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8.Winter song.-吉澤蛍の場合-
芝居(偽物)のキス
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一人取り残された広いリビングではもう恒例かのように寂しさが込み上げてきて、いつものようにテレビの音で誤魔化す。
体育座りしてテレビを見たり、寝転がって台本を読んだり、リビングでの過ごし方もパターンが決まってきた。
ふと思い出す。
主題歌になる曲の歌詞を書けと言われた事を。
再び起き上がってスマートフォンを手に取ると、メモ機能を呼び出した。
─歌詞、歌詞⋯
鷹や月海の気持ちを書くって雪弥は言っていた。
そのまま、鷹に抱いている気持ちを綴れば良いだろうか?
性格的には全く似ていないが、月海の気持ちとは重なる部分が多い。
台本を読み込んでいくと月海は演じやすくて、初めて企画書を目にした時に鷹の性格の方が自分に似ているなんて言ってしまったのも不思議に思うくらいだった。
歌詞作成への集中力は相当だったようで、テレビの音も玄関の扉が開く音も耳に入って来なかった。
風呂上がりの雪弥に至近距離で名前を呼ばれて、時間が大分経っている事に気付く。
「帰って来たの気付かなかった?」
「うん⋯ ちょっと集中してた」
「大丈夫なのか?体は」
「⋯ うん、問題ない」
返事をすると、再びスマートフォンのディスプレイに集中する。
「何してんの?」
雪弥は隣に座ると後ろから手を回して腰の辺りをスッと撫でる。
「歌詞、書けって言ってたでしょ」
「書いたの?見たい」
「まだだめ。
もう少しで出来そうだから、待って」
そう言ってスマートフォンを遠ざけると、雪弥は腰に手を回したまま大人しくテレビに視線を移した。
「⋯ ねぇ、雪弥っていつ台詞覚えてるの?
台本広げてるの見た事無いけど」
「家でも覚えることあるから、蛍がたまたま見てないだけだと思うよ。でも別現場の待ち時間とか寝る前が多いかな。
一晩寝ないと覚えないんだよ、俺。その代わり覚えたらテレビ見てても風呂入っていても台詞が頭の中回ってるけど」
「へぇ。俺は逆に寝たら忘れてる事ある」
目線はスマートフォンから動かさずに、時々ぽつりぽつりと会話を続けた。
確かに、再開した時と今の雪弥の目の色は違う。
今は昔劇団にいた頃の目と同じだ。
成程、これは頭の中で台詞を反復していたのかと納得させられた。
今覚えているとしたらこの後撮る予定のシーンなんだろう。
一緒に住み始めてもう3週間になるのに、家で台詞を合わた事が無いないことに気付いた。
『⋯ 待って、鷹。
俺は大丈夫だから。ただ言われた事をやるだけ』
雪弥は一瞬、驚いた顔を見せたが、台詞を引き継いだ。
『月海は悪く無いのに⋯ 辛い思いさせたくないんだよ。ごめん俺、無力で⋯ 何もしてやれない』
───月海は鷹の胸に頭を預けて、目を瞑ると心臓の音に耳を澄ませた。
『ううん、俺にも改善すべき点はある筈だ。相手が100パーセント悪い、なんて有り得ない』
『月海らしいな』
───頭を撫でる大きな手が気持ち良くて、ああこの人は本当に自身の事を考えてくれているんだ、と安心した。
『鷹はさ、ひばりさんと付き合ってるの?』
『なんだよ、それ⋯ 』
『俺が劇団に入った時からずっと噂されてる』
『初耳だ。俺が好きなのは⋯ 』
───鷹は月海の頬に触れ片手で包み込むと、唇を寄せた。
しかし、触れる直前にピタリと止まる。
この気持ちは悟られても伝えてはいけない。
そんな思いからの行動だった。
月海は鷹を睨んだ。
『ごめん』
