105 / 120
【三章】技術大国プラセリア
54.リンの救出
しおりを挟む
「ぐぉぉぉーーーっ!!」
ガオウの絶叫が鼓膜を揺らす。
砲撃は見事巨人を撃ち貫き、轟々とした激しい魔力の奔流は空の彼方へと消え、音だけが残響となって木霊していた。
砲撃をまともにくらった巨人はというと、上半身と下半身を完全に分断され、地に伏していた。
巨人の体を構成していた泥は、主を失ったかのようにどろどろと重力に従い地面へと広がっている。
「……やったのか?」
いや、本体である魔動人形は頭部に位置していたので、戦闘不能にはなっていないはずだ。
だがさっきからぴくりとも動かない。ショックで気絶しているのだろうか?
「なんにせよ、今がチャンス……だな。――ッ! くそ、頭痛が……!」
あと少し魔動人形が動けばとどめを刺せたのだが、もう魔力が限界のようだった。回復しようにもポーションはすべて使用してしまっている。
なにもしていない状態でも魔力を放出し続けてしまうため、俺はやむを得ずシルバライザーから降りる判断をした。危険だが気絶するよりかはいいだろう。
魔動人形から降りた瞬間、バイクの駆動音が俺の耳へと届く。
「乗れ!」
「おわっ!?」
バイクに乗ってこちらへと走ってきたカティアに腕を掴まれ、そのまま後ろに座らせられた。
……ったく、相変わらず無茶苦茶するなあ。
でも時間的猶予が少ないのも確かだ。ガオウの魔動人形がいつ動き出すかわからない。それまでにリンを救出すればイマジナリークラフターの機能が使えなくなるので、勝ち筋が見えてくる。
「手荒ですまねぇな。仲間のことが気掛かりだろうが、まだ終わったわけじゃねぇ」
「……ああ、わかってる」
ワルキューレは倒れたまま動かない。どうやらシルヴィアは気を失っているようだ。怪我はしていないはずだが、無理をさせてしまったので容態が心配だ。
当然フラムのことも気掛かりだ。巨人の攻撃をまともにくらっていたので、かなり損傷しているはず。それに、二次選考で一緒だった皆の安否も確認したい。
……だが、それらはすべてが終わってからだ。
カティアの言うとおり、今は一刻も早くリンを救出することを優先すべきなのだ。そうしなければ、リンを救うため共に戦った仲間の想いを裏切ることになる。
「――っ! あれだ、あの中にリンがいるはずだ!」
巨人だったものへと近付くと、ガオウの魔動人形が横たわっているすぐ傍に、人間大の球体が転がっていた。
俺とカティアはバイクを降り、膝下までに及ぶ泥でぬかるんだ道を掻き分けながら球体へと歩を進める。
「リンっ! リンっ!」
身体能力の差で、カティアが先に球体へと辿り着き、必死でリンへと呼びかける。
だが、球体からはなにひとつ反応はなかった。業を煮やしたカティアは、球体の開閉口がないかを確認するも、とっかかりのひとつすらないことに絶望する。
「――っくそ! くそっ! 目の前にリンがいるってのに、どうにもならないのかよっ!」
悔しさのあまりか、何度も、何度も、カティアは力いっぱい球体へと拳を打ち付ける。その手からは、血が滴り落ちていた。
「やめろカティア! 素手じゃ無理だって!」
ようやく追い付いた俺は、カティアを羽交い締めにして動きを止めさせた。
カティアも無駄なことだと頭では理解していたのだろう。抵抗するでもなく、すぐにすっと力を抜いた。
「――すまねぇ、頭に血が上っちまった。でもよケイタ、どうすんだよこれ」
「……とりあえず、動かせないか試してみよう。どんなに硬くて重かろうが、球体だし少しでも動けばそのまま転がせるかもしれない」
とりあえずこの場から遠ざかろうと、カティアとふたりで球体を押し出してみようと試みた。
「いくぞ、せーのっ……! むっ、ぐぐぐぐっ……!」
あまり立派ではない筋肉を総動員して、全力で球体を押してみるが、まるでびくともしない。やはり泥の抵抗があって動かすのは無理なのだろうか。
カティアも全体重をかけて目一杯押しているが、ふたりの努力は一向に報われることはなかった。
「はぁ、はぁ……クソッ、びくともしやがらねぇ……!」
「やっぱ、泥の……せいか? はぁ……はぁ」
短時間とはいえ、全力故にかなり疲労感がある。ふたりとも息も絶え絶えになって、額に汗がにじんでいる。
こうなればもう人力ではどうしようもない。俺の魔動人形が使えるようになるまで待つしかないのか?
