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勇者召喚に巻き込まれたらしい
22▽冒険者のルール△
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説明はしてほしいけど、なんかすごく言い辛いな…と思っていると
「説明してほしい。俺達は何も知らんからな」
と零が堂々と言った。頼りになるな~
「やっぱりいるか~めんどくせぇな。ちょっとこっち来い」
おじさんは受付から離れて奥の部屋に行く扉に手をかけた。受付でやってると迷惑だからかな?
なので僕らは素直について行くことにした。
部屋に着くと、そこには二人がけのソファが一つと一人用のソファが二つ、テーブルが一つだけある質素な部屋だった。僕らは促されたので二人がけのソファに座ることにした。
「さて、冒険者の説明だな。まずはランクからでいいか…ランクはG~Zまである。Gが最低ランクでZが最高ランクな。GFEDCBASSSZの順だ。だがまだZランクの奴は出たことがないな。
次は依頼についてだな。依頼は自分のランクの一つ上のランクまで受けることが出来る。だが失敗したら依頼で受け取る予定だった報酬の半分を罰金として払ってもらう。
連続で3回失敗したら冒険者カードを剥奪されるから気を付けろよ。あと3ヶ月以上依頼を受けないとそれでも剥奪されるな。カードは身分証になるから無くさないように気を付けろ。再発行するには銀貨3枚かかるぞ。
だが、剥奪された場合は厳しい試験があるから簡単には取り戻せない。
三つ目は素材の買取についてだな。素材は依頼を受けた魔獣のモノ以外でも買取をしている。レアな素材だと高く売れるから、あとでガイドブックを渡す。だが薬草とかだと似ているのもあるから気を付けて採取しろよ。
最後にギルドについてだが、さっき話したとおり、ギルドは依頼を受けたり素材を売ったりすることが出来る。冒険者同士の喧嘩などには基本的に不干渉だ。自分達でなんとかしろ。あとロビーは酒場にもなってるから絡まれないように注意しとくといいな。
さて、今までの説明でなんか聞きたいことはあるか?」
Sランクが最高ランクだと思ってたけどZランクなんだね。1人もいないってことはそれだけ凄いってことなのか…
と僕が考えていると零が
「ランクアップをするにはどうすればいい?」
と質問していた。確かに聞いてなかったな
「ああ、忘れてたわ。ランクアップするには依頼をこなしていく方法と、戦ってランクアップをする方法がある。
依頼をこなしていく方法だと自分のランクと同じランクの依頼なら15個受ければランクアップ出来るが、一つ上のランクの依頼だと5個でランクアップ出来る。
戦ってランクアップするには各ランクの試験官と戦って、試験官が合格だと言えばランクアップ出来る」
戦う方が早くランクアップ出来るんだな~みんなそっちでやりそうだから最低ランクの人とか少なそう…
「だが、戦うのはあまりオススメしないな」
「え?なんで?」
ランクアップ簡単に出来そうなのに、試験がそんなに厳しいのかな?
「試験官は最低でもAランクなんだよ。だから基準も厳しいし、自分が大怪我をする可能性もある」
あっそっちなんだ。試験官の人厳しいんだね。その人に勝てたらランクアップ出来るのかな?それなら危ないね。Aランクの人みたいだし
「なるほど。ちなみにランクアップ試験は1日に何回受けられるんだ?」
零、危険だって言われたのにめげてないね。自信があるのかな?僕は痛いのは嫌だけどな~
「何回でも受けられるぞ。受けれる状態ならな」
零がなんか悪い顔してるよ…まさか
「なら今からランクアップ試験を受けてもいいか?」
やっぱり受ける気満々だったんだ…もういいや。どうせなら僕も受けてみよ!もうヤケだよ!
「じゃあ僕も受けます!」
置いてかれるのも嫌だからね!
「説明してほしい。俺達は何も知らんからな」
と零が堂々と言った。頼りになるな~
「やっぱりいるか~めんどくせぇな。ちょっとこっち来い」
おじさんは受付から離れて奥の部屋に行く扉に手をかけた。受付でやってると迷惑だからかな?
なので僕らは素直について行くことにした。
部屋に着くと、そこには二人がけのソファが一つと一人用のソファが二つ、テーブルが一つだけある質素な部屋だった。僕らは促されたので二人がけのソファに座ることにした。
「さて、冒険者の説明だな。まずはランクからでいいか…ランクはG~Zまである。Gが最低ランクでZが最高ランクな。GFEDCBASSSZの順だ。だがまだZランクの奴は出たことがないな。
次は依頼についてだな。依頼は自分のランクの一つ上のランクまで受けることが出来る。だが失敗したら依頼で受け取る予定だった報酬の半分を罰金として払ってもらう。
連続で3回失敗したら冒険者カードを剥奪されるから気を付けろよ。あと3ヶ月以上依頼を受けないとそれでも剥奪されるな。カードは身分証になるから無くさないように気を付けろ。再発行するには銀貨3枚かかるぞ。
だが、剥奪された場合は厳しい試験があるから簡単には取り戻せない。
三つ目は素材の買取についてだな。素材は依頼を受けた魔獣のモノ以外でも買取をしている。レアな素材だと高く売れるから、あとでガイドブックを渡す。だが薬草とかだと似ているのもあるから気を付けて採取しろよ。
最後にギルドについてだが、さっき話したとおり、ギルドは依頼を受けたり素材を売ったりすることが出来る。冒険者同士の喧嘩などには基本的に不干渉だ。自分達でなんとかしろ。あとロビーは酒場にもなってるから絡まれないように注意しとくといいな。
さて、今までの説明でなんか聞きたいことはあるか?」
Sランクが最高ランクだと思ってたけどZランクなんだね。1人もいないってことはそれだけ凄いってことなのか…
と僕が考えていると零が
「ランクアップをするにはどうすればいい?」
と質問していた。確かに聞いてなかったな
「ああ、忘れてたわ。ランクアップするには依頼をこなしていく方法と、戦ってランクアップをする方法がある。
依頼をこなしていく方法だと自分のランクと同じランクの依頼なら15個受ければランクアップ出来るが、一つ上のランクの依頼だと5個でランクアップ出来る。
戦ってランクアップするには各ランクの試験官と戦って、試験官が合格だと言えばランクアップ出来る」
戦う方が早くランクアップ出来るんだな~みんなそっちでやりそうだから最低ランクの人とか少なそう…
「だが、戦うのはあまりオススメしないな」
「え?なんで?」
ランクアップ簡単に出来そうなのに、試験がそんなに厳しいのかな?
「試験官は最低でもAランクなんだよ。だから基準も厳しいし、自分が大怪我をする可能性もある」
あっそっちなんだ。試験官の人厳しいんだね。その人に勝てたらランクアップ出来るのかな?それなら危ないね。Aランクの人みたいだし
「なるほど。ちなみにランクアップ試験は1日に何回受けられるんだ?」
零、危険だって言われたのにめげてないね。自信があるのかな?僕は痛いのは嫌だけどな~
「何回でも受けられるぞ。受けれる状態ならな」
零がなんか悪い顔してるよ…まさか
「なら今からランクアップ試験を受けてもいいか?」
やっぱり受ける気満々だったんだ…もういいや。どうせなら僕も受けてみよ!もうヤケだよ!
「じゃあ僕も受けます!」
置いてかれるのも嫌だからね!
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