるかが怪しい。
だが、便宜上の真実の報告に、牧野は一度目を閉じると、ゆっくりと口を開いた。
「全員で同じ報告をしなくていい」
確かに、まだヴェノリュシオンたちに怯える兵士はいる。
「怪我人は大人しく寝てろ」
だが、受け入れてくれる兵士たちもいる。
「お前たちも、とっとと持ち場に戻れ」
逃げるように小走りに廊下を走る兵士たちは、心配そうにヴェノリュシオンたちを振り返りながら足を止めようとする彼らへもう一度戻れと命じれば、ようやくその場を離れて行った。
背中に感じる視線は、静かに閉じた扉と共に消える。残ったのは、こちらを見上げる五つの視線。
「お、俺たちはなにもしてないよ!」
G45が少しだけ上擦った声で、聞いてもいないことを答える様子に、三人が呆れたように視線を逸らし、ひとりは苦笑を零した。
緊張した面持ちで、牧野の言葉を待つG45の前に屈むと、小さく口を開きかけては、一度口を閉じ、眉を下げた。
「そうか」
小さく呟かれた言葉に、G45は嬉しそうに目を輝かせ、口を開きかけたが、直後ふたつの手がその口を塞いだ。
「ん゛ん゛~~っ!?」
「バカはこれ以上口を開くな。バカ」
「墓穴は自分の分だけにしときなよ」
「G、しーっ」
O12とT19はともかく、P03に注意されるのは素直に聞くらしく、大人しくなったG45は、素直に口を閉じている。
本当は、どうして彼らを助けたのか、聞きたかった。人間を許せたのか。
人間を許せているはずがないと思っているのは、自分だけなのか。
だが、もし、人間を助けることに協力してくれるのならば、仲間を助けてほしいと。
この行為は、明らかな命令違反だ。一度目はともかく、二度目も嘘をついてくれるとは限らない。
どれだけ些細であろうと、命令違反をするヴェノリュシオンたちの処分は、殺処分だろう。
『もし、彼らが駐屯地内を闊歩することによる弊害が発生するのであれば、然るべき処置を行う許可をする』
脳裏に過ったのは、先程の久留米の言葉。
牧野は、その真意を察すると、声を上げながら頭を抱えた。
そして、意を決したように顔を上げる。
「頼みがある」
ヴェノリュシオンたちを正面から見つめ、
「あの変異種を倒してほしい」
頭を下げた。
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