……いや、ただ無為な時間を過ごすのはやめよう。敵の魔動人形が動き出しかねないんだ、余裕ぶってる場合じゃない。だとすれば他にどんな手段を用いればいいのだろうか。
ふと、ある案が思い浮かぶ。
「……そうだ、中からならどうだ? リンの意識が戻れば、可能性はあるかもしれない」
「そうだな……この球体はガオウの魔動人形が作り出したものだから、中から開くかはわからねぇけど、まだそっちの方がなんとかなりそうだな。で、リンを起こす方法はどうするんだ?」
……提案したのはいいけど、その方法まではまったく考えてなかった。というか、リンは気を失ってるのだろうか。それとも眠っている……?
中からなにも反応がないのでどちらかだとは思うけど、そのへんの状況はどうだったんだろう。
とりあえずその場に居合わせただろうカティアに聞いてみよう。
「なあカティア、そもそもリンは眠っているのか? だとしても、それなりに時間は経っているだろうし、それなりに衝撃もあっただろう。それなら目覚めていてもおかしくないんじゃないか?」
「それはたぶん……そうだな、ケイタには話しておきたい。オレがリンを助けに行ったとき――――」
カティアはGODS本社で起きたことを、神妙な面持ちで話し始めた。
ガオウの絶叫が鼓膜を揺らす。
砲撃は見事巨人を撃ち貫き、轟々とした激しい魔力の奔流は空の彼方へと消え、音だけが残響となって木霊していた。
砲撃をまともにくらった巨人はというと、上半身と下半身を完全に分断され、地に伏していた。
巨人の体を構成していた泥は、主を失ったかのようにどろどろと重力に従い地面へと広がっている。
「……やったのか?」
いや、本体である魔動人形は頭部に位置していたので、戦闘不能にはなっていないはずだ。
だがさっきからぴくりとも動かない。ショックで気絶しているのだろうか?
「なんにせよ、今がチャンス……だな。――ッ! くそ、頭痛が……!」
あと少し魔動人形が動けばとどめを刺せたのだが、もう魔力が限界のようだった。回復しようにもポーションはすべて使用してしまっている。
なにもしていない状態でも魔力を放出し続けてしまうため、俺はやむを得ずシルバライザーから降りる判断をした。危険だが気絶するよりかはいいだろう。
魔動人形から降りた瞬間、バイクの駆動音が俺の耳へと届く。
「乗れ!」
「おわっ!?」
バイクに乗ってこちらへと走ってきたカティアに腕を掴まれ、そのまま後ろに座らせられた。
……ったく、相変わらず無茶苦茶するなあ。
でも時間的猶予が少ないのも確かだ。ガオウの魔動人形がいつ動き出すかわからない。それまでにリンを救出すればイマジナリークラフターの機能が使えなくなるので、勝ち筋が見えてくる。
「手荒ですまねぇな。仲間のことが気掛かりだろうが、まだ終わったわけじゃねぇ」
「……ああ、わかってる」
ワルキューレは倒れたまま動かない。どうやらシルヴィアは気を失っているようだ。怪我はしていないはずだが、無理をさせてしまったので容態が心配だ。
当然フラムのことも気掛かりだ。巨人の攻撃をまともにくらっていたので、かなり損傷しているはず。それに、二次選考で一緒だった皆の安否も確認したい。
……だが、それらはすべてが終わってからだ。
カティアの言うとおり、今は一刻も早くリンを救出することを優先すべきなのだ。そうしなければ、リンを救うため共に戦った仲間の想いを裏切ることになる。
「――っ! あれだ、あの中にリンがいるはずだ!」