──すると月海は鷹の腕を掴み、引き寄せるように押し倒すと、フッと笑ってキスをした。
鷹は状況が飲み込めずにただ驚くばかりだった。
───始めは軽く啄んで、徐々に誘う様に濃厚に。
何度も何度も一方的なキスが続くと、その内酸素を求める様に唇が離れた。
上がった息のまま、鷹に跨った状態で膝立ちになると月海は手の甲で唇の唾液を拭った。
「意気地無し」
その言葉でしっかり挑発してしまった様で、雪弥の目の色が変わったのを見逃さなかった。
腕を引かれた勢いで膝の上に座り向き合い、先程の芝居の様に片側の頬を包み込むと、後は奪う様なキスだった。
芝居であればとっくにカットがかかっているのに、どんどん深まり求め求められる釣り合いの取れた濃厚なキスに、もう拒む気なんてなかった。
雪弥がソファーに背もたれる体制で、まるで自分から求めている様なこの状況が妙に気持ちを高ぶらせていく。
キスに夢中になっている内に、シャツを捲り忍び込んできた汗ばむ手が、腰や背中を撫でた。
雪弥でなければ、例え芝居の稽古だとしても自らキスをするなんて有り得なかっただろうし、例え相手に練習だと言われても拒んだだろう。
ただ一方的に想いを伝える為では無く、想い合ってこそする行為なんだと頭の隅で感じながら夢中で貪った。
時々試すかの様に唇を離されると、逃げた方に身を傾けて、もっととせがむ様に自ら口付ける。
雪弥は口元に笑みを浮かべてまた、深いキスを落とす。
何度かの遣り取りの後、仕上げと言わんばかりにチュッと音を立ててキスをすると、そのまま体を抱き締めた。
「もう勘弁して。このままだと蛍を離してやれなくなる⋯ 」
息の上がった雪弥の声が耳元で聞こえると、背中に手を回してギュッと抱き締めた。
「いいよ」
「⋯ え 」
「だから、いいよ」
「蛍、本当に解ってる?
蛍を抱きたいって言っているんだよ?」
体を離して驚いた表情を見せる雪弥に至極真面目な顔で頷いた。
雪弥は恐る恐る蛍の頬に触れると、ゆっくりと丁寧なキスをした。
まるで力を入れたら壊れてしまうかのように扱う丁寧な両手と唇。
確かめるように何度も触れる。
今までとは違うその感触に蛍は焦れったく感じると、名前を呼んで深く口付けた。
体育座りしてテレビを見たり、寝転がって台本を読んだり、リビングでの過ごし方もパターンが決まってきた。
ふと思い出す。
主題歌になる曲の歌詞を書けと言われた事を。
再び起き上がってスマートフォンを手に取ると、メモ機能を呼び出した。
─歌詞、歌詞⋯
鷹や月海の気持ちを書くって雪弥は言っていた。
そのまま、鷹に抱いている気持ちを綴れば良いだろうか?
性格的には全く似ていないが、月海の気持ちとは重なる部分が多い。
台本を読み込んでいくと月海は演じやすくて、初めて企画書を目にした時に鷹の性格の方が自分に似ているなんて言ってしまったのも不思議に思うくらいだった。
歌詞作成への集中力は相当だったようで、テレビの音も玄関の扉が開く音も耳に入って来なかった。
風呂上がりの雪弥に至近距離で名前を呼ばれて、時間が大分経っている事に気付く。
「帰って来たの気付かなかった?」
「うん⋯ ちょっと集中してた」
「大丈夫なのか?体は」
「⋯ うん、問題ない」
返事をすると、再びスマートフォンのディスプレイに集中する。
「何してんの?」
雪弥は隣に座ると後ろから手を回して腰の辺りをスッと撫でる。
「歌詞、書けって言ってたでしょ」
「書いたの?見たい」
「まだだめ。
もう少しで出来そうだから、待って」
そう言ってスマートフォンを遠ざけると、雪弥は腰に手を回したまま大人しくテレビに視線を移した。
「⋯ ねぇ、雪弥っていつ台詞覚えてるの?
