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第1章ー森の中のレストランー
そこは、レストラン?
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「はぁはぁはぁはぁはぁ~」
(に、逃げ切った~。つらかったー)
佳奈と優菜は、運動していなかったのか私が山の階段に差し掛かる部分で、もう追いかけてきていなかった。きっと、校門を出てしばらくしたところで、諦めたのだろう。
(なんでも、いいか……それよりも……やばい……)
「ここどこぉぉぉお!」
山に着いたのは、いいが回想してる間に階段を登って右折したのか、左折したのか覚えてないが、それも困ったし。まず、現在どこにいるのかわからない。
(これは、困った。私は、昔から方向音痴なんだよな~こっちに、引っ越してきてから、何回も学校と家を行き来してやっと覚えたぐらいのダメさだったし…)
(まぁ、進んでいけばその内何かあるだろう。山は、なんかお寺とかありそうだし神主さんとかに聞けばなんとかなるわ!)
そして、しばらく登っていった。どのくらい登ってったか、わからないが…足も、棒の様になり体が全体的に重い。
(もう、げん…かい。)
と、思い前を見ると。
…あれは……
………もしや………!
「レストラン?……えっ?!レストラン!!本当にあったんだ!!」
ヘトヘトの体を持ち上げてそのレストランに駆け寄って行き、ドアを開けた。すると、コーヒーのいい香りや。ホットケーキだろうか。とても、甘い匂いがする。
(はぁ~。今の私には、身体に染みる匂いだなぁ~。)
そんなことを思って、浸っていると。
「あ、あの~?お客様??」
はっと、我に戻り。前を向くと、まぁなんとも美形なことだろう。黒髪の爽やか系とは、このことを言うんだろう。切れ長の目の割には、まつ毛が長く。目元にホクロは、特徴的だ。すらっと背が高い。
(この人が、コーヒーでも飲んでたら絵になりそうだな~。)
「あの~?お、お客様ー??」
「ひゃいっ!」
声が裏返った。とても、恥ずかしい。そうとう、頬が赤いだろう。それが伝わってくるぐらい、暑い。
クスクスっと黒髪の男性が笑うと、奥のキッチンから「おい。」と低い声が聞こえてきた。
「おい。斗亜(とあ)。いつまで、やってる?早く客を、奥の机に案内しろ。」
すると、黒髪の男性が。
「あぁ、はいはい。今連れてくよ。水脈(みお)、メニューを。」
その声に反応して、これまた奥のキッチンから。
「ホイホイ~。メニューねぇ~!」
と、かわいらしい声がした。黒髪の男性、斗亜さんが「ここに座ってください。」と席に案内してくれたところに、タイミングよく金髪のかわいらしい目の大きい男の子が「はい!」とメニューを、私に手渡してくれた。私が、見とれていると奥から。
「おい。おせぇ、さっさと注文させろ。」
と低い声とともに、これまた美形の顔が。茶髪の髪に切れ長の目愛想はよくなさそうだが、とても綺麗だ。
「もぉ、瀬成(せな)は、せっかちなんだからぁ~。」
「俺は、正直なことを言ったまでだ。」
すると、金髪の男の子、水脈くんがぷぅっと頬を膨らませると、こちらを振り返って。
「もぉ、全く瀬成はせっかちなんだからぁ~。ごめんなさい!ご注文はー?」
とかわいらしく、聞いてきたもんだから。えーっと、とニコニコしながら見ると…
「えっ?!」
思わず声に出してしまった。
ー続くー
(に、逃げ切った~。つらかったー)
佳奈と優菜は、運動していなかったのか私が山の階段に差し掛かる部分で、もう追いかけてきていなかった。きっと、校門を出てしばらくしたところで、諦めたのだろう。
(なんでも、いいか……それよりも……やばい……)
「ここどこぉぉぉお!」
山に着いたのは、いいが回想してる間に階段を登って右折したのか、左折したのか覚えてないが、それも困ったし。まず、現在どこにいるのかわからない。
(これは、困った。私は、昔から方向音痴なんだよな~こっちに、引っ越してきてから、何回も学校と家を行き来してやっと覚えたぐらいのダメさだったし…)
(まぁ、進んでいけばその内何かあるだろう。山は、なんかお寺とかありそうだし神主さんとかに聞けばなんとかなるわ!)
そして、しばらく登っていった。どのくらい登ってったか、わからないが…足も、棒の様になり体が全体的に重い。
(もう、げん…かい。)
と、思い前を見ると。
…あれは……
………もしや………!
「レストラン?……えっ?!レストラン!!本当にあったんだ!!」
ヘトヘトの体を持ち上げてそのレストランに駆け寄って行き、ドアを開けた。すると、コーヒーのいい香りや。ホットケーキだろうか。とても、甘い匂いがする。
(はぁ~。今の私には、身体に染みる匂いだなぁ~。)
そんなことを思って、浸っていると。
「あ、あの~?お客様??」
はっと、我に戻り。前を向くと、まぁなんとも美形なことだろう。黒髪の爽やか系とは、このことを言うんだろう。切れ長の目の割には、まつ毛が長く。目元にホクロは、特徴的だ。すらっと背が高い。
(この人が、コーヒーでも飲んでたら絵になりそうだな~。)
「あの~?お、お客様ー??」
「ひゃいっ!」
声が裏返った。とても、恥ずかしい。そうとう、頬が赤いだろう。それが伝わってくるぐらい、暑い。
クスクスっと黒髪の男性が笑うと、奥のキッチンから「おい。」と低い声が聞こえてきた。
「おい。斗亜(とあ)。いつまで、やってる?早く客を、奥の机に案内しろ。」
すると、黒髪の男性が。
「あぁ、はいはい。今連れてくよ。水脈(みお)、メニューを。」
その声に反応して、これまた奥のキッチンから。
「ホイホイ~。メニューねぇ~!」
と、かわいらしい声がした。黒髪の男性、斗亜さんが「ここに座ってください。」と席に案内してくれたところに、タイミングよく金髪のかわいらしい目の大きい男の子が「はい!」とメニューを、私に手渡してくれた。私が、見とれていると奥から。
「おい。おせぇ、さっさと注文させろ。」
と低い声とともに、これまた美形の顔が。茶髪の髪に切れ長の目愛想はよくなさそうだが、とても綺麗だ。
「もぉ、瀬成(せな)は、せっかちなんだからぁ~。」
「俺は、正直なことを言ったまでだ。」
すると、金髪の男の子、水脈くんがぷぅっと頬を膨らませると、こちらを振り返って。
「もぉ、全く瀬成はせっかちなんだからぁ~。ごめんなさい!ご注文はー?」
とかわいらしく、聞いてきたもんだから。えーっと、とニコニコしながら見ると…
「えっ?!」
思わず声に出してしまった。
ー続くー
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