異世界召喚に巻き込まれたのにいきなり魔族に間違われましたが!?

怠惰猫

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勇者召喚に巻き込まれたらしい

19▽零の方がチートっぽいんだけど△

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執事さんが布を持ってきている間に零のステータスチェックをしようということになり、今零が確認しているところなんだけど

「ねーねー零。僕鑑定持ってるから零のステータス見てもいい?」

暇だし僕も気になるからね。だからそう言ったら

「ん?別に見てもいいが死鬼と大差ねえぞ?」

「それでもいいじゃん。じゃあ見るからね」

と言って鑑定を使って零のステータスを見る

§§§§§§§§§§§§§

    古城  零
年齢:17歳
種族:ERROR(不明のため表示出来ません)
職業:

Lv:1
HP:25,000,000
MP:26,728,000

速さ:451
筋力:435
防御:583
攻撃:853
  運:──
属性:全属性

【固有スキル】
全属性取得可能  経験値10倍

【スキル  Lv】
剣術      MAX
体術      MAX
弓術      MAX
銃術      MAX
錬金術    MAX

魅了      MAX
威圧      MAX
暗視      MAX
偽装      MAX
千里眼    MAX
鑑定      MAX
高速思考  MAX
並行思考  MAX

料理       MAX
裁縫       MAX
掃除       MAX

【特殊魔法    Lv】
回復魔法      10(MAX)
爆裂魔法      10(MAX)
氷結魔法      10(MAX)
飛行魔法      10(MAX)
空間魔法      10(MAX)
時間魔法      10(MAX)

【加護?】
戦神メイヴィスの寵愛
美神ティファニーの親愛
癒し神エスマラルダの加護
闇神ジャレッドの加護
創造神アデルバードの友愛

【称号】
造られし者
死鬼の守護者
神の友達

§§§§§§§§§§§§§

零のステータスのがチートじゃない?思わず二度見しちゃったよ…
ていうか神の友達って何!?

コンコン

「失礼いたします。布をお持ちしました。」

零のステータスを見ている間に布の準備が出来たみたいで執事さんがドアをノックし

「ああ、入っていいぞ」

と零が返事をした。
そしたら執事さんの他に10人くらいの召使いの方々が両手にいっぱい布を持って入ってきた。
短時間でこんなに布が集まるんだ…お城凄いな
って僕が感心していると

「じゃあベッドに置いといてくれ」

と零が指示を出していた。なんか零慣れた感じだな~僕とは大違いだよ
あっそうだ。零が僕の中にいたから魔法が使えたのかもしれないし試してみよ
と思って飛行魔法を試していたら結構な時間が過ぎていたみたいで服を着た零が声をかけてきた

「死鬼、服出来上がったぞ。これで文句ないか?」

「すごく似合ってるよ」

零はダメージジーンズに白のシャツ、上に黒のコートを着ていた。黒のコートで白い肌や髪が余計目立っているのにすごく似合ってる。凄いな

「なら良かった。あぁ死鬼、髪の色とか変えたいと思うか?」

僕と同じ見た目のはずなのにすごくカッコ良く見える零に見蕩れて(?)いると零がいきなりそんなことを言い出した。

「え?そりゃ変えたいとは思うけど…染めたりすると髪が傷むらしいからな」

「髪を傷めずに変えることが出来るなら?」

「そんな方法があるなら変えたいよ。でも零いきなりどうしたの?」

「いや、俺の髪の色素を死鬼に移せば少しなら髪の色を濃くできると思ったんだよ」

零の発想に驚いた。そりゃ髪は黒に近づけたい。だって髪と眼のせいで友達が出来なかったわけだし。あ~でも零の方が髪の色が濃いんだよね。薄い灰色みたいな感じ。髪の色が零くらいなら友達も出来たのかな?
でもいくら魔法が使える世界にいるとはいえそんなことは出来ないと思うけどな…

「まあモノは試しだ。とりあえずやってみようぜ」

と言って零が僕と額を合わせてきて

「目、瞑ってろよ?」

と言われたので大人しく言われた通りに目を瞑った。
それから2分くらいたったと思う。ようやく零から

「もう目開けてもいいぞ」

と言われたので目を開けたら髪が透けるくらい真っ白になった零が目の前にいた。

「零、髪が真っ白だよ!?」

僕はすごくビックリしてそう言ったのに

「死鬼、自分の髪の色見てみろよ」

と呑気に返された。零が何とも思っていないみたいなので髪の色を確認してみることにした。髪が長いから見やすいな~と思いながら見てみたら
なんと、髪の色が薄茶色になっていたのだ。やっぱり零のがチートなんじゃ…
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