台本広げてるの見た事無いけど」
「家でも覚えることあるから、蛍がたまたま見てないだけだと思うよ。でも別現場の待ち時間とか寝る前が多いかな。
一晩寝ないと覚えないんだよ、俺。その代わり覚えたらテレビ見てても風呂入っていても台詞が頭の中回ってるけど」
「へぇ。俺は逆に寝たら忘れてる事ある」
目線はスマートフォンから動かさずに、時々ぽつりぽつりと会話を続けた。
確かに、再開した時と今の雪弥の目の色は違う。
今は昔劇団にいた頃の目と同じだ。
成程、これは頭の中で台詞を反復していたのかと納得させられた。
今覚えているとしたらこの後撮る予定のシーンなんだろう。
一緒に住み始めてもう3週間になるのに、家で台詞を合わた事が無いないことに気付いた。
『⋯ 待って、鷹。
俺は大丈夫だから。ただ言われた事をやるだけ』
雪弥は一瞬、驚いた顔を見せたが、台詞を引き継いだ。
『月海は悪く無いのに⋯ 辛い思いさせたくないんだよ。ごめん俺、無力で⋯ 何もしてやれない』
───月海は鷹の胸に頭を預けて、目を瞑ると心臓の音に耳を澄ませた。
『ううん、俺にも改善すべき点はある筈だ。相手が100パーセント悪い、なんて有り得ない』
『月海らしいな』
───頭を撫でる大きな手が気持ち良くて、ああこの人は本当に自身の事を考えてくれているんだ、と安心した。
『鷹はさ、ひばりさんと付き合ってるの?』
『なんだよ、それ⋯ 』
『俺が劇団に入った時からずっと噂されてる』
『初耳だ。俺が好きなのは⋯ 』
───鷹は月海の頬に触れ片手で包み込むと、唇を寄せた。
しかし、触れる直前にピタリと止まる。
この気持ちは悟られても伝えてはいけない。
そんな思いからの行動だった。
月海は鷹を睨んだ。
『ごめん』
──すると月海は鷹の腕を掴み、引き寄せるように押し倒すと、フッと笑ってキスをした。
鷹は状況が飲み込めずにただ驚くばかりだった。
───始めは軽く啄んで、徐々に誘う様に濃厚に。
何度も何度も一方的なキスが続くと、その内酸素を求める様に唇が離れた。
上がった息のまま、鷹に跨った状態で膝立ちになると月海は手の甲で唇の唾液を拭った。
「意気地無し」
その言葉でしっかり挑発してしまった様で、雪弥の目の色が変わったのを見逃さなかった。
腕を引かれた勢いで膝の上に座り向き合い、先程の芝居の様に片側の頬を包み込むと、後は奪う様なキスだった。
芝居であればとっくにカットがかかっているのに、どんどん深まり求め求められる釣り合いの取れた濃厚なキスに、もう拒む気なんてなかった。
雪弥がソファーに背もたれる体制で、まるで自分から求めている様なこの状況が妙に気持ちを高ぶらせていく。
キスに夢中になっている内に、シャツを捲り忍び込んできた汗ばむ手が、腰や背中を撫でた。
雪弥でなければ、例え芝居の稽古だとしても自らキスをするなんて有り得なかっただろうし、例え相手に練習だと言われても拒んだだろう。
ただ一方的に想いを伝える為では無く、想い合ってこそする行為なんだと頭の隅で感じながら夢中で貪った。
時々試すかの様に唇を離されると、逃げた方に身を傾けて、もっととせがむ様に自ら口付ける。
雪弥は口元に笑みを浮かべてまた、深いキスを落とす。
何度かの遣り取りの後、仕上げと言わんばかりにチュッと音を立ててキスをすると、そのまま体を抱き締めた。
「もう勘弁して。このままだと蛍を離してやれなくなる⋯ 」
息の上がった雪弥の声が耳元で聞こえると、背中に手を回してギュッと抱き締めた。
「いいよ」
「⋯ え 」
「だから、いいよ」
「蛍、本当に解ってる?
蛍を抱きたいって言っているんだよ?」
体を離して驚いた表情を見せる雪弥に至極真面目な顔で頷いた。
雪弥は恐る恐る蛍の頬に触れると、ゆっくりと丁寧なキスをした。
まるで力を入れたら壊れてしまうかのように扱う丁寧な両手と唇。
確かめるように何度も触れる。
今までとは違うその感触に蛍は焦れったく感じると、名前を呼んで深く口付けた。
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