巨人だったものへと近付くと、ガオウの魔動人形が横たわっているすぐ傍に、人間大の球体が転がっていた。
俺とカティアはバイクを降り、膝下までに及ぶ泥でぬかるんだ道を掻き分けながら球体へと歩を進める。
「リンっ! リンっ!」
身体能力の差で、カティアが先に球体へと辿り着き、必死でリンへと呼びかける。
だが、球体からはなにひとつ反応はなかった。業を煮やしたカティアは、球体の開閉口がないかを確認するも、とっかかりのひとつすらないことに絶望する。
「――っくそ! くそっ! 目の前にリンがいるってのに、どうにもならないのかよっ!」
悔しさのあまりか、何度も、何度も、カティアは力いっぱい球体へと拳を打ち付ける。その手からは、血が滴り落ちていた。
「やめろカティア! 素手じゃ無理だって!」
ようやく追い付いた俺は、カティアを羽交い締めにして動きを止めさせた。
カティアも無駄なことだと頭では理解していたのだろう。抵抗するでもなく、すぐにすっと力を抜いた。
「――すまねぇ、頭に血が上っちまった。でもよケイタ、どうすんだよこれ」
「……とりあえず、動かせないか試してみよう。どんなに硬くて重かろうが、球体だし少しでも動けばそのまま転がせるかもしれない」
とりあえずこの場から遠ざかろうと、カティアとふたりで球体を押し出してみようと試みた。
「いくぞ、せーのっ……! むっ、ぐぐぐぐっ……!」
あまり立派ではない筋肉を総動員して、全力で球体を押してみるが、まるでびくともしない。やはり泥の抵抗があって動かすのは無理なのだろうか。
カティアも全体重をかけて目一杯押しているが、ふたりの努力は一向に報われることはなかった。
「はぁ、はぁ……クソッ、びくともしやがらねぇ……!」
「やっぱ、泥の……せいか? はぁ……はぁ」
短時間とはいえ、全力故にかなり疲労感がある。ふたりとも息も絶え絶えになって、額に汗がにじんでいる。
こうなればもう人力ではどうしようもない。俺の魔動人形が使えるようになるまで待つしかないのか?
……いや、ただ無為な時間を過ごすのはやめよう。敵の魔動人形が動き出しかねないんだ、余裕ぶってる場合じゃない。だとすれば他にどんな手段を用いればいいのだろうか。
ふと、ある案が思い浮かぶ。
「……そうだ、中からならどうだ? リンの意識が戻れば、可能性はあるかもしれない」
「そうだな……この球体はガオウの魔動人形が作り出したものだから、中から開くかはわからねぇけど、まだそっちの方がなんとかなりそうだな。で、リンを起こす方法はどうするんだ?」
……提案したのはいいけど、その方法まではまったく考えてなかった。というか、リンは気を失ってるのだろうか。それとも眠っている……?
中からなにも反応がないのでどちらかだとは思うけど、そのへんの状況はどうだったんだろう。
とりあえずその場に居合わせただろうカティアに聞いてみよう。
「なあカティア、そもそもリンは眠っているのか? だとしても、それなりに時間は経っているだろうし、それなりに衝撃もあっただろう。それなら目覚めていてもおかしくないんじゃないか?」
「それはたぶん……そうだな、ケイタには話しておきたい。オレがリンを助けに行ったとき――――」
カティアはGODS本社で起きたことを、神妙な面持ちで話し始めた。
3
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる